モンスター、西吾妻山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 638m
- 下り
- 804m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:30
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
グランデコスキー場から、登りはゴンドラ+第4リフトでスキー場最上部へ移動してスタート。帰りは第4リフト下りに乗車できないため、ゴンドラ駅までスキー場内を下る必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きより西大顚まではトレースがありましたが、その先は消されて判らなくなり、地形を見ながらルートファインディングの必要があります。その地形もなだらかでわかりにくいです。(警察の情報によると、このルートは毎年のように遭難騒ぎのある山です。) 今回雪は比較的しまっており潜りませんでしたが、ワカン or スノーシュー必須です。ピッケルは持参せずストックで登りました。また、西吾妻山避難小屋は冬季小屋が解放されていました。 |
写真
感想
稜朋会の山行で、モンスターを見に裏磐梯の西吾妻山に登りました。ラッセル覚悟の厳冬期の山行です。とは言え、スキー場のリフトが利用できてコースが短く楽しい雪山ハイキングでした。(PR:稜朋会ではメンバー募集中です。ご興味のある方はHPを参照してください。http://www.ryohokai.com/)
総勢18名のメンバーが前夜集合、3台の車に分乗して東北道を北上する。天候は徐々に大陸から高気圧が張り出す予想で、一瞬でも晴天を期待。途中のSAで仮眠を取り、早朝にグランデコの駐車場到着。残念ながら吾妻連峰は曇り空とガスの中で見えない。
始発に合わせてゴンドラとリフトを乗り継いでスキー場の最上部に進む。リフトを降りたところで各自ワカン、スノーシューを装着。曇り空の下、スキー場の上部から尾根に取り付き森の中を進む。西大顚までは尾根がはっきりしており先行者のトレースもあるので迷うことは無かった。高度を上げて森を抜けると風と雪が強くなり先が見えない。(視界50〜100M程度?)適時、持参の赤布を残して進む。
西大顚から先は、なだらかな地形になり尾根(ルート)がはっきりしない。トレースも消えてコンパスで方向を確認しながら1時間ほどで西吾妻山の避難小屋に到着。
そのまま西吾妻山の山頂を目指す。まっすぐ高いところを目指して広いピーク(最高所と思われる地形)に出た。標識などは雪の下、ガスで周りは全く見えないまま。ピークだろうと判断したところで集合写真を取って早々に退散した。
帰りは途中、西吾妻山避難小屋の脇で立ったまま行動食(昼食)を取って、来た道を引き返し、2時間半ほどでスキー場まで戻ることができた。
今回、残念ながら展望は全くなく、フードを下げて風と雪の中を進む冬山らしい山行になった。装備はストック+ワカン or スノーシュ。雪は比較的しまっており深く潜ることはなかったが、傾斜のある下りでは登山靴の踵を踏み込める分ワカンの方がスノーシューより適していると思われた。
今月の山行はこれで終わり、個人的には1月の仙丈ケ岳、2月の西吾妻山とも天候に恵まれなかったが、3月、4月の春山に期待したい。
ホワイトアウト時の目印として、どうせ使わないだろうと思いながらも赤布を大量に準備したが、実際に使用する天候となってしまった。
青空の下でモンスターとは出会えず残念でしたが、ワカンをつけ磁石を見て、それなりに楽しく歩けました。
それにしても、下山時に晴れ間が見えてくるのが恒例となってきた気がする。
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