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Yamareco

記録ID: 101827
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳のモルゲンロートが見たくてpart3【硫黄岳から横岳縦走】

2011年03月04日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.9km
登り
766m
下り
1,311m

コースタイム

    赤岳鉱泉 04:05
05:59 赤岩の頭 06:00
06:40 硫黄岳 06:42
07:30 台座の頭 7:30
07:45 カニの横這い 08:04
08:08 横岳 08:10
08:19 三叉峰 08:20
08:40 鉾岳 08:50
09:09 日の岳 09:13
09:30 地蔵の頭 09:04
10:16 行者小屋 10:20
10:42 赤岳鉱泉 11:25
12:13 赤岳山荘


天候 晴れ
強風
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場 一日\1,000
チェーンを巻いて登るように書いてあります。
路面は凍っていたり、ぬかるんでいたりまちまちです。
コース状況/
危険箇所等
感想をお読み下さい。
やっとの思いで赤岩の頭に到着。しかし硫黄岳は見えず。
2011年03月04日 05:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 5:59
やっとの思いで赤岩の頭に到着。しかし硫黄岳は見えず。
暫くしたら硫黄岳が見えた!
2011年03月04日 05:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
3/4 5:59
暫くしたら硫黄岳が見えた!
ナントいうことでしょう! 横岳、赤岳方面はガスの中でした。
2011年03月04日 06:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 6:03
ナントいうことでしょう! 横岳、赤岳方面はガスの中でした。
近くの岩は雪だらけです。
2011年03月04日 06:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 6:05
近くの岩は雪だらけです。
中央アルプスはきれいに見えています。手前は入笠山と富士見パノラマスキー場。空が赤く染まりだします。
2011年03月04日 06:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 6:08
中央アルプスはきれいに見えています。手前は入笠山と富士見パノラマスキー場。空が赤く染まりだします。
赤岳方面。ガスガスです。空がちょっと赤くなって・・・
2011年03月04日 06:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 6:09
赤岳方面。ガスガスです。空がちょっと赤くなって・・・
同じく赤岳方面ですが赤岳の頭? 空の色が変わった。
2011年03月04日 06:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 6:09
同じく赤岳方面ですが赤岳の頭? 空の色が変わった。
赤岩の頭。結構しっかりしたトレースが見えます。
2011年03月04日 18:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 18:50
赤岩の頭。結構しっかりしたトレースが見えます。
赤岳方面。んーー!
2011年03月04日 06:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 6:10
赤岳方面。んーー!
「台座の頭」方面四連続カット。
2011年03月04日 06:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:15
「台座の頭」方面四連続カット。
雲は赤くなってるんだけど、山はどこ?
2011年03月04日 06:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:15
雲は赤くなってるんだけど、山はどこ?
おっ?ちょっと・・・なんとなく。
2011年03月04日 06:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:15
おっ?ちょっと・・・なんとなく。
がんばれー! 何に?
2011年03月04日 06:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:15
がんばれー! 何に?
硫黄岳のジョウゴ沢火口方面の上部。太陽がガスに透けています。
2011年03月04日 06:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:29
硫黄岳のジョウゴ沢火口方面の上部。太陽がガスに透けています。
赤岳方面に目を向けます。あれっ?
2011年03月04日 06:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:30
赤岳方面に目を向けます。あれっ?
おっ?
2011年03月04日 06:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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おっ?
おぉーー!
2011年03月04日 06:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:30
おぉーー!
奇跡だ!少しずつズームに。
2011年03月04日 06:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:30
奇跡だ!少しずつズームに。
でもどんどん色が薄くなっていく気がするーw
2011年03月04日 06:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:30
でもどんどん色が薄くなっていく気がするーw
ガスが取れるのが、もうちょっと早ければなー。もっと良い絵が撮れたのに惜しまれます。
2011年03月04日 18:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 18:50
ガスが取れるのが、もうちょっと早ければなー。もっと良い絵が撮れたのに惜しまれます。
南アルプス。北岳?それでも染まっています。
2011年03月04日 06:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:31
南アルプス。北岳?それでも染まっています。
色が抜けていくーw 一番いい時を逃したー! でも誰にも文句は言わせないww  これがonsenのモルゲンロートだ!ww
2011年03月04日 06:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:31
色が抜けていくーw 一番いい時を逃したー! でも誰にも文句は言わせないww  これがonsenのモルゲンロートだ!ww
南アルプス方面。
2011年03月04日 06:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 6:31
南アルプス方面。
岩陰から抜け出して硫黄岳へ。
2011年03月04日 06:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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3/4 6:40
岩陰から抜け出して硫黄岳へ。
ケルン越しに南アルプス。
2011年03月04日 06:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 6:40
ケルン越しに南アルプス。
北アルプス。足長おじさん。
2011年03月04日 06:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 6:40
北アルプス。足長おじさん。
避難小屋と山頂方面。良い天気です。ガスは撮れた。
2011年03月04日 06:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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3/4 6:40
避難小屋と山頂方面。良い天気です。ガスは撮れた。
硫黄岳山頂。
2011年03月04日 21:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:15
硫黄岳山頂。
遠くには、北アルプス。
2011年03月04日 06:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 6:42
遠くには、北アルプス。
赤岳をバックに。
