穏やかな冬の唐松岳〜五竜のアニキに逢いたくて・・
- GPS
- 05:49
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 977m
- 下り
- 960m
コースタイム
天候 | わっははー快晴だぜ!!! 直前の予報では、山頂の気温は-8℃、風速は15mほど。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
長野自動車道・長野ICより白馬長野有料道路経由で45キロ・所要時間1:00ほど。 ※さいたま市自宅より本庄児玉IC経由で245キロ・所要時間4:00ほど(自分用)。 《駐車場》 八方第三駐車場(無料) 約200台駐車可能。場内には綺麗なトイレもあります。 午前7:00の段階ではまだまだ空きがありましたが、下山後は満杯状態でした。 ゴンドラ乗り場周辺はごちゃごちゃしていてイヤだったのでこちらに停めましたが、乗り場まではゆっくり歩いても15分くらいなので問題なし。 http://www.happo-one.jp/access/parking 《コンビニ》 白馬村の八方の交差点にLAWSONあり。 《ゴンドラ&リフトについて》 以下の3本を乗り継いでリフトトップから歩けます。合計2900円でカード支払い可。 ○ゴンドラリフトアダム(往復1780円) 始発7:30 最終16:15 ○アルペンクワッドリフト(往復560円)始発7:45 最終15:40 ○グラートクワッドリフト(往復560円)始発8:30 最終15:20 http://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/alpenline.html ※リフト運行前は3本の通し券は購入できませんが運行後は購入可能なので、7:45以降に売り場に並んだ方が楽だと思われます。時間的にも15分しか変わりませんし。 尚、購入したチケットは下山時にも提示を求められますので紛失されないように。 リフトトップの最終が15:20なので、自動的にその時間が山行のタイムリミットとなります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》 ゴンドラリフトのチケット売り場にて提出を求められます。 あらかじめネットで申請している場合、その旨を伝えればOK。 《道の状況》 際立った危険箇所はありませんが、唐松岳頂上山荘手前にはやせ尾根のトラバースがありますので慎重に。けっこう滑落事故も起きているらしいです。 また唐松岳山頂の北東側にやや雪庇が張り出していたので要注意。 基本的に終始一本道なので分かりやすいルートですが、広い尾根だけに視界が悪い時は方向を誤りやすいのでGPSなどでこまめに確認しましょう。 この日はトップで歩いた方々は丸山付近まではスノーシュー、その後はアイゼン。 後発の我が家は終始12本アイゼン+ストックで歩きました(ワカンもピッケルも最後まで使用せず)。 ラッセルされた皆様、どうもありがとうございました。 登りも下りもリフトを使うルートゆえ時間的制約が大きいので、日帰りで歩くならばそれなりの脚力が必要ですし、その日の積雪状況を見極める必要もあります。 |
その他周辺情報 | 《温泉》 ○八方の湯 日帰り入浴 800円 営業時間 9:00〜22:00 アルカリ性単純温泉 源泉掛け流し 下山地から一番近い日帰り温泉施設。 この時期は混雑が予想されたので入りませんでした。 http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ ○渋沢温泉 日帰り入浴 500円 営業時間10:00〜20:00(水曜日定休) アルカリ性単純温泉 源泉掛け流し 現在露天風呂は閉鎖中。 白馬からわざわざ入りに来ました。 http://jovinny.com/spa/sibusawa/sibusawa.html |
写真
感想
当初は・・6年前にお邪魔した時の天気がイマイチだったし、たまには冬の中央アルプスも良いなあと思い、木曽駒ヶ岳に行く気マンマンでした。
が!出発直前になって気が変わってしまい北アルプスの唐松岳に急きょ予定変更。
この時期の北ア北部が晴天に恵まれるチャンスもなかなかないですし、ピストンながら稜線歩きが出来るのもグッド。
そして何よりも白銀の五竜岳を近くから眺めたいなあという想いが大きかったことが一番の決め手でした。
当日。ゴンドラに乗って上に行けばきっと青空が待っていると思っていたので、兎平辺りでは完全に泣きが入っておりましたが(笑)、雲海を突き抜けたリフトトップはまさに天空の世界。
結果的にも一日を通して天気に恵まれ、青空の下最高の山行となりました。
唐松岳にはGWの時期にもお邪魔したことがありますが、その時よりも凛々しい五竜のアニキと対面できて感無量。
五竜岳って東や南側から眺めることの方が圧倒的に多いのですが、このお山は北側から対峙してこそ。
とりわけ山々が白銀に輝くこの時期に唐松岳に登ると、五竜の「アニキ」たる所以を思い知ります(笑)。
今年は正月に島根の三瓶山を歩いておりますが、気分的には今回の唐松岳が2017年の登り初め。
年明け早々ショッキングな知らせを受けて、自分がハマっている大好きな趣味が実は常に危険と隣り合わせなんだということを改めて思い知りました。
でも、生きてさえいれば今回のように素敵な山との出会いがある。
今年も安全第一を心掛けながらも、その瞬間の輝きを感じられるようなワクワクする山旅ができますように。
最後までお付きあい頂きありがとうございますm(_ _)m
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