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Yamareco

記録ID: 1024350
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

竜喰山〜大常木山〜禿岩〜西御殿岩(三ノ瀬より)

2016年12月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:33
距離
22.2km
登り
1,703m
下り
1,697m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
1:20
合計
8:33
6:28
19
6:47
6:50
42
7:32
4
7:36
7:37
37
8:14
8:20
42
9:02
9:11
34
9:45
9:46
30
10:16
10:43
3
10:46
10:48
24
11:12
11:13
64
12:17
12:18
9
12:32
12:34
44
13:18
13:41
29
14:10
5
14:45
14:48
11
14:59
15:00
1
15:01
ゴール地点
天候 快晴!
朝6時頃の三の瀬で気温はマイナス7度
 
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
民宿みはらし(500円/日)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
山と高原地図では将監峠〜竜喰山間は破線ルート、
竜喰山〜大常木山〜大ダワ間と、山の神土〜西御殿岩の直登ルートは
バリエーションルートとなります。

●三の瀬〜将監峠
民宿みはらしの駐車場から50mほど戻ると三ノ瀬の登山口があります。
登山口から将監峠までは5kmほど林道が続きます。
将監小屋手前で小屋をショートカットして将監峠へ直登するルートあり。

●将監峠〜竜喰山
将監峠から50mほど飛龍山方面に進むと進行方向左手の木に古いテープが巻かれていて、
ここから竜喰山〜大常木山の稜線に入ります。
この目印は気をつけていないと見過ごすがちかもしれません。
笹原を高低差80mほど急登すると展望の開けた1883ピークに達し、
このピークを通過して顕著な尾根筋を将監峠から1kmほど辿ると竜喰山山頂となります。
山頂は眺望はありませんが、立派な頂上標があります。
竜喰山までは比較的明瞭な踏み跡とマーキングもあり、迷うことはないでしょう。

●竜喰山〜大常木山
竜喰山から先はリボン・テープ類も無くなり、踏み跡も薄くなります。
引き続き稜線を忠実に辿ると途中で1999ピークの三角点を通過します。
大常木山の手前付近からは岩と薮が目立ち始めルートが少し分かりにくくなりますが、
岩稜も直登していきます。
大常木山は3つのピークから構成されていて、2つ目のピークが大常木山山頂となります。
山頂には小さな看板がありました。

●大常木山〜禿岩
大常木山の山頂を通過した後、3つ目の岩峰をアップダウンし、
少々薮っぽいシャクナゲ帯を進んで小ピークを1つ越えると下り勾配になります。
笹薮の急斜面を下ると1847の大ダワへと至り縦走路と合流します。
大ダワから奥秩父主脈縦走路を1kmほど進むと禿岩へと至ります。

●将監峠〜山の神土〜西御殿岩
将監峠から山の神土までは広く気持ちの良い登山道となります。
山の神土から西御殿岩まで登りは直登しました。
前半は笹原の中を尾根筋を忠実に辿ります。
西御殿岩手前から岩と薮となり、若干の薮漕ぎもありました。
地図上では西御殿岩は頂上標の置かれた眺めの良いピークの東隣の小ピークですが、
こちらは薮で眺望がありませんでした。

●山の神土〜三ノ瀬(七ツ石尾根)
牛王院平を経由して牛王院平下で将監小屋への林道と合流します。
緩やかな下りやすい登山道です。
 
その他周辺情報 【温泉】
安定の丹波山温泉 のめこい湯(600円)
 
