踏んだり蹴ったりの中央線南部縦走、〜九鬼山〜倉岳山〜最後は”天と千尋”のモデルの場所へ


- GPS
- 11:42
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,447m
- 下り
- 2,550m
コースタイム
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 11:57
シャツを落として探しに戻って15分ロス。
高指(馬場ボッチ)の間違った巻道で5分ロス。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿橋駅から御前山登山口までは標識が無くて分かり難かったです。御前山登山口には標識があります。出だしから暫くは草を刈っていないので濡れます。 御前山は縦走路から20mほど離れていますが、山頂の見晴らしは今回のルートで一番良かったのでお勧めです。 九鬼山から高畑山の区間は、所々に放置された倒木が有ったり、登山道が見えないくらい草で覆われている所がありました。多くの区間は実線の登山道ですが、部分的にはバリルート位に分かり難かったです。また今回の東から西に向かい場合、高指への最後の登りより、左にトラバースする道の方が明瞭で赤テープもあり、そちらに引き込まれてしまいました。踏み跡も結構あったので間違う人が多いようです。 他にも山頂で地図に載っていない明瞭が踏み跡があり、標識が無いのでどちらに進もうか迷った箇所もありました。 高畑山からは、標識もちゃんとあり、下草も刈られて分かりやすかったです。 下山地の四方津駅の正面に出ますが高い壁で行けません。一見して右に回りこめそうですが、ここは左に線路沿いに進むとトンネルをくぐって駅に出られます。 |
その他周辺情報 | 四方津駅の駅前に、ドームに覆われた物が上の山に延びていますが、このドームの中にエスカレーターと斜行エレベータがり、上まで無料で運んでくれます。山かと思ったのは丘で、上には住宅展示場の様な高級住宅地が広がっています。スーパーもあり、見晴らしも良いです。天と千尋の神隠しの出だしで、車で引っ越し先の丘の上の住宅地に向かうシーンが有りますが、そのモデルになった場所だと言われています。一見の価値が有るので電車の待ち時間に登ってみて下さい。但し斜行エレベータは片道4分ほどかかり、来るのを待つ時間も有るので、20分以上は時間をみておいた方が良いです。 |
写真
感想
三連休は夜行日帰りで北アルプスに行く予定でしたが、三日とも天気予報はいまいちでした。ぎりぎりまで待って諦め、せめて土曜日だけでも近場を歩くことにしました。場所は迷った末に未踏の中央線の南側に決め、終電車で行って藤野駅から大月まで歩く予定でした。余裕をみて終電の1本前の電車に乗ったのですが、人身事故が和田町駅の近くであり、暫く出発を見合わせるとのアナウンス。10分待っても再開の目処は立たず、JR中央線の最終には間に合わないと判断して帰宅しました。
新たな登山計画を作って提出している時間も無いので、youtaroさんの昔のレコを思い出し、相模湖まで車で行って始発電車で大月に行き、計画ルートを逆向きに歩く事を思いつきました。時間が無いので藤野駅までは無理なので、途中の駅に下山するということです。午後11時10分くらいに戻って、寝袋などを車につめこんで11時30分過ぎに出発。この時間なら16号も空いている思っていました。ところが東名町田の少し先で渋滞にぶつかりました。1.2キロなのでそんなにかからないだろうと思っていたら全く進まず、40分もかかってしまいました。おかげで相模湖大橋の駐車場に着いたのは1時20分過ぎ。4時53分にアラームをセットして寝たので3時間位しか眠れませんでした。
猿橋駅に着く直前、猿橋駅から登る方が主脈の稜線に沿う事に気づき、急きょ降りたのがケチのつけはじめでした。登り口への道しるべが有ると思ったら有りません。こちらかなと思った方向に歩いていると、広い道路とその横を登る細い道が有ります。広い道路を歩いているとどうも違う気がして、細い道の方へ引き返しました。その道沿いに行くとお墓で行き止まり。GPSを見ると沢沿いに道が有るので、無理やり下ってみるとやっぱり変です。結局また最初の広い道路に戻り、少し先に行くと登山口の印が有りました。かなりの時間ロスです。下草が刈られておらず、濡れそうなのでスパッツを装着してやっと登山になりました。ずっと実線の道のはずですが、あまり整備されていない感じでした。