2011年03月04日 21:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:15
赤岳をバックに。
カニの横這いから見た、奥の院(横岳)
2011年03月04日 07:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
3/4 7:51
カニの横這いから見た、奥の院(横岳)
横岳から赤岳がやっと見えました。
2011年03月04日 08:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:08
横岳から赤岳がやっと見えました。
アップ。頂上に赤岳頂上山荘が。
2011年03月04日 08:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:08
アップ。頂上に赤岳頂上山荘が。
中岳越しに南アルプス。
2011年03月04日 08:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:09
中岳越しに南アルプス。
横岳山頂(奥の院)
2011年03月04日 08:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 8:09
横岳山頂(奥の院)
ん〜これは・・・たぶん三叉峰。時間的には石噂峰。
2011年03月04日 21:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:15
ん〜これは・・・たぶん三叉峰。時間的には石噂峰。
赤岳越しに南アルプス。時折このようにガスります。
2011年03月04日 08:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 8:19
赤岳越しに南アルプス。時折このようにガスります。
2011年03月04日 08:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 8:19
かと思えば富士山がクッキリ。
2011年03月04日 08:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:53
かと思えば富士山がクッキリ。
富士山は均整がとれてきれいですね。過去五回の爆発を重ねて奇跡的にできたとか・・・
2011年03月04日 08:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:53
富士山は均整がとれてきれいですね。過去五回の爆発を重ねて奇跡的にできたとか・・・
鉾岳。トラバースを抜けたところ。
2011年03月04日 18:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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3/4 18:50
鉾岳。トラバースを抜けたところ。
甲武信ヶ岳。
2011年03月04日 08:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:53
甲武信ヶ岳。
尖った岩が五丈岩。金峰山ですね。
2011年03月04日 08:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:53
尖った岩が五丈岩。金峰山ですね。
真教寺尾根。
2011年03月04日 08:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:53
真教寺尾根。
赤岳頂上荘。
2011年03月04日 08:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 8:54
赤岳頂上荘。
日の岳より、赤岳、中岳、阿弥陀岳。南アルプス。
2011年03月04日 09:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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3/4 9:09
日の岳より、赤岳、中岳、阿弥陀岳。南アルプス。
直ぐにガスがかかってしまう。
2011年03月04日 09:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 9:09
直ぐにガスがかかってしまう。
ヤッパリ富士山!
2011年03月04日 09:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 9:09
ヤッパリ富士山!
日の岳のルンゼ。雪が溜まってました。新雪で少し流れる感じでしたが、降っていてもそんなに危険とは感じませんでした。
2011年03月04日 21:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:16
日の岳のルンゼ。雪が溜まってました。新雪で少し流れる感じでしたが、降っていてもそんなに危険とは感じませんでした。
最後の赤岳。
2011年03月04日 09:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 9:13
最後の赤岳。
二十三夜峰から
2011年03月04日 09:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 9:14
二十三夜峰から
地蔵の頭。急にガスってきました。
2011年03月04日 18:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
3/4 18:50
地蔵の頭。急にガスってきました。
地蔵の頭から10mほど下ったナイフリッジ。見た目より危険ではありません。手前に踏み跡が見えますが、画像では解りにくいですが雪庇にも踏み跡らしき形跡が、線のように薄くありますから、それはシュカブラではなくトレースの跡です。そこのやや右側を下ります。
2011年03月04日 09:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5
3/4 9:37
地蔵の頭から10mほど下ったナイフリッジ。見た目より危険ではありません。手前に踏み跡が見えますが、画像では解りにくいですが雪庇にも踏み跡らしき形跡が、線のように薄くありますから、それはシュカブラではなくトレースの跡です。そこのやや右側を下ります。
その時、間違えてはいけないのは、右側のルンゼ状の沢には行かないように。地蔵尾根なのですから、あくまでルートは尾根を下らないと。(画面左にトレースが見えます。)
2011年03月04日 09:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
3/4 9:37
その時、間違えてはいけないのは、右側のルンゼ状の沢には行かないように。地蔵尾根なのですから、あくまでルートは尾根を下らないと。(画面左にトレースが見えます。)
地蔵尾根途中から横岳方面を見上げる。
2011年03月04日 09:45撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
3/4 9:45
地蔵尾根途中から横岳方面を見上げる。
下りはこんな感じ。下に降りたら左にトラバースし、パイプを立てに下れば、urayasuさんが見た左上のパイプに降ります。
2011年03月04日 21:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:16
下りはこんな感じ。下に降りたら左にトラバースし、パイプを立てに下れば、urayasuさんが見た左上のパイプに降ります。
尾根の上からトラバースしてきたところ。最初の雪庇からは50〜100mほど。
2011年03月04日 21:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:16
尾根の上からトラバースしてきたところ。最初の雪庇からは50〜100mほど。
左の沢が先ほどのルンゼ。地蔵尾根を見上げます。ルートは右側からトラバースしてきます。それが前の画像。
2011年03月04日 09:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 9:46
左の沢が先ほどのルンゼ。地蔵尾根を見上げます。ルートは右側からトラバースしてきます。それが前の画像。
お世話になりました。しばしのお別れです。
2011年03月04日 11:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 11:25
お世話になりました。しばしのお別れです。
多分八っには暫く来れないでしょう。
2011年03月04日 11:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 11:36
多分八っには暫く来れないでしょう。
横岳にお別れを言って、速攻で帰ります。
2011年03月04日 21:17撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3/4 21:17
横岳にお別れを言って、速攻で帰ります。

