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記録ID: 94618
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ハイキング
奥武蔵

板屋の頭(四本松)・スルギ → 子の権現・竹寺

2011年01月02日(日) [日帰り]
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GPS
03:55
距離
10.2km
登り
832m
下り
770m

コースタイム

吾野駅    08:20
前坂     08:50-08:55
板屋の頭   09:20
タカソリ山  09:35
六ッ石の頭  09:50
スルギ    10:00
子の権現   10:25-10:35
豆口峠    11:00
竹寺(鐘楼堂) 11:15-11:20
竹寺     11:25-11:50
小殿バス停  12:15
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
西武秩父線 吾野駅
(帰り)
小殿バス停 12:29-(国際興業バス)-13:15 東飯能駅
コース状況/
危険箇所等
今年の初詣を兼ねて、足腰の神様として信仰されている子の権現と、そこから関東ふれあいの道で結ばれていることから、組み合わせて歩かれることも多い竹寺という、計2箇所の山寺を巡ってきました。
吾野駅から子の権現までは、すでに2度歩いている浅見茶屋経由のルートではなく、登山地図が赤破線で描いているスルギ経由のルートを選んでいます。道はか細いながらも、不明瞭になることもなく続いていました。少なくとも草木に勢いのないこの時期であれば、迷うようなことはないでしょう。ただし前坂とスルギとの間には少々岩っぽい箇所の急登が2回あって、逆方向に歩く時は急降下になるので要注意箇所となりそうです。
吾野駅
2011年01月02日 08:19撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 8:19
吾野駅
前坂を右折してスルギへと向かいます
2011年01月02日 08:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 8:47
前坂を右折してスルギへと向かいます
板屋の頭(または四本松)は三角点ピーク
2011年01月02日 09:19撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 9:19
板屋の頭(または四本松)は三角点ピーク
タカソリ山(地形図の532m標高点)
2011年01月02日 09:32撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 9:32
タカソリ山(地形図の532m標高点)
ここが六ッ石の頭だと思います
2011年01月02日 09:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 9:47
ここが六ッ石の頭だと思います
スルギでは倒れた道標が斜面に立てかけられていて、指示標が示す方向が曖昧になっていました。ここは左折します。
2011年01月02日 10:00撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 10:00
スルギでは倒れた道標が斜面に立てかけられていて、指示標が示す方向が曖昧になっていました。ここは左折します。
子の権現
2011年01月02日 10:30撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 10:30
子の権現
子の権現のシンボル、鉄の大ワラジ
2011年01月02日 10:26撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 10:26
子の権現のシンボル、鉄の大ワラジ
豆口峠には三角屋根だけの小屋がありました
2011年01月02日 10:57撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 10:57
豆口峠には三角屋根だけの小屋がありました
竹寺の鐘楼堂
2011年01月02日 11:17撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 11:17
竹寺の鐘楼堂
竹寺の本殿登り口の鳥居には「茅の輪」がかかっています
2011年01月02日 11:34撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 11:34
竹寺の本殿登り口の鳥居には「茅の輪」がかかっています
竹寺の本殿
2011年01月02日 11:35撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 11:35
竹寺の本殿
小殿バス停(道路の向かい側の待合所とトイレ)
2011年01月02日 12:13撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1/2 12:13
小殿バス停(道路の向かい側の待合所とトイレ)
撮影機器:

感想

西武秩父線はガラガラでしたが、吾野駅で降りたのもたったの6人。私を含めて全員がハイカー姿でした。地下通路で駅の反対側に回ってから、すぐに山道に取り付きます。登り始めはやや傾斜がきつく感じられましたが、次第に歩きやすい道に変わりました。

前坂からスルギ方面へは、石灰石採掘のために山が削られて、尾根道は消滅しています。このため一旦かなり下って車道を歩かされたりしました。再び尾根に取り付いた後は、いくつかの小さなコブを越えていきます。中には少しだけ手を使う必要のあった岩尾根の急登もありました。岩の上に落ち葉が乗って滑りやすかったので、下りだと少し気を遣うでしょう。

