記録ID: 974035
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北ア 前穂・奥穂(岳沢ー吊尾根ーザイテンー涸沢周回)+紅葉
2016年10月01日(土) ~
2016年10月03日(月)
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,075m
- 下り
- 2,069m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:10
2日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:15
天候 | 10月1日:曇り→ガス→夕刻晴れ→夜中風雨 http://www.tenki.jp/past/2016/10/01/chart/ 10月2日:明け方雨→曇り→晴れ時々ガス→ガス http://www.tenki.jp/past/2016/10/02/chart/ 10月3日:ガス→曇り→雨 http://www.tenki.jp/past/2016/10/03/chart/ *上空の寒気団の様子を予想しているサイトです。当日は寒気の南下はなかった のですが、前線が南下してきました。 http://www.ystenki.jp/kanki.html |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
2)シャトルバス あかんだなー平湯ー上高地BT 30分に1本運行、往復利用 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/hirayu/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.前穂・奥穂の周回コースの概要 上高地を起点に、奥穂・前穂の2ピーク(または涸沢岳を含む3ピーク)を 登る周回コースです。以前は穂高岳山荘宿泊の6割の登山者が重太郎新道を 下山したと言われていますが、最近では、脚力不安から下りではなく登りに 使用する登山者が増えており、滑落事故が岳沢、ザイテンともに多発する 状況にあります。登れる方にとっては、なんでもない登山道ですが(縦走に 不慣れな方が、吊尾根、紀美子平からの前穂往復、奥穂から穂高岳山荘の下り、 そして、ザイテンの下りで事故を起こすため)毎週末遭難者が発生しています。 http://www.pref.nagano.lg.jp/police/news24/ 2.各登山道の最新の状況 (1)上高地〜岳沢小屋 岳沢登山口から風穴を中間点とし、前半は森の中、後半は岳沢の河原に沿って 歩きますが、雨天または、雨天後の風穴より下部の木道部分が朽ちているので、 濡れると滑りやすくなっています。岳沢小屋までハイキング道と思われがちで すが、実際は登山口から700m近く登ります。 (2)岳沢小屋〜紀美子平(重太郎新道) 難しい道ではないのですが、高度感があり、カモシカの立場、岳沢パノラマ、 雷鳥広場と3段階の尾根に上がるために梯子と岩を登ります。ところどころ、 大きな岩場では、大股にならずリズムよく登ることが肝心です。紀美子平に近づ くと、ガレ場を木枠で囲んだ階段が出てきます。この階段が終わるとその上部が 鎖場になっているので、滑らないように、慎重に登っていき紀美子平です。 (3)紀美子平〜前穂高岳(山頂)往復 皆がそうする通り、よほどの雨の時は、登らないことをお勧めします。岩が渇い ていたら紀美子平にザックをデポし、サブザックに必要なものだけを持って岩場 を登る方が賢明です。逆層の部分はないのですが、岩場が滑りやすいのとガスが 発生しやすい場所のため、〇印を見落としやすい場所です。 (4)紀美子平〜(吊尾根)〜奥穂高岳(山頂) 尾根の巻道なので、奥穂への登りは、左が岳沢側に広がり右が岩壁になります。 ただし、登山道は、狭くはないので、バランスを崩しやすいところは、手を使い 登っていけば、特に切れ落ちて危険だというような箇所もありません。 但し、飛騨側から風が吹くときは、風は止まずに、ガスも吹き上げてくるので、 急に視界がわるなったり、バランスを崩す危険性があります。 (5)奥穂高岳(山頂)〜穂高岳山荘 前半はガレ場、後半は、岩場の下りです。実際は、ガスが出るとガレ場の〇印が わかりにくい箇所があります。事故多発帯は、山荘が眼下に見える鎖場ですが、 最後まで注意をそらさず、しっかり3点支持で足場を固めて降りれば、滑落にあう こともないかと思います。 (6)穂高岳山荘〜(ザイテングラート)〜涸沢小屋 ザイテングラートの下りは、一部に安全のための鎖が設置されましたが、特に 鎖を使っておりなくても、問題はありません。ただ、鎖場は岩を左から卷くところ で、滑落者がたことにより、設置されているので、大きく張り出さず、しっかりと 足を置いて進めといういことだと思います。 (7)涸沢〜上高地 今年の夏に50mの幅で崩れたガレ場が涸沢谷にあります。落石に注意しながら、 渡って本谷橋に向かいます。また、今年は、雨が多いため、ぬれ落ち葉も多く、 吊り橋も水量が多い時は渡れないので注意が必要です。 3.登山届 上高地BT前インフォメーションセンターに登山届ポスト *またはネット提出 http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/smartphone/tozankeikakusho.html 4.紅葉状況(10月1日―3日) 上高地ー岳沢 これからです 岳沢ー奥穂 重太郎新道 ピーク直前でダケカンバがいい色です。 奥穂ー涸沢 ピークを過ぎました。ナナカマド残っています 涸沢ー横尾 今年は終わりです 横尾ー上高地 これからです 5.警察の出動状況について 最新の救助を必要とした滑落事故等の状況については下記のサイトで(長野県警) ちなみに、私たちの前穂登山の翌日、滑落事故が発生して、ヘリが飛んでいました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
スリング
安環カラビナ(2枚)
|
---|---|
共同装備 |
昼ご飯
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
笛
ファーストエイドキット
ツェルト
|
感想
出張のためUPが遅れましてごめんなさい。7月に続いて、今期最終の奥穂へ仲間と登ってきました。今回は時計回りで奥穂へ。雨台風で吊尾根?とおもいましたが、台風はなんとか通過して、最悪の天気だけは免れて、無事に前穂山頂と奥穂へ。3日目は涸沢岳から北穂高への稜線歩きを楽しむ予定でしたが、天候悪化の予報がでたため、
ザイテンから降りました。しかし雨上がりの岳沢の紅葉が美しかったことと、今年は例年より10日早いといわれた涸沢紅葉にぎりぎり、間に合いました。しかし、涸沢より下の紅葉は立枯れてしまいダメ。なんという年なんでしょう。それでも、鮮やかな涸沢紅葉を楽しんで下山。徳澤園から雨になりましたが、山で振られ無かったので、奥穂での眺望の悪さは問わないことにしました。
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