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ハイキング
甲斐駒・北岳
鳳凰三山【青木鉱泉周回コース/↑ドンドコ沢↓中道】
2016年09月05日(月) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 2,017m
- 下り
- 2,033m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ(山頂はガスガスでしたが霧が心地よかったです) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
朝3時起きして中野駅までマイチャリで移動 中野駅4:25発---JR中央線---6:59着韮崎駅7:10発---山梨中央交通バス---7:55着青木鉱泉BT 復路: 青木鉱泉BT17:00発---山梨中央交通バス---17:55着韮崎駅18:36発---JR中央線---21:23着中野駅 中野駅にてマイチャリを回収 交通費:JR=青春18きっぷ1日分(2370円)+山梨中央交通(片道1500円+荷物代200円)×2 韮崎駅⇔青木鉱泉のバスは往復同じ運転士さんでしたが、林道(結構な悪路です)に入ってからのハンドルさばき、ルートファインディングはお見事!でした! バスの運転士さんの話:1台が乗客+荷物になると20人がやっとのため、乗客の多い時には増車対応もするそうですが、縦走コースの終点でもあるためなかなか乗客数が読めないこともあるそうです(特に最終便は) 回送待ちも含めて余裕をもった計画で。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【青木鉱泉〜南精進滝】 ドンドコ沢の右岸をなだらかに進みます。増水時には山沿いのコースを利用するようです。沢沿いから離れ樹林帯をじわじわと登り詰めると南精進滝に到着します。ここまでは比較的歩きやすいです。 【南精進滝〜白糸滝〜五色滝】 ここからは樹林帯ですが、山道が今までと一転し岩混じりの急登になります。岩は安定していますが、ギャップが大きいため結構きついです。ところどころですが木の根っこ等にもつかまり登った箇所もあります。白糸滝からさらに急登を同じように登っていくと落差が見事な五色滝に到着します。 【五色滝〜鳳凰小屋】 今までとはうって変って比較的傾斜のユルイ樹林帯コースを進みます。途中非常にきれいな水の水場もあります。ドンドコ沢を左に見ながらの河原歩きののち少しずつ登りつめると鳳凰小屋です。水場、ベンチなど設備も充実しています。 【鳳凰小屋〜地蔵岳】 近道の分岐を右に進むと、地蔵岳へのプロローグ。標高を上げるために傾斜がきつい登りを進むことになります。樹林帯を越えて砂地の斜面に入るといよいよシンボルのオベリスクが視界に入ります。視界に入ってからのジグザグ砂地の登りが非常に長いものに感じられるぐらい進みませんが頑張って歩を進めましょう。上り詰めるとお地蔵さんたちがお出迎え。右にはオベリスクがひかえる地蔵岳山頂です。 【地蔵岳〜観音岳〜薬師岳】 ここから赤抜沢ノ頭まではハイマツ帯を抜け賽の河原の砂浜を歩きます。途中、鳳凰小屋からの近道が合流する地点までは岩稜帯を進みますが、今までのような急激なアップダウンはありません。砂地の道を少しずつ進むと観音岳に到着。さらに同じように砂浜の稜線散歩を繰り返し、頂上に巨岩の塔が並ぶ山頂が薬師岳です。 【薬師岳〜中道登山口】 目印や踏み跡は明瞭なので迷うことはないかと思いますが、かなりの激下りです。また下部に進むにつれて木の根っこの張り出しも多くなりますので滑って転倒に注意が必要です。なだらかになり笹薮をこれでもかと進み、九十九折りをじわじわと何度も繰り返し、ようやく壊れた小屋が現れると中道登山口です。 【中道登山口〜青木鉱泉】 ここから青木鉱泉までは平和な林道歩きですが、とにかく長いです!精神的に疲れます ※今回は最終バスの時刻を鑑みた上で撤退時間を設定した「行けるところまで」を目標としての山行のため、各滝への寄り道やオベリスクへの登頂などは省きました。危険個所や迷いやすい場所などは特にありませんでした。 |
その他周辺情報 | 青木鉱泉は閉まっていました。月曜日だからかもしれませんがお出かけになる際には事前確認をした方が賢明です。当然、宿泊もできないでしょうし…自販機の電源も入っていませんでした(ジュース飲めると思ったのに(涙))。帰りにバスが立ち寄った御座石温泉からは湯気が出てました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
タオル
ストック
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感想
笠ケ岳の反省から荷物の軽量化と登山前、登山中の充分な栄養補給、場合によっては撤退もやむなしと臨んだ今回の山行。気候に恵まれたのか、栄養状態がよかったのか、荷物が軽かったからか、いつでも止められると気楽だったからか…結果、無事最終バスの発車までに青木鉱泉に帰還することができました。山地図のコースタイムだとトータル12時間のコースですが、登りの時間がかなり長めに計上してあるように思われます。のんびり滝見物をしたりするためのものでしょうか?今年は(今年もか…)本物のビーチには行かなかったので砂浜歩きもできて楽しかったです。水着ギャルはいなかったですが…しかし帰りの中道の笹藪や林道の長いこと長いこと…余裕でゴールかと思いきや結構カツカツでした。最後まで楽はさせてもらえなかったですね。
あと、台風が近いせいなのか、月曜日にしても登山者が非常に少なく、鳳凰小屋までの登りで4名、鳳凰小屋で1名、地蔵岳で1名、稜線で4名、中道下山道で0名との遭遇でした(鳳凰小屋スタッフは除きます)。バスの運転士さんも始発から最終までダイヤ通り運行しなければいけないんだけど、お客さんがいないと張り合いがないと仰ってました。空車を何度も往復お疲れさまでした。しかしながら、この運転士さんの林道でのハンドルさばきやルートファインディング(轍がひどいので)は非常にお見事でした。一般車でも難儀しそうな道なのに(汗)
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またしても詳細レポ有難うございます。
未踏の地なので、これからじっくりと研究させていただきます
やっぱり青木鉱泉ルートはいいですね!
オリベスク、私も早く見てみたいものです
こんにちは 是非お越しください 海に行かなくてもビーチ気分が味わえますよ。水着も日焼けオイルも忘れずに 青木鉱泉にせよ御座石温泉にせよかなりの悪路ではございますが、皇海山の栗原川林道を走破されたヨシさんのテクなら余裕ですよ
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