大岩隧道上の尾根から「南天山」へ

2016年11月18日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.7km
• 登り: 880m
• 下り: 884m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:48

8:05 大岩隧道(🚙)
8:35 倒壊作業小屋(1,000m)
9:27 9:30 大岩展望地(1,260m)
10:07 10:15 1,380P
10:23 10:28 1,375P
10:41 1,380P
11:12 11:20 上山(1,468m)
12:48 13:30 南天山(1,483m)
14:00 鎌倉沢
14:17 14:20 法印の滝
14:38 鎌倉橋(810m)
14:53 大岩隧道(🚙)

天候

☀☀　・最低／最高気温 (熊谷： 3.1／14.2 ℃)
　　　　　　　　　　　 (秩父： 1.2／13.9 ℃)
　　　・昼間の時間：10:11 (日出：6:22 日入：16:33)
　　　
・18日の気象[全国] : 気象人
　　　http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2016-11-18

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　秩父市の国道140号を行きます。旧大滝村に入り、秩父市・大滝総合支所を
右に見て、荒川に架かる橋を渡ってすぐの丁字路信号を右折します。

　ループ橋を渡り、滝沢ダムを左に見て さらに奥へ進み、県道210号線へ
右折します。
　ここは、紅葉で有名な「中津峡」です。

　秩父市道・大滝幹線17号(旧中津川林道)を、三国峠方面へ行きます。
　埼玉県が管理・運営する「森林科学館」を通り、「大岩隧道」手前の
路肩に停車しました。

コース状況／危険箇所等

◎ 2016/11/06に登られた、warutepoさんの"後追いルート"です。
(参考にさせていただきました。)
　標高差は約700mですが、尾根筋で道迷いが無いとは言え、岩稜↑↓等で
大変危険な箇所がありますので、バリエーションルートです。

◎ 尾根取り付き〜1,380Pまでは、直登がきついですが、明るくそれなりに
楽しめます。
　岩(スパッとした,方形が多い),根っこ,針葉樹(コメツガ、ダケカンバ等)の
織り成す、美しい尾根です。
　途中の1,760m付近の"大岩"からは、南側の眺望が素晴らしい。
・1,380Pからは 眺望が得られませんが、きついが少し東へ下った、
1,375m地点からは、素晴らしい眺望が得られました。

◎ 1,380P〜上山(1,468m)は、岩,藪等のスリリングな 変化に富んだ 眺望の効く
ルートに変わり、特に上山(1,468m) 〜 南天山は、群馬県境、長野県境、奥秩父等の眺望が一段と素晴らしいのですが、裏腹に足元では、岩稜,藪の↑↓で、
困難を極めます。(↓で、"進退(身体)窮まる"ところもあり、ヤバかった)
・・・・・([復路]の 鎌倉沢へ下るルートは、一般道ですが。)

写真

11/18 7:03

一旦は鎌倉橋に行くも
戻って「大岩隧道」の
下にMOVEを止める

11/18 7:04

大岩隧道。
この上の尾根を
登る。

11/18 7:10

すぐに急登が
始まります

11/18 7:13

針葉樹＆広葉樹の
入り交じり模様

11/18 7:15

岩がゴロゴロ

11/18 7:18

何処にでもある
尾根の登り

11/18 7:23

急登の中。
広葉樹の紅葉。
紅葉も終わりに近づく

11/18 7:30

急登が、
少々一服。

11/18 7:37

倒壊している
旧作業小屋

11/18 7:48

尾根の左側を
見る

11/18 7:59

踏み跡を薄っすらと
確認

11/18 8:03

石杭に
「埼玉県」とある

11/18 8:05

ダケカンバ広場

11/18 8:06

ダケカンバ広場

11/18 8:07

振り返ると白泰山
方面が見える

11/18 8:09

尾根にどか〜んと
立ち枯れダケカンバ？

11/18 8:10

まだ紅葉が観れる

11/18 8:10

威風堂々のコメツガ
(1,175m付近)

11/18 8:14

コメツガの枝の
隙間から、南側の
景色を見る

11/18 8:14

「森林公社」の
石杭

11/18 8:17

紅葉の残り

11/18 8:18

The紅葉

11/18 8:18

急登だが、明るくて
素晴らしい登り 🎶

11/18 8:20

振り返って見たくなる
尾根だなあ 〜 ♫♬

11/18 8:20

コメツガ,ダケカンバ,
岩の急登が続く

11/18 8:21

コメツガ,ダケカンバ,
岩の急登が続く

11/18 8:27

「大岩」に着く。
(1,260m付近)
左側を巻く。

11/18 8:32

「大岩」からの展望

11/18 8:33

松の木越しの
展望です

11/18 8:33

コメツガ越しの
展望です

11/18 8:39

明るい尾根だが、
厳しい登りが続く

11/18 8:45

痩せ尾根かつ急登、
厳し〜い

11/18 8:48

ブナの"乱舞"

11/18 8:49

紅葉の最終

11/18 8:52

コメツガ,ダケカンバ,
岩の急登が続く。
厳し〜い!!。
四つん這い

11/18 8:54

コメツガ,ダケカンバ,
岩の急登が続く。
厳し〜い!!。
四つん這い

11/18 8:56

コメツガ,ダケカンバ,
岩の急登が続く。
厳し〜い!!