感想

モルゲンロートが見たくて、とうとう赤岳鉱泉に二泊目です。
予備日を入れて三日間の予定なので問題はありません。
朝、起きてトイレの時に星を発見。
3月4日はMATSUさんにもお墨付きを頂いた天気ですし(あとから知ったのですが)
「よっし!今日はいけるぞー!」と、気合が入ります。
前回と段取りとしては一緒なのですが、今回は4:05分に出発。前回は4:30でした。
登山道はトレースばっちりでした。
実は前日、某スポーツ店の社員研修で30名ほどが硫黄岳に登っているのを確認済です。
今は雪で埋没していますが、階段があるところがあり、そこから今回も富士見パノラマ
スキー場の緑と白のナイター照明がきれいに見えていました。
期待度がドンドンUPしてきます。
九十九折の登山道を歩いていていたら、ヘッデンが暗いことに気が付きました。
どうやらこの寒さで電池の消耗が激しくなっているようです。
しかし、稜線上では強い風が吹いているでしょうから、ここで電池交換をしておか
なければなりません。
電池交換はなかなか上手くできません。
気温は既に-25℃ですから、手袋を外す訳にはいきません。
根気よく携帯の明かりを頼りに、手袋をしたまま単四電池三本を交換します。
思いの他手間取りました。恐らく15分はやっていたのではないでしょうか?
森林限界も抜け、赤岩の頭まできました。
大勢がラッセルしても、ここは風が強いのでトレースはありません。  
雪庇も前後二段になっていて、手前の雪庇が2mほど壁のようにせり上がっています。
ピッケルで切り崩しながら、キックステップで登りますが、新雪が深いので中々登
れません。
「ここで撤退?」そんな文字も一瞬よぎりましたが、更に雪を切り崩して、もがきに
もがいて、何とか赤岩の頭に到達です。
そんなことをしていたら、もう6時です。
早めに出発して良かったのですが・・・・・・
しかしなんと、山はガスっています。
「ウソだろ?」と、目を疑います。
なんとなく白々と夜が明けてきます。
周りの山々は雲で隠れていますが、唯一硫黄岳だけが見え隠れしています。
それと、北アルプス方面は見えています。
硫黄岳の取りつきまで急いで移動して、周りを観察します。
雲は凄い勢いで西から東に吹いています。
でもここでは寒い、凄い強風が吹いています。
硫黄岳の直下の右側の岩影まで、風避けでまた急いで移動です。
東の雲は赤く染まりだしました。夜明け前、間近ですが、赤岳も阿弥陀岳もガスの
中で見えません。
横岳にかかっているガスがみるみる赤く染まってきます。
今度は赤岳方面に目をやると、山頂のガスがドンドン取れてきているではありませんか?
赤岳の東の雪面が赤く染まりますが、すぐにオレンジに変わり、どんどん色があせて
いきます。
ビジュアル的には今一歩ですが、自分なりに追い求めて、やっと目に焼き付けること
ができた赤岳のモルゲンロートです。嬉しくない訳がありません。

硫黄岳から横岳を目指して歩きます。
風は終始強いのですが、前回同様大ダルミにから台座の頭にかけて凄い勢いで吹いて
います。
前回ほどではないにしろ、西から東に風は強烈に吹き抜けきます。
顔が痛い。その表現が一番当たっているかもしれません。足先も冷たいですが、
昨日ほどではないです。
身を隠す所が台座の頭まではありませんでした。
台座の頭の先が雪庇になっています。今突風が吹いたら間違いなく滑落です。
なるべく低い姿勢を取って四つん這いになって歩きます。
その先、1mほど降りますが、降りるのが怖いです。向こう側は崖です。
しかしそこは風が全くない、岩影だったので休憩しました。
登山道は西側へトラバースし、東側に鎖を使って登り、東側へ抜けます。
そこを登り切った所が奥ノ院で横岳と言われているところです。
横岳過ぎて、カニの横ばいが無いことを思い出して、さっき休憩した雪庇の東側が
カニの横ばいだと思いました。
しかし、雪がべったりと付いて、カニの横ばいの面影もなかったです。
私は、カニの横ばいの入り口の岩陰で休んでいました。
厳冬期の雪が多いこの季節だからこそ、カニの横ばいの上を通ったのでした。
横岳からは、広い稜線になります。すこしホッとして歩きます。
富士山も赤岳も南アルプスもきれいに見えます。
金峰山も見る余裕すら感じ始めます。
トレースに従って三叉峰ではトラバースするのですが、これは失敗でした。
途中もどろうとしても後ろに戻れず、上に登ろうとしても新雪で登れず、怖かった
ですが、そのままトレースに沿って歩きましたが、左側はどんどん落ち込んでいく
トラバースです。これには参りました。
人を信じてはダメですね。自分でルーファイしなければと思いました。
さて、鉾岳のトラバースです。
おかしいです。トラバースの雪面にトレースがありません。
どうやら、鉾岳を直登して、降りてから途中で右へトラバースしたようです。これ
は危険です。この先は段差があるので、間違ったらそのままサヨナラですよ。
って、いうかロープがわざわざ張ってあるのに、どうしてそっち行くかな?(怒)
もうそんなトレースに騙されません。
やはり、ここは手前から一旦降りて、トラバースしなければなりません。
しかし、少し雪面が弱い気がしたので、途中まで歩いたのですが戻って、岩にそって
上部まで上がり、そして下っていく方法を取りました。
その時、先ほどの上から降りてきたトレースとぶつかります。
手間で時間もかかりますが安全に通過するならこの方法かと思います。
あとは、日の岳のルンゼです。
全体を上部からよく観察します。ここはみなさんのトレースで良い感じだったので
使わせてもらいまいた。
もっと、沈み込む感じかと思ったのですが、意外としっかりしていました。ストックを
後方に深く刺しながら確保していたのはいうまでもありません。
地蔵の頭から地蔵尾根で下ります。
少し降りると、雪庇があります。ここを間違えてルンゼの方へ降りるとルートが
違ってしまします。
画像でお話しした通り、雪庇の右側を通って下ります。
あまり左にトレースを取ると反対側に落ちる可能性があります。
あとは、順調に行者小屋へ下り、ピッケルとストックを入れ替えて、荷物をデポ
してある赤岳鉱泉まで降ります。