民宿みはらしよりスタート
2
民宿みはらしよりスタート
民宿みはらしより50mほど車道を下ると登山口
民宿みはらしより50mほど車道を下ると登山口
林道を進みます
遠くに見える鞍部が将監峠かな
遠くに見える鞍部が将監峠かな
朝日が稜線を照らし始めます
朝日が稜線を照らし始めます
朝日が眩しい
林道にも光が入り朱く染め上げます
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林道にも光が入り朱く染め上げます
将監小屋手前で将監峠へ直登するルートへ。将監小屋を見下ろします
将監小屋手前で将監峠へ直登するルートへ。将監小屋を見下ろします
周囲が開けてくると…
周囲が開けてくると…
将監峠に到着です
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将監峠に到着です
将監峠からは小屋に向かってゲレンデのような道が続いています
将監峠からは小屋に向かってゲレンデのような道が続いています
将監峠から東に50mほど進むと進行方向左手の木に古いテープが巻かれていて、ここから竜喰山〜大常木山の稜線に入ります
将監峠から東に50mほど進むと進行方向左手の木に古いテープが巻かれていて、ここから竜喰山〜大常木山の稜線に入ります
霜でツルツル滑る笹斜面を急登すると…
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霜でツルツル滑る笹斜面を急登すると…
1883で視界が開けます。どーんと富士山。手前は大菩薩嶺
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1883で視界が開けます。どーんと富士山。手前は大菩薩嶺
富士山アップで(photo komemame)
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富士山アップで(photo komemame)
雪化粧した南アルプス。左から聖〜明石〜荒川三山〜塩見〜白峰三山〜甲斐駒
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雪化粧した南アルプス。左から聖〜明石〜荒川三山〜塩見〜白峰三山〜甲斐駒
南アアップで。左から聖〜明石〜荒川三山〜塩見〜雲がかかった白峰三山(photo komemame)
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南アアップで。左から聖〜明石〜荒川三山〜塩見〜雲がかかった白峰三山(photo komemame)
正面にはこれから向かうド逆光の竜喰山
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正面にはこれから向かうド逆光の竜喰山
1883を過ぎると顕著な尾根筋を辿ります
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1883を過ぎると顕著な尾根筋を辿ります
踏み跡も明瞭
それにしてもこの日は寒かったなぁ
それにしてもこの日は寒かったなぁ
将監峠から1kmほど進むと…
将監峠から1kmほど進むと…
竜喰山山頂に到着です。山頂に眺望はありません
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竜喰山山頂に到着です。山頂に眺望はありません
大常木山へ向かいます
大常木山へ向かいます
竜喰山より先は踏み跡も薄くなりテープ&リボンもなくなります
竜喰山より先は踏み跡も薄くなりテープ&リボンもなくなります
引き続き、忠実に稜線を辿ります
引き続き、忠実に稜線を辿ります
何気に楽しい
こんなにポッカリと開けた鞍部もありました
こんなにポッカリと開けた鞍部もありました
1999の小ピークを通過します
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1999の小ピークを通過します
おもしろ雲。煙みたい
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おもしろ雲。煙みたい
常に進行方向右手には富士山が見守ってくれています
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常に進行方向右手には富士山が見守ってくれています
大常木山の手前から岩と薮っぽくなります
大常木山の手前から岩と薮っぽくなります
岩峰も巻かずに忠実に登っていきます
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岩峰も巻かずに忠実に登っていきます
1つ目のピーク
1つ目のピークより。富士山
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1つ目のピークより。富士山
2つ目のピークに大常木山と書かれた小さな頂上標がありました
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2つ目のピークに大常木山と書かれた小さな頂上標がありました
いちおね
山頂より。和名倉山と手前に東仙波とカバアノ頭
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山頂より。和名倉山と手前に東仙波とカバアノ頭
山頂より。秩父方面
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山頂より。秩父方面
山頂より。唐松尾山とか黒槐でしょうか
山頂より。唐松尾山とか黒槐でしょうか
大常木山の3つ目のピーク
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大常木山の3つ目のピーク
正面に大きな飛龍山が現れました
正面に大きな飛龍山が現れました
ここからも南アがよく見えました
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ここからも南アがよく見えました
南アアップで。聖〜白峰三山(photo komemame)
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南アアップで。聖〜白峰三山(photo komemame)
鳳凰三山&仙丈&甲斐駒(photo komemame)
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鳳凰三山&仙丈&甲斐駒(photo komemame)
シャクナゲの薮を通過し…
シャクナゲの薮を通過し…
霜で滑る急斜面を転び落ちるように下ると…
霜で滑る急斜面を転び落ちるように下ると…
1847の大ダルで奥秩父主脈縦走路と合流します
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1847の大ダルで奥秩父主脈縦走路と合流します
北奥千丈岳と国師ヶ岳
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北奥千丈岳と国師ヶ岳
縦走路を1kmほど進むと…
縦走路を1kmほど進むと…
禿岩の分岐が現れます
禿岩の分岐が現れます
禿岩へは縦走路から外れて50mほど進みます
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禿岩へは縦走路から外れて50mほど進みます
禿岩に到着。禿岩だけにピカいちの眺望でした
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禿岩に到着。禿岩だけにピカいちの眺望でした
禿岩より。大きな和名倉山と東仙波&カバアノ頭
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禿岩より。大きな和名倉山と東仙波&カバアノ頭
