記録ID: 98870
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雪山ハイキング
丹沢
塔ノ岳 〜新雪の大倉尾根を歩きたくて〜
2011年02月11日(金) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
6:18大倉バス停ー8:48塔ノ岳山頂9:00-10:33大倉バス停
天候 | 雪(登山開始直後は雪は降ってませんでした。高度が上がるにつれ、雪の勢いは強まりました。大倉に帰ってくると、みぞれに変わってました。) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時10分前に時点で1台、その後スタートするまでに2台入庫。 登りで、雪上に足跡がなかったので、最初の1台は前日からかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
見晴茶屋の手前からパラパラと雪が舞ってきました。 昨夜はこの辺りは降雪はなかったのでしょうか。 駒止茶屋、堀山の家と高度を上げるにつれ、降雪量が増していきました。 9時頃の山頂でベンチに積もっていた雪はせいぜい5僂らいでしょうか。 私が大倉に帰りつくまでの間は、ゲイター、アイゼンの必要性は感じませんでした。 下山時は、大倉尾根の段差が苦手なことと、石が浮き出ている部分が滑りやすいので、ダブルストックで対処しました。 金冷しまで、下山してきたのは、歩荷さんのみで、まっさらの雪の上を自分の足跡をつけて歩くことができました。 下山時は、雪のおかげで、膝へのダメージ軽減されていたようですが、個人的には大倉尾根の下りは最も苦手です。 凍結している箇所はありませんでした。 駐車場での気温は3℃で、当初雪も降ってなく、拍子抜けしました。 大倉バス停のトイレ手前の洗い場でタワシが備え付けられてます。 雪のおかげで、靴、ストックとも、汚れは軽微で、すんなり落とせました。 |
写真
撮影機器:
感想
この冬4度目となる塔ノ岳にハイクした理由は、
新雪の大倉を歩きたかったからです。
今回以外は、膝へのダメージが大きい大倉尾根を避けて塔ノ岳へ到達してました。
小丸尾根、鍋割山経由、小草平経由といずれも、膝には確実に大倉尾根より優しいと思います。
でも、塔ノ岳への王道である、大倉尾根を逃げてばかりはいられないので、
機をうかがっていました。
そこで、好機到来、雪の予報が出ました。
雪が積もっていれば、いくらかは、雪がクッションとなり、
膝の負担が軽減できると思いアタックしたのです。
結果として、過去3回大倉尾根の下りで苦い思いをした膝の状態は今回は良好でした。
下山時は、ダブルストックで対処したのも功を奏したのかもしれません。
あるいは、山行を重ねるに従い、筋力アップと技術も少しはレベルアップしたからかもしれません。
1年前より、35分登りで時間短縮できたのが分っただけでも、登った甲斐がありました。
普段何も鍛えてないのに、山行を重ねると少しずつでも
レベルアップするところがまた、山の楽しさの1つでしょうか。
しかし、やはり大倉尾根の下りは依然として苦手です。
私がスムーズさを欠いて下山していたところ、私より年配の方が、
足さばきよろしく、軽快に下っていく姿を見るとまだまだだなあと痛感します。
登山を続けていく限り、老若男女問わず、膝の半月板や軟骨は確実に消耗してくるので、
如何に膝の負担を軽くして登るか、いや、下るかを自分なりに探究していきたいと思います。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
積雪期ピークハント/縦走
丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
下からはまったく山が見えない中、行かれましたか!
