霧と雨の縦走そして岩登り（焼岳ー西穂高岳）

2016年08月17日(水) ~ 2016年08月18日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,246m
• 下り: 2,044m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:45
• 合計: 9:10

5:25 中の湯バス停
5:55 5:55 中の湯温泉
6:20 6:25 新中の湯登山口
9:50 9:55 焼岳(北峰)
10:55 11:30 焼岳小屋
14:20 14:20 焼岳・上高地分岐
14:35 西穂山荘

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 3:10
• 合計: 9:40

5:50 西穂山荘
6:05 6:10 西穂丸山
6:55 7:00 西穂独標
7:20 7:20 ピラミッドピーク
8:10 8:55 西穂高岳
9:25 9:30 ピラミッドピーク
9:55 10:00 西穂独標
10:30 10:30 西穂丸山
10:40 11:15 西穂山荘
13:20 13:20 西穂高岳登山口
13:25 14:55 上高地温泉ホテル
15:30 上高地バスターミナル

天候

17日：曇り〜雨のち晴れ
18日：曇り時々晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

【往路】毎日あるぺん号（新宿〜中の湯）23:00→5:00
【復路】毎日あるぺん号（上高地〜新宿）16:15→21:00

コース状況／危険箇所等

●中の湯バス停→焼岳登山口
釜トンネル手前のつづら折りの道を登る。
30分程歩くと中の湯温泉が途中に見え、
そこから更に20分程行くと登山口に出る。
車の場合は登山口に直接乗り入れが出来るので便利。

●登山口→焼岳山頂
登山口をからしばらくすると急登になるが、
30分程登ると斜面は緩やかな樹林帯となる。
その後辺りは開けていくはずなのだが、視界不良のため確認できず。
道は良く整備されており歩きやすい。
山頂直下は岩稜帯となっているので、注意が必要かもしれない。
硫黄の匂いが強い。

●山頂→焼岳小屋→西穂山荘
北斜面はザレた斜面で滑りやすいので注意が必要。
その後緩やかな樹林帯となり焼岳小屋にたどり着く。
西穂山荘までの縦走路は樹林の中をアップダウンを繰り返しながら
進んでいく。展望が開ける所は少ないので景色の変化は楽しめないかもしれない。
雨により道が泥濘んで非常に大変な思いをした。

●西穂山荘→西穂高岳山頂
山荘から丸山を過ぎしばらくは歩きやすい登山道が続く。
独標直下から道は嶮しくなり岩稜を鎖を辿りながら登る。
そしてその先の山頂までの道は明らかに違う世界となる。
両側が崖となっている痩せた稜線を目印を頼りに歩いて行く。
いくつかヒヤッとする箇所があり緊張するが、
確実に三点支持を守れば大丈夫な印象。
戻りの方がやや緊張する。

●西穂山荘→上高地
よく整備された道で危険な箇所はない。
樹林帯をひたすら下る。
登りはやや大変かもしれない。

写真

8/16 22:58

23時新宿西口バス乗り場
深夜バスはワクワクします。

8/17 5:25

翌日5時中の湯バス停前下車。
ここから登るのは自分だけのようだ。
山の上はガスっているが晴れ間も見える。

8/17 5:45

ここから林道をひたすら登る。
長い長い。

8/17 6:24

1時間ほど歩くとやっと登山道へ出た。
ここから新中の湯ルートを辿り山頂を目指します。

8/17 6:56

しばらくは急登が続くが、
やがて斜面も穏やかになってくる。

8/17 7:06

北アルプスの緑を久々に満喫する。

8/17 8:20

登って行くほどに霧が濃くなっていく。。

8/17 9:36

稜線に出ると。。
真っ白な世界でした（笑）

8/17 9:39

ここから岩稜地帯となる。
硫黄の匂いが次第に強くなっていく。

8/17 9:47

霧に包まれた中を目印を頼りに登って行くと。。

8/17 9:50

山頂到着！

8/17 9:50

何も見えず。
風も強いので早々に退散。

8/17 9:55

有名な噴出口もあまりよく見えませんでしたね。

8/17 10:23

下りのザレた岩場は湿って滑りやすくなってました。

8/17 10:58

焼岳小屋到着。
ここで昼食休憩。
バッチを購入。

8/17 11:27

うっすらとだけど山頂が見えました。
登ってきたご褒美でしょうか。

8/17 11:43

西穂山荘を目指します。
ここからはひたすら樹林帯。

8/17 13:00

湿った木の根は滑りやすい。

8/17 12:09

笹薮がすごくて道が見えない箇所もあったりします。

8/17 14:04

途中から雨となり泥濘んだ道は体力と気力を奪っていきます。
ひたすら長い！

8/17 14:21

やっと分岐までたどり着く。
ここまでくればもうすぐ。

8/17 14:37

山荘到着。
もうヘトヘトです。

8/17 17:09

コーヒーで一服。

8/17 15:27

天候もやや回復して丸山が見えました。

8/17 18:03

夕食のおかずはエビカツと肉団子。
とても美味しかったです。

8/17 18:29

人の往来が多い山荘だけあって
ホスピタリティーに溢れた良いところでした。

8/17 18:30

テン場。
晴れてきてます。

8/17 18:32

綺麗な夕日が拝めました。

8/17 18:36

翌朝、曇り。
雨が降らないだけ良しとしよう。

8/18 6:07

西穂高山頂を目指します。
まずは丸山。

8/18 6:49

しばらく登るとうっすらと独標が見えました。

8/18 6:52

独標直下。
ここから急峻な岩場となります。

8/18 6:58

独標到着！
奇跡的に一瞬の晴れ間が。

8/18 6:58

ピラミッドピークが眼前に。

8/18 6:58

むむ。。
随分嶮しそう。

8/18 6:59

反対斜面。
遠くに山荘が見えます。

8/18 7:00

独標を下ります。
いざ西穂山頂へ。

8/18 7:06

またガスってきました。。

8/18 7:20

ピラミッドピーク。
展望は望めず。

8/18 7:28

切り立った崖に狭い足場。
鎖がないとかなり怖い場所です。

8/18 7:47

落ちたら怪我じゃ済まないですね。。

8/18 7:56

山頂直下。
この辺りが一番緊張しました。

8/18 8:52

山頂到着！
30分ほど粘りましたが雲は切れませんでした。。
残念。

8/18 8:57

帰りはより慎重に。
事故はほとんど戻りで起こっているようです。

8/18 9:10

ガスっていて高度感はそんなに感じませんでしたが、
恐ろしい角度です。

8/18 9:22

ほとんどの人は独標で戻っていくみたいで
あまり人とはすれ違いませんでした。

8/18 9:29

ピラミッドピークに戻ってきました。
ものすごいところ歩いてきたんだと実感。

8/18 9:29

わずかに雲が切れて独標が見えました。

8/18 9:33

山頂は見えそうで見えず。。

8/18 9:53

独標への登り。
えげつない角度です。

8/18 10:05

独標から雲の間から上高地が見えました。

8/18 10:09

独標を下り後ろを振り向く。

8/18 11:29

山荘まで戻りデポしたザックを再び背負って
上高地へ下山です。

8/18 12:07

道は良く整備されており歩きやすかったです。

8/18 13:23

間もなく上高地というところで
雨が本降りに。。

8/18 14:52

ハードな山行で疲れた身体を上高地温泉ホテルで癒します。
お疲れ様でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 6s Apple