高尾山〜陣馬山ピストン
- GPS
- 09:21
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 1,642m
- 下り
- 1,643m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:19
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 一号路の下りは相変わらず傾斜がキツイ。 |
写真
感想
4ヶ月ぶりの山歩きです。
半年前にねんざした右足がたまにうずくので
高尾山から陣馬山までの片道で十分と思ったのですが
ヤマ初心者の同僚のtaskympo氏がなぜかノリノリなので
一年ぶりに高尾山〜陣馬山のピストンにトライしました。
心配した右足も30km近くを歩けたので
何とか大丈夫なようです。
小学校の遠足以来となる登山でした。
風にも負けるし、雨にも負ける。夏の暑さにも負けるし、冬の寒さにも負ける。
宮沢賢治も「さすがに…」とひいちゃうかもしれない私ですが、持ち前のわけのわからぬ楽観と、男ならやってやれだろうの精神でどうにかなると思っておりました。
が、案の定、日々の不摂生、運動不足も手伝ってか、道中は老いた馬のようにぜーぜー息をしておりました。
自然に囲まれた中で、考え事がさぞ捗るのだろうなと道中考え事リストを前日につくるくらいの状態でございましたが、道中頭をかけめぐるは「足が痛い。なぜ私はこんなところへ。これは精神修養ではないのか。」のエンドレスリピートで考え事リストをつくったことすら序盤の方で忘れてしまいました。
出発前には、正直片道を歩ききれれば十分かと思っておりましたが、
陣馬山頂についた時には、その一時の気分の高揚からか、意地か、はたまたヘトヘトの状態でついた陣馬山頂で食べた山菜そばの美味しさからかはわかりませんが、自分でもよくわからないうちにピストンの決行を決めておりました。
復路の序盤はテンションそのままに歩き出せていたのですが、小仏峠を越えてからは、大先輩utaki氏の励ましに支えられながらも、ゾンビよろしくうめき声をあげつつ歩く羽目になりました。
ただ、戻ってこられた時の気持ちといったら、それはたまらんものでした。
一般に登山というと、山頂に上り詰めた時が、まさしく感情もピークを迎える、というイメージでしたが、私の場合は戻ってきた時の嬉しさは、山頂についた時のそれよりも遥かに大きい物でした。今回は山を踏破した、というよりも何とかやり遂げられた、ということに途方もない嬉しさを感じました。
そして、また不思議なもので、ふと「次はどこの山へ行ってみようか」、「もっと道中を楽しむために、トレーニングするか」と考えたりしています。
折角の趣味ですから、達成感だけでなく、もっといろいろなところに喜びや楽しみを見いだせればいいなと思っています。また次には別の楽しさが見いだせるのでは、とわくわくしたりもしています。
uatki先生、また次回もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する