霊峰白山(リンドウ咲く観光新道、オコジョ走る砂防新道)
- GPS
- 13:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,752m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:05
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 6:55
天候 | (1日目)晴れ後曇り(2日目)曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。登山道は、非常によく整備されている。石の配置が絶妙。登山をしている人が、登る人のことを考えて、石を置いてくれたのだと思う。感謝。 (1日目)17,882歩(2日目)21,597歩 |
その他周辺情報 | 温泉は、昨年に続き、総湯へ。白峰にある。バス車内で割引券を配っており、650円→500円。川の見える露天風呂が良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
霊峰白山へ。
白山は、2度目。前回の山行は、10月上旬で、2日目の早朝ご来光がすごく寒かったことから、2週間早い日程とした。
昨年の山行記録↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-738550.html
今回は、岐阜県側からのルート(平瀬道ルート)を計画していたが、2日程前までの大雨で、林道が落石により、一時通行止めとなったことから、石川県側からのルートを選択。
砂防新道は最後の登りがキツいこと、予報では1日目が晴れ、2日目が午後から下り坂だったことから、行きは見晴らしの良い観光新道、帰りは砂防新道とした。
〔1日目〕
1日目は土曜だったため、市ノ瀬からバスで別当出合まで。
10:15 別当出合を出発。天気良し。気温20℃。
樹林帯を登る。2日前までの雨で登山道は湿っている。所々、道にも水が流れている箇所がある。山の香りがして、気持ちが良い。
登りで、すぐに体が熱くなる。風が抜けると、汗が引いて気持ち良い。
おそらくオヤマリンドウだと思うが、道端に群生していた。涼しいのか、荒島岳では終わりかけだったのが、今が盛りと咲き誇っていた。尾瀬で、すごく好きになった花であり、元気な姿は嬉しかった。
尾瀬の山行記録↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-935990.html
しばらく行くと、尾根に出る。見晴らしが良く、砂防も見える。少し雲が多くなってきた。
12時前になると、雲が厚くなってくる。
別当出合から殿ヶ池小屋まで3時間。殿ヶ池小屋から黒ボコ岩まで1時間20分。黒ボコ岩から室堂ビジターセンターまで30分(昭文社「山と高原地図」)。
今日は、室堂ビジターセンターまでの予定だったが、明日の朝雨で登れない可能性を考えると、今日山頂まで行っておいた方が良いかもしれない。また、今日降られずに室堂まで行けるかどうかも怪しくなってきた。勢い、足が早まる。
もっとも、殿ヶ池小屋まではなかなか辿り着かない。昨年登った時よりは、体力も技術も上がったのか、よっぽど楽だが、ただ、遠い。
紅葉は、まだ始まったところ。昨年は2週間早かったから、けっこう紅葉していたような記憶がある。
12:50 殿ヶ池小屋にようやく到着。14℃。風で寒いからか、皆、小屋の中で食事をしていた。
トイレ休憩くらいで、出発。
尾根道を行く間に、気温が下がってきて、谷から吹き上げる風が一段と強くなってきた。市ノ瀬から、高機能シャツ(長袖。adidas)1枚だったが、「馬のたて髪」辺りで、MARMOTのClimbArmorを着る。結局、室堂まで着ていた。
13:50 黒ボコ岩。殿ヶ池小屋からは、それほどしんどくなかった。なんとか天気ももってくれた。
もうここまで来れば、弥陀ヶ原と五葉坂で室堂到着。弥陀ヶ原では、時速6.5kmを記録(山旅ロガー計測)。やはり木道は歩きやすい。
昨年は、五葉坂では力が尽きかけていたが、今年は大丈夫。ぐんぐんと登る。
