【プレ冬山】木曽駒ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 470m
- 下り
- 476m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往復3900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪崩の危険は無し |
写真
感想
ついに冬山始動!
今年は雪も上々かと思いきや案外降っておらず、雪があるところはどこかどこかと探した結果、去年も行った木曽駒へ。
泊まりを目論むも、日曜の天気展開に確信が持てず、結局日帰りとなってしまったが、12人の大所帯だ。
いつもの恵那峡SAで前夜祭もそこそこに翌朝駒ヶ根まで車を走らせる。
途中見えた空木岳が黒くてギョッとするが、千畳敷は雪を湛えていて一安心。
やはり多くの人で賑わっている菅の台バスセンターからバスに揺られてしらび平からはロープウェイに乗り込む。
伊那谷を挟んで南アルプスが輝き、標高を上げると富士山も頭を見せ始める。
千畳敷駅の外に出ると信じられないくらい蒼い青空と輝く宝剣が迎えてくれる。
この時期は3回目だか相性がいいのか毎回この景色だ。
写真を撮ったりしながらアイゼンなどを装着し準備を整え、12人を2パーティーに分けて出発。
千畳敷駅から一段下ろしたところからは南アが丸見え、北は甲斐駒から南は聖くらいまで見えている。
白峰三山のあたりからひょこっと富士山も見える。最高だ。
すでにピークを目指し多くの人が登っており、乗越浄土に吸い込まれるように人の線ができている。
中には雪訓をしてるであろう人々も見受けられる。
急ぐこともないのでのんびりとしたペースで登る。この標高までくるとやはり空気の薄さは実感する。
迫ってくる宝剣の岩壁を横目に八丁坂を登り詰め乗越浄土へ。
白い雪面からさながら天を刺す剣の宝剣が聳えていてカッコいい。
宝剣山荘にできた雪の滑り台で滑停練してる人なんかもいた。
さて宝剣山荘を過ぎ中岳へひと登りすると御嶽がどどーんと雄大な山様を見せてくれる。
中岳からはクラストした斜面にアイゼンを効かせながら広大な雪原へ降りる。
この辺りが一番歩いていて気持ちがいいかもしれない。
最後はこんもりとした木曽駒のピークを目指して登り返して北アルプスが目に飛び込んできたら到着だ。
少し風があるが最高のピーク。南アは去年より雪が多い気もするが、北アは思ったよりも黒い。
今年の冬はどうなることやら...
さて少しのんびりしてピーク写真を撮ったら引き返し。コルのところにテントを張っている人たちもいた。
中岳から望む、宝剣から先に続く空木岳への稜線は相変わらずかっこよく毎度見るたびに歩きたくなる。
乗越浄土からの下りはアイゼンに団子がつくので払いながら慎重に降りる。
古くてアンチスノープレートがぼろぼろなsamoaのアイゼンはたくさんついて大変だ。
途中シリセードも交えながら八丁坂を下り、のんびりカールを歩いて千畳敷駅へ。
時間もたっぷりあるので、お昼御飯タイム。
H さん作のクリームシチューとIさん作の味噌煮込みうどん。どちらもとっても美味。
外で食べてても全然寒くなかった。
お腹もみたし、あとは適当にロープウェイを待って下るだけ。
しらび平からのバスで隣になった人は、日本オートルートに3回も行ったり、カナダのなんちゃらトラバースを2回行ったりしている人でいろいろ面白い話を聞くことができて良かった。
温泉で汗を流し、帰りは名阪国道周り。
御在所SAで今度は山本屋の味噌煮込みうどんに舌鼓を打ち、ブラジル人が多く住むという伊賀を抜けて京都へ辿りついた。
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