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Yamareco

記録ID: 972394
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

御池岳(T字尾根→ノタノ坂)・・ジョニー君まだまだ活躍。。

2016年10月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
12.3km
登り
886m
下り
884m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:13
休憩
0:40
合計
4:53
距離 12.3km 登り 891m 下り 894m
7:46
27
8:13
15
8:28
19
8:51
8:52
22
9:14
9:21
19
9:40
9:55
16
10:11
10:23
10
10:33
10:34
45
11:19
11:20
38
11:58
12:01
24
12:25
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R421の道の駅「奥永源寺渓流の里」を400mほど西進し、君ヶ畑方面に10劼曚豹覆爐塙い駐車場があります(ポストありトイレ無し)

東海環状道・東員IC〜新名神・四日市Jctがこの8月に開通したおかげで、数km程度ながら市街地走行が減った分、鈴鹿北部へのアクセスがかなり良くなった印象です(桑名ICや四日市東ICからより10〜15分短縮)

コース状況/
危険箇所等
T字尾根
かつての遭難事故のせいか、登山口のトビタ君をはじめテープマークや道標が多数つけられていて、本日の状況だと登りではまず迷うことは無いと思います・・但し、テーブルランド直下など下りだと判りにくい部分もあったので、自力ナビは必須のコースだと思います

T字の「横一」部などは広くユッタリとしたブナのいい森の尾根で、“鈴鹿でも指折り”と感じる部分もありました

テーブルランド
なるべく草の無い部分を歩くようにしたものの、どうしても草の部分は避けられず、T字尾根下降点〜ボタンブチとテーブルランド東端付近でヤマビル計10匹程に取付かれました・・10月とはいえ高温多湿でイヤな予感はあったので、携行した「ヒル下がりのジョニー」で撃退し、実害最小限で済みました

下山後、着替え中に大きな蜂に襲われかけましたが、(虫除けディートスプレーがザックの奥だったので)取りあえずジョニーを近づく度に吹きかけると刺されずに済んだので、蜂にも効果あり?

