快晴の恵那山！神坂峠は展望が幸せ過ぎるルート！

2016年11月13日(日) [日帰り]

• GPS: 08:31
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,101m
• 下り: 1,093m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:07

7:10 神坂峠
7:22 7:23 千両山
7:47 7:48 鳥越峠（恵那山）
8:27 大判山
10:21 10:22 恵那山前宮ルートと神坂峠ルート分岐
10:38 10:39 恵那山
10:46 11:00 恵那山頂避難小屋
11:06 11:07 恵那山一等三角点
11:17 12:04 恵那山頂避難小屋
12:11 恵那山
12:25 恵那山前宮ルートと神坂峠ルート分岐
13:53 13:55 大判山
14:33 鳥越峠（恵那山）
15:01 15:02 千両山
15:17 神坂峠

天候

これ以上はない快晴！(歩き初めは少しガス)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道中津川ICを下りて国道19号を北上。沖田の交差点(左手に出光石油、右手にサークルKがある)を右折してずっと上がる(途中、クアリゾート湯船沢があります)。途中、那加工業があり、右手に伸びる橋がかかる細い道があるので、そちらへ上がる。恵那山登山口の看板があります。あとはずっと山道をくねくね。

コース状況／危険箇所等

危険個所：なし
登山ポスト：登山口付近で見かけず
トイレ：登山口にはなし。山頂避難小屋までありません。沖田の交差点のサークルKが最終コンビニ&トイレ。
神坂峠ルートは、難易度は高くなく、それなりの体力と脚力があれば歩けますが、鳥越峠と大判山を越えて行くためアップダウンと距離があり、恵那山に取りついてからも何ヶ所か急登があります。
特に千両山から鳥越峠まではかなり下るので、山頂ピストンで下って来ると、長めの登り返しがあります。
最後まで歩ける体力を残しておきましょう。
ピストンするよりは、登りで神坂峠ルートを使い、下りは広河原ルートを下って周回する方が恵那山全体をぐるっと体感出来て楽しいと思うのですが(そして登り返しがなくて済む)、その場合は車を広河原の林道入口駐車場にデポしておくか、または林道を神坂峠までがっつり1時間半〜2時間歩く覚悟をしておかなければいけません。

その他周辺情報

温泉：クアリゾート湯船沢(入浴料 大人800円)JAF会員でカードを提示すれば600円になります！

写真

こちらが登山口。間違えてヘブンス園原とか富士見台に行っちゃわないようにしましょう。

大判山への取りつきで、山間から中津川の町が見えている

横には神坂山？

ガスってきます

中津川市街もガスに霞む

あ！ガスが濃くなったせいでブロッケン現象！

ガスの向こうにうっすら、でもどーん！と御嶽山

わーい、わーい、ブロッケン現象だよ〜！と、光の輪の中で両手を振ってみる！

雲海の向こうに南アルプスも浮かび上がっています

さ、鳥越峠まで来ました。目の前に見えるあのお椀を伏せたみたいな山が恵那山〜！この分岐を右手へ進みます。

振り返ると、まだまだどーん！と御嶽山

鳥越峠、左手へ進みます

笹薮の中をごそごそ登っていくと…

大判山

またちょっとガスってる感じ

あ！でも、雲海の上に中央アルプスが！

てらてらした平たいキノコ。美味しそうな気もするけど…

食べちゃだめよ〜

こちら、天狗ナギを上から見下ろしています

はいっ！御嶽と〜！乗鞍と〜！右手は穂高？あれ？北アルプスも見えるんだった？

そうよね？そうよね？それにしても御嶽、立派で綺麗だなぁ

こちらは南アルプス。この時点ではまだ富士山は見えない。

日陰の急登にはびっしり霜が降りていて、ガチガチ

イワカガミ(？)の葉っぱが光っている

御嶽と中津川市街

地面に下りた霜

こちらも

私の好きな感じの苔の生えた木の根元が出て来ました

植林された美しい木立。この辺りから最後の心臓破りの急登が始まります(笑)

