念願の南アルプス 鳳凰三山縦走！（夜叉神〜白鳳峠）

2016年09月23日(金) ~ 2016年09月24日(土)

• GPS: 30:07
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,124m
• 下り: 1,976m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:52

距離 7.8km 登り 1,270m 下り 191m

6:54 夜叉神峠登山口
7:46 夜叉神峠
7:51 7:53 夜叉神峠小屋
9:07 杖立峠
10:06 10:09 火事場跡
11:06 苺平
11:46 南御室小屋

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:00

距離 9.0km 登り 733m 下り 1,767m

6:01 宿泊地
6:42 6:43 砂払岳
6:48 6:49 薬師岳小屋
7:29 7:43 鳳凰山
8:02 8:06 鳳凰小屋分岐
8:45 アカヌケ沢の頭
9:01 9:04 地蔵ヶ岳
9:21 9:22 アカヌケ沢の頭
10:02 10:04 高嶺
10:48 10:49 白鳳峠
12:33 12:41 白鳳峠入口
12:56 広河原・吊り橋分岐
13:01 広河原インフォメーションセンター
13:01 ゴール地点

天候

1日目：雨
2日目：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き：夜叉神の森無料駐車場
帰り：広河原〜夜叉神　山梨交通バス　大人940円（利用者協力金100円含む）

コース状況／危険箇所等

夜叉神〜鳳凰三山：よく整備された歩きやすい道、危険箇所無し。
赤抜沢ノ頭〜白鳳峠：細い尾根沿いの道、一部不明瞭な箇所あり。
白鳳峠〜広河原：荒れ気味の急な下りで危険箇所あり。下りでの使用はおすすめしない。

写真

9/23 6:54

おはようございます。
秋雨前線の影響で、昨夜から降り続いてる雨は全くやむ気配なし
意を決して夜叉神の森から出発です。
駐車場は10台くらい停まってました。

9/23 7:08

薄暗い樹林帯の中を無言で歩く。
涼しいかと思いきや、湿度が高くカッパを着てても汗でびしょ濡れ。

9/23 7:48

夜叉神峠に到着、ここからは少しなだらか。

9/23 7:52

ここから白峰三山がよく見えるらしい。一生懸命目を凝らしてみるが、やはり何も見えない。

9/23 7:53

夜叉神峠小屋は、人の気配はあるが準備中でした。

9/23 8:27

木々の切れ間から見えるのは白峰三山の裾野だろうか。

9/23 9:05

本日は19キロ。ソロなので軽くなるかと思ったがファミリーの時よりより重い。。

9/23 9:14

夜叉神峠から1時間ちょっと来たところ。げ！苺平まであと2時間半もかかるのか！

9/23 9:15

ん？
よく見ると下の方に1時間30分の文字が。何を意味するのだろうか？
（実際には2時間かかりました）

9/23 10:03

しかし良く整備された歩きやすい道だ。
木々も少し色付いている。

9/23 10:11

苺平まで140分。「1」が削られてるような・・？

9/23 10:12

おぉガスが晴れてきた！

9/23 11:05

苺平からは、甘利山へ抜ける破線ルートがある。

9/23 11:06

南御室小屋の予約の方の食事受付は16時まで！

9/23 11:16

いい感じだなぁ

9/23 11:36

突然auバリ3！

9/23 11:39

少しあるくとドコモもバリ3！(笑)

9/23 11:40

ここのドコモポイントはご来光ポイントにもなってます。

9/23 11:43

着いた〜！
コースタイム5時間半のところ、約5時間で到着。

9/23 12:15

水場は小屋の目の前にあり助かる。
すごく美味しい水でした！

9/23 12:15

テン場の様子。
本日小屋泊の方は全てキャンセルされたとの事。
テントは合計2張りでした。

9/23 12:28

キンキンに冷えた小屋のビールで乾杯！

9/23 17:08

夕方にはこんな青空も。
このあと19時前には寝てしまったようだzzz

9/24 5:05

おはようございます。
ご来光ポイントに来たものの、あいにくの曇り空と寒さのため、早々に撤退。

9/24 5:41

ずぶ濡れのテントをたたみ、いざ鳳凰三山へ！
この先鳳凰小屋まで水場は無い。

9/24 6:22

砂払岳までは結構な登り。

9/24 6:27

おっ？

9/24 6:28

稜線に出た！

9/24 6:28

おぉ北岳がこんな近くに！

9/24 6:28

塩見岳も！

9/24 6:29

富士山は山容に沿って雲が^^;