禿岩より。唐松尾〜笠取山〜雁坂嶺〜甲武信ヶ岳
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禿岩より。唐松尾〜笠取山〜雁坂嶺〜甲武信ヶ岳
禿岩より。北奥千丈岳〜国師ヶ岳
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禿岩より。北奥千丈岳〜国師ヶ岳
禿岩より。しつこく富士山
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禿岩より。しつこく富士山
禿岩より。南ア
禿岩より。三頭山と大岳山
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禿岩より。三頭山と大岳山
禿岩より。七ツ石山でしょうか
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禿岩より。七ツ石山でしょうか
赤線をつなぐために飛龍権現まで足を延ばしておきました
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赤線をつなぐために飛龍権現まで足を延ばしておきました
縦走路をを将監峠まで戻ります
縦走路をを将監峠まで戻ります
白峰三山にかかっていた雲が取れたのでパチリ(photo komemame)
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白峰三山にかかっていた雲が取れたのでパチリ(photo komemame)
ついでに上河内岳〜聖〜赤石〜荒川三山〜蝙蝠〜塩見(photo komemame)
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ついでに上河内岳〜聖〜赤石〜荒川三山〜蝙蝠〜塩見(photo komemame)
さっきと比べると歩きやすいなぁ
さっきと比べると歩きやすいなぁ
飛龍山を振り返ります
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飛龍山を振り返ります
朝は顔が痺れるほど寒かったけど日が昇って暖かくなりました
朝は顔が痺れるほど寒かったけど日が昇って暖かくなりました
縦走路は整備もされています
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縦走路は整備もされています
将監小屋が見えてきました
将監小屋が見えてきました
将監峠まで戻りました
将監峠まで戻りました
予定通り西御殿岩に行くことにします
予定通り西御殿岩に行くことにします
将監峠から山の神土までは広い登山道が続きます
将監峠から山の神土までは広い登山道が続きます
牛王院平付近に近づくと平坦になります
牛王院平付近に近づくと平坦になります
山の神土に到着
西御殿岩までは直登します
西御殿岩までは直登します
西御殿岩手前から岩と薮
西御殿岩手前から岩と薮
薮を掻き分けるkomemame
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薮を掻き分けるkomemame
薮を抜けて岩場を登ります
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薮を抜けて岩場を登ります
西御殿岩に到着
地図上の西御殿岩からここまでけっこう時間かかったなぁ
地図上の西御殿岩からここまでけっこう時間かかったなぁ
とはいえ奥秩父の山々の中でもその眺望は随一。来てよかった
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とはいえ奥秩父の山々の中でもその眺望は随一。来てよかった
(photo komemame)
西御殿岩より。唐松尾山
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西御殿岩より。唐松尾山
西御殿岩より。竜喰山〜大常木山〜飛龍山。手前の鞍部が将監峠
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西御殿岩より。竜喰山〜大常木山〜飛龍山。手前の鞍部が将監峠
西御殿岩より。雲取山と芋木ノドッケ。手前の鬱蒼としたピークが地図上では西御殿岩になってるんだけどなぁ
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西御殿岩より。雲取山と芋木ノドッケ。手前の鬱蒼としたピークが地図上では西御殿岩になってるんだけどなぁ
西御殿岩より。大きな和名倉山
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西御殿岩より。大きな和名倉山
西御殿岩より。西仙波〜東仙波〜カバアノ頭
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西御殿岩より。西仙波〜東仙波〜カバアノ頭
西御殿岩より。両神山
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西御殿岩より。両神山
西御殿岩より。少し雲が増えた富士山と手前に大菩薩嶺
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西御殿岩より。少し雲が増えた富士山と手前に大菩薩嶺
西御殿岩より。北奥千丈岳〜国師ヶ岳
西御殿岩より。北奥千丈岳〜国師ヶ岳
温かい紅茶が美味しい
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温かい紅茶が美味しい
奥秩父も山深いなぁ
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奥秩父も山深いなぁ
さて、下山開始です
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さて、下山開始です
正規ルートで下ります
正規ルートで下ります
牛王院平は気持ちのいいところです1
牛王院平は気持ちのいいところです1
牛王院平は気持ちのいいところです2
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牛王院平は気持ちのいいところです2
鹿除け柵がなければもっといいのにな
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鹿除け柵がなければもっといいのにな
西御殿岩を振り返ります
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西御殿岩を振り返ります
冬の午後は何となくしみじみとした気持ちになります
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冬の午後は何となくしみじみとした気持ちになります
新緑&紅葉の時季もいいけど冬枯れの景色もいいんだな
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新緑&紅葉の時季もいいけど冬枯れの景色もいいんだな
七ツ石尾根を下ります
七ツ石尾根を下ります
牛王院下で将監小屋への林道と合流
牛王院下で将監小屋への林道と合流
林道を下ります
車止めのゲートを越えて…
車止めのゲートを越えて…
廃車を通り抜け…
廃車を通り抜け…
将監峠登山口まで戻りました
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将監峠登山口まで戻りました
民宿みはらしの駐車場に到着。お疲れ様でした!
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民宿みはらしの駐車場に到着。お疲れ様でした!

