北八甲田・大岳と硫黄岳 仙人岱小屋泊りでのんびりと
- GPS
- 24:47
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 835m
- 下り
- 837m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 4:38
天候 | 1月8日 素晴らしい濃紺の青空 1月9日 ガスと小雪時々 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夏の三分の一程度のサイズです が、冬に満車となることはふつうはないですね 酸ヶ湯で除雪していただいており、感謝です! インフォメーションセンターと駐車場のトイレは冬季閉鎖になっています。 トイレは酸ヶ湯温泉に借りに行く事になります。 酸ヶ湯温泉の正面玄関右脇にある、売店の風除室を通り抜け、「トイレ」の案内に従って進み、二階南口にあるトイレを借りると靴を脱ぐ必要がありません。 ※酸ヶ湯周辺の道路では冬季規制が始まっています。 詳しくは下記リンク「青森みち情報」から『八甲田周辺の規制』を参照願います。 http://www.koutsu-aomori.com |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 全ルートにわたって雪です 酸ヶ湯〜地獄湯ノ沢冬道出入口: 指導標通りの踏み跡が出来ていました。 (やっぱり冬道はこうでなきゃ! 色々と考えられているルートなので気持ちの良いルート取りでした) 硫黄岳ルート〜仙人岱ヒュッテ: 名無山寄りに踏み跡があり、利用させていただきました。 仙人岱ヒュッテ〜大岳: 踏み跡から外れていつもの尾根に上がりました。 雪は表面が詰まっていたのでラッセルになりませんでした 森林限界上もシュカブラ、エビのしっぽとも、気温の上昇でゆるくなっていて苦労はしませんでした。 大岳のお釜: 滑り出しは重い粉雪でしたが、下は硬かった… 大岳東の斜面: 重たかった〜締まり気味の重パウでチト滑りにくかった 19日の硫黄岳 ガスで滑りは断念しました。 滑ったとしても雪質は昨日の大岳と同じで楽しくなかったと思われます。 |
その他周辺情報 | 登山口周辺の温泉としては、だいたい以下の温泉があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別) 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 日帰り入浴利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 ・八甲田リゾートホテル(寒水沢温泉)… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午後12時〜午後16時 ・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円 露天風呂あり(若干温め) シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午前11時30分〜午後3時 青森市内方面からの最終コンビニ ・サンクス 青森横内店 https://goo.gl/17e5kL |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
帽子
タオル・手拭い
手袋
バラクラバ
オーバーグローブ
ツェルト
ヘッドランプ
ナイフ類
サバイバルブランケット
笛
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
GPSロガー
予備電池
地図・コンパス
筆記用具
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ストーブ
ストーブ用燃料
水分
おやつ(非常食)
食事
ストック
ゴーグル
スノーシュー
スキー
シール
ゾンデ
スコップ
ビーコン
輪カン
補助ロープ
カラビナ
シュラフ
シュラフマット
象アシ
枕
ランタン
|
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備考 | 食事のおかずは「極食」を使いました フリーズドライながら素晴らしい美味しさです http://www.kyokusyoku.co.jp/index.html |
感想
komaが撮ってくれた、私の大岳滑走シーンです
うーん、イマ一つ・・・・・
帰りの硫黄岳コースにて、チラっと(笑)
komaの正月休みになった三連休。
さて、どこに行こうか?・・・ビシッとテン泊?
komaはやるならスキーをメインとしたテン泊にしたいそうだけど、
なにしろ今年は雪が少ない!
あちこち色々考えたけど、どこも何かかしらの無理がある。
で、はたと気がついた事が、そういえば近年 仙人岱小屋に泊まってないね
じゃあ今回は仙人岱小屋に居座ってみよう!
と言うことになったけど、初日に急遽わたしに用事ができてしまった。
こんな流れで今回の一泊二日山行になりました。
初日は今の時期としては奇跡的な天候に恵まれ、南はおそらく鳥海山、北はおそらく北海道の駒ヶ岳まで、八甲田大岳の山頂から見渡す事ができました。
と言った感じのホノボノとした気候だったので、雪質はチョット残念。。。。。
まあ、それでも全く滑る事ができない訳ではなかったので、天候と雪質は相殺でチャラ!と言った感じです。
大岳滑走後に硫黄岳も滑ると言う選択も有るには有ったけど、雪質が望めないので小屋でマッタリとすることにし、初日を終えました。
二日目の天候は小雪が舞う曇り空。
昨夜の冷え込みでいくらか雪が軽くなったかな?と思いながら硫黄岳に登ってみましたが、途中でそんなことは無いのには気がつきました。
でも、滑れない事はないのでそのまま登りましたが、登にしたがって濃くなるガス。
山頂に着く頃にはとても滑るには無理な視界になってしまいました。
結局来たルートでソロリソロリと仙人岱小屋まで戻り、硫黄岳コースを先日と同じ位の内容で滑り降り、二日の山行を終えました。
今回の山行をまとめると
天気が良かったから良し!
ですね(笑)
しかし今年は今のところ雪が少ないねぇ
ちゃんと積もらないと夏に水不足になるんじゃないかな?