横岳の稜線上から気になっていたのですが、右頬が熱いので、鉱泉の鏡で確認したら、
黒い。
それもただれている。
素人目にも判ります。うかつにも凍傷に掛かってしまいました。
硫黄岳から横岳に於いて、右から吹き付けていたので、だから右頬がやれたので
しょう。
それに、前日も赤岳では-27℃に強風の洗礼を受けていたので、皮膚もすでに損傷
していたのでしょう。
今思えば、その損傷していた、皮膚が次に日に壊れるのは時間の問題だったと思います。
早く医者に行かないと。
急いで岐路に付きます。
何とか東京の医者に診てもらうことが出来ましたが、診断は凍傷2度です。
それほど悪くはありませんが、水泡ができるほどですから決して軽くはありません。
全治は曖昧ですが、1か月〜3か月。人の治癒力にも依るのだそうです。
なるべく温めたほうが良いそうで、暫くは低山といえども登山へは行けません。
今季の冬山はダメでしょう。
ド素人の私が、ここヤマレコで雪山の記録を残せるくらいになったのですから、
成長したと言えますが、もうちょっと気を配っていれば良かったと悔いていますが、
難しいと言われている、厳冬期の横岳縦走が単独できて、それは自分なりには大満
足しています。
一つの区切りの集大成としては最高に良かったんじゃないでしょうか。

こんな結果に終わってしまって、応援して頂いた皆さんには大変申し訳ない気持ちで
一杯です。そして凄く感謝しております。

また、このような事故がないよう心よりお祈りしています。

必ず戻ってきますので、復帰したおりにはコメントの一つでも残して頂ければこれ
以上の喜びはないと思います。
完治するまでは、皆さんのコメントにチャチャを入れにいきますのでよろしくお願い
致します。

onsen♨

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コメント

大変でしたね。でも達成、おめでとうございます。
onsenさん、おはようございます。

大変でしたね。昨日は横浜も寒かったです。モルゲンロート、これだけ見れれば凄いです。ほんとに好条件ではそんなに見れるものでは無いので。

夕焼けの方がまだ見やすいですかね。それでも記憶に残る山頂での夕焼けは20年で1度だけですから。

赤岩の頭の直下、この時期は大変ですよね。1月の方がまだ楽ですね。凍傷は大変でしたね。早く治るといいですね。やっぱり強風で寒いとそうなるのですか。フェースマスクが必要ですね。

ただあれをすると、メガネが曇るのが問題なのですが。
ちなみに私も横岳までよりは、横岳から地蔵の分岐までの方がいやですね。トラバースが怖いですから。

逆周りの方が楽だと思います。赤岩の頭の直下の下りが条件によってはちょっと怖いですけど。。。

冬は同じルートでもほんとに条件によって随分と変わるので、他の人や自分の記録さえ当てにならない時がありますね。
2011/3/5 11:44
Futaroさん、こんにちはー
凍傷、ご心配おかけしております。
早く治せるよう心掛けたいと思っています。

横岳の反対まわり。
赤岳からの周回の方が楽だとおっしゃる方のほうが多いようですね。
私もそう思いましたが、雪の量が半端でないので、下手をしたら、
地蔵尾根での敗退も考えられましたので、確実に登れる硫黄から登
りました。

実は3月の9日にも大同心凌から登って、今回と同じまわり方で行く
予定があったのです。
これは、ガイドの先生と一緒の行動予定でしたが、大同心凌はその
名前よりは比較的簡単な初心者ルートだとは聞いています。
行って登らない事にはルートを覚えられないいので楽しみにして
いたのですが、今後の宿題となってしまいました。
初夏のお花の季節にもきれいな花を咲かせると聞いていますので、
ぜひ覚えたいですね。
赤岳鉱泉より直登しますので、2時間半くらいで登れるらしいです。
そしたら、横岳はもっと身近に感じられるかもしれませんね。

厳冬期の八ヶ岳のモルゲンロートは危険かもしれませんね。
2日間とも−25℃ですから、そこのところの意識が足りなかった
かもしれません。
しかし、待っている間、ダメだと思いつつ、赤岳が頭を出した瞬間
は忘れることはできないと思います。

onsen♨
2011/3/5 13:59
モルゲンロート
onsenさん、こんにちは。
縦走ご苦労様でした。 モルゲンロートは本当に良かったですね  しっかり心に焼き付けさせて頂きました!

素晴らしい山行レコに感動しました。 これ以上言葉が見つかりません。

凍傷で登山活動休止ですか  どうかお大事にして下さい。 戻ってこられる日をお待ちしてます。

fall
2011/3/5 11:52
fallさん、こんにちわ〜
コメントありがとうございます。

雪山は感動をも与えてくれますが、そのリスクも解っていながら
やらかしてしまいました。
ですが、これを糧に「災い転じて福となす」をモットーにやってみたい事ができました。
自分なりには結構大変なことなので、ちゃんと実行できたら、ご報告
したいと思っています。

壮絶で厳しいレコになってしまいました。
確か今月八ヶ岳に行かれるのですよね?
奥様が見られて、行くのを止めると言われたらどうしようかと思って
います。

凍傷はなるべく早く、しかし気長に治すつもりです。(どっちやねん)
ご心配おかけしました。

onsen♨
2011/3/5 14:22
お疲れです。
最高ですね
見てて鳥肌が立ちますよ

なんか言葉にならないですね

onsenさんのレポを見ているだけでも色んな事が伝わってきて感動です

よーしっ!来年は行ける様にガンバローっと

onsenさん。感動をありがとう
2011/3/5 12:26
straycatsさん。 いつも有難う!
こんにちはー

モルゲンロートは綺麗でしたよ!

