紅葉を求めて鳳凰三山 五色ノ滝がきれいでした
- GPS
- 16:02
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,863m
- 下り
- 2,826m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
19日朝8時頃には集金の方がいらっしゃったようです。 20日昼頃にも集金の方が見当たらず。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。ただし、尖った木の根が道に飛び出しているので、注意。 ■青木鉱泉から鳳凰小屋まで とくに、危険箇所はありません。ただし、大きな木の根がそのまま登山道に出ていたり、全身で越えなくてはならない岩や石が少なくなく楽ではありません。ところどころで滝を見るコースがあるので、気分転換になります。 最後の平らになってから地蔵ヶ岳が見えるところになると平らになり平和な高原風景が楽しめました。 ◎南精進ヶ滝 脇道のような道標から入ると、迫力ある姿を見ることができました。 ◎白糸の滝 立入禁止のようで見られませんでした。 ◎五色ノ滝 滝壺まで降りることができ、大迫力。訪れた時は、紅葉最盛期だったと思います。 ■鳳凰小屋から観音岳のある尾根 道はわかりやすいのですが、未処理の倒木を回るため大きな根を登ったり回り込んだり、髭根をよける、大きな幹を越える必要があるなど、ワイルドな登山道でした。 ■賽の河原から鳳凰小屋 森林内には崩れて50cm以上落差がある階段が残っています。賽の河原は砂の斜面なので登りでは一歩進んで半歩下がる状態のところがあり、少々疲れると思います。私は下山で利用したので快適でした。 ■御座石温泉から燕頭岳 燕頭岳から下の傾斜が厳しいので、上り下り共になんとも。 ◎燕頭山から御座石温泉区間 石や木の根が張り出し、大股で越えなくてはならないところが多く、急傾斜が続きます。登りではかなり疲れるし、下りでも膝に負担がありました。 ◎燕頭山から鳳凰小屋 下に比べ傾斜がゆるくなり、甲斐駒ヶ岳、地蔵ヶ岳、八ヶ岳、富士山などが眺められるので楽しい行程でした。 |
その他周辺情報 | 韮崎旭温泉 山梨県韮崎市旭町上条中割391 TEL 0551-23-6311 福祉施設「あさひホーム」経営者がつくった温泉なので期待していませんでした。 炭酸泉が魅力です。湯につかり1分もすると肌、特に毛部分に炭酸の泡がびっしりつきます。 たぶんじっくり入れば暖まるでしょう。 温泉浴室内のガラスや浴槽、さらに洗い場の温水設備が一部交換されているなど、手入れされた綺麗な印象を与えるます。さらに大人600円、子ども300円とシンプル。販売店はないが、小さいがこぎれいな休息部屋付属する木張りのテラス。私はここで寝てしまいました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
テント
フライ
グランドシート
張り綱
サンダル
朝食
行動食
夕食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
カメラ
帽子
水 2リットル
救急用品
着替え下着(上下)
着替え靴下
ボディペーパー
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感想
薬師岳から青木鉱泉に降りる中道が単調という感想を聞いていたので、青木鉱泉・鳳凰小屋・鳳凰三山・鳳凰小屋・青木鉱泉のピストンを考えていました。訪れた鳳凰小屋の方が、下りで尾根経由の御座石鉱泉をまわり青木鉱泉のコースをおすすめしてくれました。登りでドンドココースは降りたくない印象があったので、さっそくそちらに変更。結果、変化あるコースを楽しめました。
ドンドコの特長の一つに、いくつかの滝を訪れることができることがあるでしょう。特に、紅葉シーズンまっただ中だと非常に期待できます。今年は寒くなるのがゆっくりなので紅葉景色は正直微妙でした。蔓系統の葉はあかくなっていましたが、弱っている木は黄色になったり、元気な木は緑のままだしと迫力に欠けました。それでも、今回は2000m以上に紅葉が楽しめる木が多かった気がします。
今回がテント泊登山最後になると思い、今までの反省のまとめ登山を試みました。結果は予定通りに無事歩き通せました。また、テント場にテントなどの荷物を置いての登山は楽で良いですね。これから、このパターンのコースも考えたいと思います。
初め2時間はとにかくゆっくり。水分補給を30分ごとに100cc位。カロリー補給を1時間200kcal。おかげで、汗も少なく、足もつらず、つらくなっても足は前に出て登山することができました。
テント場では氷や氷柱は見られませんでしたが、沢の水が当たる石の表面は凍っているところがあったので夜には0℃位まで気温が下がったかもしれません。ただし、私は快適に寝てました。
ドンドココース
道中にある滝を訪れるのか魅力です。今回訪れたのは「南精進ヶ滝」、「五色ノ滝」で「白糸の滝」は立入禁止で葉登山登山道から入れませんでした。今回は、五色ノ滝は紅葉まっただ中で最高でした。しかも、五色ノ滝は滝壺まで降りられるのが最高です。
地図に出ていない鳳凰の滝は次回に訪れようと飛ばしました。
登山道は整備が行き届いているわけでもなく歩きづらいところが所々にあります。
憬れの地蔵ヶ岳
春に夜叉神峠から薬師岳、観音岳を訪れていたので鳳凰三山最後の未登頂の信仰の固まりのようなお地蔵様を見るため地蔵ヶ岳を訪れました。せっかく訪れるので鳳凰三山を一回の登山で周遊しました。
お地蔵様がやけに新しいと思いネットで調べると地元登山会の方々が一生懸命お地蔵様を運んでいたんですね。重い石像を運び上げた皆様に感謝感謝です。
御座石鉱泉から燕頭山
谷を歩くコースと異なり、木々の間から見える富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳など尾根筋を歩きながら見えるのが良いです。
御座石鉱泉から青木鉱泉へ
正直、山を下りてから再び山を越えて青木鉱泉へ行くのは、精神的に辛いものがありました。特に、下り御座石鉱泉手前から、足ヒザにかなりの負担がきていたので精神的につらかったです。ただし、下りがヒザにダメージを与えてましたが、登りでは精神的なダメージだけでヒザへのダメージが感じられないのが助かりました。
さらに、コース全体がほんとうになだらかなアップダウンの上に、明るい広葉樹林帯と足下がクマザサの道なのでそれまでの山岳地帯の景色とは全く違うのどかな景色に癒やされました。
ただし、一部の道はハッキリせず、オレンジビニールテープだけがたより。
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