記録ID: 1028788
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
風と光のジムノペディ♬【赤岳】〜動画付き
2016年12月17日(土) ~
2016年12月18日(日)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 12:58
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,680m
- 下り
- 1,687m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:59
2日目
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 9:02
天候 | ■気象 ・12/17 曇り ・12/18 雲ひとつない快晴 ・朝6:00時点 赤岳鉱泉にて-8℃ 山頂では-10度。 ・山頂風速15m前後。強風。 ・天気図 http://www.tenki.jp/past/2016/12/18/chart/ ■服装 ・美濃戸口〜赤岳鉱泉はドライレイヤー+ベースレイヤー+インシュレーテッドジャケット。 ・赤岳鉱泉〜赤岳はさらに追加でハードシェルを重ねた。 ■テント泊 ・シュラフ:モンベル#1 800ダウン ・就寝時服装:上記服装にさらに化繊インサレーション、ダウンジャケットを着込んで寝た。 ・マット:オールウェザーブランケット+冬用インフレータブルマット+ アストロフォイル |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿方面→JR茅野茅野駅(9:24) 中央線 JR茅野茅野駅(9:30)→美濃戸口(10:07) バス ■帰り 美濃戸口(16:30)→JR茅野茅野駅(17:00)バス JR茅野茅野駅(17:28)→新宿方面 特急あずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■美濃戸口〜赤岳鉱泉 ・赤岳山荘までは雪、凍結はない。 ・赤岳山荘〜堰堤広場までは凍結。 ・堰堤広場より上は積雪。 ・行き、帰りともノーアイゼン(アイゼントレーニングのため) ■赤岳鉱泉テント場 ・雪が積もっているので、タケペグを使用できた。 ■赤岳鉱泉〜赤岳 ・地蔵尾根は階段、鎖は出ている。 ・地蔵尾根のナイフリッジは発達していない。 ・トレース部が踏み固められておりアイゼンがきいて非常に登りやすい。たただしトレース部以外はフワフワ。迂闊にピッケルを突くと体勢を崩すので注意されたし。 ・文三郎の階段は埋まっているのでアイゼンの引っ掛けの心配はない。 ・山頂近辺の核心部も十分雪が付いており、登りやすい。 ・12本爪アイゼンとピッケル、ヘルメット装着。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ドライレイヤー
ベースレイヤー
薄手フリース
ソフトシェル
ハードシェル
インサレーションジャケット
ダウンジャケット
タイツ
ズボン
ゲイター
靴下
インナーグローブx2
アウターグローブx2
ネックゲイター
ニット帽
バラクラバ
サングラス
ゴーグル
雪山用登山靴
アイゼン
ピッケル
ストック
ヘッドランプ
ビーコン
スコップ
ゾンデ
ザック
地図
コンパス
時計(高度計)
スマートフォンGPS
予備電池
計画書
筆記用具
保険証
カメラ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
テルモス
水筒
銀マット
インフレータブルマット
シュラフ#1
ダウンパンツ
|
---|---|
共同装備 |
テント
ポール
竹ペグ
テントシート
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ツェルト
スコップ
ガス
バーナー
コッフェル
カップ
|
感想
いつも一緒に行動する相棒と赤岳に行く予定が合わず、久しぶりに一人で山旅をする機会を得た。
一人だと、荷物は増えるが、今までできていなかったことや、諦めていたことができる。
特に写真や動画の撮影に集中できたのは良かった。立ち止まっては風景を眺め、そして気になる景色を気の向くまま、納得いくまで撮影した。
