南岳→大キレット→北穂高岳→涸沢岳 日帰り縦走

2016年08月16日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,603m
• 下り: 2,593m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:40
• 休憩: 0:10
• 合計: 13:50

3:00 新穂高温泉駅
4:00 穂高平小屋
5:20 滝谷避難小屋
6:00 槍平小屋
7:30 南岳新道 救急箱
8:30 南岳小屋
8:40 南岳
8:50 南岳小屋
10:10 長谷川ピーク
11:40 北穂高小屋
11:50 北穂高岳(北峰)
13:10 涸沢岳
13:20 13:30 穂高岳山荘
15:30 重太郎橋
16:30 穂高平小屋
16:50 新穂高温泉駅
16:50 ゴール地点

天候

快晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉無料駐車場

コース状況／危険箇所等

■新穂高温泉→槍平小屋
林道なので危険箇所は無し
穂高平小屋手前の夏道使用
沢の水量も問題なし

■槍平小屋→南岳（南岳新道）
救急箱がある2,600mまでの樹林帯はかなりの急登
前日の雨で木の階段と稜線に出てからの木道が滑って危なかった

■南岳→北穂高岳（大キレット）
南岳からの下リ：ハシゴ手前のクサリ場は足場が不安定＆落石に注意
長谷川ピーク：両端が鋭く切れ落ちた稜線だがクサリがあるので問題なし
飛驒泣き：大キレットの核心部だが、ここもクサリと足場が整備されている
北穂への岩場：危険度は低いが体力の消耗しているので慎重に

