燧ヶ岳（御池〜俎�瑤里漾曽損各宗�

2016年06月07日(火) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 12.0km
• 登り: 993m
• 下り: 799m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:04

5:58 御池登山口
6:58 7:10 広沢田代
7:50 御池登山口 ５合目
8:19 8:30 熊沢田代
10:15 10:23 俎��
10:55 11:25 ミノブチ岳
13:31 13:45 長英新道分岐
13:54 三本唐松
14:11 小淵沢田代 分岐
15:02 沼山峠休憩所

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

雪渓でチェーンスパイクを使用。

写真

6/5 22:47

膝に人工関節を入れて今年で丁度20年。チャレンジというと少々大げさかもしれないけれど東北地方最高峰の燧ヶ岳に登山に出掛けた。この日のため新しい登山靴とチェーンスパイクも購入。

6/6 10:59

登山歴50年の叔父さん率いる男4人での山行。年数回はドライブで訪れる南会津に初めて登山のために訪れた。連れは体調不良により不参加。叔父さんの山友2人と合流して田島で買い出し。

6/6 11:19

なかなか豪快な買い出しを済ませて御池へ向かう。走り慣れた道で信号も殆ど無い山間の道なので余り感じないけれど、田島から御池まで実は65kmほど。数値にすると意外と遠いと感じる。

6/6 13:26

御池の駐車場にクルマを停めて御池登山口から足慣らしを兼ねて散歩。ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、チングルマなどカラフルでとても綺麗だった。

6/6 13:30

イワカガミも時々。

6/6 13:31

風景を撮る叔父さん。

6/6 14:20

散歩が終わって御池からクルマでモーカケの滝まで移動。駐車場から登山道を進むと間もなく滝見台。緑に囲まれたモーカケの滝。デジカメの彩度が高過ぎたので観たままの雰囲気に調整。

6/6 15:03

七入オートキャンプ場でテント泊。叔父さんの山友の料理長が持って来てくれた大きなテントで4人。1人500円。車1台500円。4人で1台なので計2,500円で借りられた。

6/6 15:51

早い時間から自然の中でビールを飲んでご満悦の僕。

6/6 15:58

新緑が綺麗。気温は低めだけれど寒くなく心地良い。

6/6 16:11

料理長が餃子を焼いてくれた。

6/6 16:55

次々と出してくれてお腹一杯。

6/6 17:46

登山前日だというのに日本酒。

6/6 19:24

沢山食べてお酒を飲んで1日目の夜は過ぎた。翌日の天気予報は雨天。心配していたのだけれど夜中に目が覚めてテントの外へ出てみると満天の星だったので一安心。

6/7 4:44

翌日7日。早朝御飯はチャーハンとスープ。

6/7 6:01

6時頃から登山スタート。晴れ時々曇り空。

6/7 6:31

御池登山道。2合目。

6/7 6:32

美味しそうなコゴミ。

6/7 6:38

ツツジなど眺めながら木道を歩いていると笹薮の奥からガサガサガサ…と随分大きな音がしたので、叔父さんがクマ避け鈴を鳴らして歩く事になった。出会いたくない。

6/7 6:47

オオカメノキ。

6/7 6:53

イワカガミ。

6/7 6:56

タテヤマリンドウ。

6/7 6:56

ワタスゲ。

6/7 6:57

ミズバショウ。

6/7 6:59

広沢田代で小休止。

6/7 7:01

チングルマ。

6/7 7:33

段差の大きな岩場。

6/7 7:41

ハクサンシャクナゲ。

6/7 7:50

御池登山道。5合目。

6/7 7:54

振り返ると木間から先程の広沢田代が見えた。

6/7 7:55

広沢田代をズーム。上から観ると意外と広い。

6/7 8:03

木道の傾斜が水平ではなく平衡感覚が狂った。

6/7 8:13

目の前に燧ヶ岳が現れたので皆で記念撮影。

6/7 8:20

熊沢田代。池のほとりのベンチにて小休止。

6/7 8:27

ヒメシャクナゲ。

6/7 8:45

イワナシ。

6/7 9:02

7合目を越えた辺りで雪渓。

6/7 9:18

足が良くない僕はキックステップが強く出来ずチェーンスパイクを履いた。とても便利。

6/7 9:27

僕以外のメンバーはアイゼンをつけるほどではないかという事でキックステップだった。

6/7 9:40

雪渓は200mくらいの直登。振り返って撮影すると錯覚で登り坂に見えてしまう。

6/7 9:42

雪渓を登り終えると現れる看板。雪渓が全て溶けてしまうとガレ場になるのだそう。

6/7 9:48

ぬかるんで滑りやすかったのでストックを使って慎重に渡る。このあと9合目通過。

6/7 10:18

そして燧ヶ岳の俎グラ（マナイタグラ）に登頂。標高2,346m。登山口が1,520mなので標高差826m。コースタイム3時間30分のところ、休憩含め4時間15分程。