是非!どうですか?ー25℃の世界へどうぞ!ww

あぁー、そっか!
それに風が15mとして体感温度ー40℃の世界へようこそ!ww

誰も行きたがりませんね(笑)


こんなレポでも、褒めて頂ければ豚も木に登る気持ちです。
治ったらレポあげますので、今後ともヨロシクお願いします。


onsen♨
2011/3/5 14:31
モルゲンロードやりましたね!
こんにちは!onsenさん

モルゲンロードやりましたね!おめでとうございます。
ガスがちょっと残念でしたね。
ただそれはそれで幻想的な感じで良いような気もします。
3日の赤岳登頂おめでとうございます!
それにしても気温がハンパじゃないですね
私は-20℃以下はまだ経験がないので恐ろしいです・・・
しかしここ何日の間でえらい積雪が多くなりましたね
横岳の縦走、無事に終えられて何よりです!
ほっぺの凍傷『だっ大丈夫ですか?』
完治するまではたしかに冬山は行けませんね
来年も冬山がありますよ!
私は今期の冬山はあと1回行けるかなぁ?って感じです。
またonsenさんのレコ楽しみにしています。
2月26日に硫黄岳に登っていた時に
赤岩の頭手前で
そういえばここでonsenさんがパートナーの方と
もめてたなぁ〜と思い出しましたよ
『お前!ふざけんじゃねーよ!!』
って言ってました。

yamatyan
2011/3/5 13:07
yamatyanさん。またその話ですか?ww
登山に於けるリーダーとは孤独で過酷なものです。
人を無事に登らせて、その真価が問われるものです。
危険だと知ってて、聞いてもらえないなら、徹底抗戦です。
喧嘩でも即刻下山でも場合によっては止む無しだと思います。
登る限り安全は絶対条件です。
そして、リーダーは確固たる信念の元、チームを導かねばなりません。
単独だとしがらみがないから良いよね!(笑)


厳冬期の八ヶ岳の気温は半端じゃなかったです。
特に大ダルミの風は凄いの一言で、体感温度が一番低いんじゃ
ないかと思われます。
小屋でも「あそこは凄いんだよな」って言ってました。

ただ、早朝に硫黄岳でー25℃でも、日中赤岳鉱泉で−6℃でしたから、
特別に吹雪いていなければ、さほどでもないようです

あっ!yamatyanさん
良い事を一つ教えてあげます。
モルゲンロードじゃなくて、モルゲンロートです

onsen♨
2011/3/5 14:54
堪能しました!
素晴らしいの一言です。
思わず、コメントしてしまいました。
過酷な条件を克服しての登頂 !
そして、
Morgenrot→Alpenglühen !
達成感に満ちたレコに感動しました。
ありがとうございます。
2011/3/5 13:33
Rheingoldさん。はじめまして!
お褒めのお言葉、本当にありがとうございます。
どんなことでも、褒められると嬉しいものです。

そしてAlpenglühen !
判らなくて色々と調べました
モルゲンロートが朝日を浴びて山が赤く染まることで、Alpenglühen
アルペングリューエンは朝日を浴びて金色に輝くのだそうです。
そして「アルプスの栄光」という意味もあるそうです。
MATSUさんではないですが、首に金のメダルをかけて貰った気分です
こちらこそ、有難うございました。
これも何かの縁。今後ともヨロシクお願いいたします。

onsen♨
2011/3/5 15:50
ゲスト
onsenさん、こんにちは!
素晴らしいものを手に入れた代償は高いか安いかは私なんぞには
計り知れませんが、きっと満足されていることでしょう。

GWごろまで雪山は楽しめますから、温泉でも行って
早く治してくださいね!
2011/3/5 14:41
Ulmatsuさん。こんにちわー
いままで、次は何処へ行こう! 今度はあそこへ行こうと計画して
いた日々が、たった一回のミスで予定を変更せざるをえなくなり
ました。
本来、登山は危険との隣り合わせなのですが、それでもスポーツで
有る以上、危険であってはならいと思っています。
その難易度が上がれば上がるほど達成感も高くなるってことですが、
それでも危険と引き換えにしてはならいという事です。
今回はどちらかと言えば、軽い凍傷で済みましたが、この失敗を
糧に次への布石を打っておきたいと思っています。

勿論、気分は大満足です! 
何か大きな仕事をやり遂げた、清々しい気持ちです。

温泉いいですねー♨
久しぶりにゆっくりするのもいいかもしれません。

onsen♨
2011/3/5 16:25
おめでとうございます!
onsenさん、こんにちは。

モルゲンロート、しっかり写真見させてもらいました。
雲から覗くオレンジ色の赤岳、強風の中でその瞬間を待って、それが見れた時の感動が、ものすごく伝わってきました!
こっちまで感動しました!!

でも、体感温度-40度はすごいですね。
私の、ダブルカイロ内蔵夏靴では、足が凍傷になるのが必至なので、冬靴買うまでは遠慮しておきますw
手袋なども、写真撮るときだけ指が出せるミトン型のやつとか、超あったかそうなのが要りそうですね。

頬が凍傷になってしまったとのこと。
山に行けなくなるのは残念だと思いますが、しっかり治さないとダメですよ〜!

それにしても、台座の頭の先で四つん這いになって歩くところなんてなかったと思うので、この写真↓の
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=100345&pid=b305642051dad58476fd25bf515a2da9
東側にトレースが付いているカニのヨコバイの上を行ってしまったということのようですね!
降りるのが相当怖かったのではと思います。
また、そこを行けちゃうところが、すごいです。
2011/3/5 15:17
naoki99999さん。
コメントありがとう!

