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Yamareco

記録ID: 99333
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

南木曽岳・御嶽山が見えるまで粘った!

2011年02月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:35
距離
12.4km
登り
1,077m
下り
1,059m

コースタイム

7:45蘭(あららぎ)駐車地点-8:05蘭キャンプ場-8:30山麓避難小屋-9:40上り・下り分岐-11:35南木曽岳-12:10南木曽岳避難小屋13:15-13:55南木曽岳-14:45上り・下り分岐-15:20男女滝-15:40山麓避難小屋-15:55蘭キャンプ場-16:20蘭(あららぎ)駐車地点
天候 曇のち晴
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道19号線-国道256号線-南木曽岳登山口の案内板左折(蘭キャンプ場方面へ)
・国道256号線は路面凍結、登山口の入口である蘭(あららぎ)集落で積雪のため国道近くで駐車

・上の原からの登山道(健脚向き)は、JR中央本線の南木曽駅が利用できるが、本数は少ない(http://transit.map.yahoo.co.jp/search/result?from=%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B&to=%E5%8D%97%E6%9C%A8%E6%9B%BD&via=&shin=1&ex=1&al=1&hb=1&lb=1&sr=1&ym=201102&d=13&hh=06&m1=0&m2=0&type=1&ws=2&s=0&ost=0&ei=utf-8&x=88&y=19&kw=%E5%8D%97%E6%9C%A8%E6%9B%BD )
コース状況/
危険箇所等
・記載ルートのデータは一部不明確
・南木曽岳麓避難小屋で積雪50cm程度、山頂で1m数十cm程度か?
・山頂までトレースがあり(上り用ルートのみ、トレースが無い場合、積雪期はルートの見極めが極めて難しい。テーピング等が参考となる。)、スノーシューを使う程ではなった。雪質はパウダースノー。最も急勾配の難所では鎖が見えていた。
・山頂避難小屋の室温(-2℃)
・麓避難小屋の近くの男滝は氷爆となっていた。(女滝は水量が少なく、極小規模)
・林道の横で大規模な砂防堰堤の工事が行われていた。

・南木曽岳(登山MAP) http://www.town.nagiso.nagano.jp/kankou/midokoro/nagiso/midokoro_41.html
・南木曽温泉郷 http://www.town.nagiso.nagano.jp/kankou/spa/onsen.html#nagiso
・蘭キャンプ場 http://nagiso-araragi-camp.com/

・南木曽岳からの展望(参考) http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP366JP367&q=%E5%8D%97%E6%9C%A8%E6%9B%BD%E5%B2%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%B1%95%E6%9C%9B&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1304&bih=859
国道256号線から蘭(あららぎ)集落の道路に入ると数cmの積雪、チェーンを巻けば途中までいけそうだったが、無理せず歩いて登山口に向かった。
2011年02月13日 07:50撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 7:50
国道256号線から蘭(あららぎ)集落の道路に入ると数cmの積雪、チェーンを巻けば途中までいけそうだったが、無理せず歩いて登山口に向かった。
大規模な砂防堰堤の工事を行っていた。
2011年02月13日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 8:04
大規模な砂防堰堤の工事を行っていた。
工事現場から南木曽岳が見えた。晴れていたが、すぐに曇ってしまった…。
2011年02月13日 08:13撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 8:13
工事現場から南木曽岳が見えた。晴れていたが、すぐに曇ってしまった…。
南木曽岳の登山口にある南木曽岳麓避難小屋
2011年02月13日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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南木曽岳の登山口にある南木曽岳麓避難小屋
金時の産湯の池(金太郎伝説)、この先に金時の洞窟もある
2011年02月13日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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金時の産湯の池(金太郎伝説)、この先に金時の洞窟もある
林道から登山に取付く、山頂までトレースが付いていた(道迷いのリスクが回避できた)
2011年02月13日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 9:05
林道から登山に取付く、山頂までトレースが付いていた(道迷いのリスクが回避できた)
最終水場(丸太橋)、下山時に撮影、上りにスノーシューで渡り落ちそうになった
2011年02月13日 14:50撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 14:50
最終水場(丸太橋)、下山時に撮影、上りにスノーシューで渡り落ちそうになった
下山道との分岐(下山道にはトレースなし)
2011年02月13日 14:43撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 14:43
下山道との分岐(下山道にはトレースなし)
高野槇林の案内標識、木曽五木(ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・クロベ・サワラ)、急斜面の登山道に針葉樹の巨木あり
関連する見附市のHPを見付けました。『悠仁様のお印の高野槙ってどんな木?』http://www.city.mitsuke.niigata.jp/kbn/103003/103003.html
2011年02月13日 20:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 20:00
高野槇林の案内標識、木曽五木(ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・クロベ・サワラ)、急斜面の登山道に針葉樹の巨木あり
関連する見附市のHPを見付けました。『悠仁様のお印の高野槙ってどんな木?』http://www.city.mitsuke.niigata.jp/kbn/103003/103003.html
南木曽岳山頂(1,677m)
2011年02月13日 13:55撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:55
南木曽岳山頂(1,677m)
南木曽岳避難小屋、右奥は摺古木山
2011年02月13日 13:13撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:13
南木曽岳避難小屋、右奥は摺古木山
南木曽岳避難小屋の室内、はんごうが置いてあった。室内-2℃。好吉小屋(旧山頂小屋)近くの湧水の案内図があった。
2011年02月13日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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南木曽岳避難小屋の室内、はんごうが置いてあった。室内-2℃。好吉小屋(旧山頂小屋)近くの湧水の案内図があった。
避難小屋すぐ北の展望台の展望図
北アルプス、中央アルプスは雲がかかる
2011年02月13日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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避難小屋すぐ北の展望台の展望図
北アルプス、中央アルプスは雲がかかる
展望台からの避難小屋と南木曽岳の山頂方面
2011年02月13日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 12:33
展望台からの避難小屋と南木曽岳の山頂方面
南アルプスが望めた(荒川岳と赤石岳と聖岳)
2011年02月13日 12:37撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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南アルプスが望めた(荒川岳と赤石岳と聖岳)
氷点下の展望台で
雲が切れるまで粘って撮った御嶽山のショット
2011年02月13日 12:58撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 12:58
氷点下の展望台で
雲が切れるまで粘って撮った御嶽山のショット
摩利支天方面(下山道方面の尾根)
2011年02月13日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:18
摩利支天方面(下山道方面の尾根)
旧避難小屋(好吉小屋が見えた、近くに湧水があるらしい、水量は細い?)
2011年02月13日 13:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:23
旧避難小屋(好吉小屋が見えた、近くに湧水があるらしい、水量は細い?)
木曽展望岩からの小秀山周辺の山々
2011年02月13日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:36
木曽展望岩からの小秀山周辺の山々
木曽展望岩からの御嶽山、麓の棚田が見えた
★本日のベストショット(高解像度)
2011年02月13日 13:50撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:50
木曽展望岩からの御嶽山、麓の棚田が見えた
★本日のベストショット(高解像度)
シャクナゲの花芽があった
2011年02月13日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:53
シャクナゲの花芽があった
樹氷、下山時にだんだん青空が増えてきた。
2011年02月13日 13:56撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 13:56
樹氷、下山時にだんだん青空が増えてきた。
恵那山方面の展望、恵那山は山頂に一日中雲がかかっていた。
2011年02月13日 14:17撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 14:17
恵那山方面の展望、恵那山は山頂に一日中雲がかかっていた。
岩場の東側に木製の階段と手すりが設置されている
2011年02月13日 14:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 14:23
岩場の東側に木製の階段と手すりが設置されている
急勾配部の鎖が利用できた。滑落防止に役立った。
2011年02月13日 20:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 20:00
急勾配部の鎖が利用できた。滑落防止に役立った。
男滝の氷爆、昨日の雪が積もっていて全容は見えなかった。
2011年02月13日 15:25撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 15:25
男滝の氷爆、昨日の雪が積もっていて全容は見えなかった。
女滝(水量は少ない)
2011年02月13日 20:00撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 20:00
女滝(水量は少ない)
帰路の恵那市で中央アルプスと南木曽岳が見えた。(★高解像度)
2011年02月13日 17:04撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
2/13 17:04
帰路の恵那市で中央アルプスと南木曽岳が見えた。(★高解像度)