6/7 10:21

俎グラからの尾瀬沼。その手前のピークはミノブチ岳。西側の見晴新道や南側のナデッ窪道、南東側の長英新道からの登山客が俎グラに一挙に集まるため、途端に人が増えた。

6/7 10:23

本当の山頂である柴安グラ(シバヤスグラ)へは満場一致で行かない事に決まった。そして御池ルートには戻らず南東側の長英新道から下山開始。

6/7 10:34

ミヤマキンバイ。

6/7 10:39

岩場の下山は登山より大変な作業。人工関節の入った足は90度以上曲がらない。うっかり良い足から大きな段差を降りてしまうと、着地する前に姿勢が固定されてしまうので注意深く下りた。

6/7 10:51

キヌガサソウ。

6/7 10:55

燧ケ岳を振り返る。

6/7 10:56

俎グラには登山客が増えた。

6/7 10:59

ミノブチ岳でお昼休憩。

6/7 11:10

お昼御飯は料理長が焼き蕎麦を振舞ってくれた。立派なフライパンは叔父さんが担いできた（笑）。

6/7 11:15

尾瀬沼を眺めながら焼きそばを堪能した。紙皿を持って来るのを忘れてフライパンから直接頂いた。

6/7 11:31

お昼ご飯を食べて下山を再開すると足がツり始めたので芍薬甘草湯を飲む。驚くほどに良く効いた。

6/7 12:02

コブヤハズカミキリ。

6/7 12:26

コミヤマカタバミ。

6/7 13:02

ムシクイかな。ウグイスかな。

6/7 13:31

やっと長英新道分岐に到着。俎グラから4.5km。ここまで距離が長いだけで比較的ゆるやかだった。

6/7 13:44

ただ長かったので疲れた。ここから沼山峠までは延々3.6?の木道が続く。木道は木道で疲れる。

6/7 13:54

有名なスポット三本唐松。

6/7 15:01

沼山峠休憩所が見えてきた。とても長く感じた。

6/7 15:06

15時頃に沼山峠休憩所。コーラが美味しい。

6/7 15:23

バスで御池駐車場まで戻る。足がガクガク。

6/7 15:23

御池までバス。無事下山出来て良かった。人工関節20年目にしてとても良い経験をした。叱られるかもしれないけれど主治医の先生にも報告予定。そのうち連れと一緒に柴安グラも行ってみたい。

6/7 16:32

キャンプ場に戻って料理長は晩御飯の準備。

6/7 17:00

その間に僕は酒屋さんにお酒を買いに出た。

6/7 18:19

18時には皆がもう出来上がっていた（笑）。

6/7 19:52

キャンプ場には洗い場や電源もある。

6/8 5:32

最終日の朝は目玉焼きを焼いてくれた。

6/8 5:38

長い林道を進んで行くと登山口のある良い山が近くにあるという話をしつつ朝御飯。結局、現地ではその山は判らなかったけれど、帰宅後に調べてみると恐らく帝釈山の事かな。

6/8 5:52

最終日が一番晴れていた。

6/8 6:56

ミズナラ。

6/8 6:56

ブナ。

6/8 6:57

ホオノキ。

6/8 7:00

ほぼ貸し切り状態でくつろぐ。

6/8 10:19

田島まで移動して鴫山城跡へ寄り道。このあと那須塩原方面へ戻り、休憩に立ち寄った駐車場の横にあった廃道で僕は昆虫散策。料理長はその場でお蕎麦を振舞ってくれた。

6/8 10:52

イタドリハムシ。

6/8 11:11

エゾハルゼミ。

6/8 11:36

ウスバシロチョウ。

6/8 16:09

叔父さんの山友2人ともお別れして帰路に就いた。オートキャンプ場はテントが無くても寝袋だけ持って車中で寝ても便利かもしれないなと思った。叔父さんのおかげで楽しい山行だった。

撮影機器：

COOLPIX S2900 NIKON

SH-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone5S camera360

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 登山靴 靴下 手袋 防寒着 レインウェア ザック 補給食 飲料 地形図 コンパス ヘッドランプ 予備バッテリー 常備薬 スマホ 手ぬぐい ストック カメラ 携帯三脚

感想

005HARRY

年に数回訪れる桧枝岐村。特に夏場に南会津や桧枝岐にドライブしに来る場所なので、自分にとっては燧ケ岳はとても思い入れのある山でした。今回は登山歴約50年のベテランの叔父さんに誘って貰い、初めて登山目的で檜枝岐村まで出掛けました。

燧ヶ岳はゴロゴロした岩だらけの急登などもあり、登り甲斐がありました。今回は俎��(マナイタグラ)まで登り、山頂の柴安��(シバヤスグラ)には登りませんでしたが、いずれまた出掛けたいと思います。もともと足の具合が良くないので雪渓で滑らない様にチェーンスパイクを用意しました。

※画像撮影は主に以下の通り
SH-2 , iPhone5s @005HARRY
COOLPIX S2900　叔父さん