3泊4日-テント担いで室堂から【薬師岳】晴天の登山

- GPS
- 72:45
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 3,436m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:54
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:16
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:50
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:54
ただし休憩(10分以上)らしい休憩は、全く取らずに歩きました。
目立った山頂でも10分も滞在無し。
時々、水飲んだり、羊羹食べたりの1分〜数分のみ立ち止まったのみ。
| 天候 | 快晴で真昼間はとても暑い。半袖でもいいくらい。 午後三時頃からは風が冷たくなり午後7時には寒い。 夜中の気温は10度以下程。テント内部は五色ヶ原では5度前後。 朝方などは寒いが行動着レインウエアでは暑い。極薄手の多少風通すシェルがおススメ。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路)折立から有峰口駅へバス、そして地鉄で室堂へ(自家用車回収) ※折立線のバス運行日注意 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
★越中沢岳から(南進)の下りなど片側が切れている。 またすれ違い等困難 ★浄土山〜獅子岳など周辺の下り道などにて、山側でなく崖側など 一見綺麗に踏み固まられているが、荷重掛けると【一気】に 崩れる事があった。片足が見事に滑って崖斜面に足が出た。 体は登山道に重心あったんで落ちる事は無かったが。 足の置く場所にも注意が必要かと。 まったく体幹のみでは支えられなかった。 ★全体的に浮石がとても多い。ハイカットシューズ必携! |
| 予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
装備
| 個人装備 |
40Lテント泊ザック
春夏登山靴
スパッツ
登山用靴下
3季トレッキングズボン
コンパクト極薄シェル
薄手手袋(夏季)
レインウエア1式
行動食類
昼食
ジェットボイル1式
予備GAS
防水マッチ
電子ライター
メディカルセット
ヘッドライト
単4予備電池
ガーミンGPS
GPS用 単3予備電池
カメラ
Wストック
ハイドレーションSYS(2L)
予備プラティパス
テント1式
シュラフ
テント内銀敷マット
着替え等
コンパス
国土地理院地形図
腕時計
携帯電話(予備バッテリー)
偏光サングラス
笛
ミラー
日焼止
かゆみ止め
サンダル他
|
|---|---|
| 備考 | シュラフカバー |
感想
今回は、ちょっと縦走してみました。
9月からは折立バスの運行も変わるので思案し、室堂から折立へ決定。
<初日>室堂〜五色ヶ原テント場へ
・・・コース難易度★★
この日は浄土山への登りが一番かも。そこからはガレ場の下りや、
獅子岳への上り下り、乗越からの登りなどアップダウン。
初日らしいウォーミングアップでした。
テント場は五色ヶ原山荘から10分木道下った所。
山荘で受付しテント場へ行くように。
一番の懸念材料は、五色ヶ原の水場。でも前日の雨のお蔭で
沢水が出るので、加熱すればOKでした。
(受付時に予め山荘で飲み水貰ったらいいかも?)
夜は風が強く、気温10度以下。寒くて寝れない!
とは、なりませんでしたが、寒くて熟睡できず。夜空は満点。
<2日目>五色ヶ原〜スゴ乗越小屋テント場へ
・・・コース難易度★★★★★
この日が一番きつめ。
登山では当たり前ながら、汗水たらしながら無言で登り切った高度を
無情にも下って行く、、、
鳶山や越中沢岳、スゴの頭などアップダウンが続きます。
気温の暑さも効いて、バテ気味に。
しかし下りなどで滑ったら、”要救”になるやもしれません。
もちろん左右所々が、斜面切れてるので落ちたらヤバい。
行方不明になる事必至。
気合入れながら、ほとんど休憩らしい休憩無しで歩き続けてました。
テント場はスゴ乗越を登り切った広い場所。
ザック置いて先の山小屋で受付。
良い時間だったので昼メシは山小屋でカレー頂きました。
おかげでチョットだけメンタル上がった気もします。
これで翌日へのエネルギー充填。ここも夜は前日同様気温低め。
水は山荘脇の”間山の湧水”でとても美味しかったです。(そのまま飲める)
風は強くは無かったです(周辺に木々があったんで)
でも風音ゴーゴーは響いていた。
夜空は満点。夜間のトイレに行きたくない気温。
<3日目>スゴ乗越小屋〜薬師峠テント場へ
・・・コース難易度★★★
今朝はAM2時に早く目覚めたので、4時から登山へ。
→昼は暑いので正解でした。
タイミングよく、1時間で稜線の間山で日の出みれた。
多少ジグザグ登りながら稜線に上がり小ピーク先端に立つ。
ここから進行方向に対し、”左側”は崖なので尾根の右側面である、
マーク目指し大岩ゴロゴロを飛石しながら進みます。
次第に高度を上げて、北薬師へ。
(※北薬師岳頂上の寸前は注意です。東風の場合は
左側の崖へ押されますので歩行注意。)
見上げると、先には薬師岳が見えます。
祠とひとらしき影が見えます。
しかしコッチ(薬師から北へ)に来る人は殆どいません。
薬師岳への道は尾根道は片側キレているので安全に慎重に。
(翌日にヘリで浮石での骨折した要救助者の事案有ったそうです)
もっとも慎重に行けば問題ありません。
北薬師から1時間程で【薬師岳】へ。
室堂から長かった〜〜)^o^(展望はとてもイイですね。
登った事ない山々が見えます。
どなたかが、『あの山は***だ、あれは○×△だ。』
など他の人に一生懸命に自慢気に説明してる人がいましたが
ご苦労さまです。登った事ない山々を言われても、
全く耳に入っていない様子。
登山者が下から多く登ってくるので、そそくさと下山へ。
薬師岳小屋で5分小休止して、テント場の薬師峠へ(1時間)。
枯れ沢みたいな場所を下って行きます。
そのうちに沢水?が出ている所を過ぎたらもうすぐ。
ここのテント場の水は、とても冷たく美味しい。
個人的に一番ウマカッタ。
水場横のトイレも綺麗です。
広くて居心地イイですね。テン場の管理建物?の山側にも
★隠れた?★テント場ありました。静かかも。
8/27以降は管理常駐してないので太郎小屋まで受付へ。
御腹も空いてバテバテなんでマジに太郎平小屋までの
20分も歩けん・・・ホント炭水化物切れると歩けんですね。
で、小屋で<大盛りウドン>食べてしまった・・・汁も飲んじゃった〜〜
2名で普通盛りウドンを2杯頼むなら大盛り1杯を2名で食べるのも
ありかも??
