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Yamareco

記録ID: 1051898
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳《黒戸尾根》

2017年01月23日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
40:06
距離
21.4km
登り
2,627m
下り
2,638m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:20
休憩
2:01
合計
14:21
6:32
6:40
80
8:00
8:01
62
9:03
9:04
16
9:20
43
10:03
4
10:07
10:13
53
11:06
92
12:38
12:44
102
14:26
14:27
5
14:32
15:48
50
16:38
16:39
19
八合目御来迎場
16:58
22
七丈小屋
17:20
4
17:24
17:35
65
18:40
9
18:49
18:51
49
19:40
19:45
58
20:43
20:46
4
天候 晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
黒戸尾根の積雪・状況(1/23)
吊り橋先の登山道は日陰で凍結してます。
陽当たり良い場所では夏道が出ているので軽アイゼン、チェーンスパイクがあると便利です。
笹の平分岐の手前から雪道になりました。
刃渡りの上は雪が着いていて通過しやすい状況でした。
黒戸山の裏、五合目付近は雪が増えて踏み抜きもありました。(この日は風が強く、帰りにはトレース消えて登り返しは難行)
五合目より七丈小屋までは積雪があり、適度に踏まれていました。
七丈テント場より八合御来迎場まで風抜け場所でトレースは消えてました。踏み抜くと腰まで埋まる場所もあり、埋まっているトレースを探しながら進む。(下りでは自分のトレースも消されてました)
八合御来迎場より二本の剣まではトレースはないもののルートが細いのでRFしやすい。何かあるとしたらこの区間なので注意して進みたい。
ルンゼ上より山頂まで吹き溜まりでは膝下だったが軽い雪なので通過しやすい。トラバースしながら左に曲がる斜面は薄いトレースが出ていた。この区間の下りは視界悪いとロストしやすいので、赤く塗られた鉄の目印が頼りになる。山頂へ取付きは南側の雪面が硬く登り易かった。

