白馬岳〜唐松岳・リベンジ不帰ノ嶮を越えろ(テント泊)
- GPS
- 52:33
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,180m
コースタイム
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:03
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:44
天候 | 1日目 雨 2日目 曇り 3日目 晴れ/曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■ゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぎ栂池自然園へ 1920円 ■八方リフト、ゴンドラ 1550円 手回り品(15前幣紂440円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■栂池自然園〜白馬大池 大きな岩の積み重なる道、物落としたら回収不能 ■白馬大池〜白馬岳〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘 快適な稜線歩き ■天狗山荘〜不帰ノ嶮〜唐松岳 天狗ノ大下りは危険箇所に鎖あり 一峰までは問題なし 二峰(北)までが核心部、鎖・ハシゴで整備はされている 三点支持で慎重に。足場・手掛かりはあるので鎖に頼らない方が良いと思う 二峰(南)からはストック出してOK! 三峰は西側を巻いて唐松岳へ ■唐松岳〜八方尾根・八方池山荘 さすが人気のコースです。登山者が多くなるので行き交う時は声を掛け合おう |
その他周辺情報 | ■温泉 みみずくの湯 600円 さほど広くは無いが、露天風呂もあり泉質はアルカリ性で いいお湯でした |
写真
装備
備考 | 汗止めのバンダナ等があればよかった 汗が目に入って痛かった |
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感想
昨年は悪天候の為、不帰ノ嶮越へを断念し鑓温泉から猿倉へ下山した
鑓温泉は最高に良かったのだが、リベンジを果たすべく今回は大雪渓からではなく
栂池から不帰ノ嶮越へにチャレンジ、唐松岳を目指す
列島周辺には台風がウロウロ、台風一過とはならず残念。
1日目はRWを降りると雨、今年も合羽を着てのスタートになった
途中から雨は止んだが、展望はほぼ無し
白馬大池にテントを張り終えると、また雨が降って来た
夕食はテントの中でのコンロ使用となる
テン泊初心者の自分としては、少しビビリながらの飯作りとなる(笑)
2日目、予報は曇り。雨だけはカンベンと願いつつ出発
雷鳥坂に雷鳥の姿は無い、ヨシヨシ
展望はというと、西側は時折ガスの切れ間に雪倉岳・朝日岳などが見え隠れ
している、遠くには日本海も
東側の展望は天狗山荘に着くまでほとんど無かった
白馬岳・鑓ヶ岳は去年に続きガスの中、杓子岳は迷う事無く巻き道を進む
鑓ヶ岳手前では雷鳥一家に出会った、ヒナを五羽も連れていた
天狗山荘にテントを張ると、夕方には雲も切れて目の前に白馬鑓ヶ岳が
姿を現した、全貌を見るのは初めてだ
上空には珍しい彩雲が、急いでシャッターを切った
明日の天気に期待する
天狗山荘はいいね〜 テン泊者でも自炊場を使わしてくれる、ありがたい
ビ〜ルがうまい!早めに就寝。
3日目、やっと来ました最高の天気!
雲海の上には御来光、鑓ヶ岳も紅く染まる、早々に出発
天狗尾根にでると極上の展望が待っていた
西には、剱・立山、日本海も望める、前方には去年歩いた後立の峰々
その奥には、槍・穂高も連なる
しばし最高の稜線散歩となったのだが、しかし7時前だと言うのに
東側から雲が涌いてきて、あっと言う間に展望が無くなる
でも、稜線は越えられず押し戻されている
西側の剱岳の眺めはしばらく楽しめた
天狗ノ大下りを注意して降る、一峰まではさほど問題なしだが
目前には二峰の迫力ある岩壁が威圧してきた、いざ突入!
核心部は二峰だ、手掛かり・足場はしっかりしている
鎖も使いつつ慎重に高度を上げる
テン泊装備でこれだけの岩稜は初めてだ
剱岳はアタックザックだったし、さすがに重い
落ちたら怪我では済まない
あのフレーズが頭をよぎる「ヤバイヨ・ヤバイヨ〜」
二峰(北)に着いた時にはホットした、少し休んで二峰(南)へ
ココから先はストックが使えて楽できた
三峰を越へ唐松岳到着
頂上から返り見る不帰ノ嶮は、ガスに覆われその嶮しい岩稜は望めなかった
しかし、確かな達成感とともに心の眼に焼き付ける。満足・満足!
唐松岳頂上山荘で昼食休憩、その後は八方尾根を花摘み(写真で)しながら
八方池山荘に降った、疲れた身体にソフトクリームが美味かった。
かくして、おやじチャレンジ「不帰ノ嶮越へ」は達成された
めでたし・めでたし。
おわり
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