白馬三山〜不帰ノ嶮〜唐松岳縦走
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,728m
- 下り
- 2,578m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 8:50
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:20
天候 | 8/11 晴れ 8/12 晴れ 8/13 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスターミナル最寄りの第2駐車場はAM4:40着で満車でした。 八方バスターミナルから猿倉までタクシーを利用。 居合わせた人と5名で乗車(¥600/1名) 下山時は八方アルペンライン(ゴンドラリフト+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフト)を利用 (¥1550) |
コース状況/ 危険箇所等 |
要注意ポイントは不帰ノ嶮。不帰二峰北峰が核心部です。 3点支持を確実に実施すれば、さほどビビらずとも通過できるかと。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
そろそろ上級者コースと言われるルートを歩いてみたくて不帰ノ嶮に行ってきました。
猿倉から大雪渓経由で白馬三山、不帰ノ嶮、唐松岳へ縦走、八方池方面へ下山する2泊3日のルートを計画。
八方第2駐車場にAM4:40ごろ到着で満車だったので第5駐車場に移動しました。こちらは半分程度空いていました。バスターミナルから猿倉へ向かうバスの始発はAM6:00。チケット売り場が開くまで待っていると、タクシーが来たので、居合わせた人と相乗りして猿倉へ。これで1時間くらい早くスタートできます。
予定より早くスタートできたのでゆっくり歩きます。
今年は雪が少ないらしくなかなか雪渓に入れません…
せっかく来たのに雪渓が短いのは残念です…
宿泊先の頂上宿舎に荷物を置いて山頂へ。
天候もよく頂上からの景色を楽しんだ後、白馬山荘のスカイプラザでケーキをいただきます(^^)
頂上宿舎に戻る前に丸山に寄り道しました。
雲もなく夜は星空が楽しめそうですが、翌日の難所に備えて1日目の夜は休養に努めることにします。部屋は空いていたので睡眠もよくとれたようです。
2日目は朝4時過ぎに起きて出発。
杓子岳に向かう途中で日の出の時刻を迎えたのでザックを置いてご来光鑑賞。
この日も天候に恵まれそうな予感。難所越えには気象条件が重要ですから、まずはひと安心(^^)
杓子岳に向かうと、山頂と巻き道の分岐点が。体力温存のためには巻き道ですけど、白馬三山縦走ではなく白馬二山縦走になってしまうのは×なので、山頂へ向かいます。山頂まではザレた急登。
この日は登って下りての繰り返し、苦労する分、山頂からの景色は印象的でしょう。次は鑓ヶ岳に登頂。白馬三山達成です(^^)
さて、ここらで朝食にします。早発ちのため朝食はお弁当にしてもらっていました。
ここまでもってくる間にお弁当に汁が漏れちゃっています…
漏れ対策にビニール袋、漏れた後のためにもウェットティッシュは必携ですね。
北アルプスの名峰を眺めながらの朝食は最高(^^)
すばらしい景色にそこから離れたくない気分です。
この先が今回のメインイベント。
比較的緩やかな稜線を歩いて天狗の大下りまでやってきました。
ここでヘルメットを装着して300 mほど下って行きます。
鎖場もあり、いままでの道とはひと味違います。下った先が不帰キレット。ここで一休みして、この先の難所に備えます。
不帰ノ嶮は、一峰、二峰(北峰・南峰)、三峰があり、厄介なのは二峰北峰と言われています。まずは一峰から。一峰は難しくないとはいえ、それなりに傾斜は急なので体力が奪われます…
一峰の頭から二峰北峰を見ると岸壁に登山者が張り付いているのが見えます。
ついに核心部の二峰北峰に取付きます。
足を乗せる場所もあるし、手でつかむ部分もあるので、鎖に頼りすぎず落ち着いていれば困ることはありません。天気がいい分、日差しがきつく暑さに体力を奪われながらも二峰北峰を登頂(^^)
高度感はありましたが、それほど恐怖を感じることなく通過できました。
これで無事に核心部は通過。しかし、ここまでの疲労はかなりのものなので、この先油断して疲労による転倒で歩けなくなることは避けないといけません。
ゆっくり牛歩状態ながらも気を引き締めて歩き、唐松岳山頂に到達(^^)
山頂はにぎやかで、ようやくストイックな雰囲気から解放されました。しばし、山頂からの眺めを楽しんだ後、唐松岳山頂山荘へ。
もはや、小屋でコーラを飲むことしか考えていません。
ようやく小屋に到着して自販機でコーラを買おうとすると、売り切れ…
すぐに補充してくださっていたんですが、まだ冷えていないでしょうからオレンジジュースを注入します。一瞬にして吸い込まれました。
ここまでの疲労を回復するにはまだ足りないので、喫茶メレーズでフローズンなんちゃらと冷たいカルピス(^^)
そろそろ冷えたころだと仕上げのコーラでようやく生き返りました。
八方池方面へは2時間程度で下りられますが、もうこれ以上歩きたくなかったし、この日はペルセウス座流星群の極大日なので流星撮影するために唐松岳山頂山荘で宿泊しました。
夜10時過ぎに寝床を抜け出し、小屋裏の小高い展望台に上がってカメラを三脚に設置。天頂に雲はありませんが、下からどんどん雲が上がってきます。雲の少ない方向にカメラを向けて連続撮影、流星が写っているでしょうか?
それにしても風が強くて寒くなってきたので1時間ちょっと撮影して撤退しました。その間に大小10個くらいの流星を見られました。あとで写真を確認すると流星がかすかに写っていたのが2枚ほど。
最終日は八方に向けて下るだけ。
途中、不帰ノ嶮の稜線を見ながら下りて行きます。下るにつれてガスに包まれ、八方池に映る白馬三山は拝めませんでした(>_<)
2時間弱でリフト乗り場に到着。無事に戻ってくることができました(^^)
北アでもかなり険しそうなコースに行かれてたんですね。
踏破お疲れ様でした。
白馬はいつか行ってみたい思ってましたが、このルートは初めて知りました。
後半のキレットは険しそうですが、稜線からの素晴らしい夕日、ご来光、夜空が見れるとなると頑張れそうですね!
あと、愛車と同カラーのヘルメットがカッコイイですね!
途中で登場するケーキのセレブ感もいいですね
三大キレットの1つ達成しました(^^)
なかなか険しかったですけど、どうにかなりました。
白馬はいいですよ。いろんなルートがあるのでぜひ行ってみてください。
そうなんですよ。ヘルメットは車に合わせてみました(^^)
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