14:15 室堂ビジターセンターに到着。ちょうど4時間。
チェックイン手続をして、部屋に荷物を置く。荷物を半分くらいに減らして、山頂アタック。14:40出発。
天気はずっと曇りだが、足取りはしっかりしており、調子良く登れている。昨年の早朝登山は、寒くて、足も重くて、けっこうしんどかった記憶だが。
15:20御前峰に登頂。2,702m。
三角点で写真を撮ってもらっていたら、奇蹟的に太陽が出たので、改めて写真を撮り直した。
太陽はすぐに隠れてしまったので、ピーナッツパンで空腹を満たしながら、太陽が再び顔を出すのを少し待ったが、出てくれないので、下山する。ビジターセンター到着16:25。
夕飯は、17時から。
ビーフシチューが美味しかった。
風呂もないので、歯を磨いて、18:40頃には就寝。
〔2日目〕
4:30起床。部屋は6人掛けのベッドが2段×2の24人部屋だったが、同じ時刻にあちこちから目覚ましが鳴った。
身支度をして、17:10 出発。
気温は、12℃くらい。寒くない。昨年の記憶があるので、変な感じ。
それでも、ハイマツの枝の先には霜が付いていた。
準備運動はしたが、体が重く、足が上がらない。昨日の夕方と同じ道を登っているとは思えない。体は熱くなり、防寒のため数枚を着込んでいたが、結局3枚くらいまで脱いだ。
5:50ヒメ神社に到着。霧で真っ白だったが、三角点では写真を撮るのに行列ができていた。写真は昨日撮ったので、6:00 お池巡りへ。
風がものすごく、また、風で霧の水分が眼鏡に付き、前が見づらい。取り敢えず、風で足元が振らつかないように、水で足を滑らせないように気を付けながら、外輪山の岩場を下る。眺望は無し。視界も悪いので、ルートをよく確認しながら、お池めぐりコースを歩く。荒涼とした風景が、天候の後押しを受けて、考えようによっては、一段と迫力を増した光景を見ることができたとも言える。
池のうち見れたのは、血の池と千蛇ヶ池のみ。しかし、後者では、万年雪を見ることができた。
7:30 ビジターセンターに到着。
朝食が8時までというのに気付いていなかった。
9:05 出発。今日は、これからは、下るだけ。
五葉坂も、調子良く下りる。
9:20 黒ボコ岩。今日は、砂防新道で。
日帰り登山なのか、昨年(土曜)と同じく、日曜にもかかわらず多くの人が登ってくる。観光新道の方が登りには適していると思う(昨年、市ノ瀬ビジターセンターの係りの人にもそう言われた)が、昨日自分たちが登ったよりは多くの人が砂防から登っている感じがした。
雲はだんだん晴れてきて、南竜道分岐では麓の方まで一望できた。
下りで、それ程体力も使わず、左膝も今回は痛くなっていないので、順調に下る。
途中、オコジョに出逢った。人が餌をやったのか、登山客に接近して、食べ物をねだっているかのようだった。動きがすばしっこく、写真は少しブレてしまった。とにかく愛らしかった。
花については、今回は、山頂のお池めぐりで見通しが利かなかったからか、季節が2週間早いからなのか、昨年より少し見れた花が少ない気がする…。
と思って歩いていたら、別当出合に近くなるにつれて、だいぶ色んな花を目にすることができた。
12:10 最後の吊り橋を渡って、別当出合に到着。3時間5分。まだ余力がある。でも、何はともあれ、風呂に入りたい。
12:20発の市ノ瀬行きのバスに乗り、駐車場へ。そこから白峰の総湯へ。登山客を見かけた。
福井のソウルフードのソースカツ丼を食べに、福井市まで向かう。ヨーロッパ軒はソースカツ丼の発祥の店らしい。その大和田分店が福井北ICからまだ近かったので、そこへ。ビールが飲みたくなった。
帰りは、福井北ICから、北陸道で。
〔まとめ〕
同じ山を同じコースで行ったため、1年前と比べ、上達しているのが実感できた。この1年、ヤマレコに記録をアップしながら、力を付けてくることができた。
もっとも、今回は天気が思わしくなく、山頂でもご来光見れず、池もあまり見れず、登り下りでも遠景は望めなかった。
この週末は、アルプスでも軒並み雨だったらしいので、その中で雨に降られなかったのは幸いだったが、次回は平瀬道から、天候の良い時に登りたい。
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