「誰にも文句を言わせない、onsenのモルゲンロート」を見て頂け
たのですね?(笑)
あの時は、硫黄岳山頂直下の岩陰で、「ハァハァ」いいながら獲物を
物色するハンターのようでした(笑)←冷静になって考えるとただの、
危ねぇ奴じゃねか!


>写真撮るときだけ指が出せるミトン型のやつとか
指だしたら痛いですよ。たぶん・・・
作業は全て手袋したままでないとヤバイっすよ。
だから、ジャストフィットした手袋が必要です。

カニの横這いの上は雪庇のようになっていて、たっぷりと雪があり
ました。
その左側は(赤岳方面を向いて)とてもトラバースできるような感じ
ではなかったですし、トレースも無かったですし、高度感があって
怖かったです。
カニの横這いを降りる時も、後ろ向きになって。ピックを刺して降
りました。
その時、左の肋骨を岩で擦ったんですが、痛くて骨にひびが入った
かと思ったのですが、今は何でもありません。

足のカイロは必要ですね。
今回忘れてしまいまいた。

ハイハイ!(笑)
ちゃんと治したいと思っています。
お気遣いありがとうございます。

onsen♨
2011/3/5 16:53
モルゲンロート
onsenさん、こんにちは。

モルゲンロート粘った甲斐あり、ギリギリでガスが取れてくれて、良かったですね。
そう簡単には見せないよという、山の神様のメッセージでしょうか。
でも、感動もその分大きかったと思います

凍傷は大丈夫でしょうか?
お大事にして、完治してレコをアップされるのを楽しみにしています。
私もしばらくは でゆっくりして、体を万全にしてから山に行きたいと思います。
山から離れるとまた行けたときの感動が大きいですよ、きっと
2011/3/5 17:01
nagagutuさん。こんばんはー
モルゲンロートはぎっりぎっりのぎっりで間に合いました。
MATSUさんのパワーと、shira-gaさんのフェースフラッシュのお蔭
ではないでしょうか?
確かに大変は思いをしての画像ですが、山の神からの何らかの
メッセージだったかも知れませんね。
どちらにしても嬉しかったことには違いありません。

今は焦らず治していきます。
nagagutuさんのように、ゆっくり温泉にでも浸かって体を休めたい
ですね。
nagagutuさんもどこかへ行く準備で温泉ですか?

久しぶりに家でゆっくりしているので、沢山のコメント嬉しいです。

onsen♨
2011/3/5 18:32
onsenさん、こんにちは。
やりましたねー

見事なモルゲンロートです。
これでこの冬の宿題もまた一つクリアしましたね。
おめでとうございます!

凍傷はちょっと大変でしたね。
軽度でも一度やると皮膚組織が弱くなっているので、今は唯ひたすらに養生して下さいね。

お疲れ様でした。
2011/3/5 17:27
失礼しました・・・
そうでした・・・
ロードじゃどこの道路だよって感じですね

そうですね!
登る限り安全に無事帰る事が絶対条件ですね!

yamatyan
2011/3/5 17:32
あはは
yamatyanさん

そうそう!
道路じゃないですから、お願いしますよー!

また、次のレポ楽しみにしていますね。
今度はどこに行くのかな・・・


onsen♨
2011/3/5 19:00
御大事にしてください
onsenさん、お疲れさまでした
凍傷は大丈夫ですか、お大事になさってください。

それにしても素晴らしいモルゲンロートですよ!
ぐっときました

「がんばれー! 何に?」はわかりますね
私のフェイスフラッシュが1日遅くて申し訳ありませんでした

またじっくり治されて御元気になられての
楽しいレコを期待しています
2011/3/5 18:18
shira-gaさん。 ありがとうございます。
あのモルゲンロートは奇跡的でした。
あのまま、晴れずに終わってしまっても仕方ないのに、昨日、
フェイスフラッシュやってくれたかもしれませんよ?

また、元気なったら帰ってきます。
shira-gaさんの記録には寄らせて頂きますので、遊んで下さいネ

onsen♨
2011/3/5 19:41
MATSUさん、こんばんは。
モルゲンロートは、MATSUさんのお蔭のような感じです。
あれから毎日天気図と睨めっこして、いつ行こうか、
どう歩こうかと毎日考えておりました。
決行日を決めたらあとは実行あるのみです。
最後はとんでもない事になってしまいましたが、自分
では納得してのことですし、何よりいい経験をさせて
貰ったと思っています。

今は、充電の時と自分に言い聞かせて治療に専念します。
温泉で湯治なんてのもいいかもですね。
そしたら草津温泉久しぶりに行ってみたいな・・・

MATSUさんの東京マラソンも格好良かったですよ。
感動をありがとう!


onsen♨
2011/3/5 18:57
言葉にならない!!
onsenさん、初めまして!!

素晴らしい写真の数々に釘付けです
朝焼けの赤岳の連続写真、臨場感があっていい画ですね
う〜ん、空想しただけで鳥肌が立ちそう!!