お疲れ様でした(^-^)v
新雪を歩くのは気持ち良いものですよねー
わたしも気合いが乗れば
日曜日にでも大倉尾根から登って三ノ塔回ってみたいと思います。
きっと膝にも優しいはずなんですよねー。
塔ノ岳お疲れ様です。
思い立っての大倉ですか。
行動力に拍手です。
丹沢の雪景色を楽しまれた様ですね。
木道にうっすら積もった雪はスリップ転倒の定番ですので大倉は要注意ですね。
寒期は当初の予報より南下しなかったのですが、写真を見ても丹沢の今日の積雪はそれ程多くはなかった様ですね。
土曜日は仕事なので、今日しかないと、行ってきました。
いつも、登山者でにぎわうこのコースが登り、途中まで誰にも会わず、気持ちよかったです。
でも、私の場合、大倉の登りはまだ、いいのですが、下りが苦手なんですよ。
以前はダブルストックでアルプスの岩場などの下りでも対処してたのですが、ストックなしの方が細かいステップで優しく下りられると思い最近は使用してませんでした。
今年の雪山からストックを再び使用しだし、今回も使いましたが、やはりストックは膝に有効ですね。
要は、どちらにしても、MATSUさんご推奨の母趾球着地等のテクニックや軽量化で、衝撃をいかに減らせるかですよね。
日曜日もフカフカ雪だといいですね。
レコ楽しみにしてます
最近、山行を重ねるにつれ、筋力もアップしてきたのと心拍数をチェックして、疲れず登る楽しみを覚えてきたので、週末は山に行きたくなって困ります。
ちょっと、調子に乗り過ぎてるかなって気もします。
ですが、MATSUさんご推奨の母趾球着地や心拍数管理で、ますます山にはまってます。
今回、ダブルストックで、膝も楽だったので、また、ストックの使用法も臨機応変に考えていこうと思います。
また、アドバイスよろしくお願いします
示唆に富む記録を拝見しました。
ありがとうございます。
私は低山を中心に夫婦で歩くことが多い52歳です。
日課のジョギングと併せて心地よい汗をかいています。
ただし、加齢からか膝痛を覚えることが増えました。
いまさらながら技術を磨く必要を感じている次第です。
ヤマレコでご教示いただこうと勝手に思っています。
よろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございます。
山をやりだして、まだ3年に満たないかけだしです。
山を始めた当初より、今の方が膝の具合はよくなってます。
当初は膝を深く曲げられない期間が長く続き、山をあきらめなくてはならないかと思ったくらいでした。
私の場合、幼少期にペルテス病という大腿骨の骨頭が壊死する病気で、骨の長さ自体が均等でないため、約1儼い旅發議汗阿鬚靴討い泙后
インソールだけで、1僂鰐詰なので、メーカーにアウトソールを1儿發して張り替えてもらってます。
7个靴対応できない靴はインソールにコルクを追加して調整してます。
それが、膝の痛み解消への第1歩でした。
今は
●インソールの交換(super feetのグリーンソール)
●体重の減量(山行を重ねることで、メタボ解消してきました )
●背負う重量の軽量化
●ウェア、靴も少しでも軽いものにする
●ストックの使用(状況によって、使用しない方がよい場合があるので、まだ検証中です。)
●筋力アップ(一番は大腿四頭筋ですが、私恥ずかしながら、山へ行くことでしか特にはやってません )
●登山の歩行テクニック(まだまだです )
などで克服で膝の痛みは克服できるものと信じてます。
お互いうまく膝とつきあって長く山を続けていけたらいいですね。
えらそうに、長々と書いてしまってすみません。
今後ともよろしくお願いします
雪の大倉尾根お疲れ様です。
新雪の尾根歩きは気持ち良さそうですね
膝の具合もよろしいようで、楽しめて良かったですね
私も長い間膝への負担が蓄積されて、将来登山を続けられるのか気になることがありますが、日頃のトレーニングでなるべく長持ちさせられるように努力したいと思います
大倉から行ってよかったです。
すっきり、しました
膝もダメージを受けませんでした
私の知人に85歳で毎週のように山へ行くおばあちゃんがいます
膝も結構変形していて、時には、水が貯ることもあります。
通常なら、整形外科であれば、水を抜き、安静を勧められるような状態でも、「大丈夫でしょう…」といって山へ行ってしまいます。(最近はもちろん低山ですが)
そして、こちらの心配をよそに、水がすっかり引けた状態で帰って来るのです
本来は、膝に荷重をかけないように、大腿四頭筋を鍛えるのが、膝のリハビリの王道ですが、達人ともなると、山で治してしまうのだから驚きです
骨が変形したり、半月板がへたっても山を続けられるお手本がこの方なので、私もあやかって、できるだけ長く山をやりたいと思ってます。
ちなみに、下りは得意だそうです…
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