11/18 9:00

11/18 9:03

ダケカンバ

11/18 9:07

直下のコメツガ
2本

11/18 9:08

遂に1,380Pに
着いた。展望なし。
すぐに、東のPへ
下降。

11/18 9:18

東側の1,375Pに
向かって藪を急降。
難儀する。

11/18 9:19

1,380Pを降ってきて
石杭があった

11/18 9:20

途中から枯れ枝越しに
「上山」や「南天山」
を見る

11/18 9:23

東側の1,375Pに
到着。ここからは、
深く切れ落ちた
目映い絶景が見えた。

11/18 9:29

1,375P

11/18 9:26

「両神山」全景。

11/18 9:27

赤岩岳〜両神山
を見る

11/18 9:28

南側を見る

11/18 9:31

手前「上山」と、奥の
「南天山」を見る

11/18 9:33

上州との県境尾根を
見る。天丸トンネルも
見える

11/18 9:39

いよいよ難関の
「上山」へ向かう　

11/18 9:44

尾根の藪が、急激に
鞍部に向かって
落ち込む

11/18 9:46

藪が急激に
鞍部に向かって
落ち込む

11/18 9:47

南面は明るく
開けるが、北面は
深く切れ落ちる

11/18 9:50

方形状に切れた岩が
多く、岩稜地帯では
南側の眺望を見ながら
食事でもしたい

11/18 9:55

素晴らしい
芸術作品のような
切り株？

11/18 9:58

ダケカンバ

11/18 10:03

ワイヤーの巻かれた
コメツガ。
可哀そう!!

11/18 10:06

厳しくも楽しい
痩せ尾根を行く。
北側は、厳しく切れ
落ちている

11/18 10:07

ダケカンバ

11/18 10:07

痩せ尾根に岩稜あり
樹木あり。

11/18 10:16

上山(1,468m)に
到着。

11/18 10:15

「上山」よりの
素晴らしい景色。
天丸山方面を見る

11/18 10:21

「上山」から
急激に下降する。

11/18 10:23

右に「南天山」が
見える

11/18 10:23

奥に「三国峠」の
稜線が見える

11/18 10:25

「南天山」が、
やや近づく

11/18 10:28

「三国峠」の
稜線の向こうに
八ヶ岳を遠望

11/18 10:32

藪漕ぎ,岩稜,藪漕ぎの
連続の中にも、
痩せ尾根の展望地

11/18 10:35

素晴らしい展望と
根っこ。

11/18 10:36

しかし、展望ばかりを
楽しんでは
いられない。
足元はガラガラ。

11/18 10:37

展望を
楽しみながら・・。

11/18 10:38

南天山、
中々近づかず。

11/18 10:40

けっこう大変なのです

11/18 10:40

小ピークからの
下りは、藪に突入

11/18 10:42

景色を見ながら

11/18 10:45

ちょっとヤバい!!

11/18 10:48

この辺は、左右が
落ち込んでいて
巻けず。

11/18 10:50

大変な↑↓思いをした
小ピーク💦。
"赤岩尾根"の
リトル級だ!!

11/18 10:50

11/18 10:51

まだまだ難関↑が
続く。「南天山」が
見えるというのに。

11/18 10:53

正に難関部から
「三国峠」の稜線に
目をやる。

11/18 10:56

南天山の鞍部へ向け、
藪の急降。

11/18 10:59

まだヤバいところが
あった。

11/18 11:05

本当にヤバかった💦。
足掛かりなく、下降↓が大変。

11/18 11:08

頭が赤に塗られた
石杭P(1,410m付近)

11/18 11:13

最悪のピーク↑↓から
脱し、南天山鞍部に
向けての下降に。
安心!!

11/18 11:17

緩やかな登りに

11/18 11:25

緩やかな登りに
と思ったら、すぐ
急登になる。

11/18 11:36

最後の登りは
やはり急登で、
そう簡単には
山頂に着かない

11/18 11:43

南天山頂へも
厳しい!!

11/18 11:44

南天山頂への
最後の急登だ

11/18 11:46

右奥には、
「和名倉山」

11/18 11:48

南天山山頂
直下だ!!
最後です!!
ハア,ハアツ....。

11/18 12:25

南天山にて
バックは、赤岩岳
〜両神山

11/18 12:25

南天山(1,483m)
バックは、赤岩岳
〜両神山

11/18 12:33

南天山の直下りで
「ガク沢の頭」
方面を見る

11/18 12:41

明瞭な下りで
安心。

11/18 12:57

鎌倉沢に向けて
下る

11/18 13:09

鎌倉沢を
右岸＆左岸に渡る

11/18 13:18

法印の滝。

11/18 13:20

法印の滝を見る。
冬が間近で寒そう!!。

11/18 13:23

「鎌倉沢」
も寒そう。

11/18 13:40

「🐻さん」出没の
注意看板。

11/18 13:40

「鎌倉橋」に
降りてきた

撮影機器：

DSC-WX170 SONY

感想

fuya0123

◎ [往路]の前半は、痩せ尾根＆岩の急登。後半は、非常にスリリングな岩稜帯
での↑↓あり、藪あり、の連続で、1,468mP 〜 石杭P(赤)間は、岩稜途中
で、足掛かりに苦しむ所も屡々。
　正に"悪戦苦闘"する ヶ所もあった。ヒヤヒヤ😢!! もの。

