記録ID: 982878
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【ヤマレコ仲間の記録がなかったら登れなかった♪100高山の赤岩岳&赤沢山ついでに燕岳も】
2016年10月15日(土) [日帰り]
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体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 15:11
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 3,021m
- 下り
- 3,019m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:36
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 15:12
距離 32.6km
登り 3,027m
下り 3,026m
2:53
8分
スタート地点
18:05
ゴール地点
天候 | 大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第2駐車場入り口の路肩にねじ込みました |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回登った二つの山はどちらも登山道がなく、踏み跡をトレースしなければいけない山 ヤマレコ仲間の記録が大変参考になりました ★satoyamaさん、nabekaさん、zama3776さん http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-924626.html ★sanpo69さん http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-959555.html ★fireboltさん http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-688124.html その他登られた方々のレコがなかったらこんなにスムースに道を見つけられなかったと思います。この場を借りて厚くお礼申し上げます m(_ _)m 【赤岩岳】 まずどのピークが赤岩岳か?おそらくGPSがないと見当すらつかない 大天井ヒュッテから進んだ場合、赤岩岳山頂50mと書かれた標柱が道しるべとなる そこから50mではなく一般登山道を100mほど進むと道の脇に白テープで巻かれた石と周辺の灌木に赤テープがぶら下がっている、satoyamaさんたちのレコが非常に参考になりました 赤岩岳山頂はそこから灌木帯を直登するのだが、まぁこれが急傾斜 灌木につかまっていないととてもじゃないが滑落必至、あまりにきついので途中で右となりのザレ場にルートを変えてみたが、そっちは蟻地獄のようにズルズルで進まない、結局灌木帯に戻って登りなおした。やはりこの灌木帯がキツイ中でも最も登りやすいルートなのだろう、ザレ場や草付は急傾斜過ぎて立っていられず、灌木につかまって登るのが安全なように思われた 稜線を辿るルートもあるとのことだが、稜線は岩稜のヤセ尾根でやはりこの直登ルートが危険区間が短いのでいいのではと思った。 だが登りもきついが降りがもっと怖い、格好悪いとかどうのこうの言ってられず尻もちスタイルで降る 高さはおそらく40m程度、ほんの短い距離ですが緊張しました 【赤沢山】 ヒュッテ西岳のテント場の一番奥、目印となる大きな岩を反時計回りに踏み跡に従い回り込んで急傾斜のハイマツ帯を降っていく、こんなとこ降るの?というくらい急傾斜だが、踏み跡を信じて降っていくとトラロープが下がっているので、トラロープに従ってさらに降っていく トラロープの末端で左にいく踏み跡らしきものがあるが、正しいのはそちらではなく右を見ると木の根のトンネルの向こうに赤テープと次のトラロープが下がっているのが見えます、トンネルをくぐって5mくらいトラバースした後に下に向いて張ってあるトラロープに導かれてさらに降ります ロープの末端からさらにハイマツのトンネルを尻もちスタイルで降っていくとそこが最低鞍部 最低鞍部からは稜線どおしで踏み跡がついてます、ハイマツかぶって分かりにくいところもありますが、注意深く探ると分かります 急傾斜の稜線を登りきると赤沢山の平らな山頂部に出ます、山頂は一番奥ですがここから見る槍穂高は、今まで見たどこからよりも近距離で大迫力です 順調に歩けばヒュッテ西岳から1時間半くらいで往復してこれると思います なお、ハイマツ漕ぎが酷いので長袖長ズボンはもちろんですが、松ヤニで汚れることも覚悟しなければなりません |
その他周辺情報 | しゃくなげの湯 安曇野市民以外は700円 新しくてきれいな温泉です |
写真
登山道の右側を注意深く探していくと、このように白いテープで巻かれた目印のケルンがあります
satoyamaさん、nabekaさん、zama3776さん、情報ありがとうございます
satoyamaさん、nabekaさん、zama3776さん、情報ありがとうございます
撮影機器:
感想
百高山も残り数座となってきたのですが北アルプスでは赤沢山というちょっと手強い山が未踏、どうやって攻めるか考えていた時にふと気付いたのが、赤岩岳って登った気になってるけど、山頂のイメージないなぁ?