感想

週末は冬型で強い寒気が入るため、奥秩父に行くことにしました。
奥秩父主脈縦走路の将監峠〜飛龍山(禿岩)間は未踏なので赤線を繋ぐことに。
途中の竜喰山と大常木山は縦走路からは外れていますが、
せっかくなのでそれぞれのピークを踏み、
余裕があれば帰りに眺望の良いと評判の西御殿岩にも寄り道することにします。

寒気が入り込んだせいで、稜線は寒くて顔が痺れるほど。冬の訪れを感じました。
夏靴のため足先も冷えて痛くなりましたが、日が昇るに連れて緩和しました。

竜喰山から大ダワ間と山の神土から西御殿岩まではバリエーションルートで、
存外に時間がかかりましたが、
適度なルーファイを楽しみながら歩くことができて満足。
西御殿岩は奥秩父の中でも貴重な360度の大展望を得られる場所で、
全体的には地味な山行に花を添えてくれました。





地味かなぁと思ったら、
変化・バリエーションに富んでいて、
歩いてて飽きることがなかったルートでした。
岩をよじのぼったり、藪漕ぎしたり。
それに、合間合間の眺望もよくて、
富士山もずっときれいに見えていたし、
このルート、けっこうお気に入りになりました。
最近、こういう感じの山歩きが、好きです。

それにしても、ずーーーっと寒かった。
歩いてもぜんぜんからだがあたたまらなかった。
冷たい風、乾燥した空気がずっとからだを覆っていた。
でも陽が当たるところに出ると、じんわり暖かさを感じる。
とくに黒い手袋をしている手指は、氷が溶けるようにじわじわあったかい。
まさにこれぞ、太陽のありがたさよ、という感じ。

寒かったから、持って行ったやませんボトルの紅茶(はちみつ入り)は
ほとんど飲んでしまった。
お昼ごはんに寿司弁当みたいのを持って行ったけど、
ごはんが冷たくなってて、のどを通るときヒヤッとする。
美味しいのだけれど。
もう冬も本番だし、そろそろパン食メインにしないとなぁ。
コメ好きkomemame、つらいところ。(どうでもいい話)


おしまい。

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