こもれび山荘泊で仙丈ケ岳


- GPS
- 12:24
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,235m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 4:24
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:51
2日目 こもれび山荘 →仙丈ヶ岳(2時間37分) →こもれび山荘(往復4時間20分)
こもれび山荘 →駐車場 2時間50分
天候 | 1日目(12月30日晴れ 山頂は風速25mの暴風が吹き荒れ山頂アタック断念) 2日目(12月31日晴れ 山頂は風が強いものの行動には支障ないレベル) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12月31日16:00 レンタカー返却(ワゴンーR 15120円) 茅野駅から戸台駐車場まで50km 1時間半 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★夜間に戸台川に沿って登山道を歩いたがマークを見失いコースロストし40分ほど彷徨う。下山時に真っ暗になったらヘッデン歩行は危険そのもの。 帰り(もちろん昼間)マークリボン多数で道迷いすると思えなかった。 〇雪山なので日々変化します ◇小仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳が森林限界を越し強風にさらされます。 ナイフリッジを2ヵ所通りますが、風が弱ければ容易に通過できるけど暴風なら無理・・ 引き返した方が無難。 ◇小仙丈ケ岳と仙丈ケ岳の2ヵ所ほど急斜面あります アイスバーンになっていることも多いらしいので行動注意です。 ◇樹林帯の中は問題なし |
その他周辺情報 | 仙流荘の日帰り温泉 600円 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
仙丈ケ岳を本気に考え出したのは山梨百名山コンプリートの一環です
夏に登ってもいまいちインパクトなくならば厳冬期に・・ との安易な考え
やっぱり冬期登山は天気に左右されるので30日か31日どちらかで登れるように計画を立てた。
もちろん30日の方が気分的に楽なのでそちらが第一希望
ところがこもれび山荘に着くと敗退組が談話室で荷物を積みかえていた。
話を聞くと止めた方がいい。明日がいいと連呼され、小屋番さんも同じ意見だった。
たしかに八丁坂から見えた仙丈は雪煙が吹き荒れていた 北沢峠では全く感じないが・・ そうなれば諦めは早い
午前9時についたがきょうはやめてゴロゴロしよう もう暇すぎてビールを飲みまくり。 眠くなったらねる 何をやっているのか。
翌日は4時起床 食事した後の5時出発にする。
予想通り15分ほど出発が遅れた まあ頑張って歩いてカバーするしかない。
出発すると思ったより寒くない 中間着に薄手のフリースを着ているがしばらく登ると暑くなってきた。
脱ぐのも面倒でそのまま着たまま登る
大滝の頭あたりでヘッデンを消す まもなく森林限界だろうか。
突然木々が無くなり森林限界を越す。
小仙丈ケ岳は目前だ。
ここでみた仙丈ケ岳は朝日のモルゲンロートのオレンジに染まり素晴らしい
10分もたてば普通の真っ白なカールをもつ仙丈ケ岳になってしまった。
午前5時過ぎに出発したのでファーストトラック狙い かなあと思ったら先に5〜6人がいるではないか。 これには驚いた。
山小屋で危険地帯を十分レクチャー受けているのでビビりも半分、期待も半分。
狭いナイフリッジ といわれていたが僕はそうは思わなかった。
こんなところ八ヶ岳にもあるしガチガチに硬いナイフリッジなんてないわけだから。
それより30〜40mはあろうかという急斜面が気になった。
小屋の人からは丸まったアイゼンでは歯が立たないことがあると言われていた。
いちおう出発前に研いておいたし大丈夫だろう。
急斜面をピッケルを突き刺して一気に登り切りそして頂上 やったー本当にうれしかった。 ここまで2時間40分だった。
写真を撮ってもらうと山小屋で自炊していた女性二人組だった。
午前3時半に出発したとこと・・ 早い 僕は寝てたわ。
そして僕よりちょっと早く出発した人も到着していた。
仙丈ケ岳を狙う人はやっぱり健脚ぞろいなんだろうか 僕もその端くれに入れればいいと思う。
下山は寒いのでとっとと下山 続々と登ってくる人を待ちつつあっという間にこもれび山荘。
小屋番の方に下山報告をしてコーヒーを頂き、戸台駐車場へ急いだ。
30日あまりにヒマでいろいろな人の話を聞くことができた。
登山を始めて数年だがベテランの人にはかなわない 僕は強風で敗退したがベテランの人は行けるのだろうか。 との問いに
ベテランの人はベテランの人は行かないよ 中断や続行の決断も早い
そうだよな 僕もそろそろベテランの域に入ってきたが正しい判断ができるかは分からない。
夜間の沢床歩きを舐めてかかり道間違いをした。 ぜんぜんなっていない。
これも経験のうちかとおもって温泉の湯船の中で悶々と考えた。
2016年 山登りも最高のうちの終えることができて本当に良い年でした。
皆さんよいお年を!
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