　・「南天山」に着いてから、改めて[往路]を振り返ると、絶対に帰路として
無理？。[復路]は、安全策で、鎌倉沢沿いに下った。　
　・南天山でお会いした男性。周囲の山々談議や「オオカミの護符」(新潮社)本を
持ち出して、中々興味のあるお話をされていました。
　千葉県からバイクで来られたとのこと。無事に帰りましたか。　

・大変厳しくも 素晴らしい尾根だったので、頻繁に100枚を超える撮影をした。
そのため、整理するのも大変。(コースメモ代わり)

コメント

warutepo

自分にはムリ！
fuya0123さん　こんばんは

今、熊倉山から帰ってきました。自分のレコよりも今回のfuyaさんの
レコの方が興味深いので・・・
２週間前に行ったルートなので写真１枚１枚の風景が鮮明に蘇ります。

危険なおもいをさせてしまったようで、申し訳ありません。
もう少し、危険個所の詳細を書けばよかったですね。
自分はfuya さんの年齢でこのルートを登れる自信はありません。
あと10年、バリエーション行けるかなあ〜

バス利用の自分には６時間しか滞在時間がありません。
でも前回の山行で時間的なメドは立ったので、次回は山鳥峠〜タカウツ山〜上山
ルートで南天山に行こうと思ってます

fuya0123

素晴らしい尾根ルートでした!！
　　warutepoさん、おはようございます！
　 「大岩隧道上の尾根」は、きつくも楽しいルートでした。

　　"迷い道"は得意 なのですが、岩稜の↑↓は、あまり経験がないので
　ヒヤヒヤものでしたよ💦。
　　小ピークの岩とは言え、ほんとうに怖いですね 。
　　waruさんと違い、例によって"🚙横づけ登山"なので、林道に降りれば
　すぐ帰れる。こんな楽なことはありません。
　　山はさすがに紅葉はほぼ終わりですが、140号の大血川入口
　などは、まだ紅葉が良かったですね。

　　今度は「熊倉山」でしたか 、お疲れさまです。
　　そして、またも「南天山」ですか。ヤバいところばかりで大変。
　　本当にお気をつけ下さい 。　

key55

ついて行かないで良かった (笑)
危険なバリお疲れ様でした。

私はインプラント手術翌日で、医者がジョギング等の激しい運動は
ダメと・・・でも、山は大丈夫と思いましたが〜

上武県境辺りは、危険な山が多いですね。
藪山、岩山、急峻、痩尾根、ガレ・・・
大岩隧道尾根 ? も、かなり危険だった様ですね。
特に、1380p -- 1375p -- 上山 -- 1410m と・・・、
結局、全コース危ないじゃないですか。
怖い 怖い

私が行ってたら〜進退きわまる状況に陥ってた事でせぅ。

南天山は未登ですけど、小生が行くなら一般道往復ですね。
山技力が今一ですからね。

おそらくこんな会話が・・・。
・ fuyaさん ➡ 連れて行かないで良かったょ〜
・ key ➡ ついて行かないで良かったぁ〜

滑落したら、最悪、熊さんと遭遇どころじゃ済まないですからね。
1人バリはリスク増大
熊倉聖の悲惨な例が・・・

これからも、気を付けてくださいな。

fuya0123

ほんと、来なくて正解だったかも
key55さん、おはようございます！
　関東の平野部でも、もう雪の予報ですか。
　早すぎて、いやになっちゃうね。
　まだ紅葉を観たいのにね。

　「南天山」は久しぶりで、warutepoさんのレコを見て
いってみたのですが、特に、上山〜南天山に掛けての岩稜で、ちょっと
ヤバい ところがあったね 。
　正に"進退伺い"ではなくて、""身体"伺い"でした 。

　親分＆子分で、どっちかが岩稜で滑落重傷＆死したら、どっちかの家族に
恨まれるのは必至 。
　検討会での「報告」を聞いて、 のほうが、"安心安全"。

　渡辺真知子の"迷い道「ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて・・・・・
迷い道くねくね 」"は いいとしても、歳を考えて、ヤバい岩稜のある
ところは 控えましょう 。

key55

もぅ〜雪降るの。。。?
fuya さん、お早うございます。

予報だと、秩父の山に、雪が降ると・・・
雪の秩父も綺麗ですけど。
早すぎますね、まだ紅葉が終わったばかりだと言うのに。

ガレ場＋落ち葉＋雪＝滑る
ん〜ん。　気を付けましょっ。

「報告会」待ってます。

宜しく !