9/24 6:29

これから向かう薬師岳、観音岳

9/24 6:49

奥に見えるのは薬師岳小屋。

9/24 6:50

改装中の薬師岳小屋。トイレは200円で使用可の様です。

9/24 6:55

9/24 6:58

9/24 6:59

薬師岳2780m

9/24 7:01

白砂の稜線に気分は最高！

9/24 7:06

右手には八ヶ岳が姿をあらわした。

9/24 7:12

9/24 7:17

昨日の修行のご褒美か、青空も見え始めた。

9/24 7:22

稜線から少し下をトラバース。特に危険は無い。

9/24 7:30

鳳凰三山最高峰の観音岳2840m

9/24 7:31

ここまで来て初めてオベリスクか確認できた。

9/24 7:32

到着を待ちわびていたかのように、甲斐駒が姿をあらわした。

9/24 7:37

9/24 7:37

北岳とともに(笑)

9/24 7:38

9/24 7:45

9/24 7:46

少し遅れて仙丈ヶ岳も

9/24 8:03

鳳凰小屋には寄らず、地蔵岳へ向かう。

9/24 8:06

来たぞ南アルプス！^^;

9/24 8:13

9/24 8:45

赤抜沢の頭

9/24 8:46

ザックをデポし、空身で地蔵岳へ向かう。

9/24 8:51

途中、無数のお地蔵さんが。

9/24 8:53

9/24 8:56

9/24 8:59

オベリスクのテッペン直下

9/24 9:01

9/24 9:01

鳳凰小屋方面

9/24 9:09

地蔵岳2764m
山頂標はここしか見つからなかった。
さあ下山！

9/24 9:25

下山に使う白鳳峠方面。
これが選択ミスだった。

9/24 9:50

白鳳峠までの縦走路はやや不明瞭な箇所はあるものの、眺めの良い道だ。

9/24 9:55

9/24 9:57

9/24 10:02

高嶺2779m
晴れていれば南アルプスがよく見えそうだ。

9/24 10:12

岩の上を進む。
テント泊装備は辛い。

9/24 10:47

真ん中が登山道。

9/24 10:49

ようやく白鳳峠に着いた。
ここからがキツかった！

9/24 10:51

しばらくゴーロを進み

9/24 11:17

樹林帯へ突入。倒木が多数あり、不明瞭な箇所もあるので注意して進む。

9/24 11:19

雰囲気は良いが、熊の目撃情報もあるので購入したばかりのラジオをオン！
が、安物のせいか電波入らず。

9/24 11:35

この時間から登って来る人はあまりいないだろうから、この道を歩いてるのは恐らく私一人、、
無意味に咳払いをしたり、ストックをカンカンしながら進む(笑)

9/24 11:37

ハシゴに到着

9/24 11:43

計5段、濡れている時は要注意。

9/24 12:28

急斜面ばかりで辛いが、登山道の雰囲気は嫌いではない。

9/24 12:40

林道が見えた瞬間、心の底から安心した。
広河原の運転手さんに白鳳峠から来た事を話すと「あそこは雨の翌日に、下りで使っちゃダメだよ〜。」と。
亡くなった方もいるらしく、遭難しなくて良かった〜。

9/24 12:41

おっレッドカーペット！

9/24 13:02

14時半のバスで夜叉神に帰りました。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

E-PL5 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

yuu-3

思いがけず休みが取れた金曜日。以前から温めていた鳳凰三山を縦走することに。
金曜日の天気予報はあいにくの雨だったが、1日目は南御室小屋までの移動のみ。
なので何とかなるだろと思っていたが甘かった。
南御室小屋までの道のりは延々と続く樹林帯で、テント泊装備の重みと、蒸し暑さにより何度も心が折れかけ、「なんで俺はこんなところで山登ってんだろ」みたいなちょっとセンチメンタルなことを考えながら歩いた。

そして土曜日、雨は夜まで降っていたが、朝方にはすっかりあがり、時折青空が見えるほどに。いやぁ重い荷物担いで登った甲斐があったなぁ。
南アルプス入門である鳳凰三山はその名のとおり歩きやすく、かつ素晴らしい稜線だった。子連れでも十分行けそうだ。

下山は白鳳峠〜広河原を選択したが、これが間違いだった。
コースタイムは2時間1.9Kmだが、標高差は880mあり結構な急坂だった。
もともとの難路に加え、前日の雨でよく滑り何度か足を取られてスリップしてしまった。
次は南御室小屋へのピストンか、青木鉱泉へ下山かな。