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Yamareco

記録ID: 983083
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

晩秋の西穂高岳ー奥穂高岳

2016年10月13日(木) ~ 2016年10月15日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:08
距離
24.9km
登り
1,805m
下り
2,434m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:48
休憩
0:00
合計
0:48
距離 2.0km 登り 274m 下り 48m
2日目
山行
7:21
休憩
1:34
合計
8:55
距離 7.4km 登り 1,359m 下り 1,367m
3:51
14
4:05
34
4:39
4:40
20
5:00
5:01
16
5:42
5:50
6
5:56
5:57
17
6:14
6:20
18
6:38
6:47
14
7:01
7:08
20
7:28
7:29
21
7:50
7:54
74
9:08
9:28
8
9:36
9:47
9
9:56
10:02
21
10:23
10:26
29
10:55
10:59
16
11:15
11:17
15
11:32
32
12:04
12:13
16
12:29
12:30
16
12:46
3日目
山行
3:17
休憩
0:05
合計
3:22
距離 15.5km 登り 184m 下り 1,040m
3:56
3
3:59
19
4:18
32
4:50
4:52
24
5:16
13
5:29
5:30
28
6:11
30
6:46
6:47
31
7:18
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
北アの他のルートでも危険と隣り合わせと感じる場面はありますが、ここではそれが連続してあらわれます。他のルートならハシゴが設置されるような場所でも、細く錆び付いた頼りない感じの鎖があるのみ。岩に割れ目が入っていて、試しに掴むと簡単に動いたりして油断なりません。ペンキマークが消えかかっていて見つけづらいものも散見されました。少しでもおかしいと感じたら、最後に確認したペンキマークまで戻ることが肝要。技術的には3点確保といった岩稜帯登挙の基本を身に付けていれば大丈夫。問題はそれをルート全体を通じて実践し続ける事が出来るかどうか。やはり集中力の持続とそれを可能にする体力が必要なルートでした。
ロープウェイ西穂高口駅より西穂
2016年10月13日 12:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/13 12:59
ロープウェイ西穂高口駅より西穂
西穂山荘から霞沢岳
2016年10月13日 13:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/13 13:55
西穂山荘から霞沢岳
西穂山荘上より明日登る稜線
2016年10月13日 16:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/13 16:18
西穂山荘上より明日登る稜線
西穂高岳山頂
2016年10月14日 05:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 5:42
西穂高岳山頂
これから向かう奥穂への稜線
2016年10月14日 05:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 5:45
これから向かう奥穂への稜線
西穂の隣のP1に到着
2016年10月14日 05:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 5:56
西穂の隣のP1に到着
P1を振り返る
2016年10月14日 06:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:16
P1を振り返る
間ノ岳の赤茶けた山体
2016年10月14日 06:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:16
間ノ岳の赤茶けた山体
間ノ岳への登り
2016年10月14日 06:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:32
間ノ岳への登り
間ノ岳山頂より西穂を振り返る
2016年10月14日 06:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:43
間ノ岳山頂より西穂を振り返る
間ノ岳山頂より天狗岳、奥穂への稜線
2016年10月14日 06:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:43
間ノ岳山頂より天狗岳、奥穂への稜線
間ノ岳から下りてきました
2016年10月14日 06:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:58
間ノ岳から下りてきました
天狗岳の逆層スラブ
2016年10月14日 06:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 6:58
天狗岳の逆層スラブ
間天のコルから振り返る
2016年10月14日 07:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:07
間天のコルから振り返る
間天のコルから見上げる逆層スラブ
2016年10月14日 07:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:07
間天のコルから見上げる逆層スラブ
間天のコルと間ノ岳
2016年10月14日 07:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:11
間天のコルと間ノ岳
天狗岳山頂
2016年10月14日 07:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:24
天狗岳山頂
天狗岳山頂より畳岩尾根ノ頭
2016年10月14日 07:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:24
天狗岳山頂より畳岩尾根ノ頭
天狗岳を振り返る
2016年10月14日 07:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:34
天狗岳を振り返る
天狗のコル
2016年10月14日 07:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:43
天狗のコル
畳岩尾根ノ頭への登り この先、ペンキマークが少なめだった。道は稜線の飛騨側に付いていることが多かったと思う。
2016年10月14日 07:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:43
畳岩尾根ノ頭への登り この先、ペンキマークが少なめだった。道は稜線の飛騨側に付いていることが多かったと思う。
天狗のコルに下りてきた道と鎖
2016年10月14日 07:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:47
天狗のコルに下りてきた道と鎖
天狗のコルから岳沢に向かう道
2016年10月14日 07:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:49
天狗のコルから岳沢に向かう道
天狗のコルから望む笠ヶ岳
2016年10月14日 07:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 7:49
天狗のコルから望む笠ヶ岳
畳岩尾根ノ頭直下の登り
2016年10月14日 08:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 8:21
畳岩尾根ノ頭直下の登り
畳岩尾根ノ頭から天狗岳、間ノ岳、西穂を振り返る
2016年10月14日 08:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 8:38
畳岩尾根ノ頭から天狗岳、間ノ岳、西穂を振り返る
畳岩尾根の頭から富士山・南ア
2016年10月14日 08:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 8:39
畳岩尾根の頭から富士山・南ア
畳岩尾根ノ頭から八ヶ岳
2016年10月14日 08:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 8:39
畳岩尾根ノ頭から八ヶ岳
コブ尾根ノ頭からジャンダルム
2016年10月14日 08:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 8:56
コブ尾根ノ頭からジャンダルム
ジャンダルムへの登り
2016年10月14日 09:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 9:04
ジャンダルムへの登り
ジャンダルム山頂
2016年10月14日 09:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/14 9:14
ジャンダルム山頂
ジャンダルムより涸沢岳、北穂、槍ヶ岳
2016年10月14日 09:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 9:15
ジャンダルムより涸沢岳、北穂、槍ヶ岳
ジャンダルム直下トラバース道の足下は断崖絶壁
2016年10月14日 09:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 9:26
ジャンダルム直下トラバース道の足下は断崖絶壁
ジャンダルムと笠ヶ岳
2016年10月14日 09:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 9:34
ジャンダルムと笠ヶ岳
ロバの耳を飛騨側に巻く
2016年10月14日 09:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/14 9:41
ロバの耳を飛騨側に巻く
ロバの耳を振り返る
2016年10月14日 09:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/14 9:55
ロバの耳を振り返る
馬の背と奥穂高岳
2016年10月14日 10:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 10:03
馬の背と奥穂高岳
馬の背を無事通過
2016年10月14日 10:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 10:13
馬の背を無事通過
奥穂高岳山頂
2016年10月14日 10:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/14 10:19
奥穂高岳山頂
ジャンダルム、西穂から焼岳、乗鞍、御岳と連なる山並み
2016年10月14日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/14 10:21
ジャンダルム、西穂から焼岳、乗鞍、御岳と連なる山並み
8月に歩いた表銀座の山並み
2016年10月14日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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10/14 10:24
8月に歩いた表銀座の山並み
涸沢岳山頂より笠ヶ岳
2016年10月14日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 11:18
涸沢岳山頂より笠ヶ岳
初冬の風情の涸沢
2016年10月14日 11:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 11:35
初冬の風情の涸沢
蝶・常念と秋の空
2016年10月14日 12:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/14 12:29
蝶・常念と秋の空
バスターミナル脇の梓川河畔から望む穂高連峰
2016年10月15日 09:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/15 9:42
バスターミナル脇の梓川河畔から望む穂高連峰
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

