記録ID: 983083
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
晩秋の西穂高岳ー奥穂高岳
2016年10月13日(木) ~
2016年10月15日(土)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 13:08
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,805m
- 下り
- 2,434m
コースタイム
2日目
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:55
距離 7.4km
登り 1,359m
下り 1,367m
12:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北アの他のルートでも危険と隣り合わせと感じる場面はありますが、ここではそれが連続してあらわれます。他のルートならハシゴが設置されるような場所でも、細く錆び付いた頼りない感じの鎖があるのみ。岩に割れ目が入っていて、試しに掴むと簡単に動いたりして油断なりません。ペンキマークが消えかかっていて見つけづらいものも散見されました。少しでもおかしいと感じたら、最後に確認したペンキマークまで戻ることが肝要。技術的には3点確保といった岩稜帯登挙の基本を身に付けていれば大丈夫。問題はそれをルート全体を通じて実践し続ける事が出来るかどうか。やはり集中力の持続とそれを可能にする体力が必要なルートでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
体力が持たないと注意散漫となり事故につながりかねないこのコース。一般的な北アのルートを小屋泊まり(8~9kg程度の荷物)でコースタイムの 60%のペースで8〜9時間行動できている今のうちに行っておこう(当方50台半ばで、体力は長期低落傾向)と毎週末機会を狙っていましたが、今年の9月は雨ばかり。10月も半ばになってようやく待望の移動性高気圧がやって来ました。雪が付くのももうすぐで、このチャンスしかないと出かけることに。
初日は新穂高ロープウェイで楽をして西穂山荘で一泊。
翌日は天の川流れる星空の下4時前に出発。ピラミッドピークを越えてもまだ暗く、西穂山頂でようやく明るくなりました。幸い稜線上の風はそれほど強くなく、山シャツの上にハードシェル1枚で行動中は寒さを感じず、汗をかくこともなく快適に行動できました。ただし、吸い込む空気は0℃前後と冷たく、寒冷刺激に弱い私の鼻から鼻水が出続けるのには閉口しました。計画では涸沢岳から北穂を経由して涸沢小屋に向かうつもりでしたが、涸沢岳に着いた時点でかなり脚力に余力がなくなってきたのと、予定よりも1時間ほど遅れていたことからザイテン経由で涸沢小屋に直行。おでんと生ビールで元気を回復。
最終日は上高地まで下るのみ。4時前に出発し、横尾あたりで明るくなりました。涸沢の紅葉は終わっており横尾〜上高地はこれからのようだったので、暗くて紅葉盛りの景色を見逃したようです。上高地で梓川越しに聳える穂高の稜線を仰ぎ見て、昨日はあの稜線を辿っていたのだと感慨もひとしおでした。今回も無事山行を終えられたことに感謝。
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