天候、降雪状況、風の有無、入山者状況で難易度は変わりやすい。

その他周辺情報 直帰した
予約できる山小屋
七丈小屋
準備してたら明るくなってきた
2017年01月23日 06:28撮影 by  SH-01G, SHARP
5
1/23 6:28
準備してたら明るくなってきた
出発。
届け出
2017年01月23日 06:29撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 6:29
出発。
届け出
無事山行をお願いします
2017年01月23日 06:33撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 6:33
無事山行をお願いします
吊り橋の手前から凍結路
2017年01月23日 06:35撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 6:35
吊り橋の手前から凍結路
入り口から軽アイゼン使っています
2017年01月23日 06:48撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 6:48
入り口から軽アイゼン使っています
寒い朝でした
2017年01月23日 06:55撮影 by  SH-01G, SHARP
1/23 6:55
寒い朝でした
日の出
2017年01月23日 07:06撮影 by  SH-01G, SHARP
1/23 7:06
日の出
暖かな陽ざし
2017年01月23日 07:09撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 7:09
暖かな陽ざし
天気は良さそう♪
2017年01月23日 07:10撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 7:10
天気は良さそう♪
雪が増えてきた
2017年01月23日 07:40撮影 by  SH-01G, SHARP
1/23 7:40
雪が増えてきた
もう少ししたらアイゼン交換
2017年01月23日 07:46撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 7:46
もう少ししたらアイゼン交換
笹の平で8:00。
スタートでモタモタしてたから遅くなる
2017年01月23日 08:00撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 8:00
笹の平で8:00。
スタートでモタモタしてたから遅くなる
積雪は程よく歩き易い
2017年01月23日 09:00撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 9:00
積雪は程よく歩き易い
刃渡りで自撮り(時間ないのに余裕かよ)
2017年01月23日 09:09撮影 by  SH-01G, SHARP
15
1/23 9:09
刃渡りで自撮り(時間ないのに余裕かよ)
雪が着いてるので楽でした
2017年01月23日 09:12撮影 by  SH-01G, SHARP
6
1/23 9:12
雪が着いてるので楽でした
快適な刃渡り
2017年01月23日 09:14撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 9:14
快適な刃渡り
刃渡りを振り返る
2017年01月23日 09:16撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 9:16
刃渡りを振り返る
良く整備されています
2017年01月23日 09:23撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 9:23
良く整備されています
梯子で自撮り
2017年01月23日 09:27撮影 by  SH-01G, SHARP
9
1/23 9:27
梯子で自撮り
刀利天狗。
ここに戻るのは何時になるのか
2017年01月23日 09:34撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 9:34
刀利天狗。
ここに戻るのは何時になるのか
黒戸山の裏は雪深くなる
2017年01月23日 09:44撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 9:44
黒戸山の裏は雪深くなる
風でトレース消えてます
2017年01月23日 09:51撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 9:51
風でトレース消えてます
五合小屋跡から見上げる
2017年01月23日 10:04撮影 by  SH-01G, SHARP
6
1/23 10:04
五合小屋跡から見上げる
ふわふわパウダー
2017年01月23日 10:04撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 10:04
ふわふわパウダー
気持ち良く下ってきたけど、帰りは登りが思いやられる
2017年01月23日 10:06撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 10:06
気持ち良く下ってきたけど、帰りは登りが思いやられる
この時は天気が良かった
2017年01月23日 10:07撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 10:07
この時は天気が良かった
装備交換
2017年01月23日 10:13撮影 by  SH-01G, SHARP
4
1/23 10:13
装備交換
この辺りは雪が着いてた方が良い感じ
2017年01月23日 10:26撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 10:26
この辺りは雪が着いてた方が良い感じ
前半の核心部に進む
2017年01月23日 10:40撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 10:40
前半の核心部に進む
いきなり高度稼ぐ区間
2017年01月23日 10:40撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 10:40
いきなり高度稼ぐ区間
小屋通過が11時を過ぎてしまった
2017年01月23日 11:05撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 11:05
小屋通過が11時を過ぎてしまった
今日は誰も歩いてなさそう
2017年01月23日 11:07撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 11:07
今日は誰も歩いてなさそう
雲が怪しい
2017年01月23日 11:14撮影 by  SH-01G, SHARP
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1/23 11:14
雲が怪しい
テン場を上がって見下ろす
2017年01月23日 11:15撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 11:15
テン場を上がって見下ろす
風でトレース消えている
2017年01月23日 11:15撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 11:15
風でトレース消えている
この区間で踏み抜きでスタミナ切れると敗退確定。
石突でトレース探しながら進む
2017年01月23日 11:25撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 11:25
この区間で踏み抜きでスタミナ切れると敗退確定。
石突でトレース探しながら進む
振り返ると自分のトレース。
出来るだけラッセルしないように進む
2017年01月23日 11:25撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 11:25
振り返ると自分のトレース。
出来るだけラッセルしないように進む
自分にとっての核心部。
パウダーの下のトレースを辿る
2017年01月23日 12:04撮影 by  SH-01G, SHARP
5
1/23 12:04
自分にとっての核心部。
パウダーの下のトレースを辿る
風抜けの場所ではアイゼンも効く
2017年01月23日 12:21撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 12:21
風抜けの場所ではアイゼンも効く
でも油断すると踏み抜きます
2017年01月23日 12:22撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 12:22
でも油断すると踏み抜きます
歩いてきた場所を見ると、風が凄い。
帰りにはトレース消えてるかも。
2017年01月23日 12:33撮影 by  SH-01G, SHARP
