美濃戸口から赤岳
- GPS
- 07:28
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,285m
- 下り
- 1,271m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢赤岳鉱泉までと南沢行者小屋までは下部ほぼ雪無し林道・登山道から雪交じり道、全面雪道へと変わる。ほぼ雪無し道でも凍結箇所あり。地蔵尾根、赤岳稜線、文三郎尾根いずれもトレースはしっかりあり、鎖は一部埋まっているが、露出割合が多い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
信州富士見町の、母親所有の小屋の管理のついでに赤岳に登ることにした。小屋から近いのは編笠山、権現岳でしばしば行っていたのだが、赤岳はしばらく(20年以上)行ってなかった。土曜日小屋に泊まってから山行った方がやり易かったのだが、天気は土曜の方が良いとのことで頑張って登山口に土曜明け方に着く様に出かけた。
朝6時前、ヘッドランプで出発して3人PTに付いていったら北沢・南沢の分岐を見逃して北沢の道を進んでいた。気が付いた時点で、引き返すよりもこのまま進んで赤岳鉱泉から行者小屋に移れば良いと判断した。赤岳鉱泉でアイゼン装着、行者小屋へと中山乗越を越えて地蔵尾根の道に入る。標高2600m位で森林限界、見通しが良くなって二人の先行者が見える。ピッケル、ヘルメット装着にして階段、鎖場の急傾斜地を登って行く。視界が開け、遠くは槍穂の北アルプス、御岳、近くはまだ朝日に近い光で硫黄岳、横岳の側面、次いで阿弥陀岳が巨体として見えてくる。
横岳・赤岳間のコルである地蔵の頭に着くと、東側の展望が開ける。清里、野辺山方面の麓の景色が、冬なのに全く雪のない褐色のフィールドであるのが、北陸に住む身としては以外・新鮮な景色だ。そしてその右、南側には足元に展望山荘、頭に頂上山荘を配置して主峰赤岳が聳えている。では、その赤岳に出向くか。
赤岳山頂までは、トレースを辿りさえすれば難しいところはなく、見えている頂き目指して頑張っていれば良い。風は少し強くなったが冬山としては穏やかな部類である。頂上山荘のある北峰、竜頭峰とも呼ばれる南峰、別れているのも忘れていたな。掛け値なしの360度大展望である。無理してでも今日登って来た甲斐があった。頂上に居合わせた人と、「いやぁ、この凄い景色で、降りるのがもったいないですね。」「そうですね、でもじっとしていると寒くなるので、ゆっくり景色を眺めながら下るのがいいですかね。」と会話をかわして、そのように行動に移す。
文三郎道の下り、今日の行程中最も慎重を期する区間だが、丁度登りのピークでぞろぞろと人が登ってくる。すれ違いの待ちが多いが、のんびり下る趣旨には違わないので好都合だ。中岳、阿弥陀岳への分岐に来てしばし逡巡。阿弥陀岳にも行ってみたいし時間の余裕はあるが、核心の登りはやや厳しそうだ。赤岳山頂で足攣りもあったことから、今日は素直に下りることにした。少しで樹林帯に入って危険個所もなくなり、ほどなく行者小屋、テント場を前にした日溜まりでのんびり補給休憩。南沢の道をとことこ歩いて赤岳山荘の駐車場に帰還した。
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