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Yamareco

記録ID: 99122
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山(日帰り) 新雪って大変なんですね

2011年02月12日(土) [日帰り]
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itti その他1人
GPS
09:09
距離
9.8km
登り
1,666m
下り
1,666m

コースタイム

日向大谷駐車場出発7:20-両神神社(すぐ^^)7:25ー10:00清滝小屋10:30-横岩11:20
12:30山頂(昼食)13:05-清滝小屋14:30ー両神神社16:15-駐車場16:30

GPSを使っていなので、ルートと距離は正確ではありません。
(当たり前の事ですが、「大した積雪量じゃないから」と夏のコースタイム〜を想定していくと大変かも)
天候 曇り〜雪
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
都内から高速で日向大谷登山口にある無料駐車場に車を止めました
今日は私たちの1台のみでしたが10台くらいしか止められなさそうなので、
ハイシーズンは早いもの勝ちですね(バス停と同じ場所です)
コース状況/
危険箇所等
降雪したばかりの粉雪は締まっていず、また、岩石が新雪の下に相当隠れているので、そういった処はかなり歩きにくかった。
(もちろん普通の林道は快適に歩けます^^)
トレースは、明瞭というほどではありませんが何となく残っていたので助かりました。
数箇所の渡渉りがありますが、1箇所を覗いて幅も狭いし簡単です。
日向大谷の駐車場 貸切でした
日向大谷の駐車場 貸切でした
ここが登山口 まずは階段
ここが登山口 まずは階段
カウンター すぐ隣にポスト有り
カウンター すぐ隣にポスト有り
山頂まで5.6km 今日は短めだななんて思っていたら。。
山頂まで5.6km 今日は短めだななんて思っていたら。。
初めはこんな感じです
初めはこんな感じです
最初の渡渉り。心配していたけど、全く問題ありません
最初の渡渉り。心配していたけど、全く問題ありません
最初のクサリ場
だんだん積雪が多くなります。この橋はちょっと怖かった
だんだん積雪が多くなります。この橋はちょっと怖かった
この日私たちの前に登山者は無し。前日までのトレースは残っていたので助かりました
この日私たちの前に登山者は無し。前日までのトレースは残っていたので助かりました
八海山???
同じ道標です。まだ半分かあ
同じ道標です。まだ半分かあ
なかなか小屋に着かない。。途中遊びながら。
雪の結晶めいてて綺麗でした
なかなか小屋に着かない。。途中遊びながら。
雪の結晶めいてて綺麗でした
午前中は曇り空。朝は青空も見えていたんですけどね
午前中は曇り空。朝は青空も見えていたんですけどね
それにしてもふかふかの新雪、遊ぶにはいいけど登り道を行くのは結構大変でした
それにしてもふかふかの新雪、遊ぶにはいいけど登り道を行くのは結構大変でした
見えてる足跡は全て野うさぎのもの。人間がいない間に、縦横無尽に走り回っていたのでしょう
見えてる足跡は全て野うさぎのもの。人間がいない間に、縦横無尽に走り回っていたのでしょう
やっと清滝小屋です
やっと清滝小屋です
清滝小屋1階。広くてきれいでした
清滝小屋1階。広くてきれいでした
2階も良さそう
小屋の間の道を通って行きます
小屋の間の道を通って行きます
小屋のすぐ上にあるちょっとした滝に寄りました。滝は全て氷結、その上でうさぎが1匹滑りまくっていた(笑)
2
小屋のすぐ上にあるちょっとした滝に寄りました。滝は全て氷結、その上でうさぎが1匹滑りまくっていた(笑)
氷曝にはなっていませんでしたが下部は全氷結、
上に立つことも出来ませんでした
氷曝にはなっていませんでしたが下部は全氷結、
上に立つことも出来ませんでした
七滝沢への分岐。帰りはそちらを通ろうと思っていたのですが。。
七滝沢への分岐。帰りはそちらを通ろうと思っていたのですが。。
だいぶガスが上がってきて眺望は無し。風が無いのがありがたい
だいぶガスが上がってきて眺望は無し。風が無いのがありがたい
このへんからクサリ場が多くなります。結構急だし、何より新雪と岩のミックスが非常に登りにくい
このへんからクサリ場が多くなります。結構急だし、何より新雪と岩のミックスが非常に登りにくい
全くその通り
横岩の祠です
神社。ルートの随所に祠や道祖神(違ったら申し訳ありません)がたくさんありました
神社。ルートの随所に祠や道祖神(違ったら申し訳ありません)がたくさんありました
そうなんですねー
そうなんですねー
立派な彫刻の竜でした
立派な彫刻の竜でした
あああー 霧氷が綺麗だ
あああー 霧氷が綺麗だ
グリーンスノーボール と勝手に名付けました
グリーンスノーボール と勝手に名付けました
あああー 良すぎる
あああー 良すぎる
しかし頂上はまだ
しかし頂上はまだ
金属製の丈夫な橋
金属製の丈夫な橋
狭い道では、普段はあまり使わないこういうクサリも躊躇無く使いました
狭い道では、普段はあまり使わないこういうクサリも躊躇無く使いました
今度こそ最後の岩場です
ここは(も)結構大変でした
今度こそ最後の岩場です
ここは(も)結構大変でした
見えました。山頂の祠です
見えました。山頂の祠です
着きました〜〜。 三角点と山頂の碑。
三角点は掘り出しました。
着きました〜〜。 三角点と山頂の碑。
三角点は掘り出しました。
山頂からの風景 ガスが上までやってきました
山頂からの風景 ガスが上までやってきました
偶然にも同じ種類でした。
他におにぎりも食べました
偶然にも同じ種類でした。
他におにぎりも食べました
風が無かったおかげで30分以上もいられました
風が無かったおかげで30分以上もいられました
せっかく来たんですけど下ります。。ちょっと名残惜しいけど
せっかく来たんですけど下ります。。ちょっと名残惜しいけど
下りは一層緊張しました
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下りは一層緊張しました
清滝小屋上の滝まで来ました。写真ではあっと言う間ですが、途中はやっぱり気を使った
清滝小屋上の滝まで来ました。写真ではあっと言う間ですが、途中はやっぱり気を使った
小屋の前に置いてあった机とイス。学校みたい
小屋の前に置いてあった机とイス。学校みたい
雪の結晶
七滝沢の方に一応行ってみたのですが、トレース無くテープもよく解らず 今日の条件ではやめる事にしました
七滝沢の方に一応行ってみたのですが、トレース無くテープもよく解らず 今日の条件ではやめる事にしました
両神神社まで戻って来ました。正直ちょっとほっとしました。
帽子を被ったお地蔵様、ありがとうございました。
両神神社まで戻って来ました。正直ちょっとほっとしました。
帽子を被ったお地蔵様、ありがとうございました。
この階段を下りてゴールです
この階段を下りてゴールです
スタート地点に戻って来ました。
意外と疲れました。。
無人のバスが無人のまま戻っていきます。
スタート地点に戻って来ました。
意外と疲れました。。
無人のバスが無人のまま戻っていきます。

