丹沢主稜縦走:蛭ヶ岳からの夜景と朝焼けの富士山・南アルプス
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- GPS
- 29:08
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,590m
- 下り
- 2,324m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:17
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:44
天候 | 1日目 晴 2日目 曇→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丹沢といえば泥濘路ですが、気温の低い午前中はそれほどでもありませんでした。 |
写真
感想
冬の大倉尾根は、まだ路面が緩んでない午前中がチャンス。金冷しから先はところどころ泥濘状態でしたが、それでも他の季節よりははるかにまし。やっぱり丹沢は冬がよいなぁ。
蛭ヶ岳には水場がないので大倉から水を担ぎ上げました。当日の飲物は別で、4人で8リッター。これで、当日の食事(鍋)と翌日の朝食(朝のコーヒーも)、それに2日目行動用の水もまかなえました。
蛭ヶ岳山荘は、受付の前の広間が広い食事スペース。椅子付きのテーブルではなくお膳、隅に布団が重ねてあったので、混雑時はここも就寝スペースになるのでしょう。
食堂の隣が就寝スペース。意外と混んでいて、布団1枚に2人と夏のアルプスみたい。
就寝スペースの反対側は自炊部屋で、テーブルが3つにスツールが4つずつ。計12人ぶんくらい。遅く到着する人もいるので5時半には空けて欲しいといわれ、30分で食事を作って食べ終わらなければならないと思ったけど、空けるのは6時でよいといわれて少しゆっくりできました。
蛭ヶ岳山荘は寒いというレコを見たことがあってダウンパンツまで持っていったのだけどそんなことはなく、食堂と自炊部屋には石油ストーブがあって暖かい。自炊部屋の外はテラスになっていて横浜方面に開けており、テラスから階段で降りることができて夜景撮影にはもってこい。夜景だけではなく、この時期は朝日もテラスから見られます。
その夜景ですけど、小屋前の東側に開けた広場から、横浜と東京の夜景が広がります。街の規模からいって、これ以上の夜景はなかなか望めないでしょう。反対側に目をやると、肉眼はちょっと見え難いけど、感度を上げて三脚を使用すれば富士山も撮れます。
朝になってテラスで群青の空を撮影していると気さくな小屋番さんが「いいでしょう、この景色。 」と声をかけてきます。ここから見える風景が自慢なのだなぁと感じました。でも、十分自慢できる景色。小屋からすぐに、朝焼けに染まる富士山、雪を被った南アルプスに、八ヶ岳までくっきりと見えます。
東京からこんな近くに、こんなにきれいな夜景が見られる山があるなんて。もっと早く来るべきだったなぁ。
今回勘違いしていることがひとつ。丹沢主稜縦走を西に向かうコースにしたのは富士山を見ながら歩きたいと思ったのですけれど、蛭ヶ岳から檜洞丸まで富士山は見えませんでした。おまけにこの区間は、500メートル下りて450メートル登り返すアルプス並みのアップダウンがあります。
檜洞丸手前で、塔ノ岳から歩いてきた縦走路が見渡せます。檜洞丸では、蛭ヶ岳からよりも気持ち大きく見える富士山を望むことができます。
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