1/23 12:33
歩いてきた場所を見ると、風が凄い。
帰りにはトレース消えてるかも。
もうすぐ八合目
2017年01月23日 12:38撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 12:38
もうすぐ八合目
八合御来迎場。
なぜかここは穏やかです
2017年01月23日 12:42撮影 by  SH-01G, SHARP
4
1/23 12:42
八合御来迎場。
なぜかここは穏やかです
この先、雪庇と痩せ尾根区間
2017年01月23日 13:12撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 13:12
この先、雪庇と痩せ尾根区間
ここから1時間を目安に登頂を目指す
2017年01月23日 13:12撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 13:12
ここから1時間を目安に登頂を目指す
ルンゼを上がって下を見る。
ヤバイ滑り台のようだ。
2017年01月23日 13:31撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 13:31
ルンゼを上がって下を見る。
ヤバイ滑り台のようだ。
見上げる先は手付かずのパウダースノー
2017年01月23日 04:33撮影
4
1/23 4:33
見上げる先は手付かずのパウダースノー
去年2月の撤退場所
2017年01月23日 13:46撮影 by  SH-01G, SHARP
1/23 13:46
去年2月の撤退場所
ここまで来たら行くしかない
2017年01月23日 13:46撮影 by  SH-01G, SHARP
9
1/23 13:46
ここまで来たら行くしかない
13時46分、登頂を諦めない
2017年01月23日 13:46撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 13:46
13時46分、登頂を諦めない
近くなってきた
2017年01月23日 14:07撮影 by  SH-01G, SHARP
1/23 14:07
近くなってきた
激寒の中、手袋外したので手元も撮影(こうでもしないと写真少ない)
2017年01月23日 14:08撮影 by  SH-01G, SHARP
5
1/23 14:08
激寒の中、手袋外したので手元も撮影(こうでもしないと写真少ない)
見えたか!
これはいつもながらの偽ピーク
2017年01月23日 14:13撮影 by  SH-01G, SHARP
1
1/23 14:13
見えたか!
これはいつもながらの偽ピーク
太陽もがんばる
2017年01月23日 14:13撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 14:13
太陽もがんばる
来たぞ!
もう少し
2017年01月23日 14:25撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 14:25
来たぞ!
もう少し
14時32分登頂。
すぐに記念撮影(この後に寒さでバッテリー秒殺だった)
2017年01月23日 14:35撮影 by  SH-01G, SHARP
30
1/23 14:35
14時32分登頂。
すぐに記念撮影(この後に寒さでバッテリー秒殺だった)
山頂グルメはラムチョップ(大盛り)
2017年01月23日 15:02撮影 by  SH-01G, SHARP
25
1/23 15:02
山頂グルメはラムチョップ(大盛り)
焼いてるけど寒すぎる。
2017年01月23日 15:15撮影 by  SH-01G, SHARP
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1/23 15:15
焼いてるけど寒すぎる。
寒さマックス厳冬期
2017年01月23日 15:19撮影 by  SH-01G, SHARP
10
1/23 15:19
寒さマックス厳冬期
生きてるのが不思議な強風低温(指先は即死ぬ)
2017年01月23日 15:19撮影 by  SH-01G, SHARP
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1/23 15:19
生きてるのが不思議な強風低温(指先は即死ぬ)
景色が厳しいを物語る
2017年01月23日 15:19撮影 by  SH-01G, SHARP
6
1/23 15:19
景色が厳しいを物語る
下山前に青空見える
2017年01月23日 15:46撮影 by  SH-01G, SHARP
6
1/23 15:46
下山前に青空見える
白嶺三山
2017年01月23日 15:46撮影 by  SH-01G, SHARP
9
1/23 15:46
白嶺三山
鳳凰と富士山
2017年01月23日 15:46撮影 by  SH-01G, SHARP
8
1/23 15:46
鳳凰と富士山
帰り方面
2017年01月23日 15:46撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 15:46
帰り方面
鋸岳
2017年01月23日 15:46撮影 by  SH-01G, SHARP
6
1/23 15:46
鋸岳
青空で見送ってくれた山頂
2017年01月23日 15:47撮影 by  SH-01G, SHARP
17
1/23 15:47
青空で見送ってくれた山頂
早川尾根がハッキリ見えました
2017年01月23日 15:47撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 15:47
早川尾根がハッキリ見えました
鳳凰も素敵♪
2017年01月23日 15:47撮影 by  SH-01G, SHARP
5
1/23 15:47
鳳凰も素敵♪
風で寒そうな下山ルート
2017年01月23日 15:47撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 15:47
風で寒そうな下山ルート
ちょっと下ると晴れ
2017年01月23日 15:54撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 15:54
ちょっと下ると晴れ
下りながら左に鋸岳稜線と八丁尾根
2017年01月23日 15:55撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 15:55
下りながら左に鋸岳稜線と八丁尾根
ここに落ちたら帰れない
2017年01月23日 15:55撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 15:55
ここに落ちたら帰れない
ぐんぐん下りてます
2017年01月23日 16:00撮影 by  SH-01G, SHARP
2
1/23 16:00
ぐんぐん下りてます
もう16時過ぎた。
下界は晴れてる
2017年01月23日 16:01撮影 by  SH-01G, SHARP
3
1/23 16:01
もう16時過ぎた。
下界は晴れてる
ここからの鳳凰が良いね
2017年01月23日 16:01撮影 by  SH-01G, SHARP
7
1/23 16:01
ここからの鳳凰が良いね
なぜか下ると晴れる
2017年01月23日 16:01撮影 by  SH-01G, SHARP
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1/23 16:01
なぜか下ると晴れる
下りの核心部に突入
2017年01月23日 16:07撮影 by  SH-01G, SHARP
5
1/23 16:07
下りの核心部に突入
八合目に下りると八ヶ岳も晴れた
2017年01月23日 16:37撮影 by  SH-01G, SHARP
4
1/23 16:37
八合目に下りると八ヶ岳も晴れた
八合目より鳳凰〜早川尾根
2017年01月23日 16:37撮影 by  SH-01G, SHARP
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1/23 16:37
八合目より鳳凰〜早川尾根
ここまで下りると安心。
16時37分、明るいうちに出来るだけ下ろう
2017年01月23日 16:37撮影 by  SH-01G, SHARP
8
1/23 16:37
ここまで下りると安心。
16時37分、明るいうちに出来るだけ下ろう
吊り橋到着。20時42分
2017年01月23日 20:42撮影 by  SH-01G, SHARP
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1/23 20:42
吊り橋到着。20時42分
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 予備靴ひも ザック 軽アイゼン アイゼン ピッケル2本 非常食 調理用食材 調味料 飲料 コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル ヘルメット スノーシュー ストック
備考 GPSログが片道しか取れずに復路のみ手書きになってます。

