燕岳・餓鬼岳［燕岳登山口から時計回りに周回］最高でした！

2016年10月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.1km
• 登り: 2,315m
• 下り: 2,312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:45
• 休憩: 0:55
• 合計: 12:40

5:35 第2駐車場
5:45 中房温泉登山口
6:25 第２ベンチ
7:10 富士見ベンチ
7:30 合戦小屋
8:05 燕山荘
8:10 8:15 イルカ岩
8:30 8:35 燕岳
9:10 平
9:50 東沢乗越
10:25 東沢岳
12:05 12:40 中沢岳北側ピーク
13:00 餓鬼岳小屋
13:10 13:20 餓鬼岳
13:45 中沢岳北側ピーク
15:10 東沢岳
15:35 東沢乗越
18:15 中房温泉
18:15 第2駐車場

コースは燕岳登山口から合戦尾根を登って燕岳へ行き、そのまま進んで東沢乗越へ。ここを起点に餓鬼岳をピストンし、東沢乗越から東沢登山道を下って燕岳登山口へ戻ってくる、時計回りに周回するコースで歩いてみました。

燕岳までは登山者も多く賑やかでしたが、燕岳から先では3組の登山者としか会わず、マイナールートな感じ。でも、素晴らしいところでしたよ(*^^*)

特に、東沢岳〜餓鬼岳が素晴らしい山容で非常によかったです！
道は岩場が多くそれなりに危険な場所があり、アップダウンも多くてなかなかハードでしたが、また行きたいと思うくらいにいいところでした。

帰りの東沢登山道の沢沿いの道は、わかりにくいところもありましたが、要所々々にペンキやリボンが必ずあるので、迷うことなく歩けました。

その他の道は明瞭で、迷うことなく歩けます。

天候

雨のち晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野道・安曇野ICから西進し、国道147号の交差点（豊科駅入口）を右折して10kmほど北へ進み、県道25号との交差点（北穂高）を左折、後は道なりに山を登れば、中房温泉・駐車場に着きます。

コース状況／危険箇所等

特筆するほど危険な個所はありませんが、燕岳から餓鬼岳は、滑りやすい急な下りだったり、落ちたら大変な崖だったりといったような場所がたくさんあり、それなりに注意が必要でした。

東沢登山道は、沢を渡る場所が多くあり、最近の雨量が多かったためだと思いますが、水量が多く渡るのが大変な場所もありました。そのため、靴の中まで濡れてしまわないよう、防水の靴＆スパッツで行った方がいいと思います。

その他周辺情報

［温泉］
安曇野蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ〜四季の郷
http://www.holiday-you.co.jp/spa.html
営業時間10：00〜21：30　料金530円

広くて綺麗だし料金も安くてよかったです。
また行きたいと思いました。

写真

10/2 5:33

［第2駐車場］に車を停めました。前日23：00頃到着した時で半分以上停まっていて、朝には満車になっていました。人気ですね！行ってきまーす！

10/2 5:35

車で登って来る方向からの写真。左の橋を渡ってすぐの左側に第1駐車場があり、その先が登山口です。右の道を登ったところが第2駐車場、左の橋を渡ります。

10/2 5:36

橋の上から左手に見える［第1駐車場］も満車でした。

10/2 5:44

舗装された林道をしばらく登ると、Uターン用のロータリと［登山相談所］、［登山ポスト］があります。

10/2 5:45

登山相談所の数メートル先の左側にある、合戦尾根への入口、まっすぐ行くと中房温泉を経由して東沢登山道の入口です。ここは合戦尾根へ

10/2 6:06

［第一ベンチ］ここまで割と急登でした。

10/2 6:11

こんな感じの登山道

10/2 6:23

［第二ベンチ］広いしベンチもたくさんありました。

10/2 6:25

雨のため、水溜まりがたくさんありました。足の踏み場を選びながら進みます。

10/2 6:39

10/2 6:43

［第3ベンチ］かな？

10/2 6:57

ケルンの意味ないけど、見ると思わず積みたくなります(^^)

