行仙岳、転法輪岳、持経ノ宿、証誠無漏岳、涅槃岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,711m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奈良自宅5:50〜R24〜郡山〜京奈和自動車道〜橿原〜R169〜池原〜R425〜白谷トンネル東口付近8:50 11日 白谷トンネル東口10:50〜R425〜池原ダム〜R169〜大迫ダム〜12:20入之波温泉12:50〜道の駅杉の湯川上〜大滝ダム〜ラーメン河〜道の駅大淀iセンター〜京奈和自動車道〜郡山〜R24〜奈良自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地図ルートは手書きです 整備状態は良い。危険個所ほとんどなし、季節がら落葉が多くて若干歩きづらい |
その他周辺情報 | 入浴 当初、上北山温泉薬師湯の予定が、12月から休日午後1時〜(平日午後2時〜)で入れず、入之波温泉山鳩湯(800円源泉かけ流し)で入る。泉質は相変わらず良いが少しぬるく感じた。 おみやげ 道の駅杉の湯川上と道の駅大淀iセンターで購入 食事 上北山温泉薬師湯に入れたら、同道の駅のカレーうどんが食べたかったが、食事前に風呂に入りたかったので、ラーメン河に挑戦もすでに売り切れ、結局、道の駅大淀iセンターで十津川シメジうどん(680円)を食べた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
週末に仕事がなかったのが今週だけだったので
せっかくなので登ることにした
但し、金曜は仕事が遅いし、家に近いところで1泊できるところということで
雪のなさそうなところで大峰南部、行仙岳〜涅槃岳を歩くことにした
宿は一応テントは担ぐものの、せっかく大峰だし小屋に泊まることにした
家を6時前に出て、登山口に着いたのは9時前。
路肩には既に車が5〜6台並んでいる。結構登ってるんだなあ。
準備を済ませ9時15分に歩き始めた
行仙岳山頂までは、NTT巡視用のアルミ階段が続く植林のつまらない道
山頂には、きっちり標準タイムかかった
にぎやかな声がするがNTT送信所の工事の人たちだった
そうか登山口の車の大半はこの人たちだったのか------
山頂を早々に辞し、急斜面をジグザグを切りながら下る
まだ、調子が出なくてつまづきながらの下りだ
しばらくは両側もしくは右側に植林がつづく
鞍部まで下りきって登りに転じたところで登山者とすれ違った
この人も私の行程と同じ、行仙岳から持経ノ宿で泊まって
ピストンで戻ってきたようだ
工事の人以外で今回の山行で会ったのは結局この人だけだった
しばらくはそんなにきつくないアップダウンを1時間半ほどで
2つめのピーク倶利迦羅岳に着いた
この後は、転法輪岳、平治ノ宿、中又尾根分岐、千年桧と20〜30分おきに標識が現れ、歩く励みになる。
そして、午後1時半過ぎ、この日の宿である持経ノ宿に着いた
途中の平治ノ宿もそうだったが、この持経ノ宿もきれいに管理されていて
囲炉裏に薪ストーブ、じゅうたんにちゃぶ台、窓にはカーテン
電気の照明、備蓄の食糧、薬等々
まるで誰かのお家の離れのような雰囲気だ
まだ誰も来ていない様子
もうこのままここで寝転んでしまいたい衝動にも駆られたが
まだ夕方までには時間がある
水と少しの食糧以外の荷を小屋において
目標の涅槃岳へと歩き始めた
阿須迦利岳を超え、今回来たかった山の1つ証誠無漏岳に着く
ここも稜線の1ピークにすぎないものの
名前のユニークさと、以前登った中八人山への支稜線の分岐点であることで
訪れてみたかった
地図にはここからヤブ漕ぎとあるが
おそらく笹は枯れてしまっていると思う
この支稜線を辿っていきたい気持ちもあったが
今回は奥駈本道を忠実にたどることにする
証誠無漏岳からのぞいた涅槃岳は二等辺三角形の良い姿だった
三角形はみるみる近づきもう山頂と思いきや
そこからの林の中の遊歩道のような気持ちの良い道を
だらだらと登りようやく涅槃岳に着いた
はるか南に見える台形の山は笠捨山だろうか
気持ちの良い場所だったがもう3時を過ぎている
冬の陽はすぐ落ちてしまうので長居はせず、持経ノ宿へ戻る
1時間と少しで持経ノ宿に到着
とにかくワインを飲みながら、お湯を沸かし
スープマカロニとモチを食べた
カーテンを開けると陽が八人山の支稜、白谷山が見える
穏やかな稜線には葉の落ちた樹木の列が並ぶ
ぼんやり眺めているうちにあっという間に暗くなった
この日の小屋の泊り客は結局私だけのようだ
誰かがいればワインでも飲みながら山談義でもできるのになあ、と寂しい
部屋の照明をつけて「持経ノート」なる宿泊者の感想を読んだ
奥駈を熊野に向かう縦走者にとって
この南奥駈は食料の乏しくなる位置のようだ
そんなとき、小屋備蓄の食糧には皆感銘して感謝の念が湧くようだ
そのうち眠くなってシュラフに丸まって寝てしまう
次に起きたのは午後9時ごろ
最近は屋根の低いテント泊ばかりで避難小屋の高い天井が落ち着かない
あまりに静かでラジオも面白くない、
眠れなくなってしまい、さっきの持経ノートに書き始めた
そのうち、眠気が戻ってきて途中何度か起きたものの
結局午前4時過ぎまで通算10時間近く寝てしまった
翌朝、コーヒーを沸かし、プチ水ようかんを6つ食べたあと
荷物をまとめてまだ暗い6時ごろヘッ電を付けて出発
ヘッ電を頼りの歩きなのでゆっくりとしたペース
東の空は徐々に白んでいくが、頭の上には相変わらず星座が輝く
平治ノ宿に着く前に、太陽は地平線を出発した
しばらくは厚い大気と雲に隠されながら
ゆらゆらと形を変えながら昇っていたが
次に雲を振り切って登り始めた時、周囲の林が輝き始めた
山がオレンジに輝くひとときだった
転法輪岳、俱利伽羅岳と進むとようやく行仙岳の鉄塔が見えてきた
そして最後の登り、行仙岳に再登頂した
今日は日曜日、昨日の作業員たちはいない
ここで約10分のロス、間違えて稜線を行仙ノ宿へ向かっていた
途中「あと10分で行仙ノ宿」という標識に気が付いた
分岐に戻り、後はアルミ階段をひたすら下る
10時40分過ぎ登山口に着いて帰路に着いた
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