観音平から赤岳まで
- GPS
- 29:46
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,947m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:40
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
盆の山行がボツになり大いに凹んでまして、同じく会の合同山行が中止になって悲観にくれていたLDさんを誘って、盆明けの週末、急遽、八ヶ岳の南側から赤岳を目指しました。
そんな事情があったんで、天気がイマイチそうなのは含み置きつつ、土日のみの週末2日間の山行きであっても今回ばかりは意気込みが違います。
なんとか確保できた松本行夜行バスで早朝に松本着、松本駅から在来線で小淵沢へ、タクシーで観音平へ移動して山行き開始。
歩き出してからしばらくするとポツポツ降ってきまして、その後も降ったり止んだり、晴れ間が見えたり曇ったり。
なもんで、編笠山山頂に至る頃にはガスまみれに加えて雨の調子もそこそこで止む気配はなし。
初八ヶ岳のLDさんには少々キツイ洗礼となったかも。
その後も降ったり止んだりで、稜線上ではガス立ち込め、青年小屋から権現岳に至る途中からは岩稜気味の道行きに移行、本降りになったり小雨になったりの雨中行軍が続く。
権現小屋では購入したソフトドリンクを飲みながら、雨の威勢が緩まるまで少し休憩させていただく。
小屋番さんが親切な方であれこれお話を伺う。
で、しばらくして先に進むんですが、先ずは権現岳のピークを踏んでキレット小屋方面に。
以降も雨の威勢は衰えることなく、そのままキレット小屋に到着。
テントの手続きをして、テン場に移動して場所を選定する。
こちらのテン場は張れる数が10張りほどと聞いていたので、最悪は小屋に素泊まりとなるかとしていたが杞憂でありました。
我々の他に二張あったのみ。
まあ、こんな日に山に分け入り、わざわざテント泊する物好きなんて知れたもの。←ウチラのことですが。
LDさんは初の雨中でのテント設営、雨中テント泊体験となりました。
翌朝、暗いうちから起きだして、見上げてみますと星空が広がっています。
赤岳の稜線もくっきりとうかがえます。
赤岳へ至るまででももってくればなあ、と祈るような気持ちで準備を進めます。
5時過ぎにキレット小屋のテン場を出立、登山道に生え茂る雨に濡れた葉に足元を濡らしつつ登り往きますと、やがて草木は途切れて岩稜の登山道に移行。
濡れていなければなんでもないんですけどね、危うい感じは否めず、ゆっくり慎重に足を上げて登り往きます。
快晴の中、眺望を眺写真を撮りつつ赤岳山頂に至る。
LDさんにとっては初の赤岳山頂でした。
山頂に至る頃よりガスが上がってきたこともあり、
雨中行動はもう堪忍なんで、最短ルートで下山することにします。
けど、ちょっとだけ遠回りということで地蔵尾根を下りますと、展望荘前でブロッケン現象が見やれたり。
行者小屋からは南沢を下って美濃戸山荘へ、美濃戸口の赤岳山荘に至りお終い。
その後、稜線上はガスに覆われたり取れたりで大きな崩れはなかったよう。
若干惜しい気はするものの、そんなもんでしょう。
お風呂に入って、バス待ちの間、生ビールで反省会をば。
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