大同心稜より横岳・赤岳・阿弥陀岳縦走

2016年08月25日(木) ~ 2016年08月26日(金)

• GPS: 14:19
• 距離: 21.6km
• 登り: 1,884m
• 下り: 1,886m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 1:40
• 合計: 6:33

距離 10.4km 登り 1,396m 下り 360m

5:50 赤岳山荘
5:55 美濃戸山荘
6:39 堰堤広場
7:31 7:53 赤岳鉱泉
8:01 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
9:33 10:15 大同心
11:06 横岳（奥ノ院）
11:12 11:14 無名峰
11:17 11:33 横岳（三叉峰）
11:39 11:43 石尊峰
11:44 11:47 鉾岳
11:52 11:58 日ノ岳
12:04 12:08 二十三夜峰
12:18 12:19 地蔵の頭
12:23 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 2:11
• 合計: 7:03

距離 11.2km 登り 497m 下り 1,530m

6:02 赤岳天望荘
6:26 6:35 赤岳頂上山荘
6:41 7:06 赤岳
7:09 7:10 竜頭峰
7:10 7:14 赤岳
7:16 竜頭峰
7:17 7:19 赤岳
7:54 7:55 文三郎尾根分岐
8:13 8:17 中岳
8:32 8:38 中岳のコル
9:01 9:37 阿弥陀岳
9:58 9:59 中岳のコル
10:16 10:22 中岳のコル登山道水場
10:44 11:05 行者小屋
11:31 11:40 赤岳鉱泉
12:20 12:21 堰堤広場
12:53 12:58 美濃戸山荘
13:05 赤岳山荘

稜線に出てから、とくに2日目は写真メインのゆったり縦走です。

天候

25日　朝方晴れのち霧　26日晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

大同心稜は大同心基部までは立派な踏み跡がついていますが、バリエーションルートです。右側が切れ落ちた大同心基部のトラバース、詰めの断層帯の岩壁地帯を登るには3球程度の岩登りの経験・技術が必要です。ルートファインディングをあやまれば、シビアな局面医に陥ります。

写真

大同心沢分岐

立派な踏み跡

樹林帯の中の急登

大同心が見えてきた

この一瞬、青空が見えた

大同心基部に到着

大同心を見上げる

大同心基部をトラバース。右側は切れ落ちている

浅いルンゼを登る

残置シュリンゲ

断層地帯が見えてくる

ドームの上にクライマーの姿

セカンドをビレー中のクライマー。雲稜ルートの最終ピッチと思われる。あとで、大同心ノ頭でお会いすることになる

断層帯を突破する弱点のチムニー。左右どちらもいけそうだが

より弱点のある方をえらぶ

チムニー登ったところから下を振り返る

大同心は霧の中へ

稜線へ続く斜面

最後のコマクサが残っていた

大同心ノ頭で先ほどのクライマー氏と写真を取り合い、話をさせていただいた。聞けば私より4歳下だけで、しかも娘さんがパートナーとのこと。うらやましい限りだ。（のちにヤマレコユーザーのmmakiraとわかりました）

横岳−赤岳の稜線から大同心を振り返る

翌日は晴れ。赤岳から阿弥陀岳へ写真を取りながらのんびりと縦走。

感想

kabigonx

　はっきりしない不安定な天候の中で、晴れそうな2日間を狙って、写真メインで横岳-赤岳-阿弥陀岳の縦走を楽しんできました。次の計画もあるので体力の余力を残しておきたいので、赤岳展望莊止まりの1泊2日の行程です。それではあまりに安易なので、登路に大同心稜をえらび、スパイスをきかせました。使う予定はなくとも、ロープも含めて最低限の登攀具を背負い、予定通り登ることができました。
　また、大同心雲稜ルートを登攀されていた同年配（といっても私より4歳若い）のクライマーの方（ヤマレコユーザーでした）と出会うことができ、まだまだやれることがあると勇気づけられました。

コメント

mmakira

写真ありがとうございました
登攀写真、青空を背景にドームが綺麗に撮れていました。また私のヤマレコにコメントいただきありがとうございました。私も結婚を機にクライミングをやめました。（妻の父との約束）当時は休みの関係と、上を目指す結果として単独登攀（フリーソロも含む）が多かったので、義父のおかげで生き残ったのかもしれないと思っています。その義父も２年前に亡くなり、待ってましたとばかりに仲間からクライミングジムに誘われ、眠っていた物が目覚めちゃったようです。休みが水曜日のみなので皆さんのように多くの山行ができるわけではありません。当然日帰りの強行軍が多くなり、日々のトレーニングが欠かせません。かなりきついですが、今のところ目標に向かう充実感のほうが勝っているので楽しいですね。山の仲間はもとより妻、子供たちまで巻き込んで楽しんでます。またどこかの山でお会いできます事、楽しみにしております。お互い、先はそう長くないので今できる事はすぐ始めないと・・ですね。