極寒の中の山行お疲れ様です。
−25℃とは…私にとっては身体験ゾーン。
どんなに寒いかは、想像もできません。


また、お元気な姿でレコのアップを楽しみにしております。
凍傷、早く治るといいですね。
aotty
2011/3/5 21:30
aottyさん。 はじめまして!
おはようございます。

私の撮ったモルゲンロートをお褒め頂きありがとう
ございます。
aottyさんは想像して鳥肌がったのですよね?
私はスゴイ風が吹いていて鳥肌が立っていました(笑)
冗談はさておき、シャッターチャンスを待っている間は
暖かいお湯を飲みながら、いつ出るとも知れないモルゲン
ロートをじっと我慢強く眺めていました。
ですから、一瞬にガスが取れていった時は、一心不乱に
シャッターを押し続けていました。



コメントは残しませんでしたが、甲武信ヶ岳のレポ拝見
させて頂いたことがあります。
あとちょっとでの敗退は残念でしたね。
私なんかより、たくさん歩き慣れているようで、そういう
身の引き方はきっと正しい判断だったのかと思いました。

私は、横岳を単独縦走をしましたが、己の判断ミスで凍傷を
負ってしまいました。
そういう意味では失敗の登山だったと反省しています。
完治したら一から登山と向き合いたいと思っています。

onsen♨
2011/3/6 6:30
おつかれさまでした〜
onsenさん

おつかれさまでした。
一区切りついたって感じでしょうか。
最後にいい写真撮れてよかったですね。

しばらく休んで鋭気を養ってください。
onsenさんが治るころには僕の仕事も一段落していると思いますので、どこか軽めに行きましょう!

では、お大事に

kanemaru
2011/3/6 8:25
kanemaruさん。こんにちわ。
良い写真でしょー?
気分は篠山紀信でした。なんちゃって!

良いですね!
完治したら一杯やりましょう!


あっ、それからすいませんでした。
帰ったら連絡入れるって言ってったんですが、理由が理由なので、
報告しずらくて、ずるずる今日まできてしまいました。
マムートの靴ですが、雪山の季節に復帰できないと思いますので、
今回はキャンセルさせて頂きます。
お返事遅くなって申し訳ございませんでした。


onsen♨
2011/3/6 12:41
養生してください〜
onsenさん

靴の件、こちらこそスイマセン。。。
とりあえず返品しますので大丈夫です。
(別の靴買っちゃいました)

今月後半あたり時間を見てほぼ30年ぶりに八ヶ岳行こうかと密かに計画してまして、onsenさんの都合がよかったら一緒にと思ってましたが無理そうですね。

復帰したらどこか行きましょう!

kanemaru
2011/3/7 12:17
大丈夫ですか!?
コメント、完全に出遅れてしまっていますが
その後凍傷の経過は大丈夫でしょうか


本当の厳冬期の素晴らしさと厳しさを
ご経験されて羨ましいです

山もスポーツも仕事も知識は必要ですが
やはり重要なのは経験則と私は思っています
すごい経験をたくさんこの冬でされて・・・凄いシーズン、羨望です
来シーズンはその経験をまた無料でご教授下さい


温泉療養に行かれるのであれば
是非お付き合いさせてください
本沢温泉はどうですか?
そして硫黄岳と天狗岳に行きませんか?
ってこれじゃあ療養にならないですね

しばらくお休みの間は・・・
テントのカタログなどをご覧になっていてください
なんて・・・色々くだらない事を言ってしまいましたが
とにかくゆっくり休んでください
そして早い現場復帰を!
お疲れ様でした!
2011/3/7 10:40
to4さん

温泉療養は本沢温泉?
「あぁ、やっぱり温泉は雪見だよね」って、おい!」(笑)

硫黄岳と天狗岳?
「あぁ、今どきの硫黄からの景色いいよね!」って、おい!(笑)


あはは。
そんなところで温泉療養や遊びに行けたらいいよね。
早く治して、来年と言わず、何とか今月中。ダメだったら来月上旬
にでもまた行きましょう!
その方が、治すにも張り合いがあるってものです

テント泊もいいですね。
今年はチャレンジしてみようかなー!
やると決めたらやりますよ!
私をその気にさせて、後で吠え面かくなよー(笑)

経過は順調です。
土曜日は顔が1,5倍の大きさだったのが、今では1,15倍にまで
縮まりました


元気の出るコメントありがとう


onsen♨
2011/3/7 11:07
いやっ!行きます!!
kanemaruさん

了解しました!
すみませんでした!!

そういう理由なら、是が非でも完治させないと
いけませんね!!
気合いと根性と愛の力で治します!!(笑)
何としても行きましょう。

onsen
2011/3/7 13:47
おめでとうございます。
onsenさん こんばんは

3度目にして、待望のモルゲンロートをゲット出来て本当に良かったですね。
たくさんの方々のコメにもありましたが、私も感激しました。

onsenさんが雪山を登りたい一心で富士山での雪上訓練をされたり八ヶ岳でガイドの方と登られたりと真剣に真面目に取り組んだ結果、単独でモルゲンロートを1人占めできましたね。

凍傷になられたそうですが、男の子は顔が命!
気長に治して下さいね。

山は逃げませんよ! onsenさんの元気なレコ待ってま〜す。
2011/3/7 23:36
sumikoさん。 おはようございます。
お褒めのお言葉・・・有難うございます。

モルゲンロートは粘りに粘って、三度目の正直でしたので、夏休み
の宿題を9月1日にギリギリで提出できた気分です(笑)
ですから、嬉しさでいっぱです。

私は年齢が年齢ですし、何を覚えるにしても、人より時間が掛かって
しまいます。
それでも、雪山をどうしても覚えたくて、八ヶ岳だけでも実に12回
22日間も通ってしましました。

それほど雪山に打ち込んでいたので、凍傷くらいどうってことあり

今は一日でも早く治して、残り少ない雪山に復帰するのが目標です。

また、復活した折には励みになりますので暖かく迎えて下さいね。
コメントありがとうございました。

onsen♨
2011/3/8 7:08
ほんとに素晴らしい写真です☆
onsenさん

なかなかコメントできずにすみませんでした・・・

それにしても、何かの目標に向かって突き進むということはもの凄いエネルギーを与えてくれますね。
今シーズンの初めは、雪山デビューでしたが、あっという間に上級者になられていて・・・
それも、単独で横岳縦走まで・・・
心からおめでとうございます、と言いたいです。