遅れているので縦走路から少し外れる神楽山はパスしたのですが、同じく外れる御前山はお腹も空いてきたので寄ってみました。これは大正解で今回のルートで最も見晴らしの良い山頂でした。九鬼山で次の休憩を取ったのですが、暑くなったのでTシャツの上に着ていたシャツを脱ぎ、干していると進行方向から今日初めての人が登ってきました。女性二人のパーティーですが、僕と同じで天気予報が悪くて急きょ近場にしたそうです。
脱いだシャツをザックと首にかけて出発したのが、次のミスにつながりました。途中で落とした事に気づき、探して引き返す事になりました。正に踏んだり蹴ったりです。。。道は思ったより荒れており、下草も刈られていないし、地図に載っていない明瞭な登山道らしき踏み跡が有るのに、道しるべが無いので迷ったりで時間がどんどん過ぎていきます。新大地峠から高柄山を越えて上野原駅に下山するつもりでしたが、諦めて1つ手前の四方津駅に降りました。
これが幸いし、前に天と千尋のモデルになったという、丘の上の住宅地が四方津駅から行けて、しかも無料の斜行エレベータで昇れる事が分かりました。電車を1便パスして乗って見たのですが、なかなか面白い所で楽しめました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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自称・秀麗富嶽十二景推進ガールのLiccaでございます。
大月周辺、よく歩いていたのでわかります
コモ○しおつのエレベーターも何度か乗車経験ありますが、 私も猿橋
から御前山への登山口を見落とし、2度目でコンプリート
先日は塔ノ岳にスマホを忘れたことに花立山荘過ぎで気付き、バカ尾根
を引き返す大ミス
9月とはいえ、低山の藪こぎは半端ないですよね・・・(これも先日、
塔ノ台で体験
そして、なんといってもこの不安定なお天気続きと、天気予報のハズレ
具合
秋本番までには・・・秋晴れの山歩きがしたいものですね
Futaroさん、こんばんは。
以前、倉岳山から九鬼山周辺を歩いた時の自分の記録を
読み直してみたのですが、Futaroさんのコメントと
同じで、鈴ヶ音峠から九鬼山の間は藪っぽい場所も多く
破線路と思った方が良いと書いてありました
そして、今回、引きこまれそうそうになったという
巻道ですが、まさにその道を逆方向から歩きました
Futaroさんであれば、突板峠から鈴ケ尾山を経由して猿橋へ
抜けるバリルートも楽しいかもしれません
このあたりの山(特にもう一本南の道志の主脈など)は好きなので
これからの季節、また相模湖大橋近くの駐車場を使う機会が
ありそうです
いて使えないことがあり、注意なのですが。。。
Liccaさん、秀麗富嶽十二景推進ガールとは知りませんでした。
富士山が好きなのですね
猿橋から御前山への登山口、Liccaさんも迷いましたか。僕だけじゃないんですね。あそこは下山に利用すれば迷う事は無いと思うんですが。。。
ところでスマホを忘れたのは痛いですね。僕は休憩時にザックを忘れてそのまま出発し、後で取りに戻った事があります
天気、今年は異常ですね。毎週の様に台風が来るし
youtaroさん、こんばんは。
コメントを見てyoutaroさんのレコを探しました。3年前なので覚えていませんでしたが、自分もコメントを書き込んでいますね
12月7日は良いタイミングの様ですね。岩殿山の駐車場を使うとは自分は思いつきませんでした。大月駅06:00発→梁川駅06:10着の電車利用も流石です
何より歩くのが速いですね
この辺りの山々、もう少し歩いてみます
ところで突板峠から鈴ケ尾山を経由して猿橋へ抜けるルート、僕の地図だと破線で載っています。それとは別にバリルートがあるのでしょうか?
Futaroさん
このあたり、12月が多いようで。。。
下記、突板峠から鈴ケ尾山を経由した時の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-780773.html
おっしゃる通り、破線路でした。厳密にいうと、突板峠から直進したので
ほんのすこしだけバリでしょうか。しかし、この直進部分より、鈴ケ尾山
を過ぎてからの破線路部分の方が手強かった印象があります。
youtaroさん、こんばんは。
面白そうなルートなので、11月か12月に歩いてみます。もっともyoutaroさんのペースでは歩けないので、もう少し早く出発するのと前半を少し変えると思いますが
突板峠に鈴ケ尾山の標識が有ったので、登山地図には載っていないけど普通の道の様です。尾根沿いの明瞭な踏み跡が有ったのを覚えています。youtaroさんのレコを見ると、鈴ケ尾山から先が落ち葉で道が不鮮明で迷っていますね。気を付けなければ。。。
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