風は強く、その世界は厳しいかったが、そんなことを忘れるくらい蒼い風と白い光の世界は美しく、烈風を浴びながらも、何度も立ち止まりその光景を眺めていた。
あとでまとめる動画のカットをイメージしながら、撮影していたのだが、ふと頭の中で流れ始めた曲はサティの『ジムノペディ』・・・
美しさに見とれ、厳しさをわすれて佇んでいたときの不思議な感じ。その感じと曲の世界観がどこかつながっているような気がした。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
cajaroaさん、こんばんは
選ばれし者のみが、体験できる、この世とは思えない壮絶なる美しい世界ですね
雪山が、どんなに危険でも、人は魅せられて、挑戦するのでしょうね。
お写真や画像だけでも、その美しさが伝わってきますが、実際に、体験するのは、比べ物にならないくらいの美しさと感動なのでしょう、きっと…
ため息混じりに、何回も見てしまいました。
また、添え文が、素晴らしいです
詩を読んでいるみたいでした
文才にも拍手です
machagonさん
こんばんは
そう、雪山、壮絶に綺麗なんです。(笑) わたしは北横岳にスノーハイクに行ったときに虜になり、それから本格的に始めるようになりました。写真や映像は、記憶や印象に近づけるため、やや暗めに撮影しているのですが、実際はもっと明るくて、光っているような感じです。
夏山と道具が全然違うので、装備を買わなければならないし、技術も習わなければならないので、始めるのに壮絶にお金がかかるのも雪山なのですが、覚悟を決めて、積み上げてさえいけば、誰にでもやれるものだと思います。
南八ヶ岳は冬季に7回ほど登っていますが、2度、強風で撤退、3回はガスガス。初めは風も傾斜にも緊張を強いられ、余裕がありませんでしたが。最近になって、ようやく写真を撮る余裕もできました。
添え文、そう、男というのはロマンチストなのですよ。
「気持ち悪い」と相棒に言われるので、いつもは差し控えているのですが、
今回は自分一人だけなので、思いっきりフィーバーしてみました。
お恥ずかしいかぎりです。
こんばんはcajaroaさん。大変お疲れさまでした。今回もお写真1枚1枚、そして動画も含めて息を呑むような美しさですね。画像も映像も写したその人を表すものだと常々思いますが、どれだけ冬の八ヶ岳という素材が良かろうと、cajaroaさんだからこそ撮れるショットなのだと思います。どれだけ文明が進化しても到底太刀打ちできない大自然の息吹を感じてしまいます。それにしても冬以外での赤岳は何度も登っていますが、これだけ違うものなのですね。これはアルペン魂をまたそそられてしまいますね・・・
ryoさん
こんにちは
緊張したり、ビビっていると、登るのに精一杯で、何をとりたいのか考えるゆとりもなく、シャッターを切ってしまうのですが、ようやくゆとりを持って対峙できるようになってきたという感じです。
冬の赤岳は強風が名物ですが(弱い方が珍しいです)、性格キツイ女神様に、それが含めて君の魅力だよ。言えるようになってきた?のかもしれません。
そんな、雪山の魅力を感じていただけたのなら、嬉しいです。一度雪山に惚れると、もう後には戻れなくなりますが、いいものです。
cajaroaさん、こんばんは。
赤岳登頂お疲れ様でした。
それにしても素晴らしい写真が撮れましたね!
蒼い風と白い光の世界の美しさと、
同居する自然の厳しさを雪煙に託して
ファインダーを向けたcajaroaさんの一本勝ちですね!
動画【 風と光のジムノペディ 】
男のロマンが詰め込まれているようで素敵です!
3月頃、黒百合で を計画しています。
再会できたら嬉しいなぁ〜
shinさんこんばんは
ここだけの話ですが、いつも青いハードシェルを着たヤツが写真に写って困っていたので、今回は純粋に山と向かい合い撮影することができて大変良かったです。ここだけの話ですが・・・(笑)
ただ、男子一人にカメラ持たせると、ここまでロマンチックに暴走してしまうのか・・・というのはご覧の通りでして、、、女性というものは現実に引きとどめるものなのだということを実感した次第でもあります。(笑)
黒百合で を計画なのですね。 ではなく(笑)
と冗談はさておき、それは天狗ということですね。
ご都合が合えば、おあいできたらいいですね!
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