記録ID: 972669
全員に公開
アルパインクライミング
富士・御坂
日程 | 2016年10月01日(土) ~ 2016年10月02日(日) |
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メンバー |
|
天候 | 10/1 曇りのち一時晴れ(夜霧雨) 10/2 晴れのち曇り |
アクセス |
利用交通機関
三ツ峠山御坂登山口(裏登山口)
車・バイク
・駐車場には7−8台、他トイレ周辺に10台程度 ・トイレあり、登山届ポストはないが山梨県警に事前メール提出可
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地図/標高グラフ


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過去天気図(気象庁) |
2016年10月の天気図 |
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装備
個人装備 | グローブ 雨具 行動食 飲料 トポ 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 ロープ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード カム ナッツキー アブミ |
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写真
撮影機材:
感想/記録
by kamog
神奈川県勤労者山岳連盟リーダー養成学校クライミング実技/三ツ峠に講師参加。
もうこの学校への講師歴も17年。早いものだ。
今回は今までのクライミング実技 ↓△離螢泪ぅ鵐匹肇廛船泪襯船團奪舛亮汰。
受講者には今までクライミングをある程度経験した方から
クライミング初めての方まで温度差はあるが
それぞれギア使用上の発見、技術上の発見など
大いに得るものが大きかったとの感想が多かった。
さてトラディッショナルルートでのマルチピッチ前提での私の指導内容としては
マルチピイチクライミングのシステム含めた基本に加え・・・
・ボディビレイにおけるビレイデバイスのフリクションモードの変更と
その判断基準
・ランニングポイントの形状(リングボルト、RCCボルト、グージョンボルト)
に伴うクイックドローの掛け方およびNG的(やっていはいけない)な掛け方
・ビレイポイントにおけるロッキングカラビナの掛け方と向き(理由も含めて)
・同じく流動分散と固定分散、双方ミックス型分散の作成法とそれぞれの長所、
短所、適正内角にしなければならない理由
・セカンド(フォロワー)はビレイヤーの左右どちらに入れなければならないか。
また3人パーティの場合の向かい入れる並び順。
・セルフビレイ用のロッキングカラビナが1枚しか入らないアンカーで、複数の人が
セルフビレイを取るための工夫
・落下係数とアンカーに架かる衝撃荷重の目安および各種アンカーの初期耐荷重数値
・弱点を突きながら登る一般的マルチピッチルートでなぜWロープを使う理由。
特に落下係数と衝撃荷重に基づく観点からの説明。
・セルフビレイはマルチ中では当然メインロープによるクローブヒッチで取るが
最終ビレイポイントではPAS等を使用せざるを得ない。
PASやスリングなどロープと違って伸びない素材でセルフを取る場合の注意点。
これも落下係数と衝撃荷重の観点から説明。
・ラペリング(懸垂下降)は受講者全員ができていたが、万が一ロープが足りない
などの理由でセルフライズアップ(登り返し)が必要になる。
そのやり方2パターン。
・クライミングは2WAYのコミュニケーション必須。
・三ツ峠など下に一般登山道がある場合の一般登山者に対する注意。
また登山者に対して通行を阻害しないようにする配慮。
もちろん他クライミングパーティに対する注意も含めて。
その他etc
教えたいことはたくさんありましたが最低限は指導できたかな・・。
あとは何百本、何千本も登って様々な経験を積み上げてもらい
より安全でスピーディな技術は何なのかを自分で考え検証してもらうことでしょうね。
もうこの学校への講師歴も17年。早いものだ。
今回は今までのクライミング実技 ↓△離螢泪ぅ鵐匹肇廛船泪襯船團奪舛亮汰。
受講者には今までクライミングをある程度経験した方から
クライミング初めての方まで温度差はあるが
それぞれギア使用上の発見、技術上の発見など
大いに得るものが大きかったとの感想が多かった。
さてトラディッショナルルートでのマルチピッチ前提での私の指導内容としては
マルチピイチクライミングのシステム含めた基本に加え・・・
・ボディビレイにおけるビレイデバイスのフリクションモードの変更と
その判断基準
・ランニングポイントの形状(リングボルト、RCCボルト、グージョンボルト)
に伴うクイックドローの掛け方およびNG的(やっていはいけない)な掛け方
・ビレイポイントにおけるロッキングカラビナの掛け方と向き(理由も含めて)
・同じく流動分散と固定分散、双方ミックス型分散の作成法とそれぞれの長所、
短所、適正内角にしなければならない理由
・セカンド(フォロワー)はビレイヤーの左右どちらに入れなければならないか。
また3人パーティの場合の向かい入れる並び順。
・セルフビレイ用のロッキングカラビナが1枚しか入らないアンカーで、複数の人が
セルフビレイを取るための工夫
・落下係数とアンカーに架かる衝撃荷重の目安および各種アンカーの初期耐荷重数値
・弱点を突きながら登る一般的マルチピッチルートでなぜWロープを使う理由。
特に落下係数と衝撃荷重に基づく観点からの説明。
・セルフビレイはマルチ中では当然メインロープによるクローブヒッチで取るが
最終ビレイポイントではPAS等を使用せざるを得ない。
PASやスリングなどロープと違って伸びない素材でセルフを取る場合の注意点。
これも落下係数と衝撃荷重の観点から説明。
・ラペリング(懸垂下降)は受講者全員ができていたが、万が一ロープが足りない
などの理由でセルフライズアップ(登り返し)が必要になる。
そのやり方2パターン。
・クライミングは2WAYのコミュニケーション必須。
・三ツ峠など下に一般登山道がある場合の一般登山者に対する注意。
また登山者に対して通行を阻害しないようにする配慮。
もちろん他クライミングパーティに対する注意も含めて。
その他etc
教えたいことはたくさんありましたが最低限は指導できたかな・・。
あとは何百本、何千本も登って様々な経験を積み上げてもらい
より安全でスピーディな技術は何なのかを自分で考え検証してもらうことでしょうね。
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