立山・黒部峡谷 〜仲間と今年も紅葉の谷へ
- GPS
- 08:47
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
天候 | 17日: 雨 18日: 曇り 時々 雨 19日: 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山・黒部アルペンルートで扇沢〜室堂間を移動・往復 (9,050円/人) |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂〜雄山: 一ノ越からはガレの道で落石にも注意 黒部湖〜内蔵助谷出合: 谷への転落に注意 |
その他周辺情報 | 扇沢から大町への間に「大町温泉郷」 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
春、秋にいつも3人で泊りのハイキングを楽しむMさんとFさんを今回は紅葉の季節の立山と黒部の峡谷に招くことにした。
【1日目】
信濃大町の駅で二人をピックアップして車で扇沢へ。トロリーバスで黒部ダムに着いてみると空はドンヨリとして雨になりそうな気配。
暫く展望台から景色を眺めた後、徒歩で今夜の宿「ロッジくろよん」へ向かう。沿道の紅葉はピークに近いが、他の地域と同じく今年は葉先が黒ずんでいるものが多く残念。
この季節なので30名ほどのロッジの客は我々以外ほぼ100%下の廊下を目指す。
【2日目】
朝起きるとドンヨリとした曇り空。5時過ぎには下の廊下に向かう客は殆ど出かけてしまい、我々だけが7時頃に朝食を食べる。
この日は立山へ登るために黒部湖駅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで室堂へ。
稜線はやはり雲に覆われて時々小雨もパラつくが、三人でゆっくりと石畳の道を一ノ越へ向かって登って行く。
1時間ほどで一の越に着くと、一ノ越山荘が閉まっているのに気づく。直前の週末で今年の営業を終了したようだ。今回の天候によっては一ノ越山荘に泊まることも検討していたので、調査不足を反省する事態。
気を取り直して雄山山頂を目指して急登を登り始める。
雄山へ登るのは3年ぶりだが、ガレの道は崩落がさらに進み明瞭なルートが見分け難くなっているように思える。落石もありそうで、遠くないうちにヘルメット着用の指定がされそうな気がする。
1時間半近くかかったが何とか山頂に着き、誰もいなくなった祠で形ばかりのお参りも済ませる。
山頂からは残念ながら視界がなく下界の景色も殆ど見えず。昼食を食べて下山を開始する。
一ノ越から室堂へ向かう途中で割と強い雨になるが、室堂に着く頃には小止みになる。アルペンルートを戻って黒部湖まで下りてくると雨の降った様子はなく、色づいた周辺の林の景観を撮りながらロッジくろよんへ戻る。
宿は昨晩の倍の60名程が泊り大混雑。もちろん我々以外は明朝、下の廊下へ。
【3日目】
3日間で初めての快晴の朝。昨朝と同じく他の客が出かけて2時間も経ってから起き出して朝食。7時半より少し前に宿を発って、この日の目的地、黒部峡谷の内蔵助谷出合(くらのすけだにであい)を目指す。
黒部湖駅の通路に入り、トロリーバス乗り場を過ぎて日電歩道入口から建物の外に出てダムの下へ下りる。
ダムを左手に見ながら黒部川の流れを渡る。ダムは15日で観光放水を終了していて、水量は少ない。渡った所に下の廊下へ向かうと見られる登山者が一人誰かを待っている様子。
初めは比較的歩き易い道だが、次第に細く、足場の悪い道になっていく。谷間にはまだ朝日が差し込まず暗いが、明るい前方の山肌の色づきが川の水面に映って黄金色に見える。
1時間ほどで内蔵助谷出合に到着。谷の紅葉にも奥に見える丸山の東壁にも日が当たり、手前の暗い沢の流れと強いコントラストを作っている。
休む暇も惜しんで暫く写真を撮った後、谷の奥の林まで行ってみようと内蔵助谷方面への登山道を進んでみるが、険し過ぎて断念し、戻る。
もと来た道を戻って1時間ほどでダムの下に到着。ここから最後の約200mを登り返して黒部湖駅に無事帰り着く。
立山・黒部が初めての二人にも何とか楽しんで貰えたようで、愉快な山行だった。
4年前の「下の廊下」、昨年の「内蔵助谷出合」の記事は下記。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-239613.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-744196.html
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