金峰山・甲武信ヶ岳
- GPS
- 26:39
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 3,153m
- 下り
- 3,617m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 7:49
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 10:18
天候 | ◆11/3(木・祝) 晴れ ◆11/4(金) 晴れ ◆11/5(土) 晴れ ◆11/6(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
6:16 立川駅発 6:26 八王子駅着 6:35 八王子駅発 8:28 韮崎駅 8:50 韮崎駅BS 山梨峡北交通 2060円 10:05 瑞牆山荘BS ◆復路 西沢渓谷〜塩山駅 kazuhagiさんに送っていただきました。 ありがとうございました! 16:30 塩山駅 17:42 高尾駅着 17:45 高尾駅発 18:02 立川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆瑞牆山荘→金峰山 山荘前からゆるゆると登り始める。 林道を横切り稜線に乗ると正面に瑞牆山。 富士見小屋の前を横切り樹林帯を進む。 大日岩から砂払の頭まで急登。 砂払いの頭で樹林帯を突破し岩稜帯。 金峰山山頂手前に五丈岩。 ◆金峰山→大弛峠 金峰山山頂から岩稜帯。 山頂から300mほど森林限界の稜線。 その先、わずかなハイマツ帯のあと樹林。 鉄山は踏まず巻き道となる。 朝日岳に向かって登り返し、その先を下るといったん樹林が開放。 再び樹林に突入して大弛峠に至る。 ◆大弛峠→甲武信ヶ岳 木段を登り前国師ヶ岳を経て北奥仙丈ケ岳への分岐に至る。 北奥仙丈ケ岳は奥秩父主脈最高峰(2601m)。 国師ヶ岳から国師ノタルまで急下降。 両門ノ頭で南面が開放。 富士見、水師通過にアップダウン。 千曲川源流への分岐を経て甲武信ヶ岳。 ◆甲武信ヶ岳→雁坂小屋 山頂を下りると甲武信小屋。 小屋から木賊山を経て徳ちゃん新道との分岐。 木賊山を経ずに巻き道もある。 破風山避難小屋まで下り急登を登り返す。 振り返ると甲武信ヶ岳の展望。 西破風山・東破風山ではとも展望なし。 その先の立ち枯れたところから雁坂嶺が望める。 笹原の登山道を抜けると雁坂峠、峠から東の斜面を下ると雁坂小屋に至る。 |
写真
感想
◆奥秩父主脈縦走
3年前、奥多摩駅から瑞牆山荘まで縦走しました。
今回は逆ルートをたどる計画です。
電車とバスを乗り継いで紅葉がまぶしい瑞牆山荘をスタートしました。
◆ヤマ友に出会う旅路
【@金峰山】
3時間の登高を終えて五丈石にたどり着きました。
冷たい風が吹いていますが、多くの人でにぎわっています。
黒い山座同定盤をのぞき込んでいる一人の女性・・・
早く空かないかなぁ
そんな思いが伝わったのか、顔を上げて去ろうとした女性は
aiminさん
でした。
思いがけない出会いに二人とも驚きです。
山頂から大弛峠まで同行していただき、既に設営してあるaiminさんのテントの横地に陣取らせてもらいました。
設営が終わると、aiminさんにコーヒーを淹れていただき、食事の時にはソーセージをごちそうしていただきました。
翌日、ワタシが先行して出発したものの、両門ノ頭で追いつかれ、甲武信小屋までご一緒していただき長い行程も短く感じる楽しい山行になりました。
【@雁坂小屋】
破風山への急登を制して見慣れた雁坂峠に到着するとホッとします。
小屋が見えると小屋番の石さんの姿とともに
sittetaさん
が笑顔を向けてくれています。
さらに
masatさん
が小屋に上がってきていて、明日は
angelinaさん
もお見えになると言います。
これは御馳走にありつける!
