愛宕山〜竜ヶ岳〜竜ヶ岳の北方の尾根のピーク巡り
- GPS
- 12:20
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 1,931m
- 下り
- 1,966m
コースタイム
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 12:20
標高グラフには、実際には通っていない場所が通過ポイントとして表示されてしまっています。
参考にされる場合、以上の点にご注意を。
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■水尾〜愛宕神社 『行き止まり』表示されている農林道を初めて進みましたが、ヤマレコで事前に情報を得ていた通り、普通に通行可能。 ■竜ヶ岳山頂〜竜ヶ岳登り口 急坂です。 登りに比べると、下りはルートが分かりづらく感じました。 ■龍の小屋〜芦見峠 このコースを予定していましたが、前日の朝までの強雨のために芦見谷川の水かさが増しており、渡渉が困難で、自分の技量では危険と判断し、途中で進むのを断念しました。 5月に訪れた際には、今回とは逆に芦見峠から龍の小屋方面へ向かいましたが、芦見谷川の流れも程々で、渡渉も特に問題なく行えました。 ■竜ヶ岳の北方の尾根 想像していたよりも道ははっきりしていて、迷うような事はないでしょう。 ■大杉谷コース 危険とまでは思わないけど、慎重に進むべき所はありました。 |
写真
感想
今年の1月、両親と共に愛宕神社に札をもらいに水尾から愛宕山を登りました。
多分、3度目の愛宕山登山だったはず。
それまでは水尾と神社のピストンだったのだけど、愛宕三山を構成する地蔵山か竜ヶ岳にも行ってみようという事になり、この時は地蔵山へ登りました。
スキー場があった影響か、植生に独特なものがあるように思われ、この山域の新たな魅力を感じ取りました。
その後、2月と5月に三山を巡り、雪山歩きを堪能したり、芦見峠〜龍の小屋に至るルートで渡渉を体験したりして、山歩きの新たな楽しさを知る事になりました。
で、先日、iPadを入手。
初めてのGPS端末を伴った山歩きという事で、5月に辿ったコースを逆回りで行ってみようと思ったのです。
麓と愛宕神社を結ぶルートに関しては、通った事のない部分を含むルートを選んでみました。
始発に乗って、保津峡駅に到着。
ヤマレコMAPを起動、ログ取りを開始し、水尾へ向けてスタートです。
途中、次回以降に通ってみたいと思っている中尾根ルートの入り口を確認したり、水尾川の水量が多いなとか思いつつ、水尾に着きました。
いつも通りに水尾の登山口から登り、今までは素通りしていた農林道との分岐で、その農林道を進みました。
地味な道という印象で、最後の階段の辺りでは汗を随分とかいていましたよ。
神社に辿り着いてみると、社務所前の温度計は8.5℃、本殿前の休憩所のは8℃。
次第に汗も引いてきました。
おにぎりを2つ食べて、竜ヶ岳へ出発。
程なくして到着後、急坂を下ります。
初っ端からルートを間違えたり、後半で少しヒヤリとしたり、気を張り詰めつつ歩を進め、ようやく沢に着きました。
予想していた以上に川の水量が多く、渡渉ポイントだったはずの所を渡るのは難しそう。
すべって怪我をするよりはと思い、靴と靴下を脱ぎ、裾をまくりあげ、裸足で川を渡り、まずは龍の小屋へ。
芦見峠まで行くには何度も渡渉する事になるので、この時点で予定を変更しようかと思ったものの、行ける所まで行ってみる事にし、出発。
最初の渡渉は何とかなったのだけど、次のポイントは自分には危険と思い、ここで断念。
竜ヶ岳から降りて来た場所に何とか戻り、龍の小屋へ。
ここも渡渉が必要で、さっきは裸足で渡ったんだけど、面倒臭くなってしまい、靴を履いたまま渡ってみました。
思っていたよりも靴の中へ水が浸透し、この後は湿った靴下を履いたままでの山行になってしまったのです。
龍の小屋に戻り、モヤモヤとしたまま歩いていたら、首なし地蔵方面に行くつもりだったのに、林道を道なりに進んでしまい、程なく間違いに気付く。
iPadで確認してみると、このまま進んで行けば、いくつかのピークが連なる尾根に行く事ができるようなので、この日はそちらへ行ってみる事にしました。
マイナーそうな道なので心配もあったけど、道ははっきりとしている部分が大半で、特に問題なし。
P812を過ぎて、P807へ向かっている辺りで、犬を連れたおじさんに遭遇。
細野の方から来られたらしく、すごいなぁ〜と思っていると、一緒に歩いている犬はその方の飼い犬ではなく、細野から付いて来たのだとか。
「帰れ」と何度も追い返してみたけど、どうしても離れずに付いて来てしまったそう。
首輪も付いていたし、頭の良さそうな顔立ちでした。
山歩きが大好きなのか、おじさんに何か惹かれるものがあったのか。
予定通りに芦見峠方面に行っていれば、遭遇する事もなかった訳で、こんな事もあるんだなぁ〜と思うと同時に、無事に飼い主の所に戻っていれば良いのだけどと今でも心配な気持ちです。
そんなこんなで地図上の等高線や数字としてしか認識していなかった場所ですが、実際に歩いてみると、ここもやっぱり山なんだなという、分かったような分からんような感想を抱きました。
地味なピークながら、プレートを見つけると、何か報われたような、ささやかな幸福感にじわりと包まれるのです。
尾根コースから戻り、首なし地蔵のある峠に到着。
ここから地蔵の辻へ向かいます。
途中に展望ポイントもあり、良い感じの道が続きます。
P796のチェックを済ませ、地蔵の辻を経て、社務所前の広場で休憩。
月輪寺方面へ進路を取り、分岐にて大杉谷コースへ。
この先を通るのは今回が初めて。
湿った靴下を履いたままだった影響か、両足の裏に水ぶくれができていると思われる状態だった事もあり、我慢をしつつの下り道。
誰とも会わないままに堂尻川沿いの林道にある登山口まで下りて来ました。
清滝からはバスに乗ろうか、どうしようかと迷っていましたが、足の裏意外は快調だったので、落合から六丁峠を経て、嵐山まで行く事にしました。
途中、やっぱりバスで帰れば良かったかなとか思いながらも、まだ賑わいが残る時間帯の嵐山界隈に来ました。
楽しそうな人達を視界の隅に入れつつも足早に進み、何とか阪急嵐山駅に到着。
ログ取りをストップし、ゴールです。
初めてのGPS端末を伴っての登山で、いつもと違う点が色々とありました。
とても便利だし、役に立ってくれました。
ただ、これに頼り過ぎると自分の判断能力を養成できなさそうだし、程々にしておく方が良さそうなのかな。
以上、長文になってしまい、失礼しました。
次回からは簡潔にまとめるように心掛けなくては。
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