平ヶ岳
- GPS
- 11:54
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,804m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
稜朋会の山行で晩秋の平ヶ岳に登りました。爽やかな秋晴れの下、鮮やかな紅葉を堪能できました。
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前日夜に都内集合、2台の車に分乗して関越道を北上。小出ICを降りて平ヶ岳登山口駐車場を目指す。AM3:15頃駐車場着。真っ暗な中、数台の車が駐車中。1時間ほど車内で休憩してAM4:50に出発。
ヘッドランプの灯りを頼りに真っ暗な森を進む。10分ほどで尾根に取り付き、すぐに急登が始まる。道は明瞭でよく踏まれていて歩きやすい。高度900mから1600mの下台倉山まで2時間の登り。途中1000m付近に痩せ尾根あり。真っ暗な中ヘッドランプの灯りを頼りに痩せ尾根を渡る。痩せ尾根を過ぎたあたりから徐々に日が差して周りが見えてきた。
下台倉山まで上がってやっと先が見えてくる。平ヶ岳山頂はまだまだ先で見えない。進行方向左手の谷に見える紅葉が美しい。その先に燧ケ岳と白根山が遠望できる。1600m付近から台倉山の三角点をへて、アップダウンを繰り返すがなかなか高度が上がらない。1時間ほどで白沢清水到着、ここから池の岳へ向けて高度差300mの登り。登っていくと、やっと今日の目的地である平ヶ岳山頂付近が見えてくる。
姫の池には池塘が広がり、その向こうに平ヶ岳山頂。展望良く笹と池塘の広がる平らな湿原が続く。少し下ってから平ヶ岳山頂に向けてだらだらとした登り。木道が続く。道はよく整備されているようだ。30分ほどで平ヶ岳山頂到着。湿原の隣の林のなかのスペースが平ヶ岳の山頂になっている。少し戻って木道脇の木で作られたスペースで休憩。自分たちの他に約20人位の人が休んでいた。
休憩後、たまご岩を見学に寄り道。たまご石は、丸い石が台座の石の上に乗っているだけだが、周りの風景と相まってパワースポットになりそう(適当)。また、姫の池付近にキャンプ指定地の地名があるが、今は湿原を守るため平ヶ岳では全面的にキャンプが禁止されている。(登山道入り口に掲示があった。)
姫の池より来た道を下る。進行方向目線の先に、長い稜線上に下山ルートが続いていてちょっとめげた。12:00より下山開始。最初は快調に飛ばしていたが、長い稜線のアップダウンが終わらない。2時間半ほどで下台倉山のピークに到着。ここからさらに高度差700mの下り。ロープが設置されている急坂が続く。下台倉山より2時間(登りと同じ時間)ほどかかって無事駐車場まで戻り今回の山行を終えた。時間、総勢14名と大人数だったためか、ほぼコースタイム通りだった。
百名山の中で日帰りロングコースとされている平ヶ岳ですが、今は原則として幕営が禁止されているので日帰りしかありません(登山道入り口に掲示あり)。GPSで計測した距離は30Km弱あり、自分としては南アルプス地蔵岳を御座石鉱泉から日帰りするよりも少しきつい位に感じました。
追伸. 距離30Km弱はGPSのログによる。ヤマレコで山と高原地図つかってルートを作成した値は21.2Km。落差が大きい。また、山と高原地図で上高地バスターミナルから涸沢→穂高→上高地と回った場合のルートは21.6kmでほぼ同等。
追伸2.下山後、翌朝帰るため道の駅にテントを張って宴会していたところ、ちょうど道の駅で展示会を行っていた玉川酒造(http://www.yukikura.com/)さんより、日本酒の差し入れを頂きました。(写真参照)。数時間前に絞ったと言う純米酒とにごり酒です。香り高くスッキリとした良い味でお勧めです! 美味しく頂きました。
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