奥日光縦走〜太郎から男体そして女峰山へ
- GPS
- 21:39
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 3,532m
- 下り
- 4,397m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 11:47
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:37
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
奥日光へ行ってきました。ずっと行きたかった女峰山。それに日光白根山からの赤線を繋げたい。
地図を見ると日光湯元の近くに太郎山がなんと300名山だった。
これで日光湯元温泉から、太郎山、女峰山を結ぶ一泊二日の山行に夜行バスを使って行きました。
おまけに男体山も登り、夫(男体山)、妻(女峰山)、子(太郎山)の親子を結ぶ山行となりました(笑)
以下、詳細記録です。
毎日あるぺん号を使って、未明に日光の湯元温泉に着く。当然、真っ暗でどちらに進めばいいかよくわからない。ガ−ミンを取り出して、切込湖・刈込湖登山口の方向を確認。登山口の標識を見つけて歩き出す。と言えば聞こえはいいが真っ暗の中を恐る恐る歩く。かといって、歩いてなければ寒くて堪らない。
金精道路を横切って、刈込湖に向かう。一時間歩いて刈込湖付近に着くが真っ暗でよく見えない。しかし、徐々に夜が白みだして湖が見えだした。静かに山間に佇んでいるいい感じの湖。切込湖もひっそりとしていい感じだった。
涸沼から道路に上がって少し進んだところに山王帽子山登山口があった。少々わかりにくい。入口は笹に覆われていてわかりにくいが、道は明瞭だ。
夜が明けたものの、残念ながら、太郎山には雲がかかっている。山王帽子山を越えていよいよ太郎山への登りとなる。小太郎山からは稜線歩きとなる。ガスがかかっていて、風を強く、心を閉ざしたようにトボトボと歩く。程なく、太郎山に着くが当然展望はなく、寒くて休めるような感じではない。すぐに下山を開始して、風が当たらないところで少し休む。
志津に向けて歩く。お花畑という名前の単なる原っぱを横切って、ガレ場を通り過ぎるとなんと晴れてきた。正面に男体山が見える。見えると見えないとでは全然違う。楽しくなってきた。
ところで志津への下りはなかなか手ごわい。どすどす下らされて滑って転んで尾てい骨をしたたか打った。痛い〜。
下り切って、志津避難小屋に向かう。
林道から少し入ったところで志津避難小屋が見えてきた。実は水が心配だったのだが、やはりない。でもこの瓶のような貯め水では使う気にならない。だから4リットルぐらい担いできたのだが正解だった。
ところでかなり早く小屋に着いたのでここでほぼ空身として男体山をピストンすることにした。明日の予定だったが、今日片付ける。標高差は700mぐらいあるが、空身だとなんとかなるだろう。
ウェストポ−チに水と若干の食料と万が一のヘッドライトを入れて歩き出す。歩くにつれて、太郎山や明日登る女峰山も見えてくる。雲ひとつないいい天気だ。合目標識があるのもありがたい。
コ−スタイムを大幅に縮小して、山頂に着く。一応、二荒山神社奥宮に寄る。眼下には中禅寺湖がキラキラ輝いていた。後は志津避難小屋に戻るだけ。往路を戻り、小屋に到着。
夜中、他人の鼾でなかなか寝付けなかったが、いつの間にか眠りについた。
夜明け前に小屋を出た。当初は女峰山に直行する予定だったが、折角だから、大真名子山にも寄ることにした。真っ暗なので道がもうひとつわかりにくい。暗い中で八海山神像という奇妙な場所にでた。少し怖い。夜が明けるとまだまだ大真名子山の山頂は遠いことがわかりがっかり。最後は鎖場等を通過させられてようやく大真名子山の山頂に到着。
今日は、今は天気はいいが崩れだしそうな感じ。雲が出始めている。次は一旦下って小真名子山へ。道が少々わかりにくい。特に下りは注意深く下る。
小真名子山からは有名なガレ場を下る。下っても下ってもガレ場が続く。ここを登ってくる方とすれ違ったが大変だと思う。下り切ったところが富士見峠。ここから女峰山への稜線の肩の帝釈山に向かって一本調子の登り。延々と歩いて帝釈山に飛び出す。案の定、風が強くすでに女峰山はガスがかかっている。そして寒い。ここからは稜線歩きだが、風が強くて歩きにくい。風に苦労しながら女峰山山頂に到着。山頂には寒くて居られない。写真を取ったらすぐに下山開始。唐沢避難小屋で休憩。
後は下山するだけだが、日光市内までまだ10キロもある。「ちょっと大変だな」と距離を見て思う。唯、道は非常に歩きやすい感じで特に八風を過ぎたら一気に駆け下りた。
二荒山へお参りして、山行の無事を感謝して2日間の山旅が終了した。
コメント
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momohiro先輩、こんばんは。
いつもながら、驚愕のルートですね。
アッサリと片づけられてますが、この行程はすばらし過ぎです!
湯元まで深夜バスが出てたとは知りませんでした。東武あたりでしょうか?
私も太郎山を狙ってるんですが、先輩のようなコース取はできません。
でも貴重で参考になるレコ、ありがとうございました。
私は日光男体山は2度目ですが、今回はおもてなし登山、かな。
次回は裏(?)の志津小屋から登ってみたいなと思っています
欲張りなんでついつい歩き過ぎます
単独行だから、できるのでしょうね
夜行バスは、まいにちアルペン号ですよ
金精峠とかに行くバスです
もっともとんでも無く早く着くので、6月とか、7月とかの方がいいと思います
そうしないと、自分みたいに闇に怯えながら歩くという羽目になります。
太郎山は、いい山でした
でも下り(志津に降りる道)が急で、ぬかるんだ道に足を取られて思いきり、尻もちつきました
尾てい骨が未だに痛いです
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