赤岳の写真は、なんだか現場にいるような雰囲気を味わえました。
ガスの切れ間から、突然現れる山の姿はほんとに素晴らしいです。
それに加えて、朝日のオレンジ色が素敵です。

凍傷も早く良くなるといいですね☆

star
2011/3/8 0:38
starさん。 ひさしぶりです!
お褒め有難う。

雪山を覚え出してまだ、3か月しか経っていないド素人ですが、
皆さんの山行記録を参考にさせて頂いたり、相談したりししながら
何とか単独で横岳にまで行けるようになりました。

上級者とは思っていないのですが、一度行った道は良く覚えています。
更に何度も同じ道を通うと、安全な道と危ない道の見分け方が判って
くるようで、自然とルートファインディングがでるようになって
きました。
今回の横岳でも何回か思ったのは、人のトレースを絶対信じては
いけないということでした。
やはり、自分の思った通りのルートを切り開く力を養うことが、
一番の近道ではないでしょうか?

そう思うと、starさんとUtunduさんが一緒に挑んだ真教寺尾根に
於いて、一度危険を感じて岩を巻くルートを選択したことが有りました。
また、文章の中には無い、その他にも小さな選択肢があったと思い
ますが、今となってはそういう危機回避をされて、二人一緒に登頂
できのだと分析させて頂きました。

私も今回、軽症と言えども凍傷にかかってしまいました。
しかし、こういう失敗の経験を重ねて、それが自分の物に修正できた
者が上級者と言われるような人ではないかと思っていますが、
一番の上級者になる条件は、山登りが好きだってことですけどね(笑)



お仕事お忙しそうですね?
暫く山には行っていないようですが、(私も暫く行けませんが)
もし行けるようなことが有ったら、お互い目いっぱい楽しみましょう!

onsen♨
2011/3/8 8:15
お疲れ様でした!
こんばんは。
縦走おめでとうございます。
積雪の多い3月に単独でやりきって自信になったことと
思います。アルパインも経験されて羨ましいです。

それにしても−25℃とはどんな感じですか?
私も−20℃は経験してますがまだ凍傷になったことが
ないので実感がわかないのですが・・・。

凍傷はお大事に。

またすぐに八ツへ来られるのでしょうね。
2011/3/8 0:42
siriusさん。 おはようございます!
コメント有難うございます。

siriusさんも私が歩いた次の日に縦走されていたのですね?
緊張するところもあり、横岳縦走は私にとっては勉強になる箇所が
満載でした。
次回行くなら今回とは違うライン取りでルーファイをすると思います。
それと、本来なら明日、ガイドの先生と一緒に大同心凌を登って、
横岳を縦走する計画でした。
「大同心稜」と名前は難しそうなルートですが、バリエーション
初心者の登竜門的ルートらしいです。
行かない事には覚えられないですし、先生の取る横岳のルートも
関心がありました。
さすがに下るには難しいルートでしょうが、登り専用にすれば、
横岳ももっと身近になるのでしょうね。

これは、今後の宿題になってしまいましたが、一日も早く復帰して
やり残したことをやり遂げたい気持ちでいっぱいです。

−20℃なら風が吹いても我慢できますし、凍傷になったことも有り
ません。
しかし、−25℃で風が吹くと顔は痛くて我慢できません。
だから、凍傷になってしまったのだと思います


onsen♨
2011/3/8 8:42
お疲れ様でした★★★
onsenさん、お帰りなさい!
(諸事情でコメント遅くなってしまいました…)

執念の賜物ですね。
モルゲンロートだけではなく、
どの写真もとっても綺麗
onsenさんの気持ちが伝わってきます 。

なんだか胸にこみ上げるものを感じながら
レコ読ませていただきました

凍傷の具合、腫れはだいぶ引きましたか?
せっかくのイケメンが…
跡が残らないといいですね。

お大事になさってください

そして早く山に戻ってきてくださいね
2011/3/8 12:28
erikkoさん。 ただいまー!
コメントありがとう!

すいません!
私も諸般の事情により、遊んできちゃいましたー!
(何が諸般・・・・なの?)

でも凍傷の具合は相当いいです!
でも顔はまだ相当汚いです!

色々と褒めて頂いてありがとうございます。
どんなことでも褒めて頂くと嬉しいですね。
イケメンとか?

山への復帰は早めにしたいですね・・・
取敢えず明日、朝起きれたら鎌倉でも行こうかなって思ってます。

鎌倉へ何しにって?

リハビリハイキングですが・・・なにか?

onsen♨
2011/3/8 23:49
その後どうですか
ちょっと驚いてコメントも書けませんでした

治るのに時間がかかるかもしれませんがお大事に

また山に行きましょう

元気そうなので安心しました

ところでこの間の山行でカメラをなくしたので
新しいのを買おうと思っています
GPS機能がついていてどこで取った写真なのかわかる
しかも防水、零下10度までOK 落としても大丈夫というう
山にもってこいのカメラです

今使っているのは低温で作動しなくなる
保温して使っています

鎌倉行ったのかな?
2011/3/10 12:17
元気です! ご心配おかけしました!
otouさん

スゴイカメラを買うのですね?
そういえば、厳しい八甲田で失くして以来でしたか・・・
そのGPS付きカメラって、自分から「ここだよー」って、
言ってくれるカメラってないんでしょうか?
そんなのがあったら直ぐに買いに行くのですが。

何十年ぶりかで鎌倉へ行ってきました。
青春時代が一杯詰まった鎌倉は楽しかったですよ

onsen♨
2011/3/10 17:01
プロフィール画像
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