土倉岳〜ノタノ坂
ここもテーブルランドからの下り始めが判りにくかったですが、土倉岳へのコルからはコースが目視でき、踏み跡も明瞭となりました

但し、こちらも途中から中電の鉄塔巡視路が交錯するので、自力でのルート判別は必須です

R421から君ヶ畑方面に10劼曚豹覆鵑盛い駐車場(ポストあり)・・本日は自分1台のみでした
2016年10月02日 07:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
10/2 7:30
R421から君ヶ畑方面に10劼曚豹覆鵑盛い駐車場(ポストあり)・・本日は自分1台のみでした
舗装路を進んで、下山予定の林道分岐
2016年10月02日 07:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 7:32
舗装路を進んで、下山予定の林道分岐
肉眼的には愛知川のいい眺め
2016年10月02日 07:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 7:34
肉眼的には愛知川のいい眺め
登山口ではサプライズでトビタ君のお出迎え
2016年10月02日 07:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 7:45
登山口ではサプライズでトビタ君のお出迎え
支尾根を進んでP878到着・・ここからT字の横一尾根に入ります
2016年10月02日 08:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
10/2 8:13
支尾根を進んでP878到着・・ここからT字の横一尾根に入ります
それが、何とまぁいい森のユッタリ尾根で、鈴鹿でも指折りに入れたい気持ちの良い道
2016年10月02日 08:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:17
それが、何とまぁいい森のユッタリ尾根で、鈴鹿でも指折りに入れたい気持ちの良い道
T字の縦1はガスの中
2016年10月02日 08:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:21
T字の縦1はガスの中
踏まずに進めるグリーンカーペット
2016年10月02日 08:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:27
踏まずに進めるグリーンカーペット
T字分岐のP918
2016年10月02日 08:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:28
T字分岐のP918
そこから本日は御池岳方面へ
2016年10月02日 08:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:28
そこから本日は御池岳方面へ
ユッタリピークから方向を確認して〜
2016年10月02日 08:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:32
ユッタリピークから方向を確認して〜
ちょっとした岩場を通過・・手は不要な程度
2016年10月02日 08:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
10/2 8:38
ちょっとした岩場を通過・・手は不要な程度
通過してきた岩場のヤセ尾根を振り返ります
2016年10月02日 08:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:51
通過してきた岩場のヤセ尾根を振り返ります
そこからは踏み跡かなり不明瞭ですが、テープマークが要所にありました
2016年10月02日 08:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 8:57
そこからは踏み跡かなり不明瞭ですが、テープマークが要所にありました
コースが判りやすい部分もありますが〜
2016年10月02日 09:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:06
コースが判りやすい部分もありますが〜
テーブルランドが近づくと判りにくくなり、このテープマークを辿りました
2016年10月02日 09:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:14
テーブルランドが近づくと判りにくくなり、このテープマークを辿りました
T字尾根下降点に到着
2016年10月02日 09:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:15
T字尾根下降点に到着
霧がかかっていますが〜
2016年10月02日 09:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:16
霧がかかっていますが〜
幻想的で体感的にはいい感じ
2016年10月02日 09:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:18
幻想的で体感的にはいい感じ
テーブルランドの淵を回ってボタンブチへ
2016年10月02日 09:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:31
テーブルランドの淵を回ってボタンブチへ
原始の時に戻ったような錯覚
2016年10月02日 09:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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原始の時に戻ったような錯覚
ボタンブチが見えてきました
2016年10月02日 09:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:38
ボタンブチが見えてきました
残念ながら奇跡は起きず展望は予想通り
2016年10月02日 09:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:40
残念ながら奇跡は起きず展望は予想通り
ここでヒルにたかられているのに気づき現実に引き戻されます・・ジョニー君大活躍のおかげで実害はありませんでしたが
2016年10月02日 09:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:57
ここでヒルにたかられているのに気づき現実に引き戻されます・・ジョニー君大活躍のおかげで実害はありませんでしたが
小休止の後、隣の天狗の鼻へ
2016年10月02日 09:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 9:59
小休止の後、隣の天狗の鼻へ
天狗の鼻からボタンブチ
2016年10月02日 10:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 10:02
天狗の鼻からボタンブチ
シットリのおかげで苔ワールドを堪能♪
2016年10月02日 10:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 10:04
シットリのおかげで苔ワールドを堪能♪
一応山頂へ
2016年10月02日 10:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 10:06
一応山頂へ
御池岳に到着
2016年10月02日 10:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:22
御池岳に到着
ちょっと霧が晴れてきたので丸山へ
2016年10月02日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:29
ちょっと霧が晴れてきたので丸山へ
鹿柵があちこちに
2016年10月02日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:32
鹿柵があちこちに
そして奥の平
2016年10月02日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 10:33
そして奥の平
おっ!TL東端まで見通せるように
2016年10月02日 10:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:36
おっ!TL東端まで見通せるように
苔と山頂台地のコラボが本日の見所でした
2016年10月02日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:48
苔と山頂台地のコラボが本日の見所でした
でもヒルに気を使いつつでそれが少々残念
2016年10月02日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:53
でもヒルに気を使いつつでそれが少々残念
本日見た中で最大のドリーネ
2016年10月02日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 10:54
本日見た中で最大のドリーネ
土倉岳下降点
2016年10月02日 11:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:01
土倉岳下降点
下山開始直後がやや判りにくかったです
2016年10月02日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/2 11:03
下山開始直後がやや判りにくかったです
鞍部の辺まで来ると明瞭な尾根道
2016年10月02日 11:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:17
鞍部の辺まで来ると明瞭な尾根道
土倉岳の三等三角点
2016年10月02日 11:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:19
土倉岳の三等三角点
そこからは明瞭快適な尾根下山道
2016年10月02日 11:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:32
そこからは明瞭快適な尾根下山道
鉄塔展望地から天狗岩〜藤原岳
2016年10月02日 11:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:53
鉄塔展望地から天狗岩〜藤原岳
ここからは茨川への巻道
2016年10月02日 11:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:59
ここからは茨川への巻道
直進するとヒキノ方面で、長い尾根を奥永源寺渓流の里方面に下山できるよう・・本日は君ヶ畑方面へ右折
2016年10月02日 11:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 11:59
直進するとヒキノ方面で、長い尾根を奥永源寺渓流の里方面に下山できるよう・・本日は君ヶ畑方面へ右折
小又谷沿いに下って〜
2016年10月02日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 12:13
小又谷沿いに下って〜
無事林道に出ました
2016年10月02日 12:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/2 12:14
無事林道に出ました