感想

3連休の中日。
前日雪が降っており、本日も午後から降雪の予報
好天は望めないかもしれませんが、諸々の情報から意外に行けそうでもあり
ダメそうなら引き返すつもりで予定通り行く事にした両神山。

朝から曇り〜稀に青空が一瞬だけもほんとに一瞬でした。 
晴れなくっても、雨とみぞれだけは勘弁して欲しいな〜〜と思いつつ。
駐車場はおそらく貸切状態だ様子。
それだけ今日の天気でここに来ようと思った人はいなかったって事ですね。

山に入っている間、天候がなんとかもってくれました。
午後から予報通り小雪が降ってきましたが心が折れるような降り方ではなかったので幸運だったと言えるでしょう。
また山頂に出てからも、ラッキーな事に風がほとんど無く、風防も使わずにお湯を沸かして熱々のラーメンが食べられました^^

それから本当は帰りは七滝沢のコースを行こうかと言っていたのですが、ちょっと進んだ処で
トレースが全く無く道が解らず、テープも見当たらなかったので、今日のこの条件では止めようねと、即 意見一致で,20Mくらいで引き返してきました。
(こちらはもともと道が解り難いのか、道標にも注意書きがしてありました。)


コース全体を通しての感想&報告です。

歩き始めから新雪で道は白い。気温も低いしドロドロ道は避けられそうとまずはほっとしました。
前日からの新雪が10〜20CMほど積もっていたのですが、(頂上付近はもちろんもっとありました)それがさらさらのパウダースノーで非常に綺麗でふかふか楽しい。
同時に中途半端な積雪量での岩場や細道クサリ場は、想像以上に通りにくかった。

清滝小屋まではアイゼンを使わずに行ったのですが、ふかふかで踏まれていない新雪はよく滑り、足元を実に不安定にさせました。
特に沢側に切れ落ちた斜面を歩くときと、山頂直下の岩場は緊張しました。
踏んでも鳴らない雪上の斜面や、雪で凍ったロープやクサリに頼りながら
滑る岩場を下りる状況は、正直先週行った赤岳より緊張した。



