明神南西尾根〜前穂高岳〜ジャンダルム飛騨尾根
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,457m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
■1日目 7月22日(金)
07:30上高地→08:20明神岳南西尾根取付→11:50明神岳絞→13:50曲懸垂下降→14:10明神岳本峰→15:55前穂山頂
岳沢登山道から南西尾根に取付く。急登だが踏み跡はある。
今日は荷が重い。ロープや登攀具以外にも水を6リットル担いでいる。
V峰を過ぎたら稜線沿いに北へ向かう。途中、疲れているので景山頂はパス。
曲の下降は懸垂2ピッチ。懸垂終わって一登りで本峰山頂。
縦走路のような踏み跡をたどり、15:55に誰もいない前穂山頂に到着。
雄大な景色を独り占め。
■2日目 7月23日(土)
幕地→07:20奥穂山頂→α沢下降点(コブ尾根の頭-ジャンダルムのコル)08:45→09:55飛騨尾根取付点→14:30ジャンダルム山頂→16:00穂高岳山荘
登山者で賑わう奥穂山頂を後に、ジャンダルムへ向かう。
α沢下降点(コブ尾根の頭-ジャンダルムのコル)に荷物をデポし、登攀具や雨具、行動食などのみ背負って、α沢を下る。
多少ガレてはいるが、側壁伝いに降りれば難しくはない。
途中1箇所懸垂下降し、そのまま進むと、右壁が開けてくる。
左から枝沢が入ってくる手前で下降終了とし、登攀の準備をする。
◯1P目、機銑供60m弱
草付きの右壁に取り付く。全く難しくない。
途中、小さな尾根状(D尾根と思われる)を乗越して飛騨尾根主稜上に着くと、そこはT5だった。
ハーケン2枚の支点がある。
◯2P目、+、60m弱
傾斜は緩い適当に進むと、踏み跡が結構付いている。
ハーケンは少なめなので、ボールナッツやピナクルで適宜支点を取りつつ、リッジの右へ左へ進路を取る。
支点いらないくらい簡単ではあるが。
左に張りだしたナイフリッジを過ぎたところでロープ一杯でピッチを切る。この辺りでガスが濃くなり視界が悪くなる。
◯3P目、掘60m弱
ハイマツ混じり。ほんの少しだが歩けるところもある。
全く難しくない。
◯4P目、掘60m弱
リッジのαルンゼ側をトラバース。一部もろいところがある。
掴んでいる最中、ホールドからピシッという音がしてヒヤリ。
◯5P目、掘50m
スラブを登る。ちょっとクライミングっぽくなった。
◯6P目、掘60m弱
ナイフリッジの側壁を進む。ガスで良くわからないが、視界が良ければ、高度感バッチリなんだろう。
スラブを登り右に方向を変え、岩峰の間の溝みたいなところを這い上がってロープ一杯で終了。
右に曲がったところのせいでロープの流れが悪くなる。
◯クライムダウン30m
コンテでゆるやかなクライムダウン。ハーケン2枚の支点があるコルに着く。
◯7P目、掘50m
スラブを登る。
◯8P目、掘30m
広いテラスに出る(T1)。その先は歩けそうなのでピッチを切る。
◯歩きと簡単な登り100m
確保不要、そのままロープを引きずって行く。
30mほど水平&ちょこっとクライムダウン。
その後はゴーロを攀じ登ると山頂直下の登山道に出る。
T5から上がったため、意外と時間がかかった。
ジャンダルム山頂は誰もいない。少し休んだ後はα沢下降点に戻ってデポ品を回収し、登山道で戻る。
穂高岳山荘にツェルトを張り、小屋前の広場で乾杯!
■3日目 7月24日(日)
03:30山荘→岳沢小屋→08:10上高地
2時半起床3時半出発。さっさと降りて上高地へ。
小仏渋滞を逃れるため、風呂に入らずさっさと帰京。
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