■北穂高岳→穂高岳山荘
油断していたこの区間。実際歩いてみると痩せ尾根の連続＆クサリとハシゴが連続した登りで体力が消耗していたのもあり相当キツかった。

■穂高岳山荘→白出沢出合
浮石多し。順路のペイントが少なく何度も道を間違えた。

その他周辺情報

ひがくの湯（大人700円）19：00まで

写真

8/16 3:00

前日21時着
駐車は4割ほど

8/16 3:08

今回は槍・穂高方面へ

8/16 3:08

もちろん登山届提出です

8/16 3:44

暗いけど夏道行きます

8/16 4:04

穂高平小屋
テン泊している方もいました

8/16 5:23

滝谷避難小屋通過

8/16 5:24

沢の状態は問題なし

8/16 5:40

北穂が見えた
天気よし！

8/16 5:53

木道が見えたら…

8/16 5:56

槍平小屋到着です

8/16 5:56

南岳へ

8/16 6:00

定期的に標高の表示あり

8/16 6:11

沢登りは途中まで

8/16 6:12

右に入ります

8/16 6:46

急登なのでハシゴもあります

8/16 7:14

大キレットの影だ！

8/16 7:16

これから歩く稜線です
早く行きたいー

8/16 7:25

やっと稜線に出ました

8/16 7:25

救急箱あります

8/16 7:45

トラバースします

8/16 7:49

チングルマ

8/16 7:50

あと40分です

8/16 7:50

もう少し

8/16 8:07

木道から見下ろす

8/16 8:15

あっという間に2,900m

8/16 8:16

もうすぐ

8/16 8:25

南岳小屋が見えてきた

8/16 8:26

南岳小屋到着
海外から単独で来ていた女性の方が大キレットに行くか迷ってました

8/16 8:36

南岳山頂
ガスで何も見えず

8/16 8:53

南岳小屋に戻りヘルメット装着で大キレットへ

8/16 8:56

大キレット楽しみ

8/16 8:55

獅子鼻岩

8/16 8:57

まずはザレた下り

8/16 9:10

ここのアングルが一番好きです

8/16 9:15

続いてクサリ

8/16 9:22

下ったところで振り返る

8/16 9:22

一気に高度を下げます

8/16 9:24

2本のハシゴがあり

8/16 9:26

下ったところ

8/16 9:27

笠ヶ岳

8/16 9:29

2本目のハシゴ
1本目より短い

8/16 9:31

ハシゴの後にクサリもあり

8/16 9:44

しばらくなだらかな稜線が続きます
大キレットの最低鞍部付近

8/16 9:55

常念岳方面

8/16 9:58

北ホへ

8/16 9:58

長谷川ピークへの稜線

8/16 10:07

急な登りに

8/16 10:10

登ったところで振り返る

8/16 10:10

まだ続きます

8/16 10:13

飛騨側を横切る

8/16 10:14

下は断崖絶壁

8/16 10:15

来ました長谷川ピーク！！

8/16 10:15

高度感はあるものの足場もあり

8/16 10:16

この高低差！サイコーです！

8/16 10:18

慎重に…

8/16 10:18

集中して

8/16 10:20

クサリ場のある痩せ尾根

8/16 10:22

足場を使って下へ

8/16 10:23

下ったところで見上げる
ほぼほぼ垂直

8/16 10:24

○と⇔を目印に進む

8/16 10:25

そして飛驒泣きへの稜線

8/16 10:27

長谷川ピークを振り返る

8/16 10:29

いったん下って

8/16 10:30

ボルトに足をかける
ここも慎重に

8/16 10:30

テラス発見

8/16 10:30

座って小休憩
下は無いけど…

8/16 10:31

A沢のコル着
ホッと一息

8/16 10:41

ここから再び登り

8/16 10:41

A沢のコルで休憩している登山者が見える

8/16 10:42

クサリを使って登る箇所も

8/16 10:45

落ちたらヤバイ

8/16 10:46

足場の悪い急斜面もあり

8/16 10:52

更に高い位置からの長谷川ピーク

8/16 10:54

いよいよ核心部の飛驒泣きが姿を表わす

8/16 10:58

ボルトに頼りながら登る

8/16 10:58

クサリが続く登り

8/16 11:01

信州側をクサリと足場を頼りに通過

8/16 11:02

足場に足を置いた状態

8/16 11:03

クサリを使って

8/16 11:12

○×→を確認しながら

8/16 11:15

滝谷展望台はガスガス
残念…

8/16 11:20

あと200mと思いきや

8/16 11:22

ハシゴ付きのこの登り
浮石も多いので注意

8/16 11:26

北穂高小屋が見えてきた
だいぶ疲れきってしまいました

8/16 11:37

北穂高小屋到着

8/16 11:38

遭難発生状況を見ると気が引き締まります

8/16 11:42

テラスも含めとってもおしゃれな小屋でした
泊まってみたい！

8/16 11:44

小屋から数分で北穂高岳山頂です

8/16 11:51

大キレットでゆっくりしすぎたので涸沢岳方面へ急ぎます

8/16 11:52

ホタカへ

8/16 12:00

ガスの中に滝谷ドームが見えてきました
ドームは通らず涸沢側を巻く

8/16 12:06

奥ホヘ

8/16 12:07

涸沢側の岩壁の横を通過します

8/16 12:09

ボルトとクサリを使って

8/16 12:29

中間点の最低のコル

8/16 12:36

ここからクサリとハシゴの連続

8/16 12:40

4mの鉄ハシゴ

8/16 12:41

右上のボルトに足を掛けて

8/16 12:43

長いクサリの岩場を斜めに上がっていきます

8/16 12:43

2本めのハシゴ

8/16 12:44

クサリ

8/16 12:59

ひたすらクサリ

8/16 13:01

集中力が切れているのでクサリを頼りに

8/16 13:02

V字に割れた岩溝を登ります

8/16 13:05

ガスってますが涸沢岳の山頂が見えてきました

8/16 13:09

そして穂高岳山荘も

8/16 13:09

涸沢岳山頂通過

8/16 13:21

今回、時間がないのとガスガスのため奥穂高岳は断念
去年も登ってるので後悔は無し

8/16 13:22

穂高岳山荘でコーラをいただき生き返る（400円）

8/16 13:33

10分の休憩で白出沢を下ります

8/16 13:33

白出沢
途中、大きな浮石で転び右腿を岩にぶつけるアクシデントあり

8/16 14:57

荷継沢
ここでビバークする登山者がいましたが大丈夫だったかな？

8/16 15:17

鉱石沢通過

8/16 15:29

重太郎橋通過
冷たい沢の水で顔を洗う

8/16 16:05

白出沢出合まで戻って来ました
もう少し

8/16 16:58

そして到着ー
疲れたー

撮影機器：

DMC-XS3 Panasonic

感想

432

目標にしてきた日本3大キレット制覇。（大キレット・八峰キレット・不帰ノ嶮）3年かけて最後に残ったのが大キレットでした。

昨年、西穂から槍への縦走を試みるも2日目が雨のため、安全第一で白出沢から下山。今年は連休が取れなかったので南岳新道を登り白出沢を下る日帰り強行スケジュールでチャレンジしました。

時間に余裕をもって当初の予定より1時間早い3時に出発するも、大キレットと北穂ー涸沢間で思っていた以上に時間がかかってしまい、奥穂高岳は断念することとなりました。
反省点：完全にバテてしまい、特に北穂ー涸沢岳間は集中力も切れてしまった。
（時間に追われ休憩・食事が取れなかったのも原因の1つ。）

ただ、大キレットはとても人気のルートで、他のキレットと異なりベテランの方から外国の方・自分と同じく初めてチャレンジする方など様々な登山者との出会いもあり単独感はまったく無く楽しい山行でした。

また機会があったら北穂高小屋で1泊しながらゆっくり楽しみたいと思ってます。

コメント

cota

三大キレット踏破おめでとうございます！
ついにやりましたね〜！凄いの一言です
歩きやすい登山道ではないので、このルートを日帰りってとてもキツイでしょうね
とても楽しそうであり、とっても怖そうな大キレットいつかいけるかな〜

今度の目標はなんすか？北鎌尾根とかでしょうか

432

Re: 三大キレット踏破おめでとうございます！
ありがとうございます
稜線上は思っていた以上に時間がかかっちゃいましたｗ

大キレットいつでも行けますよ〜
※8才の男の子がお父さんと一緒に歩いていたのはさすがに驚きましたが…

目標ですか？何も考えてないんでどこかおすすめあったら教えて下さいー
北鎌尾根とか源次郎尾根とかは怖くて行けません