三角点峰の「板屋の頭」(「四本松」とも呼ばれるらしい)に到着すると、葉を落とした木々の間からはいくらか展望があって、北西には子の権現の駐車場らしい建物と、これから歩く予定の、そこへと続く尾根が見渡せました。また東側にも、越上山や顔振峠のあたりが見えていたようです。
木に括られた白いプレートには、道案内がこまごまとした文字で書かれていた様子ですが、かなり薄くなって判読が難しくなりつつありました。

少し先でルートから僅かに外れて、「タカソリ山」(地形図の532m標高点)に寄り道をしてみましたが、樹林の中の全く面白味のない場所で、木の幹に巻かれたテープに山名が書かれていただけ。すぐに引き返します。この寄り道の分岐点には何の目印も見当たりませんでした。

再びちょっとした急登があって、その後に「六ッ石の頭」というピークも通過していきますが、そこには山名が書かれたものは何もありません。従って確信はないのですが、地面には石が6つくらい転がっていたので、たぶんその場所で合っていたのではないかと。

スルギはY字路になっていましたが、倒れた道標が斜面に立てかけられている状況。指示標が示す方向が曖昧になっていて、次にどちらに進むか少し考えさせられました。結果的には左折するのが正解で、右折は吾野方面へ下る道だったようです。

スルギを過ぎると、次第に道幅が広がり、傾斜も穏やかになって、歩きやすい道に変わります。スルギ〜子の権現の間は一般登山道だと思っても差し支えなさそうでした。ただし子の権現側の起点にはハッキリとした案内は何も出ていないので、逆方向に歩く場合には駐車場の下に道を見つけて入っていくことになります。

子の権現では思っていたほど人出は多くなく、落ち着いてお参りできました。ここのシンボルとも言うべき鉄製の大ワラジの写真も、ちょうど人のいない時に撮れています。

子の権現から先は「関東ふれあいの道」で安心して歩けるルート。しばらく歩いて豆口峠まで来ると、三角屋根だけの小屋があり、その隣には「神送り場」という習わしについての解説板が立っていました。が、小屋とその風習との関連は読み取れず、ちょっとモヤモヤとした感じが残ります。

さらに進むと、「竹寺へ(下道)5分」と「鐘楼堂を経て竹寺へ」との分岐がありました。鐘楼堂については事前に何も調べてこなかったのですが、時間には余裕があったので、まず先に鐘楼堂に寄っていくことにします(実は最終的に小殿バス停に下るのであれば、鐘楼堂は竹寺の後に寄ったほうが効率的なのですが、それが分かったのは鐘楼堂に着いてからでした)。
鐘楼堂への道は緩やかな道でしばらく登り続けていき、着いたのは地形図の581mピーク。南東側が開けていて展望もありました。鐘は自由に撞いても構わないようなので、今年の山行の無事を祈願しつつ、1回撞かせてもらいました。

竹寺では、記帳ができたり、精進料理が食べられたりする本坊の周囲には、結構人が出ていました。正月らしく、本坊では甘酒が無料で振る舞われたりもしています。しかしそれとは対照的に、本殿の周囲は人がまばらで意外なほどひっそりしており、ほとんどお参りに来る人の姿もありません。このため1人で静かに、登り口の鳥居にかかっている「茅の輪」をくぐって、本殿を参拝してきました。

最後は小殿バス停に向かいますが、少し登り返したところで、鐘楼堂から直接下ってくる道を合わせると、あとはグングンと下ります。引き続き「関東ふれあいの道」ですが、道が下りに変わると、深く抉れたり段差の大きな箇所が現れたりして、あまり歩きやすい道ではなくなりました。

小殿バス停に着くと、バス停のベンチにはすでに先客がいましたが、道路の向かい側には待合所とトイレが建っていて、待合所の椅子に腰掛けて飯能駅行きのバスを待つことができました。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2011_01_03/mt2011_01_03.html#20110102

写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2011-01-02

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