夏にこの山に登った事のある方ならお分かりと思いますが、特に高度が上がると
岩場やガレ道が多くなります。
完全に雪で覆われればかなり歩きやすくなるはずですが、元々毎年そこまで降るような場所ではなさそうですし、今回はそうじゃありませんでした。
靴が新雪で隠れている岩の上部にに引っかかり、前のめりに転びそうになったり、
ひやっとした場面が何度かありました。
このへんは勿論歩く技術や脚力にもよりますが、木の根を傷めないように注意しながら歩くので、それもあってどうしても時間がかかります。
でも時間はかかっても、集中しないといけないですよね。

雪は、特に新雪は本当に綺麗。霧氷に囲まれた道々は感動を覚えるほど美しかったし、
顔を作って遊んだり、足跡の無い雪の中を進むのもなんとも言えない楽しさがあろました。

でもやはり、ひとつだけの側面という事はないのですよね。


修験者の山。
写真には写っていませんが、ルートのそこここに祠や道祖神的なものが沢山奉られていました。
その何れにも山行きの無事をお願いし帰りは無事を感謝しながら歩きました。


色々な意味で、またひとつ勉強になりました。有難うと言いたい気持ちがあります。

以上、新雪の両神山でした!

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コメント

こんばんは、ittiさん。
はじめまして!
新雪の両神山きれいですね お疲れさまでした。
私の行った時とはまるで違う景色になっておりびっくりです。
私はもう一度、嫁のリベンジにお付き合いせねばなりませんが七滝沢ルートはもう使わないと思います!

ではまた
2011/2/13 21:29
今晩は!
>kuniyan様

初めまして〜!初コメありがとうございます(^▽^)

行くにあたり、kuniyanさんの記録、すごく参考になりました!
kuniyanさんの記録を見て、私も帰りに七滝沢を通ろうと思ったのですが、ちょっと行けるような感じではなかったんですよね〜。。
本当に、数日違いでびっくりですよね(笑)

こちらに記録をアップするようになったのがつい最近なのですが、今までに行った山、共通山が多いです^^
私もまた参考にさせて頂きますので、よろしくお願いします(^▽^)
2011/2/13 22:47
ゲスト
雪の両神、お疲れさまでした!
はじめましてittiさん。
いやぁ積りましたねぇ。大変だったと思います。お疲れさまでした。
自分もまた両神に行こうかと思ってますが、雪が溶けてからですね。小屋泊でじっくり縦走ルートを攻めるのもよさそうですよね。
七滝沢は使わなくて正解だったと思いますよ。自分は登りでは使いましたが下りではちょっとなぁ…と思いましたから…
では、どこかの山で会いましょう
2011/2/14 0:25
はじめまして^▽^
こんにちは! cyacyakaruさんの記録も、今回大いに参考にさせて頂きました!^^

ほんとに意外に大変でした。ガレ石は隠れてるし、雪は流れるしで。。
雪景色は本当に綺麗でしたが、私も同じ条件ではもう行かないと思います。

ターコイズのストームクルーザーを見かけたら、どうぞ声をかけてください 私は招き猫を目印にします^^
2011/2/14 1:44
はじめまして!
交通機関で行ける山を探していて両神山を思い立ちましたが、コースタイムを見るとちょっと厳しいかなぁ。。

写真の霧氷がきれいです!!
雪山に何度も通っているのにまだ一度も霧氷にお目にかかっていない私としては羨ましい限り。

でも思ったより雪が少ないのですね。考えますねぇ。
2011/3/2 21:47
tamaoさん
はじめまして! コメントありがとうございます^▽^

私も普段は原則 公共交通機関利用者なので、電車とバスでは両神山は夏でなければ無理だと思っていたのですが、今回は運よく車が使えたのでこの時期でも行ってこれました。

私達は休憩時間を計1.5時間以上は取ったのと、それから写真を撮る度に立ち止まっていたので(250枚くらい)そのへんかなり時間を取ったと思います。
また、岩場やガレ場が雪で歩きにくかったので、かなりゆっくり行きました。
なので私達のコースタイムは結構ゆっくりペースと言えるかもです。

中途半端な積雪量でなかなかスリリングでしたが、他に誰もいない霧氷林は、神聖ささえ感じられるような美しさでしたね〜
2011/3/3 0:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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