10/2 7:07

［富士見ベンチ］天気がよければ富士山が見えるのかな？

10/2 7:18

ゴツゴツの岩場の道もあります。

10/2 7:20

木の枝に絡みつくサルオガセと紅葉、なかなか綺麗。

10/2 7:21

途中、雲海と雲の隙間から見えた青空。
素敵です(*'▽')

10/2 7:23

合戦小屋まであと少し

10/2 7:24

木々の隙間から見えた、少し色付いた綺麗な山

10/2 7:29

［合戦小屋］には、たくさんの方が休憩していました。人気ですね！

10/2 7:40

樹林帯を抜け、広々した場所に到着

10/2 7:42

色付く山の斜面の草が綺麗でした(*´▽｀*)

10/2 7:48

ナナカマドの実と紅葉の赤が映えます

10/2 8:05

［燕山荘］立派な小屋です

10/2 8:06

山男さんと燕山荘のテン場

10/2 8:08

ガスガスの中、イルカ岩・燕岳へ向かいます

10/2 8:10

「天気がよかったらどんな景色なんだろう？」と想いながらガスの中を進む。

10/2 8:12

イルカ岩アップ、確かにイルカですね！

10/2 8:12

イルカの写真を撮っていると一瞬ガスが切れて、素晴らしい展望が見えました！

10/2 8:17

イルカ岩を後にして、燕岳へ向かいます

10/2 8:22

空も山も真っ白、ガスがないときに歩いてみたいなー

10/2 8:24

しばらく進むと［メガネ岩］

10/2 8:29

程なくして［燕岳］山頂に到着〜
ヤッタ(^O^)／

10/2 8:30

山頂に座って小休止、辺り一面ガッスガスで展望はありません

10/2 8:35

小休止の後、北燕岳方面へ進みます。

10/2 8:37

いろんな形の岩がありました。これはアシカ岩（と勝手に命名）

10/2 8:38

この先のピークが北燕岳かな？ガスでよくわかりません。

10/2 8:52

東側に巻き道がありそちらを進みます。

10/2 8:49

巻き道を歩いていると近くに鳥がいたので、口でチュウチュウ音を出したら興味を示し、近づいてきてくれました。

10/2 8:50

仲間？の鳴き声が聞こえ、それに反応して鳴き返す鳥。結局3分くらい遊んでくれました。ありがとね〜

10/2 8:51

巨大で立派な岩、大迫力！

10/2 8:57

北燕岳稜線、燕岳までは多くの登山者がいましたが、それ以降、東沢岳まで誰とも会いませんでした

10/2 8:58

犬の横顔に見えます。

10/2 9:01

見えそうで見えない、こんな景色もいい感じ

10/2 9:07

晴れてたらどんだけ綺麗なのかなぁ(*'▽')

10/2 9:10

［平］の分岐。右に階段があり、そこを下りると東沢乗越へ向かう登山道です。

10/2 9:13

平の分岐を下りてすぐのところ。苔と草の紅葉と枯れたチングルマかな？が綺麗でした。

10/2 9:37

東沢乗越までは急な下りが続きます。

10/2 9:40

また鳥が興味を持って近づいてきてくれました。鳥を観察するのも楽しいですね(*^^*)

10/2 9:52

［東沢乗越］に到着、展望はありません。急な下りが終わり、ここからは登り返しです。

10/2 10:07

樹林帯を抜けると…「わお！」真っ青な空が広がっていました！

10/2 10:08

東沢岳から東餓鬼岳へ続く稜線の斜面、紅葉はこれから

10/2 10:08

今から向かう［東沢岳］

10/2 10:16

そして何気に振り返ると…「うわー」北アルプスの山々が見えました！

10/2 10:22

東沢岳の手前からピークを望む

10/2 10:25

［東沢岳］に到着！
わーい(*´▽｀*)
素晴らしい景色です！

10/2 10:25

登ってきた稜線、燕岳はガスで見えません。

10/2 10:34

これから向かう［餓鬼岳］方面

10/2 10:27

［東餓鬼岳］へ続く道、ここも歩いてみたいです

10/2 10:33

右奥は［野口五郎岳］かな？

10/2 10:34

徐々に雲が取れてきました！

10/2 10:34

北東方面は雲海と青空、これまた綺麗です(*'▽')

10/2 10:41

来てよかった〜(*´▽｀*)

