赤岳 阿弥陀岳
- GPS
- 34:57
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,001m
- 下り
- 1,991m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 4:10
- 合計
- 10:30
天候 | 晴⇄曇→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス 美濃戸口 16:20発→茅野駅 16:50着 月によってダイヤ変更有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【美濃戸口⇄美濃戸山荘】 悪路との前情報でしたが、徐行すれば普通車でも問題無し 【美濃戸山荘⇄行者小屋】 沢沿いの樹林帯 道筋明瞭 ヘリポートが出てくると行者小屋までわずか。 【行者小屋⇄阿弥陀岳】 ガレ場 歩きずらい、中岳のコル以降は岩場に注意 山頂は360°の眺望...らしい。 【行者小屋→赤岳山頂】 文三郎尾根、森林限界を迎えると階段が続く。 マムートエンブレム付き階段は後半に有 小屋尾根に取り付くと以降は岩場登り、強風時注意。 【赤岳山頂→行者小屋】 地蔵仏までは岩場とガレ場、段差のある階段にリズムが合わない。 地蔵尾根、ガレ場は続き、浮石注意。 |
その他周辺情報 | 【温泉】茅野駅よりタクシー約10分 上原温泉 市外600円 |
写真
感想
半年前より計画した八ヶ岳縦走登山は、テントと食材を背負って縦走すると言う、
我々日帰り低山ハイカーにしては壮大な物に膨れ上がっていった。
この不安定な気候により急遽、出発日を1日ずらし、まいにちアルペン号にて美濃戸に向け出発する。
ここで誤算が一つ•••一睡も出来ない。
睡眠不足は翌朝からの登山に影響すると理解しているが一向に眠気が
やって来ることは無く結局目的地に到着。 車中で寝れる精神力と平常心がほしいものだ。
美濃戸登山口までの林道は悪路をイメージしてたが、思いのほか整備されており、普通車でも問題ない事が分かった。 ここから南沢コースで行者小屋へ向かう。 沢沿いの樹林帯を眠い目を擦りながらトボトボと歩く、この時点で早くもテントを張り仮眠する事が直近ね目標に変わってゆく。 ヘリポートが現れ、南八ヶ岳の山容を確認出来ると、眠気も一時的にすっ飛ぶ! 行者小屋はあとわずか。
行者小屋にて一通りの設営と睡眠を取り、いざ予定通り阿弥陀岳へ!
荷物をデポする発想は半年前は考えもつかなかった事。
通っぽい通っぽいと思いながら歩くが、寝起き登山はやはり身体に悪い。
ゆっくりゆっくり歩き、身体を山道に慣れさせ、気づくと中岳のコルに到着。
中岳と赤岳が縦陣形に配置されるアングルに暫し魅了されます。
四方より流れて来る雲でやがて赤岳も姿を消し景観も無くなり、時折僅かに中岳が見えたり消えたり、そんな中、阿弥陀岳最後の険しい岩場をクリアし山頂へ、雲が抜けてくれると信じていたが願いは叶いませんでした。
テン場に戻り夕食の支度。
今になってクリアに見える阿弥陀岳 赤岳 横岳 硫黄岳を恨めしく眺めつつ宴が始まります。 アルコールランプ2個での屋外調理は非常にスキルを必要とし、初実践でかなり苦労しました、問題は風対策とギアの固定ですね。沸かした湯を2回ひっくり返し、持参の燃料の半分を喪失し、最後は主食の麺をぶちまける事件有、一瞬、死がよぎった切なくも楽しい経験をさせて頂きました。次回の課題として3人心に深く刻んだ宴となりました。
翌日朝の天候は晴れ。
予定より1時間押しでの出発、当初は硫黄岳まで行き、赤岳鉱泉へ下りるルート、丁度アルファベットのTを右にバタンと倒したような形のルート設定でしたが、以下の要因でまたもや荷物をデポして赤岳のみ登って地蔵尾根で下りるルートに変更します。
‥係が不安定
朝テンションが落ちめ。
7誅したテントをしまいたくない。
せ笋1時間寝坊した。
文三郎尾根は階段地獄でしたが効率良く2800メートル地点まで上がります。
天候は悪化傾向で、稜線に出ると強風と雨に叩きつけられます。
これより下山するまで天候が回復する事はありませんでした。
最後の100mは岩場で視界が悪い中、絶望感を感じつつ慎重に上がります。
赤岳頂上山荘は冷えた身体を温めてくれ、なかなか外に出る勇気がわきません。
結局1時間半も居座ってしまった、お世話になりました。
とても綺麗な山荘なので、今度山荘泊もいいかも!
勇気を振り絞り、山荘を後にし地蔵の頭分岐より、地蔵尾根で行者小屋に戻ります。
八ヶ岳主稜線が最大の楽しみでしたが、八ヶ岳の女神が微笑む事はありませんでしたね。 そんなに安売りしないわよ〜と言われているようでした。またアタックしますかね!
当初のプランより後半尻窄みな感は否めませんが、八ヶ岳に身を投じる事が出来た事とに喜びを感じ、テント 料理と初物づくめで収穫があり、また課題も出てきた2日間になりました。
山の天気並みにプラン変更する私に振り回された同行した仲間と山荘の皆さん、そして八ヶ岳に感謝致します。
楽しかった、ありがとう!
念願の八ヶ岳、そして本格的なテント泊デビュー、おめでとうございます。
テント泊装備での行者小屋までの道のりは、いかがでしたでしょうか。
テント泊装備の方が、あれこれと試行錯誤の繰り返しが多いと思います。
今回だけでもかなり学ばれたようですね。
天気は残念でしたが、赤岳よりも阿弥陀岳に登ることができたことで、自信につながったことでしょう。
次のレコも楽しみにしています。
行者小屋までは、今思うとあっと言う間だったかも。 最初の林道は長く感じました。
いずれの山頂も登ると天候が悪化し非常に残念でしたが、行者小屋からの景色を楽しめたので今は満足してます。
kenboさんの様に八ヶが近場と感じるだけの体力と忍耐力があればいいのですが....
歳ですね!
テン泊、山荘泊、日帰りフワフワ登山。
バランス良く付き合っていきたいですね〜。
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