そんな下心からあっさり縦走から離脱し連泊することに。
翌日・・・
小屋であれやこれやとお手伝いを終えほっとしていると、
namifujiさん
がテン泊装備でやってきました。
namifujiさんは、前夜、十文字小屋でaiminさんとご一緒し、ワタシが縦走しているという情報を得ていたようです。
しかし、呑気に雁坂小屋にいたことから、言い訳に苦労しました。
そして、昨年末、雁坂小屋で共に年越しをした
hazuhagiさん
はお仲間を二人お連れしてのガイド山行。
kazuhagiさん一行から手作り餃子やチーズフォンデュをごちそうになりました。
持参していただいた鍋の具材を合体させて
angelinaさん
が豊富で多様なほうとう鍋を煮込んでくれました。
【@西沢渓谷】
道の駅みとみに下り、時間があったので西沢渓谷まで歩きバスを待っていると
kazuhagiさん
一行にお会いし、車で塩山駅まで送っていただき何と助かったことか。
ソロ山行でスタートしましたが、多くの時間をヤマ友と過ごし、多くのありがたい施しを受ける山行になりました。
◆山小屋の水
雁坂小屋は約1km離れた貯水タンクから長いホースで水を引いています。
小屋開けの準備では水を確保することが最重要課題になります。
安全・迅速かつ円滑に作業を行うため、登山道から30mほど上がったところにある貯水タンクまでガイドロープを敷設する作業に同行しました。
100mのトラロープや工具を背負って昇竜の滝に向かいます。
ロープワークの知識が全くないので見栄えが悪くなってしまいましたが、雪で足を取られても多少の補助になるだろう、という仕上がりです。
◆縦走は途中断念
結局、雁坂小屋に2泊して奥秩父主脈縦走は途中で断念することになりました。
しかし、残念な気持ちは微塵もありません。
イイ思い出がたくさんでき、清々しい気持ちで山行を終えました。
縦走に挑戦する機会はまた作ろうと思います。
◆暦
甲府(山梨県)
2016年11月5日(土)
日の出 6:11
日南中時 11:29
日の入り 16:47
月の出 10:32
月南中時 15:45
月の入り 20:58
正午月齢 5.4
コメント
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L Arcさん
奥多摩から瑞牆までの逆ルートをめぐる予定が頓挫してしまいすみませんでした。でも水場のロープ張りを手伝っていただき本当に助かりました。これで来春、雪の中をモゴモゴしながらタンクに近づくのに、安心して上がることができます。
それに何と言っても大勢での食飲研修は楽しい。知っている方も初めての方も、どっちを見てもいい顔です。
2013,11,23 L Arcさんが台所のドラム缶を見にきて、初めて出会ってからまだ3年しかたっていないことが不思議な気がします。
http://karisakakoya.blogspot.jp/2013/11/blog-post_30.html
改めて読み直してしまいました。
まだブログを始めたばかり。ヤマレコの認識も間違っていましたが、小屋番としての初々しさも思い出すことができました。
本当にありがとうございます。
isisanさんがお書きになったブログを拝見してドラム缶を見に行きましたね。
あの時の小屋締めはワタシしかいませんでした。
外は冷たい風が吹いていましたが、心が温かくなる一晩を過ごせました。
3年も経ったんですね。
今回は2泊もお世話になりました。
縦走が頓挫したのは自分の意志の弱さの現れです。
実はそんな予感がしていたのです。
というか、むしろそれを望んでいたのかもしれません。
なんだかんだと理由をつけて居座ることを正当化していたのです。
またふらりとお邪魔します。
LArcさん コンばんは
待っていて?いただいて縦走断念とは…スイマセン
まさかのバス乗り場でもお会いするとは
takatan_tさんが話しかけたが、反応無 オッサンもだが…
なぜ、女性が行くと直ぐ反応したか?LArc さんという人間性良くわかりました(笑)
ご、誤解です
マイクロバスが満員に近づき、
乗れるかな乗れないかな
とドキドキしながら並んでいたので、気付かず失礼しました
おかげでバス代浮いちゃいました。
ありがとうございました。
前夜、O山さんから「Kazuhagiさんが明日来るよ」と教えていただき、
お会いするのは年末以来だなぁ
とお待ちしていました。
でも、待った甲斐がありました。
美味しいほうとう、馬刺し、そして手作り餃子!
ごちそうさまでした!!
どもども、一緒に雁坂に連泊して頂いて心強かったです
ありがとうございました
私の場合は今年3度目だったので、2度あることは〜的な流れでしたけど、
LArcさんの場合は、初日スタートが瑞牆山荘からってんで
大変勇気のある決断だったんだと思います
それと、私もそろそろ甲武信より先から歩いてみるかな?なんて考えていたもので、
レコ大変参考になりました。
まぁ、行けて来年ですけどねー
それではまた、ヒゲのカルピスで乾杯を
コメントありがとうございます!
まさか二週連続でお会いすることになるとは
今週末もよろしくお願いします!
LArcさん こんにちは。
小屋から峠までの新記録樹立おめでとうございます、ではなくわざわざありがとうございました。背負子ザックと違い適当に詰める分忘れ物に気が付かないですね。まあ、またすぐ上がってくるという油断もありますが
写真を拝見していると秋と冬を行ったり来たりした感じですね、今週末はまた少し気温は上がるようで楽しくお過ごしください
コメントいただきありがとうございます!
私が飛脚だとしたらmasatさんは強力ですね(^ω^)
また雁坂小屋で逢いましょう!