感想

厳冬期に登るタイミングを狙い、決行した月曜日、まあまあ早起きしたはずが登山口を6時30分過ぎに出発。
登山口駐車場には車はなかった。
少し歩くと日の出で明るくなった登山道。
先を歩く一人の登山者に出会って話をすると公共交通で来て泊まりの様子。
笹の平分岐 8時00分
刃渡り通過 9時03分
まあまあのペースで五合目小屋跡 10時03分
調子は良いし、天気も良さそう。
11時06分に七丈小屋通過、ここまで4時間半で予定より遅れる。
テント場まで上がると風は強く、悪い予想が的中する。
先に進むとトレースは消えていた。
数年前に深雪ラッセルして時間と体力を使いきって敗退した場所だった。
その時はワカンの先行者がいたにもかかわらず、スノーシューを付けていた自分が遅れてしまい、先行していた方も八合目で折り返してきたので、八合目の僅か手前で撤退したのを思い出す。
その時の経験を生かし、今回はノートレースなのでRFしながら体力消耗を最小限に登る。
ピッケル石突で埋まったトレースを探しながらアイゼンで進む。
20〜40僂離僖Ε澄爾破笋泙辰討い詁Г泙譴織肇譟璽垢郎戮、左右に外すと膝上から腰まで踏み抜く所もある。
右上に石尊がある雪庇まで上がると雪質は変わり踏み抜きも少なくなり、薄いトレースも見える所があった。
西から強い風を受けながら登りが穏やかになると八合目御来迎場に着いた。
八合目12時38分、テン場から1時間半。
この時間から山頂まで行くと、下山時間は日没確定。
先の険しいルートに合わせ、ここで装備を整えて進んだ。
左に張り出した雪庇に注意しながらコルまで下り、短いナイフを通過。
巨岩をトラバースしてプレート付きの鎖が雪で埋まる斜面を上がると、短い鎖が出ている岩を登る。
巨岩の右を上がる積雪期ルートからルンゼの途中へ取付きパウダーで埋まるルンゼをステップ刻みながら両手のピッケルで三点支持しながら登り、残留支点のある岩は左側を通過。
開けた斜面を上がると右に2つのイルカ岩、ここは去年2月にラッセル時間切れで撤退した場所。
その先、いろんな思いで山頂への道を歩いた。
14時32分、甲斐駒ヶ岳の頂に到着。
11月積雪期に初登頂した時の感極まりを思い出した。
祠の横でセルフタイマーで撮影。
寒さでシャッターと同時にバッテリーが終わった。
なんとか写真は撮れたので休憩場所を考えるが、山頂は周囲からの風が避けれる場所はなさそうなので、真中で防寒着、椅子、荷物を広げて休憩した。
荷物は周りから飛んでくる雪まみれになりながらも、持ってきた食材を調理した。
手元の温度計は−24℃
ザック内で水が凍らないように入口は閉めておく。
長居する状況ではないので、持ってきた食材の半分以上を残しながらも撤収。
下山間際に少しだけ青空も見えた山頂を後にした。
何度か振り返りながら足早に下りるとすぐに山頂は見えなくなった。
核心部のルンゼ下りを慎重に通過して八合御来迎場に16時38分。
その先で風は更に強まり、自分の歩いたトレースも消えていた。
テン場までは膝上から腰まで埋まりながら下って七丈小屋を通過。
暗くなる前に五合目小屋跡に着きたいので休まず歩いた。
五合目小屋跡に17時半前に着く。
ここで装備交換、ライトをつける。
まだ風は強くて止まっていると冷え込む。
先の登り返しは消えたトレースに疲れた身体で修業でした。
刃渡り通過 18時50分
笹の平分岐 19時40分、ここで小休憩。
吊り橋到着 20時42分
神社に無事下山の御礼をして駐車場までの道を歩いた。