で、調べてみると自分が登った気になってたのは山頂標識みたいなもので実は山頂でもなんでもない唯の道票
となると赤岩岳も登っておきたいところだが、今年はもうシーズンオフ、来年に残しておくかどうしようかと思案していたのだが、
―桔の天気はピーカン予報
⊇珍路中の大天井ヒュッテは今週で営業終了
特に泊りでというわけもないのだが、やはり途中に営業小屋があった方がなにかと安心
そんな時にpikachanさんが赤岩岳と赤沢山を同時にアタックされるとの計画がアップされ...これで完全に背中押された格好になり、計画実行となりました
それから赤岩岳と赤沢山に関する過去のレコやらブログやらを探し、ヤマレコのお友達の記録もじっくり読ませていただき、大変参考になりました
多分、これらの情報をインプットせずに臨んでいたなら、一筋縄ではいかなかったでしょう、そのくらい大変でした
誤解を恐れずに言えば赤岩岳、赤沢山ともに、山頂に立つというごく単純な達成感を得る意味合いにおいてはあまり面白味のない山かもしれません、私も2回登りますかと訊かれれば、多分「NO」というと思います(ちょっと三角点ハントのような感じでしょうか)
なので、今回の山行の最後になって登山気分を味わいたくなり、予定になかったのですが燕岳に登ってきました、というのはウソで燕山荘付近の山ガールにフラフラついていっただけですけどね 笑
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
と言っても、このコースを日帰りされるくらいですから、軽かったですか?!
いつもながら技術・体力・気力に感服させられます。pikachanさんも同じ頃に行かれたのですね? レコを探してみようっと。
fireさん おはようございます
いえいえ、軽いなんてとてもとても、荷物だけは軽くして臨みましたが、いざ登ってみると下山するまで緊張の連続でした
pikachanさんの計画に上がっていたので、「もしかしたらいくかも」とコメ入れさせていただいてたんです
時間的には合わなかったので残念ながらお会いできなかったのですが、土日で大天井ヒュッテにお泊りのご予定だったと思います(レコはこれからかな?)
この2山は縦走路途中にあるとはいえ、この2山をやっつけるんだという目的意識を持って登らないと難しいなと思いました
fireさんのレコ大変参考になりました
おはようございます、zama3776です。
今回赤岩岳・赤沢山お疲れ様でした。中房温泉から燕岳経由で天気☀も最高だったから疲れもどこかにいってしまいますね
また、この2つの山は本当にアクセスを含めて難儀しますよね。
それを単独で行かれたとは感心いたします
自分も、satoさんとnabekaさんがいなかったらこの2つの山には登れなかったと思います。百高山完登まであと少しなので気をつけて頑張って下さい
最後に自分達のレコがお役に立てて幸いです。
zamaさん おはようございます
コメありがとうございます、satoyamaさんたちとのコラボ登山、いつも楽しく拝見しています
行ってみて言えるんですが、みなさんのレコが本当にリアルで分かりやすく、特に赤岩岳の説明にとても助けられました。取りつきの石の説明がなかったら、どこかわからないまま右往左往してたと思います、あらためてありがとうございます
zamaさんたちも99座ですか?あとは赤牛でしたでしょうか
残り1座お気をつけて楽しまれてください
私もあと4座までこれました、じっくり頑張ります
あっさり踏破されましたね、sakuraさん
私もこの2座の下調べは十分にしましたよ、八ッの西岳と違って
赤岩の傾斜は半端ないですよね
あの時の悪戦苦闘の記憶がよみがえりました
終ってしまえば何てことないんですが、
終わるとほっとしたのを思い出しました。
sakuraさんも百高山あと少しですね。
私の残りの赤いお山は来年送りです
satoさん こんにちは
皆さんの詳細なレコがなかったら登れていなかったですよ
そのくらい参考にさせていただきました
赤岩の傾斜は事前に「キツイよ」とレコで拝見していましたので、あーこれかー、って納得して登りましたけど、それがなかったら躊躇する傾斜でしたね
satoさんたちもあと1座は来年ですか、もう一つの赤いお山もアプローチの大変な場所にありますよね、その分達成感もきっと大きいはず
来年の達成楽しみにしていますね
こんにちわ、sakuraさん
中房からって・・
行くかも行かないかもみたいな感じでしたが、
まさかこのロングコースに、地図にルートの無い山頂2座・・
日帰りですか!!
レコ上がってホントビックリでした
私たちはヒュッテに着いたのは夕方でして、
お会い出来ず残念でした。。
上高地から入り行きに西岳と赤岩、
帰りに赤沢に行き私も友人も+3座になりました。
昨日は温泉入り
お会いはできませんでしたが、同じ週末に同じ山に登れ
なんだかとっても嬉しいです。
sakuraさん、ここにコメント載せてる皆さんのように健脚で体力あるとサクッと周れるんだなぁ〜と思うと、皆さんホントにスゴイな
pikachanさん お会いできず残念でした
無事踏破されたんですね、おめでとうございます、レコはゆっくりでいいですよ楽しみにしてます
お互いにお天気も味方してくれて
赤岩も赤沢もなかなか手強いお山で、なんでこのこが百高山?って思いながら登ってました
pikachanさんの計画が上がってなかったら、私は多分来年に持ち越しにしてたと思います
背中を押していただきありがとうございました
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