10/2 10:46

休憩後、餓鬼岳へ向かいます。手前が［小ピーク］その向こうが［中沢岳］

10/2 10:48

凄い山容です！

10/2 10:53

左を見ると［高瀬湖］雨で濁っているみたい

10/2 10:57

第2イルカ岩（と勝手に命名）

10/2 11:05

こんな感じの気持ちいい道が続きます♪

10/2 11:15

小ピーク付近から見る中沢岳（ケンズリ）、崩壊して山肌が白くなっている辺りまで一旦下り、そこから左側を巻きます

10/2 11:20

巻き道は樹林帯

10/2 11:23

小ピーク付近から見えた、崩壊地

10/2 11:24

野口五郎岳方面は快晴

10/2 11:45

中沢岳への巻き道、樹林帯で急登続きのハードな道。たまらず休憩

10/2 11:51

樹林帯を抜けた場所から中沢岳山頂を見上げる

10/2 11:51

［はしご場］一人用と書いてあります

10/2 11:52

どこを見ても素晴らしい景色(^^)

10/2 11:53

すごいところです！

10/2 11:56

中沢岳の綺麗な稜線と斜面

10/2 11:59

これから右手に見える岩場を通ります

10/2 12:02

はしごがあります

10/2 12:03

凄いところです！

10/2 12:05

中沢岳の先にあるピークから見る、今通ってきた道と中沢岳

10/2 12:05

これから向かう餓鬼岳

10/2 12:05

西側の素晴らしい展望、左から野口五郎岳、三ッ岳、鳥帽子岳と南沢岳かな

10/2 12:06

［唐沢岳］あそこからの景色は、きっと素晴らしいと思います

10/2 12:20

お腹が空いたのでランチタイム、予め塩水に浸けておいたパスタ

10/2 12:24

ブロッコリーとソーセージを使い、お茶のパスタとコンソメスープを作ってみました。

10/2 12:25

自分で言うのもなんですが、旨い！

10/2 12:41

昼食後、餓鬼岳へ向かいます。重い荷物はここにデポ

10/2 12:42

近くに見えるけどなかなか遠い

10/2 12:55

だいぶ近づいてきました

10/2 13:02

［餓鬼岳小屋］テン場もあります

10/2 13:05

山頂まであと少し

10/2 13:07

きたよー＼(^o^)／
［餓鬼岳山頂］

10/2 13:08

正面が［唐沢岳］今度は行ってみたいです

10/2 13:12

唐沢岳の左側の展望

10/2 13:08

更に左側の展望、野口五郎岳方面

10/2 13:12

唐沢岳の右側の展望

10/2 13:12

更に右側の展望、雲海がお見事！

10/2 13:10

反対側の展望、松本市街地が雲の隙間からチラッと見えました

10/2 13:10

今歩いてきた稜線と中沢岳

10/2 13:14

最高！

10/2 13:16

素晴らしい！

10/2 13:19

野口五郎岳をアップで。野口という集落からよく見える、岩がゴロゴロした山というのが名前の由来らしいです

10/2 13:20

餓鬼岳山頂の全容、広いです

10/2 13:21

もうこんな時間！そろそろ戻ります

10/2 13:23

餓鬼岳小屋の展望台

10/2 13:25

素敵(*'▽')

10/2 13:54

こんなところもあり

10/2 13:56

何と命名しましょうか？

10/2 13:59

中沢岳西側の斜面、紅葉のピークはもう少し先みたいです

10/2 14:24

中沢岳の急な下りの巻き道を抜けて崩壊地へ

10/2 14:40

右のピークが東沢岳、まだまだ先が長い！

10/2 14:40

振り返って中沢岳と右に餓鬼岳、素晴らしいところでした！

10/2 15:00

こんな岩場を下りるところもあります。足場は悪くなく危険ではないです

10/2 15:04

北燕岳かな？最後にやっと顔を出してくれました

10/2 15:10

やっと東沢岳に到着

10/2 15:15

ここからは樹林帯の下り、この景色も見納めです。

10/2 15:27

ガスってきて涼しくなってきた。ありがたや

10/2 15:32

［東沢乗越］ここから5.2kmの下り坂

10/2 15:36

夏はかなりのお花で賑わっていた感じ、この辺りから膝が痛くなってしまいました(>_<)

