富士山(富士宮口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はなく危険個所なし。12時の気温が-5度。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
年齢的に人生が半分終わり、登った百名山も50を超えた…
折り返し点を過ぎたし、今まで食わず嫌いで登っていなかった富士山に行きました。
行列して、延々と登り続けるのがイヤだったので、今まで富士登山は避けていました。
山じまい後で積雪期になる前の秋の平日を狙って行きました。
10/14
夜の新富士駅でレンタカーを借り、富士宮口五合目に向かいました。
途中の道路ではシカの飛び出しが多く、恐る恐る運転しました。
霧が出て天気を心配しましたが、途中からは富士山の不気味とも言える真っ直ぐなスカイラインが見えて安心しました。
23時半頃駐車場着で車中泊です。先客は1台だけでした。
10/15
3時頃、寒くて目が覚めました。
夏用シュラフでは、シュラフカバーを付けて、さらに着込んでも寒かったです。
外を見ると星が見えていたので、外に出て少し撮影です。
三脚を持って来ればよかったです…
ウツラウツラしているうちに夜が明けました。
雲が多く、絶好の山日和とはいかないものの、まずまずの天気。
車は15台ぐらいで、朝でも余裕で駐車できました。
五合目の登り始めからいきなりの急登で、きつくてへこたれそうです。
ただ登山客が周囲にまったくいないので、静かな気分で登れます。
七合目を過ぎると、身体が暖まってだんだん動けるようになってきました。
箱根と愛鷹山、伊豆の山並みを楽しみながら登って行きます。
八合目付近まで来ると風が強くなり、フリースだけでは寒くなってきました。
とは言え、着込んで歩いていると汗をかくし、悩ましいところです。
九合目を過ぎると、軽い高山病なのか、頭がボーッとして足がなかなか前に出なくなります。
ゆっくりゆっくりと登って、フラフラになりながら奥宮の鳥居に到着です。
山頂に着きましたが、雪はまったくありません。
奥宮のすぐ裏の噴火口を見ると、荒々しくてすごい迫力です。
人もほとんどいなく、風と落石の音だけが響いているのもよかったです。
最高峰の剣ヶ峰に登ります。
八ヶ岳、北アルプス、奥秩父、上信越から日光の山並みまで見えて最高です。
過去に登った山が増え、山座同定も楽しくて仕方がありません。
昼は鍋焼きうどんにしましたが、それもよかったです。
後でラジオを聞くと12時の山頂の気温は-5℃だったそうです。
そこまでは寒く感じませんでした。
最高点に立つと自分が今日本で1番高いところにいる人間なんだといい気分になります。
お鉢巡りを続けます。
少し移動すると、南アルプスが屏風のように北から南まで広がって見えました。
南アルプスを展望するにはここが最高の場所かもしれません。
お鉢をグルッと巡って、御殿場口への登山道を下山します。
登りは苦労したのに、下りはアッという間に進んでいきます。
下りでは宝永山に寄り道。
ここから見た富士山が1番迫力があってよかったです。
宝永火口からは雲が湧き上がり、まるで噴煙が上がっているようでした。
あとは五合目に下山するだけです。
富士山に初めて登った結論としては、やはり食わず嫌いはよくないなと。
噴火口の迫力、展望の素晴らしさに大満足でした。
あとは人の少ない時期を狙って登ったのもよかったなと…
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