恵那山から木曽御岳へ
- GPS
- 05:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
*木曽御岳分は別記録へ
天候 | 晴、ガス多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口まで車で入れないことが多いようだ。(今回も途中まで)林道に通行止めの柵が有ったら、その側の駐車場を利用する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にトイレは無いので注意が必要。途中にも無いが頂上先の避難小屋前にある。 登山道上に水場は無い。駐車場から登山口までの間に、飲める湧き水が有ると言う人もいるようだが・・? コースは危険箇所は無い。ルートも登りは道なりに歩き、下りは登ったルートを確実に戻れば迷う心配はない。 詳細は感想に記載。 |
写真
感想
折角遠路を出かけるので、恵那山だけではなく、翌日木曽御岳へまわる*こととした。
*木曽御岳分は、別記録にしました。
翌日の木曽御岳を考えて、事前情報から、恵那山の登山ルートのなかでは最も短く、アップダウンもほとんど無く歩きやすいと言う「広河原ルート」を選択した。
このルートは元々作業用の道だったものを、2001/10に、「広河原ルート」として正式に登山道なったらしい。
NAVIが不調だったが、飯田山本ICから戸沢集落までは特に問題なく到着。しかし、ここに大きな落とし穴が有った。集落最後の家の前で道が二分している。「林道通行止め」の看板の付近には、恵那山の文字は何処にもない。しばし考えて、山道らしい左側の道に入って見たら、これが大間違い。相当の期間車が通った事もないような、砂利と水だらけのものすごく荒れた狭い道。それでもと進んだが、進入禁止の柵が有り、どうも違う様子。仕方なく、戻ってもう一つの道に入る。
登ること暫くで、こちらも道路の真ん中に乗り入れ禁止の措置がある。しかし、こちらは親切に恵那山登山用駐車場の表示がある。
本谷奥地林道は、落石などの危険性から、しばしば通行止めになるらしい。(色々情報を調べて見ると、事前に阿智村に確認した方が良いとのアドバイスがある。)
駐車場には、既に4台の車が先着していた。
歩き始めて直ぐから、林道上は昨夜の雨が山から流れ落ちて川の様な場所が多く、あちこちで土砂崩れになっている。
一カ所は本谷側の崖が崩れ、完全に道路が寸断されていた。ここは、昨夜の以前の決壊らしく、修復工事中であった。
普通でも、山側から水が湧き出ている場所があり、飲用水に利用する人もいるとの情報もあるが、この時の様子ではとても無理。
単調な舗装道路も、この出水で少し注意して歩くのと、満開で美しい山アジサイや姫ウツギの花に見とれていると、30分程はあっと言う間であった。
短いトンネルを越えると直ぐに登山口。立派な登山口の看板脇には、渡渉しようとして本谷川に流された人の慰霊碑も兼ねた登山ポストもある
登山口は、本谷川の渡渉地点でもある。現在はしっかりした仮橋があるので安心である。橋のたもとには、絶対に渡渉しないようにとの危険表示があった。
川を越えると、直ぐに唐松の人工林の中のジグザグの急坂となるが、登山道は良く整備されていて、非常に歩きやすい。変な木の階段等が無く、いわゆる普通の山道で感じが良い。急坂なので、一気に高度をかせげる。
熊笹が出てくると、頂上への尾根道になり、起伏が少なく歩きやすい。尾根道は展望があるらしいが、残念ながらガスで何も見えない。
石だらけの所も少しあるが、湿地の様になった平らな部分になると頂上は近い。
三角点のある頂上広場には、奥に恵那山神社の祠があり、左に営林署が立てた恵那山の看板が、左には展望用?のヤグラが建っている。
周囲は木で囲まれ、展望が無いのでヤグラを立てたのかもしれないが、今日はガスでその恩恵にあずかれない。
この先に避難小屋があり、その後が恵那山最高点の2191mだと言う情報があるので、10分少々の避難小屋迄行ってみる。
避難小屋のうしろは確かに数メートル高く、小さな恵那山神社の祠もあった。
避難小屋は立派なもので、ストーブもあり、一寸した山小屋並み。近くにはバイオトイレもある。
展望も望めないので、ヤグラに登り、すのこの木の温もりを感じながら座って食事をして出発。
林道の水は朝より大幅に減少していた。駐車場に戻ったら車の数が増えていた。山中で出会った登山者の数と合わないので、渓流釣りの人も居るのかもしれない。
明日は木曽御岳に登る予定で、王滝山荘の夕食時刻までに到着すればよいので、折角の機会を有効に活用し、だめなNavを諦め、地図と勘を頼りに、あちこち巨木を見て回る。
伊那ICから王滝口までは、ヘアーピンカーブの連続するスキー場を登る部分等もあり、結構遠かった。
本日の走行450km
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