LArcさん、今晩は、
雁坂小屋ではお世話になりました。
実はかなり縦走されてきていたのですね。てっきり小屋番代理で連泊されていたのかと勘違いしていました。
バス停で再開できたのも何かの縁で、これからまたお会いすることがありました宜しくです。
こちらの方こそお世話になりっぱなしで失礼いたしました。
またお目にかかるのを楽しみにしてます🎵
コメントいただきありがとうございました!
こんばんは。
前日、十文字で偶然お会いしたaiminさんから「LArcさんは一人で颯爽と奥多摩へ向かった」と伺っていたもので、翌日小屋の前でsittetaさんに縄をかけているLArcさんを発見したときは「あれ?なにやらLArcさんによく似た人がいるなー」と思ってしまいました(笑)。
山の予定は未定。
縦走計画よりも友との語らいのひと時を大切にするその姿勢こそ、多くの方に慕われるLArcさんのお人柄を象徴しているのではないかと愚考します。
そして、そんなLArcさんとお知り合いになれたことを心の底から幸せに思います。
それでは、また来年も雁坂で、またそれ以外の山で、お会いしましょう!
とんだヘタレっぷりをさらしてしまいました(^_^;)
今度会うときはもうちょっとしっかりするようにガンバります!
コメントいただきありがとうございました!
ろくに挨拶も出来ずに申し訳ございませんでした
会うのはおそらく将監小屋のテン場以来だと思いますが、元気そうで何よりです。
私も雁坂小屋には今後も訪れると思いますので、また会うことがありましたらその時は宜しくお願いします。
カルピスさんと呼ばれていましたが、どこかでお見かけしたことがあったような・・・
と思っていました。
また髭カルピスで乾杯しましょう!
予想外に知っているお顔が集まった宴で嬉しかったです
LArcさんのサポートもあり、モーレツに料理製造できました。
あの量の無くなりよう、後から考えると可笑しくって(笑)
そして、LArcFedexにも大変お世話になりました。流石です
サポートだなんて大した働きをしていないのに・・・
よく食べよく呑み、そしてよく笑いましたね。
今週末もどうぞよろしくお願いします!
LArcさん、こんばんは!
あれから一週間が経ってしまい、今頃はまた雁坂小屋ですよね。
遅くなってしまいすみません。
お写真が美しくて一枚一枚見惚れていました。
金峰山のほうはもう白い景色になってきているんですねぇ。
小屋のお仕事の様子も。私達のいない間、みんなが山で快適に過ごせるようにと大変なお仕事してくれてる様子がリアルに伝わってきました。sittetaさんが干してくれたお布団に寝たのかしら?私。
レコ見て、すごい縦走だぁ、と思っていたけど、実はもっとすごい距離を予定されていた?もう…、本当にすごいです。
書ききれないですが またお会いできますように
コメントありがとうございます。
どこのヤマ小屋でも登山者に少しでも快適に過ごしてもらいたい気持ちはあると思います。
しかし、その気持ちがどこよりも強く深いのが雁坂小屋ではないかと思っているのです。
お布団、いかがでしたか?
快適に眠れたのでしたら手伝った甲斐があるのですが・・・
また、おヤマでお会いしましょう!
縦走断念も嬉しくて仕方がなかったんだろうな、という気持ちが伝わってきますね。そしてこのコメント欄にたくさんの方が書き込んでいるのも、LArcさんの人柄が表れていますね。雁坂小屋の常連さんにも欠かせないんでしょうね。LArc さんの存在が!
楽しそうな4日間でなによりです。本当に最初から最後まで、LArcさんらしさの溢れるレコでした⭐
コメントありがとうございます。
縦走を続けていたらそれはそれで別な楽しさがあったんだろうと思います。
4日間楽しい思いをさせてくれた奥秩父に感謝です。
イシさんのコメントにあったblog記事と、ドラム缶のお話しと、らるさんの過去レコを読んで、じーんわり・・です。更に、その過去レコにコメントされている皆様はいつものメンバーで、またまたじんわりと。
ぽっと出の私ですが、LArcさんはじめ皆様と仲良くさせていただいて深く感謝しております。
私もまた来年、雁坂始めいろんなお山でお会いできますように。
連泊してこそ、LArcさんですね
ゴロさんからご連絡いただいて、「さすがLarcさん!」って思いましたもの 素敵な連休のレコ、楽しく読ませていただきました〜
雁坂小屋にお邪魔するようになって、まだ3年・・・
雁坂小屋でお世話になるようになって、もう3年・・・
おかげさまで小屋の方々を始め、小屋でお会いする方々にもよくしていただいています。
そんな方々と思い出を作りに行っているような気がします。
同じような気持ちで訪れる方は少なくないと思います。
不思議な場所ですね、雁坂小屋は。
コメントありがとうございました。
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