記録ID: 950422
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
北ア 立山(立山周回反時計回り、内蔵助小屋泊)
2016年08月26日(金) ~
2016年08月27日(土)
富山県
lecielbleu
その他8人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 4:45
天候 | 8月26日 AM:晴れ→11:00頃からガス PM:13:00頃から雨 8月27日 AM:曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿都庁前発23:00→(毎日アルペン号室堂行)6:30バスターミナル到着 (2)復路:室堂 室堂発11:20(立山高原バス・美女平経由12:20ケーブルカー)12:27立山駅 立山駅12:46(富山地鉄)13:49富山駅 富山駅19:11(JRかがやき514)21:19東京駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(1)コース概要 室堂起点の雄山から、反時計周りに、別山迄周回し、室堂に戻るコースです。 通常は、はや立ちすれば、7時間弱なので、日帰りで周回します。今回の山行は、 雨天考慮と劔御前小屋の混雑を避けるため、真砂岳下の内蔵助山荘に宿泊しました。 (2)コース状況及び危険箇所 一ノ越〜雄山山頂:今年何度かこの登山道を歩いていますが、今回が道が一番整地 していた感じがします。念のためヘルメット着用しましたが、落石にあたるような 浮石などは、意外に少なく感じました。 雄山〜富士ノ折立:夏道でマーキングもわかりやすく、前方をよく見て、進めば 特に問題となる個所はありません。ただし、登山道は、山崎カール側が切れている 部分もありますので、砂地の登山道では滑らぬよう注意したほうが、よいでしょう。 大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)への登り場所が、毎度のことながら、 わかりにくくなっていますので、山頂部は広くなっていますが、登り方を間違えて 回り込んでしまうと、山崎カールや黒部側の切れた部分に出くわします。両方の ピーク共に、縦走路からは外れているので、手前の広いところで荷物をデポして、 登ると良いでしょう。大汝休憩所は営業中です。 富士ノ折立〜(真砂岳)〜内蔵助山荘 富士ノ折立からはガレ場を下ります。途中マーキングが薄くなっているところが ありますが、先の登山道を目で追いながら、踏み跡を追えば、問題なく下ることが できます。大走り付近の分岐手前からザレ場も出てきます。真砂岳に向かう道の 進行右手(北東側)尾根にほどなく山荘が見えてきます。真砂岳に近づくと、分岐 が出てきますが、縦走路でも真砂の巻き道もあるので、真砂を踏みたい方は、右 に進んでください。その先、更に分岐があり、右に行けば、内蔵助山荘です。 内蔵助山荘〜(別山〜別山乗越)〜雷鳥沢 特に指摘するような個所はありませんが、別山(南峰・お社)から北峰に行く際は、 北東方向に進みます。縦走路に巻き道があるので、残雪期危険の看板がある部分から 登れば南峰へ。直進すれば巻き道です。お社のある南峰から進むと、乗越に出て 剣沢方面に下ることができます。そのまま進めば、剱御前小屋のある別山乗越に つきます。剱御前小屋では、剣沢別山方面、剣山荘方面、大日方面、雷鳥沢方面に 分かれています。迷うことはないですが、別なルートに進まないでください。 別山乗越からの下りの雷鳥坂は勾配もきついので滑りやすいです。雷鳥沢のテン場 も眼下に見えるので、目が先に行きがちですが、足元にも目を配って下りれば問題 ありません。 雷鳥沢キャンプ場〜室堂 室堂まで、ジグザグに山荘・ホテルを回りながら、1本道を登っていきます。地獄谷 方面はいけないようになっているので、ロッジ立山、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘、 みくりが池温泉ホテル、ホテル立山の順に標識に従って、行くしかありません。 雷鳥荘付近は、風向きにより有毒ガスを吸うことがあります。危なそうなときは ぬれタオルを口と鼻にあてて進むようにしてください。 |
その他周辺情報 | 1.登山届 室堂駅バス改札横に相談所があり、受領してくれます。 メール等事前に出しても良いと思います。 富山県警宛メール http://police.pref.toyama.jp/cms_cat_police/108020/kj00010157.html 2.下山後の温泉 室堂:みくりが池温泉、雷鳥荘 富山までの沿線: 立山付近のホテル・温泉、または地鉄不二越駅下車スーパー銭湯 満天の湯 http://www.manten-yu.co.jp/toyama/ 富山駅周辺銭湯:駅から循環市電荒町駅(5分)下車2分 藤の湯 http://www.furoya.or.jp/guide/detail.php?id=31 3.内蔵助山荘 改築後5年の新しい山荘。別山と真砂岳の間で、穴場。特に劔御前小屋の混雑 を避ける上では、空いていて、落ち着ける山小屋でした。トイレは水洗で、 ペーパータオルの設置されているほど。60名収容の2階建て。山荘前の眺めが 素晴らしく、劔岳の頭から八ツ峰も見えます。 http://yama-goya.jp/kita-alps/tateyama/kuranosukesanso.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ハイドレーション
食器
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
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---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
ファーストエイドキット
ツェルト
自炊食材
|
感想
室堂から、五色ケ原経由で下り黒部湖で1泊し、翌日針ノ木古道をやる予定が、2年連続で悪天候予報で、谷の遡上が見送りになり、代案で1泊2日の立山周回をしてきました。剱御前小屋ではなく、泊まったことがない内蔵助山荘の小屋泊。真砂の直下ですが、できて5年の新しい山荘に、空いた状況でゆったりできました。雲海越しの白馬三山や、五龍、鹿島槍が見える風景は、水墨画のようで、印象に残る絶景でした。来年再度チャレンジの針ノ木古道。鉄砲水がない8時間の遡上時間を確保するには、梅雨明け10日間を狙うしかなさそうです。
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