感想

体力が持たないと注意散漫となり事故につながりかねないこのコース。一般的な北アのルートを小屋泊まり(8~9kg程度の荷物)でコースタイムの 60%のペースで8〜9時間行動できている今のうちに行っておこう(当方50台半ばで、体力は長期低落傾向)と毎週末機会を狙っていましたが、今年の9月は雨ばかり。10月も半ばになってようやく待望の移動性高気圧がやって来ました。雪が付くのももうすぐで、このチャンスしかないと出かけることに。
初日は新穂高ロープウェイで楽をして西穂山荘で一泊。
翌日は天の川流れる星空の下4時前に出発。ピラミッドピークを越えてもまだ暗く、西穂山頂でようやく明るくなりました。幸い稜線上の風はそれほど強くなく、山シャツの上にハードシェル1枚で行動中は寒さを感じず、汗をかくこともなく快適に行動できました。ただし、吸い込む空気は0℃前後と冷たく、寒冷刺激に弱い私の鼻から鼻水が出続けるのには閉口しました。計画では涸沢岳から北穂を経由して涸沢小屋に向かうつもりでしたが、涸沢岳に着いた時点でかなり脚力に余力がなくなってきたのと、予定よりも1時間ほど遅れていたことからザイテン経由で涸沢小屋に直行。おでんと生ビールで元気を回復。
最終日は上高地まで下るのみ。4時前に出発し、横尾あたりで明るくなりました。涸沢の紅葉は終わっており横尾〜上高地はこれからのようだったので、暗くて紅葉盛りの景色を見逃したようです。上高地で梓川越しに聳える穂高の稜線を仰ぎ見て、昨日はあの稜線を辿っていたのだと感慨もひとしおでした。今回も無事山行を終えられたことに感謝。

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訪問者数:747人

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