感想

本日は鈴鹿の最高峰・御池岳へ。
コースは、前々から気になっていたT字尾根を中心とした周回コースです。

T字尾根は“遭難しやすい難しいコース”との印象で、自分が幌尻岳で百名山を完登して浮かれていたちょうどその日にも重大遭難が発生していて、その貴重な記録を心に刻むとともに、自分のレコなどチッポケながら、なるべく失敗と反省を記録するのを心がけるようになりました。

本日初めて歩いてみて、登山口でのサプライズにトビタ君がお出迎えしてくれたり、真新しいテープマークが多数つけられているなど、テーブルランド直下以外は「一般登山道」と言っていい程でした。そして登山道自体もユッタリとしたブナを中心としたいい自然林の尾根道で、鈴鹿でも指折りと言っていい感じで何度も訪れたい道でした。

そしてテーブルランドは、予報通り雲の中で展望は残念ながら。。
それでもシットリとした霧が伸びやかな頂上台地と苔のコラボをサポートする感じで、いい雰囲気を楽しめました。

10月とは思えない暑さ(帰路の石榑トンネル付近の電光掲示板表示は32℃!)と湿気でヤマビルに遭遇したのはいただけませんでしたが、イヤな予感は出発前からあったので「ヒル下がりのジョニー」君が大活躍してくれ、実害は殆ど無くて済みました。

数年前の石榑トンネルや今回の東員ICの開通で、滋賀県側へのアクセスが良くなってきて心理的な障壁も随分下がってきているので、面積的には多数を占める滋賀県側の鈴鹿をもっともっと楽しんでいきたいと思います。

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コメント

このレコに興味があったのでコメントさせて頂きました
shtさんの文面の中にある重大遭難とはyさんのことではないかと思いますが・・・
4年ほど前にT字尾根の取り付きの下でyさんが遭難されたレコを見て
本当にそんなに迷ってしまうところなのか確かめたくて
自分もshtさんと同じルートを半年前ほどにたどってみました
私の場合は鞍掛峠〜御池岳〜T字尾根〜君ヶ畑〜ノタノ坂〜土倉岳〜御池岳〜鞍掛峠 だったので
shtさんとは逆の反時計まわりで歩きました
これまでT字尾根のP918までは計3回行きましたが
そのうち1回はT字尾根に乗ることができず一本、北側にある尾根に乗ってしまいました
ただ、その尾根は登山道がはっきりせず、マーキングもなく、また一つ南にT字尾根の縦棒らしき稜線が見えたので、これが間違った尾根だと思い、その後、正しくT字尾根に乗ることができました
たぶん御池岳からT字尾根に下りるポイントが曖昧な地形なので
ここで道迷いをしてしまうのではないかと思います
ただ周りの地形を見てコンパスと地形図さえあれば、遭難に至ることはないのではないかと思いました。
yさんのケースでは早く帰らなければいけないという精神的なあせり
から冷静な判断力を失い遭難となってしまったのではないかと思います
ところでT字尾根の横棒の尾根はホント気持ちのいい尾根ですね
また、奴ら(山ヒルのことを奴と呼んでます)も活発のようですね、1か月ほど前に御池岳登りましたが3か所やられました。
2016/10/3 23:01
junbaderさん はじめまして
junbaderさんのおっしゃる通りで、ヤマレコ内だけでなく実名でも公表されたその検証記録は、山の遭難防止に貴重な示唆をいただく価値あるものと思います。

六呂場山の名言「耳目は欺かない 判断が欺くのだ」の通り、遭難は条件(特に自分の脳の状態)次第で誰にも起き得ることで、先人の方々の体験を生かし山への恐れを忘れずいこうと思います。

でもT字尾根は良い道でしたね また訪れたいです。

コメントいただきありがとうございました。
2016/10/4 7:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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