積雪期の甲斐駒ヶ岳

多い雪で苦戦して撤退したことが2度ありました。
その都度、数週以内にはリベンジ登頂していたけど難易度低い時に登れただけだと思った。

今回の登頂で本当のリベンジが出来た気がしました。

大きな達成感の甲斐駒ヶ岳でした。





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コメント


gakubitoさんスタイル貫いてますね〜
今シーズン私も歩きたいと思ってます。
参考にさせてください。
2017/1/25 16:56
Re: 肉
ruhasamenさん、いつもありがとうございます。
肉を味わうには厳しい山頂でしたw
参考になどと恐れいります。
2017/1/25 17:16
岳人さん、「孤高の人」ですね(ー ー;)
岳人さんお疲れ様です。

レコを拝見してると、昔々読んだ「孤高の人」
、「八甲田山」とかを思い出します( ̄▽ ̄)
最近では、剱岳点の記とか、、、

私も何で山に登るの❓とか聞かれます。

何で雪山に登るのって聞きたいです。
(答えは分かってますが、、、)

しかし、ただただ敬服致します。

あの黒戸尾根を積雪、厳冬期に日帰り、
素晴らしいです、と軽はずみに言えません。

スマホ(デジカメ?)のバッテリーをも
凍らせる極寒、、、。

昔、スキー場(オープン当初の占冠トマム)で
体感した氷点下30度は忘れられません(ー ー;)
スキー場でです。

夏の甲斐駒ヶ岳しか知らない私ですが、
厳冬期にはいかばかりか(ーー;)

それでも、素晴らしい冬の甲斐駒ヶ岳、
レコありがとうございます😊
2017/1/25 19:59
Re: 岳人さん、「孤高の人」ですね(ー ー;)
コメントありがとうございます。
山岳書籍を読んでいないので、暇をみて読んでみたいと思います。
人は何故、、山に登るのだろうと考えながら歩くこともあるのですが、はっきりとした答はわからないままです。
2017/1/25 22:16
2017/1/25 20:37
Re: 驚き
途中撤退して、再び同じ場所まで行くことを選択することが出来ませんでした。
2017/1/25 22:20
再びびっくりです!
gakubitoさん
こんにちは。
秋晴れの日でさえ、黒戸尾根は結構辛く長かった思い出です。
雪の日のすごい写真の連続でびっくりです!
他の方のコメントにもありますが、「孤高の人」実写版のようです!
加藤文太郎は山頂焼き肉はやらなかったようですが(^^;)
2017/1/25 21:41
Re: 再びびっくりです!
maple19さん こんにちは。
黒戸尾根は何度歩いても楽には感じられないルートです。
しかし、再び歩いてしまう魅力的なルートでもあります。
山頂が白くなると甲斐駒へ歩く道。
自分の原点でもあるようです。
2017/1/25 22:30
ホントお疲れさまでした
この環境の中、肉肉焼き焼きはもちろん、自撮りやセルフタイマーでの撮影に感動しました。
中々寒い時に写真を撮ろうとは思いませんもんね
参考にさせていただきます。っとは自分のレベルでは恐れ多いですから、
レコ見てこんな風に雪の甲斐駒はなってるんやなぁ~って思いながら拝見しました
ありがとうございました。

追伸
レコアップ早っ
頑張ろっと(笑)
2017/1/25 22:52
Re: ホントお疲れさまでした
ありがとうございます。
肉休憩は唯一の癒し時間だったのですw
自撮りも時間に余裕がないと厳しいのですが、白い景色では写真が真っ白過ぎるので自分を入れてみました。
2017/1/26 7:37
−24度肉の世界
凄いコンディションの中お疲れさまでしたm(__)m
まさかその気温の中で肉を焼くとは…本当頭が下がります、凄いっすΣ(゚Д゚;)
自分は少しでも停滞すると寒くなってしまうのでとても真似できません。
2017/1/30 12:22
Re: −24度肉の世界
ありがとうございます_(..)_
頂へのこだわりは登頂とその場所を楽しむのがメインですw
今回の甲斐駒の頂は楽しむには大変な状況でした(^_^;)
防寒着でなんとかしてるのですが、、
調理してる時の指先だけはミトンって訳にはいかず、薄手の手袋なのですがもっと良い方法を考えたいですw
2017/1/30 22:41
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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