【自転車パスハン】Reトライ花嫁街道ゲソゲッソー ★花嫁街道・南房総市和田浦
- GPS
- --:--
- 距離
- 120km
- 登り
- 1,905m
- 下り
- 1,905m
コースタイム
※移動はすべて自転車
天候 | 春一番後の冷え込みといえども・南総はモーマン鯛 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船 自転車
帰り:東京湾フェリーで浜金谷港から久里浜港まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
南房総にサイクルショップは皆無、パンク修理他ができること フレンチバルブ(仏式)の車種は、仏式→ママチャリ(英式)の変換ジョイント?があると安心です 上三原側からの花嫁街道の入り口がわかりにくいです 花嫁街道はハイカーが多いので自転車はなるべく押しで |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー
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感想
先週・取り付きがわからず撤収した花嫁街道の探索であります。
前回は直接・街道の取り付きを探索しました。
今回は上三原集落を探索してから街道探しに取り掛かったので、集落の概要がなんとなく掴め、唯一の雑貨店の存在・廃校、地元の方のお話も聞けたので、よりこの集落(街道)への愛着が強まりました(^^
取り付きは解りにくかったものの、五十蔵集落側の烏場山登山道から取り付きました。道はよく掘れていて古道を確信いたしました。途中に分岐があり降りると上三原集落側の入り口であり、こちらもよく掘れていました。
道中ではハイカーたちもいて、山に自転車が珍しかったのか、度々声をかけられました。お歳の女性集団に”これから嫁入りですか?”と返したら、昔の花嫁ですと爆笑していました(爆)
自転車を担ぎ、昔の花嫁たちと花嫁街道を歩き・ウグイスの初鳴き。
佳い日。
むかしの花嫁街道は境越えであり、その先は異郷の海であった。また日帰りの旅人は和田浦から戻る復路であり再びこの街道を越え戻らなければならなかった。
小ピークの馬頭観音はこれから先の無事を祈り、帰り着いた時の無事を感謝する場所であった。
春、夏、秋、冬。 そして新年
嫁入り後に戻る地元の夏祭り。子が小さく山道は険しいので和田浦に残し帰ってきた。お土産は塩鯖。
久々に逢った父母。海の生活はどうだったのかと聞かれる
秋
南総の秋。
金色(こんじき)の稲穂。それとゴマ鯖
冬
花菜、大島と富士山の遠望、蜜蜂。空豆植え始め
新年
新年二日目。主人と峠を越えて戻ってきましたよっと!
自転車で抜けた掘れた道、野仏、また上三原集落と和田浦集落に言う。
花嫁街道は新道に係らずこの地区のもっとも貫録のある”道”である。
それは二つの集落を繋いでいたというだけではなく、流通・通学・物売り・旅人・嫁入り・祈りの場であり、様々な人の思い息遣いを載せなお、安定し揺るがない。
花嫁街道とは 大断定・決断であり、詠嘆であり感動である。
花嫁街道ー今回解ったこと
※いずれ地元の図書館にお邪魔してみようと思う
・昭和以前の、従・上三原地区(山)から主・和田浦集落(海)への主要ルートである。大人の足で2時間かかる
・山の人が和田浦での塩等を仕入れたり通学に使っていたようだ
・小仏峠のような絶対的街道ではなく交通量が少ないローカル街道である
・上三原(五十蔵)側に2箇所の入り口がある
・駒返しという地名があることから牛馬での全径路突破は難しかったらしい
・通常の峠越えとは違い主に尾根線を通っていて小ピークを幾つか越える。
・現在・この山を越える新道や隧道はなく迂回する県道が主要ルートである。バスの便は極めて少ない
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花菜ならそこにもあるよ安房の道 ほの香
春風や花嫁見ゆるむかし道 ほの香
南総の見つけし里に初音かな ほの香
初音とは♪つまづきが佳きカンターレ ほの香
眠る子やフェリーは春の星追つて ほの香
花菜(はなな)=菜の花、安房(あわ)=南房総・房州、南総=安房、初音(はつね)=鶯の初鳴き、カンターレ=イタリア語で歌
MVPは花嫁街道から嫁いだ皆様
準MVPは廃止の危機を越えた東京湾フェリーの皆様
安房の地・安房の海、鶯の初音へ
先週の記録も併せてどうぞ
【自転車パスハン】取り付きロストし嫁入りならず ★花嫁街道・南房総市和田浦 2017年02月12日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1064191.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Honocaさんこんにちは。
何年か前に、町内のバス旅行でうみほたる〜袖ヶ浦〜房総半島〜鴨川に行きました。一番の印象は、日本地図で見る房総半島に比べ、なんと房総半島は幅が狭いんだろうでした。(出来合いのバス旅行は、世話係で行ったのですが、やはりいまいち(笑))だけど、人馬のとき、花嫁街道もまた大変な行路だったんでしょうね。ましてや、半島越えなんてと思います。その半島も自転車で行かれたのはきっと自転車野郎としては、すごいだろうと想像します。特に面白いのは、調べないで行くっていうのが面白いですね。行きあたりばったり?だからこその出会いもまた楽しいものでしょうね。Honocaさんのことですから、地元の方も安心してお話している姿が浮かびます。自転車の行動力はやはり徒歩にない行動力ですね。自転車と徒歩の旅の良さをミックスしたような感じでいいですね〜
花嫁街道のタイトルなので、一押しこれかな(笑)
春風や花嫁見ゆるむかし道 ほの香
杯(さかずき)が進むコメントありがとうございます(爆)
何回かトイレに発ちながらタイプしています。バックミュージュック(爆)はスイスヨーデルでございます(^^
さて、房総半島は幅が狭い。。でございますが、自転車でも確かに短い(長狭街道以南に限る)です。2時間くらい
三浦半島はもっと狭く、伊豆半島は何故か長大です(海岸からの登りがきつい)
> だけど、人馬のとき、花嫁街道もまた大変な行路だったんでしょうね。ましてや、半島越えなんてと思います。
大変だったでゲソ!! (断定)
今回は入り口・出口までは舗装路で自転車だったのですが、昔はすべてに舗装もされていなく治山もされていなかったのですからね。
> 特に面白いのは、調べないで行くっていうのが面白いですね。
ww
峠=鞍部=V字を行けばいい、、という観念、ダメですね
春風や花嫁見ゆるむかし道 ほの香
あら一押しで、、いい句ですねぇ(爆)
春風=春の季語、、春は覚醒・それに春は別れでもあります。
春の風に昔の花嫁が見えたという句です
昔、、その頃の花嫁は今はもう亡き人たち
子孫が、、とは言わない
花嫁見ゆる道、いま昔の花嫁と歩き、話す、聞く、飲む
うちのやつには言わないでおこうw
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