感想

 国道256号から蘭(あららぎ)集落に入り南木曽岳の登山口に向かったが途中急坂でスリップ(スタッドレスタイヤ)して、引き返し国道近くの空き地に駐車して歩くことにした。チェーンを巻けば登山口近くまで行ける可能性もあったが、退避所が少ないためリスクを回避した。本日は他の登山者はいなかったが、運良く山頂まで数日前のトレースがあり、一部消えていた部分があったものの夏道で山頂にたどり着くことができた。以前トレースがなかった時には道を間違え四苦八苦していた。
 最初晴れていたが、すぐに曇ってしまった。最初、スノーシュで歩いていたが、積雪量がそれほど多くなく、下部ではしっかりとした踏み跡があったためアイゼンに履き換えた。山頂から山頂避難小屋までは積雪量が多かったためスノーシューを使用した。
 山頂避難小屋の少し北の展望台からは、御嶽山、北アルプス、中央アルプス、南アルプス南部が見渡すせるが、曇っていてほとんど見えなかった。しばらく雲の切れるの待つと、摺古木山と南アルプスの荒川岳、赤石岳、聖岳、常念岳、大天井岳が見えた。30分程待つと、御嶽山方面の雲がだんだん切れ始め、やがてその全容が見渡せ、撮影後下山することにした。下りは、パウダー状の柔らかい雪質で予想以上に歩き易かった。
 登山口近くの男滝と女滝に立ち寄ることにした。トレースはなくラッセルとなった。男滝では氷爆ができていた。林道を下って車まで戻ると、一部の雪が消えたいた。

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コメント

alpsdakeさん、こんばんは!
南木曽岳の山行お疲れ様でした。
頂上の雪は1m以上にもなるとは、2月の南木曽岳は雪が深いのですね。
この時期に登られるなんてすごいですhappy02

御嶽山のベストショット、美しいですね〜
catface
1月初めに自分が登ったときは、霞んでいてはっきりとは見えなかったので、
あらためて南木曽岳からの御嶽山shineshineいいなぁと思って拝見させていただきました。
2011/2/16 0:54
積雪期はコースの見極めが難しそうです。
slowlifeさん、こんばんは

正月後頃までは入山者があり、それ以後はトレースなしを想定していましたが、何日か前に登られた方のトレースに助けられました。
単純な尾根道でなく、複雑なコース取りとなるため積雪期は難コースと思われます。
御嶽山や南アルプスは晴れていて、近くの山の上空だけに雲があったかも知れません。
中央アルプスの北部は下山後に、完全に雲がなくなっていたようでした。
2011/2/16 21:54
プロフィール画像
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