こんな急勾配。斜面が流れたのか、石が敷いてあります。

更に見上げるとこんな

ごつごつした大きな岩の間も抜けて登ります

ここまで来たら、あとはなだらかで平らな道

山頂避難小屋まで40分とありますが、そんなにかかりません

前宮ルートと合流しますが、前宮ルートは未整備なので今季は入らないように、と注意書きがあります

水が溜まったところに分厚い氷が張っていました。日中も融けなさそう。

背の低い木立の中を抜けていくと…

三乃宮社！実はこの辺りが恵那山の最高点2,191mなんです。

この辺りがたぶん最高点

四乃宮社。速玉男命(はやたまのおのみこと)。こちらの裏手から直接、山頂避難小屋裏の岩場につながっています。

山頂避難小屋裏の岩場から！お、写真では写りにくいけど、富士山もきちんと覗いています！

こちらは中央アルプス！

南アルプスを引きで。右手の方、聖岳と上河内岳の間のくぼみにうっすら富士山が。

こちら中央アルプス方面なんだけど…あぁ、木が…！

五乃宮社。木花咲開姫大神。このはなさくや姫って、やっぱり素敵な響きの名前だなぁ。百人一首を思い出すなぁ(笑)

こちらは六乃宮社。一言主大神。

そして本社。伊邪那伎大神と伊邪那美大神。

本社横の石像。いつもこちらがどなた様か気になっています…。

本社を抜けるとすぐに山頂広場

こちらの古い木の山標の方がなんとなく有難い気が…

山頂広場から避難小屋へ戻る途中の木立の合間からも覗き富士が見えます！

富士山が見えるのって、どうしてこんなに嬉しいんでしょうね？

避難小屋に戻ってきました〜。さ、お昼ご飯食べよう！

友人がバーナーでお湯を沸かしてくれますw

定番のカップヌードル・シーフード！山登ラ〜の愛情を一身に集めています。

さて、覗き富士も見納め。アップで！

もういっちょ！悪沢岳辺りがすごく悪そうな感じ(笑)

御嶽や乗鞍にも別れを告げて

ここから見下ろす中津川市街も

と言いつつ、神坂峠ルートを下山する間も、結構よく見えています、南アルプス。

標高が下がるに連れて、覗き富士の姿は見えなくなるけれど

恵那山の向こう側の尾根筋はオレンジ色っぽくなっている

下山時までずっと晴れ渡って、雲一つない晴天。御嶽から北アルプスまで本当にくっきり綺麗。

さ、森の中へ。苔生した木が出てきて…

あぁ、あの山の登り返しがきついのよ

朴葉がたくさん落ちているこの場所まで来たら、いよいよ最後の鳥越峠の登り返し開始です

朴葉いっぱい

神坂山かな？

こんな下まで下って来ても、まだ南アルプスが見えている…「富士見台」の名前も頷けます

ヘブンスそのはら方面？

駐車場まで戻って来ました。ここだけでうまく駐めれば7、8台いけるかな？

神坂峠から下って行ったキャンプ地(グラウンドみたいな)の紅葉が見事でした

こんな感じに広がっていて

緋色が鮮やか

こちらも

ぶわっと辺り一面に広がって

こんな淡いグリーン〜山吹色〜赤色のグラデーションも素敵

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター

備考

日差しが強かったのに、サングラスと日焼け止めを車内に忘れて行きました…(泣)

感想

dachanh

毎年の様に登っている恵那山。
2週間前にも登ったばかりの恵那山。
今まで登ったことのある広河原ルート、黒井沢ルート以外のルートを歩いてみたくて、そして皆さんのレコで「眺望が良い！」と評判の神坂峠ルートが気になって、今季雪が降る前の駆け込みで登って来ました。
恵那山は初めて登る友人Hとお喋りを楽しみながら、そして初めての恵那山の友人にとびきりの快晴の中で南アルプスからの覗き富士をばっちり見せてあげられて、とても嬉しかったです。
勝手に「私の山」と呼んでいる恵那山の一番いいところを見せられて、ちょっと鼻高々な感じ？(笑)
次は前宮ルートを歩きたい…という欲も出て来ました。
今や恵那山のポピュラールートは広河原で、神坂峠はマイナールートになってしまったのか、歩く人は少なくて、登山口の車も6、7台くらい。
登りでは栃木からいらっしゃっていた15人くらいのパーティーに会ったくらい、下りも2組と会った程度の静かな山歩きでした。