黄金色の大池塘より北アを臨む 苗場山 小赤沢ルート
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 880m
- 下り
- 870m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
津南からがえらく遠いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まずまず 湿り気多し 9合目と山頂との間の林間区間が一番滑りやすく嫌らしいかも。 コースタイムは、坪場から下しか、真面目に歩いていません。景色良すぎて自然とそうなります。台地まで、登り二時間、下り一時間二十分でした。 |
その他周辺情報 | 小赤沢温泉 日帰り入浴500円 鉄鉱泉と思われる。いい湯です。 岩魚定食1200円 山菜料理のつけだしが豊富でうまかったです。 志賀高原へ抜けてそのまま観光というのも乙かと思います。 |
写真
感想
せっかくの三連休も中日が、稜線で暴風雨予報では裏銀座から水晶、赤牛アタックは不可と判断。
ならば土日では遠くて厳しいところへ、初日勝負。そのまま、実家へ寄ってまったりすることとしました。
ショートコースで、下山したら、観光、温泉巡りをメインにと考え、秋山郷からの苗場山としました。
昨年も苗場山はかぐらスキー場側から来ておりますが、まあ、ルート帰れば別山ですし。
山頂は大池塘を道なりに堪能できるし、ショートコースで天候悪化してもリカバリーしやすいしたいう狙い。
秋山郷自体初な上、夏場は秋山郷〜志賀高原〜草津のルートが使えるため、夏の志賀高原を眺めつつ、草津方面の温泉にも巡ろうかと。
こう書くと山は二の次みたいだが、苗場山が良かったです。
登山口で出発前、中秋名月は一日遅れで綺麗に表れました。
苗場山は山頂部に広がる巨大な池塘と草紅葉の織り成す、田に似た景色が圧倒的であり、他に類を見ない名山だと改めて思いました。
その草紅葉はさながら黄金色の稲穂の如し。
苗場山の名通りの見事な様。
昨年は霧で遠景が見えず残念だったが、今回はそれが見えたのがすごいです。
特に西方は、北アが白馬から槍穂まで一望され強烈でした。
志賀高原の焼額山が、槍と重なるのは新しい発見。
北アについては今頃はあのあたりにいたはずなのにと思うものの、今回の安全策は正しい判断だったと信じたいです。
北ア手前ではやはり、妙高、火打が素晴らしいです。秋山郷西側の鳥甲の異様と合わせ、朝日を受けて美しいばかりでした。
南には浅間、草津白根が見えます。
東は、山頂東まで行かないとよく見えないので、神楽峰方面への下りだしの位置まで行ってみました。
東には仙の倉から谷川稜線、巻機山周辺が、その南には武尊、赤城、奥に尾瀬周辺が見えたかと思います。神楽峰、筍山と、かぐらスキー場トップ、苗場スキー場トップが見えます。
残念ながら、昨年、今年と行った越後三山は見えず。
神楽峰東面ではよく見えるのだが、霞んだせいか、雲のせいか、今回は見えず残念。
いずれにせよ、眺望を見れた上に、草紅葉が見え、満足しました。
帰り、台地から下る前に西に見えるやや踏みあとが見えるピークまで行って見ました。途中までは草の上で快適です。しかし、その先は道なき道を踏みあとが探しつつ、掻き分け進む上にそのピークは何も見えず。籔漕ぎがキツイ上にリターンが少なく、途中でやめておくことをお勧めします。
苗場山山頂域の全容を見れて良かったかな。
結局苗場山山頂域に二時間半弱滞在したらしいです。お陰でだいぶ時間はかかってますが、満喫できたと思います。
下山後は麓の小赤沢温泉は、書いた通り素晴らしかったです。
切明は、河原の湯を味わえず残念。
鳥甲、佐武流、岩菅山登山口を確認したことに意味があるかと。
鳥甲はかっちょいいけど見るからに険しいですね。
当面は自重しつつ、気が落ち着いたら考えたいと思います。
また、志賀高原ではスキーで通ったころを懐かしみました。
1日で横手山付近、熊の湯付近と、ジャイアント〜焼額山の梯子をやった頃が懐かしく、競技スキーに目覚めてからは西館山、ジャイアントでガンガン滑り込んでいたころを思い出しました。
いずれまたスキーとしても再訪したいなと。
横手山については、渋峠リフト、または横手山リフト+エスカレータでは行けるのですが時間帯的に天気が怪しく、渋峠リフトで行ってみましたが、動かない分寒くて叶わないのでしなれないことはしないほうが良かった気がします。
ただ、志賀高原の笠はなかなか立派でした。
芳ヶ平もきれいでした。
草津白根の豪快な火口脇を走り、草津に走り抜けました。
正直草津白根の湯釜付近が荒れ果ててみえ、心が痛みました。
御釜を観に行ける日は来るのでしょうか?
草津では西の河原公園、温泉を満喫。
足湯があったり、温泉までバリアフリーのスロープがあったりと隔世の感ありです。
そして、草津で夕立にあいながら車に戻り、実家へ帰りました。
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