夕飯はアルファ米戻してお茶漬けとサバ味噌。
ここも夜は気温低め。夜空は満点。
<4日目>薬師峠〜折立へ
・・・コース難易度★
この日は下山のみ。
結構な登山者が登って来ました。
そういえば100名山でしたね。人気有りです。
登山口からは、少し急で登りにくい道ですが、全体的に歩きやすい。
樹林帯抜けると緩やかに石混じりの登山道です。
9時過ぎに折立に着き、バス待ち。
10:20乗車し、11:10に有峰駅前下車(終点)。¥4900/2名
有峰駅から地鉄で立山駅へ¥820/2名
これで下山完了。
今回、登山中は快晴で、とても眺望が良かったです。
縦走なゆえに、山々の景色が近づいたり、遠ざかったり、
はたまた、変わらなかったり。
連日景色が良すぎもイケませんね・・・
景色に見惚れすぎてもイケないので<気合>で歩き続けた。
数百メートルの<登り>でも、普段なら大したことないが、連続には
ため息でも出る感じ。
とにかく、何も考えずに登る事に集中。
休憩も、ザック下して5分程度で切り上げたのも良かったかも。
体が冷えると足が動かん。
時々浮石を踏んでしまう。お蔭でローカットシューズだったら
足首捻挫しかねない捻りも幾度かあったが無事クリア。
今回の私たちのポイントは、
通常の大型ザックでは大きい(重い)ので、道中にバテそう。
それに大ザックでは中途半端な詰め込み具合だと中身動くし余計重い。
なので、”40Lザック”にパンパン*キッチリ詰め込み。
私のザック総重量は16kほど。居住、山道具など専用。
ツレのザックは食糧専用。13k程。
飲み水は1.5〜2Lのハイドレーション。テント場に着くころは
半分程減っていた。翌日のために減水分のみ水補給。
テントはロール状梱包だと入りにくいので折りたたんで平らにし隙間へ。
張り綱は必須。金属ペグは要らんでしょう。
着替えは最低限の予備1セット。(寝るときは枕がわり)
食事は乾燥米中心、昼は(できたら)山小屋で。他はカロリーメイトや
満足バー等のシリアルバー類
テントマットは以前はロール式エアマットでしたが、外付けZマットへ。
これで、だいぶ圧縮できました。
テントに慣れない方は失敗しやすいですが、テント泊にあたって
下界の気温と大きく違います。
快晴の真昼間の尾根道は真夏ですが、夕方からは気温が下がりとても寒い。夜中零時〜明け方の気温は7度程度だった。
標高低めの薬師峠の気温も10度程度。(風吹くと手がかじかむ)
ダウンジャケットやフリースは必須。
寝る時はウール長袖やウールタイツ等を着込んだ方が寝れます。
山荘の方曰く、2,3週間後には初氷だとか・・・
そういえば木道に霜がついてた。
風邪ひいたのか?よく明け方にゴホっ!ゴホっ!と咳をしている
方が多いです。
元気な体力のある方は、、、
<五色ヶ原>から、<スゴ乗越>を通り過ぎて<薬師峠>まで
行けるかと思います。
また<室堂>から<五色ヶ原>を通り過ぎて<スゴ乗越>へ行く事も
可能かと。
しかし、山荘と山荘の間にはエスケープできる個所や水場はなし。
疲れ切っても、次の山荘まで頑張らねばなりません。
今回は山めしメニューに大いに悩みました。
1つ解ったことは、(半ば気付くが)連日アルファ米は飽きる、とい事。
熱湯で戻した後に、酢飯にする事や、茶漬けにすると食欲進む。
やはり食事次第で明日のテンション変わります。
色々思案させられた登山でした。
.▲襯侫(董↓(缶で無い)常温保存ビニルパックのサバ味噌やイワシ煮魚、(缶で無い)コンビーフ、っ稍劼荏如↓ゥップスープΕロリメイトД譟璽坤鵐僖鹽々入山日の朝に買った唐揚
ラーメンや梅干しとか酢飯素や佃煮持って行けばよかったかな。
道中にもやはり同様な工程組まれた方々にも会えて感激。
みなさん、遠方からの登山の様でホントお疲れ様です。
折立に到着時に、皆さん安全に下山できて良かった。

















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