10/2 16:10

沢に出ました。ここからしばらく沢沿いの道

10/2 16:23

木の上がコースになっています。この辺り、道が荒れています

10/2 16:26

沢は水量が多く、渡るのが大変でした

10/2 17:01

［北燕沢出合］かな？案内はありません。ここから沢を離れ巻き道を登ります

10/2 17:11

［ブナ平］残り2.3km

10/2 17:33

広河原に出ました

10/2 17:50

沢を渡る橋、暗くなってきたのでライトON

10/2 18:17

登山道への入口は、中房温泉の玄関前です

10/2 18:32

林道を下って第2駐車場に到着。膝が痛くてまともに歩けなかったけど、この杖のおかげで何とか下山できました。ありがとうございました！

撮影機器：

Canon PowerShot SX610 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン グローブ 雨具 ゲイター 靴 ザック 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ 調理器具 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 携帯 タオル ナイフ カメラ

感想

ヤマメモ

今回、初の北アルプス

スタート時は小雨で
登りだしたら本降りとなり
展望は半分諦めていました。

でもその後天候は回復！

おかげで澄んだ空気の中
素晴らしい景色を見ながらの
楽しい山登りとなりました(*^^*)

東沢登山道の急激な下りでは
膝の疲労がピークを越えてしまい
まともに歩けないくらいまで
痛くなってしまいました。

どうしようかと考えた結果、

「木の枝を杖にして
　膝の負担を減らせばいいじゃん！」

と思いつき
枯れ枝を杖代わりにして
なんとか下山することができました。

無理は禁物ですね。とはいえ、
これもいい経験になりました。

今回、燕岳からの景色は
残念ながら見れませんでしたが
それはまた次回のお楽しみ。

次回はテント泊でのんびりと
山を楽しみたいと思います。


［参考］お茶パスタの作り方
http://iiocha.com/recipe/ochapasta/ochapasta.htm

コメント

chi-suke

やりましたね〜〜〜✨
yama-memoさん、おはようございます！！！！✨遅コメですみません💦やってくれましたね〜〜〜(笑)ちーすけも餓鬼岳狙っていたのですが、まぁ〜、日帰りで、しかも燕から周回しますか(;´∀｀)✨八ヶ岳でお会いした時から健脚だなぁとは思ってましたが、参りました(笑)燕から餓鬼岳の縦走路は少しスリリングな所もありそうですが、楽しそうです✨やはり、餓鬼岳単独よりつないだ方が良いですねヾ(≧▽≦)ﾉ絶景ですね〜〜〜♪稜線の上は遮るものがなくてサイコーだぁ✨連なる稜線の感じがたまらないです✨ハイマツに少し赤の紅葉が混じって秋らしくなってきていますね〜〜〜♪パスタうまそ〜〜〜✨魚ニソがイイ感じ〜〜✨今度まねてみます♪さすが、テント経験豊富なだけあって、山飯はお手の物ですね〜〜〜★

ヤマメモ

Re: やりましたね〜〜〜✨
chi-sukeさん、こんにちは！！！　餓鬼岳行ってきました！

燕だけだとちょっと歩き足りないかな？と思って、無理して餓鬼岳まで行っちゃいましたー！あわよくば、唐沢岳まで行っちゃおうか？とも思いましたが、それは流石に無理でした(≧▽≦)

燕から餓鬼岳の縦走路、素晴らしかったですよ！多少スリリングなところもありましたが、普段山登りをしている方なら問題なく行ける道です。確かに餓鬼岳単独より、つなぐコースで行った方が間違いなく楽しめると思います。周りの景色ももちろんよかったですが、この縦走路自体の山容が、惚れ惚れしちゃうくらいにサイコーでしたから(*´▽｀*)

魚ニソ、ブロッコリーなら常温でいいので、テント泊でも使えると思ってチョイスしてみました。パスタは前回教えていただいた「すいすいパスタ」を調べて早速マネてみましたが、いいですね〜！美味しかったです。山飯ハマりそう(≧▽≦)

嬉しいコメント、ありがとうございました！＼(^o^)／