正月休みの三連休としての今週末
どこかに遠征にとも思ったけれど、諸事情により一泊になり…
ここで泊りにいかないと行かれないかもという仙人岱小屋で滑りに行こうということになりました
もう少し雪が多かったら、南八甲田でテントを張りたかったなあ〜
今回の最大の難関は初日の朝
たたき起こすのが一番の問題(笑)
いつもよりはまあまあの出発、と思ったら、日焼け止めを忘れて車に慌てて戻る
空には雲がない でも、風もない
白く、青い世界が広がる中にグングンと進む
標識通りに着き直した冬道
あっという間に地獄湯ノ沢の赤旗へ
雪が地獄湯ノ沢の滑走には足りなさそうなので、今日も硫黄岳ルートへ
スキーの数人(3人かな?)の踏み跡をたどる
名無山に寄ってついたルートから、一人分の鞍部方向にトラバースするトレースへ
仙人岱小屋は先客、というか、千客万来状態
小屋に泊りの荷をおろしたら、輝くような大岳へ
冬に登りなれた尾根へトレースからトラバースして乗っていく
白いキラキラした雪面にシールが効いてきもちいい
山頂は
おそろしい静けさ
陸奥湾に白い山肌が浮く
はるかな薄雲上には北海道の山の頭
裾に靄をまとう岩木山
さて、今夜の小屋に向かおう
でも、氷が入ってなかなかスキーモードにならない
一旦入っても中途半端で難儀する
何とか滑り出す
お釜の底の段差に体が浮いた
そのまま体がよじれてひっくり返る
いてて…擦りむいた
釜の縁によじ登って、今度は南東の斜面を仙人岱清水へつながる谷間へ
重い雪に足が持っていかれる
安全運転の大回りだけれど、流れる濃紺の空と白い足元が心地いい
スキーを脱いで、小屋へ
中には沢山の人たち
一組、また一組と帰路についていく
今日はのんびりと見送って、寝床と食事の前支度
ちょこちょこと暖かい飲み物を口にする
今日もお泊りのTさんは餃子をじゅーじゅーといわせている
こちらは、夏の縦走の余りの「極食」のおかずで生米を炊いて暗くなりながら夕飯
ごろんと横になったら、眠気が忍び寄ってきた
気持ちよくそれに任せて、シュラフに潜り込んだ
風の音もしなくなった朝
空は雲でうめられている
でも、まだ大岳も小岳も硫黄岳も見えてる
ゆっくりごはんを食べて、すっかり明るくなって外に出るとガスが出てきた
硫黄岳もあっという間に移動の間にガスにくるまれていった
とにかく、山頂へ
今日は残念だけど、来た道を戻る
そして、再び小屋に荷物を取りに戻った
また、今シーズン、泊りに来れることを祈って、小屋を後にする
硫黄と名無の鞍部から、灌木を縫って、そのあとは樹林を縫って尾根を滑り下りる
地獄湯ノ沢を越えて、踏み固められた雪をスピードをころしながら滑り、それでもあっという間に登山口までたどり着いた
明けましておめでとうございます タフガイのshunさんkomadoriご夫婦様・・・・厳冬期のお泊りお疲れさまです
私はまだ今期そちらにはお邪魔しておりませんが
旗などを使わせて頂きます この日の写真は誰の物も100点ですw
こちらこそ、明けましておめでとうございます!です。
そうですね、初日の山行記録はみんな凄い写真ばかりで
これが八甲田の1月か?
と言った感じですね(笑)
二日目はいくらか八甲田っぽくなりましたが、ヤマセだったので比較的おとなしかったです。
今年は涙チョチョギレ山行にはならないのかな〜?
お尻にぶら下げてたのは何かの毛皮ですか??
大岳の斜面を滑るときは、こんな風に見えているんですね〜!
私だったら足がすくみそうだ!
お二人がかっこよく滑っているところを見たかったなあ
ガスっていると、足元見えなくてすくまないけど、先がすくんで滑り出せないというジレンマ ですね
お尻の毛皮は、「尻皮」といって、マタギの人たちの冬山の知恵です
これがあれば、どこでも休憩場所、雪の上でもお尻が冷たくありません
私のは、コート(たぶんミンク?)から作ったものですが、市販品は、「熊」から「鹿」、「犬」までいろいろみたいです
私昼飯時にお見掛けしました。私がスベア123のガソリンストーブのプレヒートを開始して、興味深そうに見ていた方でした。
また、たがじょの方々もお見掛けしましたが灯油給油プラスチックボトルにネズミが入っている〜と言ってたリーダー格らしき方がいましたが、あの方は誰なんだろう?と思います。仙人岱ヒュッテ入る時名札つけて入るのもアリかと思います。シュンさんコマドリご夫妻には会い損ないました。
冬の仙人岱小屋は、天気があまりすぐれない時でも来るような人は、だいたい皆さん顔見知りになってしまいます。
昨日は天気が良かったので、いつもの知った顔の人達に大勢の人達が重なった状態になったようですね。
名札ですか、いいですね(笑)
私も顔を知らないヤマレコユーザーさんに声をかけられたら、名札があればすぐわかって便利ですね!
硫黄コース先行は自分達でした〜
https://youtu.be/U-LPcil4Hqw
トレース、ありがとうございます!
登りながら、今日はかめさんたちはどこだろうねー、と話題になっていました
あの東南斜面のシュプール、いいねー、と眺めておりましたよ
手ごわい雪質で大変でしたが、バックの景色で「スキーで移動できるだけでも、よし!」という気分になりました
明けましておめでとうございます
やっと、有難う御座いますって言えました。
こちら側からは、今年は雪が少ないので行けますが、例年だとお雛様で♪(´ε` )
今度は、先輩を外に露営させて、私は小屋泊まりしに行こうと思います。
翌日は、飲み過ぎだったのでは?
こちらこそありがとうございました!
小屋はあずましくて最高です(笑)
ちなみに私達夫婦の家には・・・・・飲むためのアルコールはありません
飲めないわけではないんですが、飲まなくても平気なんですよ
ま、飲んだとしても、そんなに多くは飲めませんけどね(^^ゞ
https://youtu.be/2GvNG7GFR_k
すっごい動画
ほっほ〜、これを撮るのも兼ねた山行だったんですね、ナイスです
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